「ふたり」の「他愛のない」日々   作:刃波海苔

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単発の予定だったのに続けてしまったせいで微妙に不憫っぽい過去を背負わされた先輩と彼を愛する後輩のお話も三話目となりました。
そろそろマンネリズムに悩まされる頃です。
……ところでですね、(わたくし)他人(ひと)様の作品に影響を受けたり、感激しやすかったりする(たち)でして……それをね、自作に無意識的に反映しちゃったりとかも良くしちゃう人間でして……。
まあ何が言いたいかって、その、ねぇ?
……どうして投稿したんだ???? と言いたくなること請け合いです、はい。
今回は正直、見られたものでは無いので見てはいけません。

この作品は会話文のみとなります。
この作品には性的な仄めかしが含まれています。
この作品にはミーム的な表現が含まれます。
この作品と二人の会話に意味を求めることはPOPTEAMEPICに意味を求めることと同義です。
やっぱり投稿しないほうが良かったかもしれない


先輩くんと後輩ちゃんはやっぱり仲良し

◯ピクニックの帰り道〜足を挫いて

 

「大丈夫ですか、重くないですか?」

「軽い。もっと飯を食え」

「……もっとぽっちゃりしてるほうが好みですか?」

「どんなんなっても好きだって、俺は。……でもよ、羽みてーに軽いとな、流石にちょっと不安になる」

「……ふふ、大丈夫ですよ。ボディマス指数的には普通体重ですから」

「つまり?」

「ぜんぜん平気ってことです。ほら、先輩は力持ちですから」

「そうか?」

「そうです。むしろ最近ちょっと食べ過ぎなんですよ? 先輩と食べるご飯、おいしいから……」

「……俺もさ、美味いと思ってるよ。お前と一緒に食う飯……」

「そうですか……そうですよね!」

 

◯過保護?

 

「あひい、冷たひ……いと冷たひ……。あとついでに圧迫感……これとっちゃダメですかぁ?」

「ダメに決まってんだろ……」

「むぅ……。でもたぶん軽傷ですよ?」

「ダメだっつーの。……油断してるとこの先、走んのがしんどくなるぞ」

「……はーい」

「晩飯は俺が作るから、ゆっくり休んどけ」

「えっ。……自分の分が異様に塩辛いとか無しですからね、あんなの食べてたら若死にしますからね」

「分かってる。足吊ったまま、部屋で食えるのが良いよな?」

「……そんな感じで鶏さんをボリューミーに食べたいです」

「あいよ。じゃ、作ってくるから」

「いってらっしゃーい。…………ずっと前もこんなこと、有ったっけ」

 

◯成長〜かいき(回帰)

 

「おお、唐揚げ丼……」

「この前一緒に作ったからな。揚げ焼きにして、キッチンペーパーで油を切ってる。野菜だけど、敷いてる葉野菜だけじゃちょっと厳しいか?」

「いえ、大丈夫です。――いただきます。……美味しいです」

「……お前が教えてくれた料理だからな、美味くて当然だろ」

「ふふふ、もっと褒め称えるがいいですよ。……それはそれとして一つ拝借!」

「あっ、てめ……!」

「……大丈夫ですね、ちゃんとした味加減ですね」

「ああ。俺はもう大丈夫だって……お前の料理が美味いのも嘘じゃねえ」

「えっ……!」

「気になってたんだろ? 俺がちゃんと味分かってるかって。……もう大丈夫だ、ありがとよ」

「っ、えへへ、そっか……。良かった……」

「お前の作るお浸しとかも好きだぜ、俺。……よっしゃ隙有り!」

「あっ、とんないでくださいよ、泥棒!」

「先にやったのはお前だろ?」

「復讐心は悲しみの連鎖を生むだけですよ、先輩」

「なら俺の丼に箸を伸ばすのをやめろっての!」

 

◯風呂へはお姫さま抱っこで運んでもらった

 

「先輩、背中流しますね」

「頼む」

「いつ見てもガッチリしてますね……。頼もしい背中……」

「そうだろ? 触ってて分かるだろうけど鍛えてるからな。……お前のことだって、軽く背負える」

「(ドヤ顔かわいい……)」

「……その、もっと頼ってくれてといいんだぞ? 一応年上なんだからよ」

「…………ああ。おぶってくれようとしたの、遠慮したのはですね、太っるの知られたくなかっただけですよ」

「本当か?」

「ええ。いっつも頼りにしてますよ、先輩」

「……ありがとう」

 

◯先輩学

 

「先輩の膝の上はなぜ落ち着けるのか……」

「その、お前を乗っけてるとな、ドキドキする」

「ふふ、それはきっと私達が好き合ってるからでしょうね? 先輩学と優秀な頭脳に基いてきゅーいーでぃー。証明終了です」

「……先輩学とやらは数学なのか、哲学なのか?」

「どっちかと言うと生態と心理ですね」

「どっちでも無いじゃねーか……」

 

◯お休み前

 

