「ふたり」の「他愛のない」日々   作:刃波海苔

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この作品は会話文のみとなります。
この作品には性的な仄めかしが含まれています。
この作品には下ネタとは別の意味で食事中の閲覧には適さない要素が含まれています。
この作品にはミーム的な表現が含まれます。
この作品と二人の会話に意味を求めることはPOPTEAMEPICに意味を求めることと同義です。
H30/11/27 意図した意味から180度変わってしまうとんでもないミスが有ったので修正。
H30/11/30 それぞれのシーンに寒いサブタイトルを設定。不評なら消す。



好き合ってる変態な先輩君と変態な後輩ちゃんがダラダラくっちゃべるだけ


◯けものカップル

 

「先輩、私達ってどうしていつも……」

「こうなんだろうなあ……」

「普通の勉強会……をするはずだったんですよね、私たち」

「どうして大人の勉強会になるんだかなあ……」

「そうですよねぇ。……うーん、思春期だから、なんですかね?」

「あー、そっか……。身体が一番やりたいって思う時期だもんな。しょうがねーか……」

「しょうがねーですよ」

 

◯先輩学

 

「すんすん……ああー……。この匂い好きぃ……」

「お前、ほんとに俺のこと好きだよな……」

「好きですぅ……。すんすん……背中の匂いが一番好きぃ……」

「え、俺って部位ごとに匂い違うの?」

「背中は頼もしい匂いがして、胸元はセクシーな匂いが……します……すんすん」

「なにお前。俺を研究してる学者なの?」

「はい、先輩学を専攻して……すんすん……一年目にすんすん……なります……すんすん」

「え、じゃあ俺の何を知ってんの……?」

「ふふ……では、その立派なお手てを……。ふむ、ふむ……」

「手相占いやってんのね?」

「そんな半端じゃありませんよ先輩。ほれぺろりと」

「おおうっ、何故に舐める……」

「……最近、歯茎がちょっと痛いのでは? りんごを齧ったときにやりましたね?」

「えっ、言ってないよな?」

「あとは……足の爪……左中指を深爪しましたね?」

「なあ、お前は俺の手を見てるんだよな? なんで分かんの……」

「それと、今ちょっとお尻を掻きたいのでは?」

「怖い、怖いよ、お前……そのうち味を知りたいとか言い出すんじゃないよな?」

「それはまあ、今も知りたいです。じゅるり」

「…………」

「先輩? どこ行くんですか、先輩、せんぱーい!」

 

◯1白黒3/3と2白1/2

 

「本日は弁解を執り行いたいと思います。故に、この場の料金は私が持たせていただきます」

「いや、俺が奢るよ、そこは……。で、弁解って?」

「あのですねぇ、ワタクシ、先輩がムカつくことに二人きりのとき付け足すように、挨拶でもするみたいに気軽に言ってくるようにサイコパスでも人肉嗜好持ちでもなんでもなくてですねぇ、ただ単に……好奇心っ。あれは、その、先輩学を学ぶ学徒として至極真っ当な好奇心に因る発言なのですよ!」

「そっか……」

「アイエッ⁉ 無関心、無関心ナンデ⁉ そういう反応取られるとすごい悲しいんですけどぉ! 死因になるレベルのショックもらったんですけど、二点ダメージなんでけどぉ!」

「俺はお前が先輩学なんて胡散臭い学問を真剣に学んでることにショック受けたよ。ショックどころか……えーとあれだよ、稲妻だよ」

「でもですねぇ、昨日のアレは冗談でもあれだったかなあってワタクシ思ったんですよぉ! 実際あなたドン引きしてましたしぃ!」

「ジョークにはそれぞれに相応しい返しってもんが有るだろ。昨日のアレはそういうことだって。それともあれか、肉を削いで食わせてやれば良かったってか? 火でも焚いてうさぎみてーに飛び込めってか?」

