三度目の歌   作:ADONIS+

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6.引越し

 原作開始三年前。西暦2006年に水蓮寺一家が南アタリア島に引っ越しする事になりました。

 

 この南アタリア島とは小笠原諸島の南端に位置する島で、1999年7月に外宇宙から飛来した異星人の巨大宇宙船が落下した島です。

 

 宇宙船落下後に、この南アタリア島はマクロス修復の為に労働者や軍関係者が生活する市街地が作られた。更にそれらの人々を対象としてサービス業の民間人が入植しました。ちなみにうちの両親はこのサービス業をやっています。

 

 こうして私を含めた家族はめでたく原作が始まる南アタリア島の島民になりました。といっても南アタリア島に実際に住むことになる水蓮寺ルカは私ではなくて、コピーロボットだけどね。

 

 なんでこうなったのでしょう? いくらなんでもマクロス進宙式がある島に入植する事はないでしょう。

 

 これは死亡フラグというやつですか。それともご都合主義という事でしょうか。本当にどうなっているんでしょう。

 

 いや両親が商売の機会を求めて入植したのはわかりますよ。その商魂のたくましさは結構ですが、なにも南アタリア島はないでしょうに。

 

 いや、待て待て。逆に考えてみましょう。確か原作では地球人は100万人しか生き残っていません。その内枠を考えてみるとマクロスにいた軍人と民間人合わせて10万人と、地球にいた90万人です。確か当時の地球には約100億人いた筈なので、その中の僅か90万人しか生き残っていないという結果でした。

 

 こうして考えてみると、南アタリア島民の生存確率は悪くない。いや地球上にいるよりは遥かにマシかもしれません。

 

 勿論、私の原作介入がちゃんと成功するなら他の場所の方がいいでしょう。しかし、成功確立は高いとはいえない今では、反対するべきか悩む所ですね。

 

 第一反対するとしてもその理由は言えない。まさか「あの島に異星人が攻めてくるから危ない」なんて言うわけにはいきません。私は精神病院にぶち込まれたくありませんよ。

 

 仕方ありませんね。ここは運に期待するとしましょう。こういう場当たり的に対応は好きではないけどね。

 

 

◇ ◇ ◇

 

 

 こうした地球のトラブルもありましたが、監察軍では割と順調に進んでいました。

 

 歌エネルギー変換システムを使った当初は一万チバソングもありました。(熱気バサラでも最初は三千チバソング)

 

 目標は原作開始までに二十万チバソング超になることです。熱気バサラもできたことなので私も不可能ではありません。私だってアニマスピリチアを持っているのです。

 

 そうそう、バサラは銀河に向かって歌を歌っていましたが、トリッパーである私は三千世界に向かって歌を歌ってみましょう。

 

「無限の世界よ。私の歌を聞けぇぇぇーーー」って、いいと思いますね。うん、燃えて来たよ!

 

 

 

 現在は可変戦闘機を操縦する為にエクスギアを参考に特殊な飛行パワードスーツを製作しています。何でエクスギアを使わずにわざわざ新しく作るのかですか? それはぶっちゃけると見た目が良くないからです。

 

 あれって、IS(インフィニット・ストラトス)の一種なんですが、宇宙服に装甲を付けたゴテゴテした外見なんですよ。それだけにライブに使うのはちょっとね(汗)。

 

 まあ、ISだから別に宇宙服みたいな感じでなくてもシールドエネルギーさえあれば宇宙空間でも生存可能です。

 

 だから宇宙服みたいな気密性の高い格好である必要はなく、アイドルが使うステージ衣装のような外見のISでも宇宙空間で活動可能です。元々ISはそういう物ですから。

 

 最もその場合、シールドエネルギーがなくなると死亡してしまうから、いざという時の生存率は下がりますね(汗)。

 

 それと私が使う機体ですが、可変戦闘機ルシファーに決定しました。このルシファーというのはVF-27(マクロスF)を原型としているブリタニア帝国の機動兵器です。

 