「明日は日曜日ですね……」

「そうだな……足、痛むか?」

「ですね、明日はちょっと家で……」

「そうか。まあ、お前と二人なら楽しいからな……」

「……いつでも?」

「どこでも」

「……言質は取りましたよ」

「へ?」

「…………(フフフ……)」

「……もう寝たのか」

 

◯作者がニコ生で見たからとかでは無い。決して。

 

「先輩、今日はゆっくりするついでにこれを見ましょう」

「なんだそれ? 消臭剤みてーなタイトルのアニメだな……」

「違います。先輩が馬鹿にしくさってくれたロボットが出るアニメです!」

「……バカにしたか? そんな覚えはねえが……」

「せからしか! 良いからね、ごちゃごちゃ言う前に見ましょうよ。私ね、これに結構なお金を使っちゃったんですよ……ごしょごしょごしょ……」

「いいっ!? そんなに……」

「だから、ねっ? 見ましょうよ……先輩に布教するために買ったんです。だから先輩が見なきゃこのBOXを買った意味が減ってしまうんですよ……それは精神衛生上いい事じゃないです……」

「そうなのか……」

「ええ。……これはいいぞぉ、ジョージィ……。感動の連続だぞぉ、ジョージィ……」

「……わあったよ。分かったからその地獄の底から響くような声をやめろ」

「さっすが先輩、愛してます!」

「お、おう……」

「(まあ今言った値段はシリーズ全部を合わせた値段なんですけどね!)」

 

◯Q.乗り気じゃない彼氏を誘って見るアニメは面白いか?

 A.面白かったです!

 

「いやさぁ、アニメなんて馬鹿にしてたさ。……がね? いや味わい深かったって感動したぁ……」

「なにを言ってるんだ、お前?」

「先輩学の権威として先輩の思考プロセスは把握しています。読心することなんて簡単です」

「なんかゲスっぽいし、馬鹿にしてなんかねえって。まあ感動したのは合ってるけどよ……。――帰ってこれたんだな」

「ええ……。歌の通り、帰ってこれたんです」

 

◯自分の名前をメニューに付ける……極めて傲慢かもしれないルールだ

 

「はい、今日のご飯はごろっと具沢山のカレーです。後輩カレーとでも呼んでください」

「いただきます。……っ! 旨味がすげえな……」

「ふふふ……まず具材を煮溶かして、それから別で炒めた具を投入して、味が染みるように、形が残るように煮込んでいるのです。自身作ですよ」

「すごいな……もしかして、今朝めっちゃ早起きしたって言ってたのって」

「フフフ……これのためです」

「たびたび抜け出してたのも……」

「フフフ……それもこれのためです」

「……買うほど楽しみにしてたアニメだったのにやってくれたんだな……」

「ふふん、まあ私は一回放送を見てますから。抜け出してたのは別に見逃してもって感じのときですし」

「……ありがとうな」

「えへへ……美味しく食べちゃってくださいな」

 

◯ルビーのように紅く、新雪のように白く

 

「カレー臭大丈夫ですか? 臭いませんか?」

「ああ、ねえな……俺も大丈夫か?」

「すんすん……大丈夫です、イッツオーライです」

「ん、そうか……その……」

「ガウン、するっとほどいちゃってください」

「……分かった。……っ!」

「どうですか? 気合入れて選んでみました」

「……すごく、綺麗だ。白さが際立って……」

「肌じゃなくて、下着です、下着! ……嬉しいですけど」

「あ、ああ。よく分からねえけど……すごく色っぽい。……透けてて、レースとかで……」

「ふふん、そうでしょう、そうでしょう! 生唾飲んじゃいます?」

「飲む。めっちゃ飲む」

「そうですか……とっても嬉しいです。……待たせちゃってごめんなさい……好きにしていいですよ。私の体……」

 

◯テクニカルな朝チュンを書いたまでだ

 

「ん……すずめさん、ちゅんちゅん……」

「起きたか」

「おはようございます……いまなんじですか?」

「七時四十七分だな」

「うにゅ……しちじ、よんじゅうななふん…………七時四十七分⁉」

「大丈夫だ。それよりベッドから降りるとき気を付けろよ?」

「いやいや、やばいですよ、まずいですよ! 急いでおべんと作らな、いだあっ⁉」

「大丈夫か⁉」

「腰が……バランス崩して足首が……! ギギギ……」

「……持ち上げるぞ」

「お願いします……」

 

◯一緒に食べよう

 

「お風呂浴びてきました……」

「カレー、温めといたぞ」

「……先輩は結構先に起きてたんですよね?」

「ああ。飯以外は全部済んでるし、弁当は作ってある」

「もう、起こしちゃってくださいよぉ」

「いや、昨日遅かったしあんまり気持ち良さそうに寝てたからよ……」

「むう、そうですか……。いいでしょう、気遣いに免じて、許してつかわす」

「ははー!」

 

◯「お前、どっか悪いのか?」

「勝手に触るな! ……ストレスによる胃酸の増加を抑える薬だ。……このアニメを視聴していると、胃が痛くなることがある……」 

 