「じゅるり……」

「まさかの正解かよ笑えねえよ」

「はっ、今のは……そう! ジョーク。イッツアジョーク! 口で言ってるジュルリなんてジョーク以外あり得ないでしょお⁉ だから行かないでぇ……」

 

◯TPO

 

「ええ……素直に認めましょう。この私には好奇心が有る。人肉の味、とりわけ好きな人のお肉の味に興味が有る……と」

「俺はこれから捕食者を隣に置きながら人生を送らなきゃいけないのか……」

「申し訳ありませんが、そうなります。ところで今のはジョークです。イッツア後輩ジョーク」

「うん、本当になんかこう……」

「でもですねぇ、もう一つ言わせてください。なんで私が人肉食をジョークのネタにしたかって、それは怪談レストランがいけないのです……」

「小学生向けの?」

「小学生向けのです。……そこにあった挿絵がいけないのです。こう、話の内容はあまり覚えてないんですけどね、食べさせられていたお肉が人肉だったとか、その辺りだったと思います。そこで人肉だって分かってしまったときの挿絵がですね、毛だらけの、不潔なふくらはぎを削がれた死体がぶら下がってるって絵でして」

「Oh」

「それからしばらくはお肉を食べれませんでしたし、今も夢に見た日はお肉を食べるのが辛いです。まあつまり、嫌な意味で凄く身近なんですよ、そういうネタが。だから猫を被ってないときはつい口をついて出ると言うか……」

「そーかー、辛かったなー」

「そうでしょう、そうでしょう!」

「そうだな。……でもそれってステーキ食ってるときにする話か、おい」

「ごめんちゃい」

 

◯乳首好きなんですよね?

 

「先輩って乳首好きですよね」

「なんだ、ヤブから棒に」

「だって吸うの長いじゃないですか。まあ比較対象はないですけど」

「長いかどうかは知んないけど……興奮するだろ。今は高校生なのにそのうち俺の子供産んで、母乳でその子を育てるって考えると」

「…………教室に戻りますね」

「おい、休み時間はまだ……、あ……」

 

◯根に持つタイプ。でも根っこはぷちっと切れる。

 

「弁解がしたい」

「どーしたんですか、孕ませ妄想マイスターさん」

「あのな、お前は俺のことを変態だと言ったな」

「言っては無いです。ワンランク上のド変態だとは思ってますがね、母乳先輩さん」

「男はな、みんな変態なんだよ」

「そうなんですか? オレノ・コドモ・ウンデさん」

「ああ、誰もが変態なんだよ。だからな、俺の考えはそこまで変態じゃない、むしろノーマルな部類に入る……っ!」

「ほえー」

「だからな、その……、まだ傍に居てくれ……。頼む……」

「そこは一生傍にいてくれって言ってくださいよ……大丈夫ですよ、ずっと、ずうっと好きですから」

「うっ、ありがとう、ありがとうっ!」

「ふふ、ちゃあんとお嫁さんになって上げますからね。孕ませ妄想マイスターのオレノ・コドモ・ウンデ母乳先輩さん」

「……この前は悪かった」

「これで一つ、あいこということに」

 

◯彼氏を付き合わせて再現する寿司構文は楽しいか?

 

「大変です、先輩! 風紀委員長が恋愛禁止にしたほうが良いのではって校長先生に提案してるみたいです!」

「なんだって⁉」

「なんでも『仲のいい男女を見ると風紀の乱れを感じて自分達の仕事は無意味なのかと感じて、涙が出てくる』なんて言ってるみたいっス!」

「風紀委員長め……自分がモテないからって腹いせで生徒から恋愛と親交の自由を奪うなんて、許せない……!」

 

◯楽しかったのね

 

「……これで良いのか?」

「はい! 文句無しです!」

 

◯レ○パー死すべし、慈悲はない。

 