 私としては旧式のメサイアでも良かったのですが、機種変更が進んでいたので、メサイアは生産が打ち切りになっています。だから選択の余地がなかった。

 

 最もブリタニア軍はあくまで兵器として扱うのに対して、私はライブの小道具という扱いなので、ブリタニア軍と私ではルシファーの使い道が違いすぎる。だから専用の改造はしました。

 

 具体的には肩部のミサイルランチャーを廃止して、小型のフォールドスピーカー(マクロスF)を搭載している。

 

 次にビームマシンガンなどの武装の代わりにスピーカーポッド(弾体に内蔵されたスピーカー)を撃ち込むランチャーポッドを装備しているが、これは空気が無い宇宙空間で周囲の機体や構造物などの中に音を伝達するための装備だ。

 

 また、サウンドブースターを換装装備としており、量子変換によって切り替えが瞬時に可能となっている。というふうに本当に色々やっていますね。

 

 ここまで記載すれば一目瞭然ですが、このルシファー・ルカカスタムは熱気バサラのファイアーバルキリーを参考にしています。というよりも殆どそれのパクリですね。

 

 それだけにブリタニア帝国軍のパイロット達からはゲテモノ扱いされていますよ。これはライブ機能と見た目重視で生存率の低いISも同様です。

 

 これはルシファーからトロニウム・バスターキャノンやレールガンなどの武装もオフミットした所為でもありますが、軍用機ではないので別にいいですよ。




解説

■シールドエネルギー
 エクスギアに採用されているIS世界の技術で、宇宙空間でもパイロットの生命活動を守る機能があり、強力なGも防いでくれる。シールドバリアーを展開しており、それが破られパイロットの生存が脅かされる攻撃を受けると絶対防御が展開されてパイロットを守る機能があるがその防御にも勿論限度があり、それを上回る攻撃を受けるとパイロットは死亡してしまう。

■メサイア
 元ネタはVF-25(マクロスF)で、ブリタニア帝国で千数百年もの間使われていた可変戦闘機。元々の設計が優れていたので改良に改良を重ねて長きに渡って使われていたが、現役引退となり、現在では旧式機として使われる機会が少なくなっている。

■ルシファー
 元ネタはVF-27(マクロスF)で、ブリタニア帝国で使われている主力可変戦闘機。ISやガンダムWなどの様々な世界の技術を取り入れており、一般兵が扱う量産機でありながらチートスペックを誇る。

■換装装備
 ルシファーに使われているIS世界の技術で、オプションパーツを量子変換してデータ領域に格納しており、装備の出し入れや切り替えなどが瞬時に可能になっている。

■ミサイルランチャー
 ルシファーの肩部や足部に搭載された火器。従来はミサイルを装備すれば火力が上がるものの、その分機体の重量が増加してしまい、被弾時にはミサイルが誘爆してしまうリスクも伴っていた。しかし、ルシファーはデータ領域を応用してミサイルを使用するときのみデータ領域からミサイルを実体化させて使用するという手段を取ることで機体の軽量化とダメージコントロールの改善に成功している。また、データ領域にミサイルを事前に入れておけば一度の出撃でミサイルを何回でも使えるという利点もあって火力も大幅に向上している。

■トロニウム・バスターキャノン
 バンプレイオス(第三次スーパーロボット大戦α)のハイパー・トロニウム・バスターキャノン(天上天下一撃必殺砲・改)を監察軍で改良したトロニウム・エンジンのトロニウムエネルギーを加えて発射するルシファー最強武器。ブリタニア帝国軍ではこのトロニウム・バスターキャノンは火力こそ大きいものの武器が大きすぎて本体の機動性を損ねてしまう為通常は装備せずに、ここぞというときにデータ領域から呼び出して使うという、まさに必殺技としての運用がなされている。

■レールガン
 砲弾を電磁加速して放出する武器。ディストーション・フィールドを展開するルシファーには並大抵のビーム兵器では有効ではないためどうしてもレールガンやミサイルのような質量攻撃が必要になってしまう。その為、ルシファーの標準装備としてデータ領域に入れる事になっている。
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