「ただいま帰りましたーん」

「お帰り、どうだった」

「いつも通りです。……あ、足のことは心配されちゃいました」

「ん、そうか。もう大丈夫なのか?」

「ただ歩くぶんなら大丈夫です」

「そうか、良かった。……なあ、あれって……続編有るんだよな?」

「……見ちゃいます? 見ちゃうんですね……」

「……誰かがいなくなるのか」

「……」

「見るよ、それでも」

「……そうですね、見ましょうか。……先輩は知るでしょう。『対価を払えよ。そういう作品だぜ』という呟きの意味を」

「なんだそりゃ」

 

◯必ず傍に寄り添う

 

「なあ……」

「いなくなりませんよ」

「いや心読むなよ……」

「いいじゃないですか。二人で幸せを倍にする、そんな関係なんですから。どうせそのうちですね、つーとかーで分かり合えるようになるんですから」

「……それもそうだな」

「はい。……事故とか、そういうの気を付けますよ。あとは出来るだけ一人で帰らないようにとか、怪しいところとか物には近寄らないとか」

「……そうしてくれ」

「そういうのに気をつければいなくなりませんよ。世の中ドンパチやってる国に比べればずっと平和なんですから……ヨボヨボになっても一緒にいますから、覚悟しててくださいね?」

「……ありがとう」

 




ここまで読んでいただきありがとうございました。
言いたいことは分かっています。ご覧のありさまです。ごめんなさい。
気が付いたときには取り返しの付かないことになっていました。
先輩後輩イチャラブ物……もとい、蒼穹のファフナーのテクニカルな宣伝をご覧いただきありがとうございました。面白いのでおすすめです。ついでにスーパーロボット大戦UXもおすすめです。
二度とこんなことは有りません、ごあんしんください。
オタク設定なんて付けないほうが良かった……
おっとぉ、お気に入り解除にカーソルか指を置こうとするそこの君!
拙作を楽しんでくれてるかは分からないが、次回は剣士さまと巫女さんパートだぞ!
今回みたいにオタッキーが過ぎるところなんて無いぞぉ!
良いのかぁ? 見逃してしまっても良いのかぁ!
……ごめんなさい、調子に乗りました。

以下どうでもいい設定

「今回胃に悪いアニメをむりやり見せられるという祝福を食らったがなんだかんだハマった先輩くん」
続編の開幕デスポエムで絶句した人。
好きなキャラは主人公の父親。こんな頼もしい父親がいれば母親も死なずに済んだと心の中で泣いている。
後輩ちゃんと今の家に移り住むまでテレビが家に無かったか見せてもらえなかったのであんまりアニメを見たことが無いし、知らない。
電気屋さんでディスプレイ表示してあるのを見たり、すごく小さい時に託児所的なところで見たことが有る程度。
ゲームも同じような感じなので学校ではイジメられたり、見下されてたかもしれない。
アニメとゲームに憧れてたので見たかったけど、もう高校生なのに変じゃないかと思って意識的に避けていた。
……バカにしていないと言っているが、実は結構前に「ひょろひょろねじくれた変なの」と言っている。
自我が再形成され始めた頃で精神的にもう少し幼い頃にROBOT魂で遊んでいる後輩ちゃんを見て『取られた』と嫉妬して放った言葉である。覚えていない。
料理は疲れて帰ってくる母のために頑張っていたのと血縁上の父親にやらされていたのでできる。


「バカにされてムカついたとは言うが、それは建前で本音は純粋にアニメを見せてあげたいと思っていた後輩」
かと言って胃を攻撃するアニメを見せるのは如何なものだろうか。
敵意を持たずに善意で攻撃するという部分で見ると奇しくも敵キャラそっくりである。
因みに見せた順番は時系列順。
先輩が大好きなので思考プロセスを想像(妄想)して読心できる。きもちわるい。
最近ほんのり太ってきたがまだまだ全然スレンダーである。
それどころか男目線で見ると寧ろ色っぽく見えるので正確には肉が付いてきたと言うべきだろう。
好きな色は深海を思わせる濃紺だが、ルビーのような赤が似合うとよく言われるので勝負下着はそんな色にしてる。
料理も平均以上にできる。得意料理は牛肉の赤ワイン煮込み。
足を怪我しているとみんなに心配されるくらいには人望が有る。
クラスのナード連中に「おっぱいがデカくてオタクだったらFGOのおっきーだよな」とヒソヒソ言われていてそれを聞くたびに胸に手を当てる。がんばれ。
……今回は作者に思考をやや侵食されてしまった被害者。次に登場したときは元に戻る、絶対に戻るので許して……。

先輩の認識

ガンダム:オルフェンズとかいうのがやってた気がする。話題にしようとすると後輩が怒る。
エヴァ:何それ。
マクロス:何それ。
ギアス:後輩が見てた気がする。おうぎ死ねとかなんとか。
蒼穹のファフナー:後輩と一緒に見たアニメ。アニメって子供じゃないと見ちゃいけないんだと思ってたけど、そうじゃないって言われた気がした。面白かった。
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