「ぜんぱぁい、ぜんぱい……!」

「おうおう、泣け泣け。怖かったな……」

「ひぐ、ぐす、ぐず……っ! だって先輩、学歴が……!」

「なあに、お前を助けられりゃ高校中退になっても大したことねえよ。それより、大丈夫か? どっか痣になってないか? くそっ、風紀委員長の野郎……ぶっ殺してやるぞ」

「それじゃ退学どころか捕まっちゃいますよぉ……」

 

◯ゆうとうせい

 

「先輩、二週間ぶりですね!」

「おう、二週間ぶり。……風紀委員長はどうなった?」

「なんでも退学だとか……。しかし、校長先生も意外ですね……普通、庇い建てするものなんじゃ?」

「そうだよな。自分の息子だし、学校の評判落ちるしで良いこと無いだろうに……」

「風紀委員長、すっごい驚いた顔してましたからいつもはそうなんでしょうね」

「まあ、あれだな。真面目に生きてると良いこと有るってことだ。な、優等生」

「えへへ」

 

◯安心するのはまだ早いぜ!

 

「先輩、もし私がゴブリンに犯されて妊娠したらどうします?」

「ホント神経太いよな、お前……。まああれだ、皆殺しで」

「ゴブリンを?」

「ゴブリンが何か知らんけど……まあ、ゴブリンを」

「産まれてくる赤ちゃんもですか? 絶対ゴブリンが産まれるらしいんですけど」

「うーん……それ、は……」

「あ、因みにゴブリンの見た目と生態と性格がこちらになります」

「…………あー、ごめん。本当にごめん。たぶん殺す」

「ですよね。……つくづくファンタジーに生を受けなくて良かったです」

 

◯ふふふ……

 

「セックス!」

「ぶっ⁉ げほ、げほ……」

「セックス……セックス……みんなセックスし続けろ……!」

「え、なに、なんなの?」

「実験です」

「ええー……。なに、お前いじめられてんの? これはなにかのSOSなの? お兄さん心配になってきたよ……」

「実験と言ったでしょう! これによってセックスと叫べば先輩は大いに驚くという結果を得ることができました。有意義でロジカルです」

「何を言ってるか分からんが、とにかく凄い阿呆だ……」

「ふふふ……」

 

◯不毛なり……でも楽しい。

 

「寝ましょう」

「寝るか」

「と思ったけどしりとりスタートで」

「いいぞ」

「……からす」

「すいか」

「かす」

「……すか」

「カマス」

「…………すごか」

「ええーそれ有りですかー?」

「じゃあ無しで……すり身」

「ミス」

「すす」

「……スミス」

「えっ、人名かよ……」

「職人って意味も有りますから、多少はね?」

「そうなのか……。じゃあ、()

「くっ、『す』攻めなんて、卑怯な……!」

「お前から始めたことだぞ。さあ、どうする」

「……酢締め」

「めんこい」

「いかつい」

「いかがわしい」

「いがい」

「いい」

「い」

「いかい」

「いいんかい」

「いたい」

「……いこい」

「もうやめにしようぜ」

「やめましょうか」

 

◯責任を持ちましょう

 

「先輩、先輩。この後輩、この世で最も暖かい場所を見つけました」

「どこだ」

「貴方のアームです。腕の中です」

「そうか……」

「ふふ……ぎゅっ、てしてくれるともっと暖かいですね……」

「そうか……」

「うきゃーっ! 頭なでなでのコンボらめぇ、心がポカポカしちゃうのぉーっ!」

「そうか……」

「んむっ、きす、キスゥ⁉ もうこれはあれですよね、今からしっぽり……ってことですよねぇ⁉」

「寝るぞ……」

「ああん、いけずぅ……。もっかい、もっかい抱きしめてくださいよぉ……」

「おやすみ……」

「んもうっ、せんぱいの……えーと、えーと、堅物……?」

 

 

「なあ、俺さ、なんで下半身真っ裸なの?」

「……てへっ」

「……ゴムは」

「……ペロっ」

「お前なあ……! はあ……とりあえず産婦人科に電話すっか」

 

◯責任を持ちましょう「に」

 

「ごめんなさい先輩」

「なんだベソかいて。今度は何やらかし……っ、お前、これ……」

「うへ、うへへへへ……責任はとらなくても、だいじょぶ、です……。私が馬鹿やってこうなったんだから、そもそも先輩には責任無いですからっ……!」

「お前、次そんな事言ってみろ! 引っ叩く……のは痛そうだからやめて……とにかくなんかするぞ!」

「ぷふっ、なんか、なんかって……」

「ええい、とにかく俺はお前が好きなんだよ! どうしてそんな相手を引っ叩ける、捨てられる!」

「それにしてもなんか、なんかって……ひひっ、ひっ……」

「とにかくな、産みたいなら父親になる。産みたくないなら、その為の費用とかを全部持つ! 俺が蒔いた種なんだからな」

「……じゃあ私、先輩のお嫁さんになって良いですか?」

「当たり前だろ! 嫁に来い!」

「先輩……大好きです」

 

◯夢オチなんてサイテー!

 

「という夢を見ました」

「まさか起き抜けで下半身が脱げてないことに感謝する日が来るとは思わなかったわ」

 

◯けものカップル2

 

「で、結局こうなるのか……」

「こうなっちゃうんですよねえ……ほら、私達って思春期ですから」

「しょうがねえか……」

「しょうがねえですよ……」

 

◯ライアーゲーム

 

「せんぱいたいへんですせーりきません」

「良し、責任取る」

「嘘です」

 

◯グッドだー!

 

「やめ、許して……!」

「だめだって。サイコ染みた嘘つきを卒業するには嘘を本当にするしかないだろ? だからちゃんと妊娠しないと……」

 

◯でも結局大好き

 

「生理来ましたよ、鬼畜先輩」

「前は本当に悪かったな嘘付き後輩」

「でも、大人になったら本当に妊娠してあげますからね。大好きな先輩の赤ちゃん」

「そんときゃ頼むわ、よろしくな。……世界で一番可愛い後輩?」




ここまで読んでいただき、本当にありがとうございました。
会話文だけで書いたのは初めてですが、非常に楽でした。今までの難易度をHabanori Must Dieとするなら今回はEASY AUTOMATICでしょうか。デビルメイクライやったことないですが。
ついでに書いてて……まあ恐らく楽しかったと思います。
ですが、もう書かないと思います。「らく」が過ぎたので。
あと、本文に問題が有るようならR18に移します。
以下どうでもいい設定

後輩ちゃん
変態。
神社生まれで由緒ある巫女の家計。次女。
母親似の姉が居るが、自分は父親似。性格も表面上はともかくあまり似てない。
初恋は中学二年生のときで、そのときは中二病系負けヒロインだった。
普段は猫を被っていて上品で清楚なお嬢様でいる。
本当の自分を曝け出せるのは先輩くんと二人きりの時だけ。
趣味の範囲は深く広い。まるで小坂か岡田の守備範囲みたいだあ……(直喩)。
ネットに強い。
先輩くんとの関係は家が決めた婚約者。
初めは好きでもなんでもなかったが家の都合で同居している内に好きになっていた。
先輩学の権威。

先輩くん
変態。
由緒ある鍛冶屋の家計。
初恋は小学生のときで後輩ちゃんの姉。
普段から割と本編みたいな感じ。
趣味の範囲は浅く狭い。無趣味。
結構いい身体してる。鍛冶屋として木刀振ったりでトレーニングしてるからね。
昔はサッカー選手になりたかったが鍛冶師になることが決定付けられていたので諦めた。
後輩ちゃんと婚約しているが、実は鍛冶屋で作っている物が原因だったりする。
冷めた鉄みたいな、と言われたりするけど後輩ちゃんのことは基本大好き。
というか先輩くんの心を温めることができるのは後輩ちゃんだけだったりする。
誰にも言わないどころか自覚も無いけど後輩学に精通している。
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