暗殺教室 ~超マイペースゲーマーの成長(?)譚~   作:黒ハム

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タイトルを変えました。
『暗殺教室 in ゲーマー』から『暗殺教室 ~超マイペースゲーマーの成長(?)譚~』です。
理由としては感想でタイトルについて言われて、「あ、確かにこのタイトル何かおかしくね?」と作者自身も思ったためです。ご指摘本当に感謝します。
こんな作者が書く作品ですがこの先もよろしくお願いいます。


修学旅行の時間

 修学旅行。それは……

 

「なんだろう?」

 

 まぁ、何でもいいや~。

 

「風人君。カルマ君。同じ班にならない?」

「いーよ~」

「オッケー」

 

 やったね。渚の班で決まった。余り物回避だ!

 

「えぇー大丈夫かよ。特にカルマ。旅先で喧嘩売って問題にならねぇよな?」

「へーきへーき。旅先での喧嘩はちゃんと目撃者の口も封じるし、表沙汰にはならないよ」

「おぉ~賢い~」

「感心してる場合かよ!……というかやっぱあいつ誘うのやめようぜ」

「でも気心知れてるし……」

「で、面子は?渚君に杉野に風人に茅野ちゃん……」

「あ、奥田さんも誘った」

「七人班だからあと一人女子いるんじゃね?」

 

 あ、そういえば。

 

「大丈夫だよ。あと一人はもう決まってるよ」

 

 すると五人とも僕の方を見る。え?何か顔についてる?

 

「あぁ。風人の保護者か」

「和光君の御目付け役ですね」

「なら安心だね」

「うん。異議なし!」

「本人には確認とった?というか、コイツの監視役はあの人しかできないと思うんだけど」

「お前が言うなって。本人も『風人君と一緒の班じゃないと問題があるかな』って言ってたからオッケーだ」

「なら、いっか」

 

 あれ?話についていけないの僕だけ?

 

「で?あと一人の女子って結局誰なの~?」

「え?風人君。本気で分からないの?」

「うん~」

「私だよ。風人君」

 

 振り返ると有鬼子が立っていた……………………えっ?マジで?

 

「というわけで残りの一人はクラスのマドンナ。神崎さんで」

「「「異議なし」」」

 

(神崎さんはそこまで目立たないけどクラスの皆に人気がある。彼女と同じ班で嫌な人なんていな――)

 

 なわけあるかぁー!

 

「異議あり!ここに僕の気ままで自由な修学旅行を阻止しようとする人がいます!」

 

(――どうやら風人君は別らしいね。ただ、嫌悪とかそう言うのではなさそうだけど……)

 

「じゃあ、風人君。聞くけど、いつ修学旅行に行くか知ってる?」

「知らない」

「……旅行先は?」

「北海道から沖縄までのどっか」

「…………班員とはぐれる可能性は?」

「99.9%!」

「「「よし、この七人班で決定だね!」」」

「えぇぇっ!?今の会話でなんでそうなるの!?」

「いや……どう考えても風人君。君は神崎さんの力が必要だと思うよ」

「この前の全校集会へ行く山の中でさえアレだったもんね」

 

 苦笑する四人と、渚に何があったのか聞いてるカルマ。そして、

 

「あはは。風人そんなことしたんだ。これは神崎さんにはしっかりと見てもらわないと。てか、一層のこと首輪とリードでもつけたら?」

「それはさすがに私が恥ずかしいかな」

 

 え?僕の心配は?

 

「ふっ。ガキねぇ。世界中を回った私には旅行なんて今さらだわ」

「じゃあ留守番しといてよビッチ先生」

「花壇に水やっといてー」

「ついでに雑草とかもよろしくー」

「あぁもう!私抜きでそんな楽しそうな話しないでよ!」

 

 一方のビッチ先生。あの人はあの人で平常運転らしいです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 体育の時間。いつも通りの授業の後、烏間先生から僕らに話があるそうだ。

 

「さて、来週から二泊三日の京都修学旅行だ。君らの楽しみを極力邪魔したくはないがこれも任務だ」

 

 なるほど~向こうでも暗殺だね。

 

「京都の街は、こことは段違いに広く複雑。しかも君たちは廻るコースを班ごとに決め奴はそれに付きあう予定だ」

 

 あ、そういう予定なのね。

 

「スナイパーを配置するには絶好のロケーション。既に国は優秀なスナイパーを雇っている。成功した場合。貢献度に応じて百億円の中から分配される。暗殺向けのコース選びをよろしく頼む」

「「「はーい」」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そして再び教室。決まった班ごとにどんなルートで回るか相談している。

 

「決まったら教えて~あ、甘いもの食べた~い」

「ダーメ。風人君もしっかり話を聞いてメモを取っておくの。分かった?」

「……ちぇー」

 

 やれやれ。仕方ない。ゲームの作戦行動表っぽく書くか~。

 

 ガラッ

 

 殺せんせーが入ってくる。……何だろうあれ?辞書?

 

「一人一冊です」

「何ですかそれ?」

「修学旅行のしおりです」

 

 次の瞬間、僕の手には分厚い修学旅行のしおりが一冊。あれ?見た目通り重くない?

 

「辞書だろコレ!」

「イラスト解説の全観光スポット、お土産人気トップ100、旅の護身術入門から応用まで、昨日徹夜で作りました。初回特典は組み立て紙工作金閣寺です」

「おぉー!!組み立て紙工作金閣寺!ねぇね。今作り始めてもいい?いい?」

 

(((な、なんか一人、物凄い喰いついてる……)))

 

「ダーメ。そういうのはお家に帰ってからしてね。今は話し合うの」

「……はーい」

 

(((そしてやっぱり神崎さんが保護者にしか見えねぇ……)))

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 修学旅行前日の夜。

 

「はい。もしもし~」

『もしもし風人君?私だけど……』

「私私詐欺?ごめんなさい~。お金は持ってないです~」

 

 オレオレ詐欺の親戚だろうか。全く、怖い世の中だ。

 

『……神崎です。風人君』

 

 あ、有鬼子か。それならそうと名乗ってほしい……って、スマホだから着信の相手見ればよかったじゃん~。うっかり~。

 

「それで~何の用ですか~言われた通り荷造りは済ませましたよ~」

 

 ついでに家出の準備も万全だ!いつでも家を出られるね!

 

『それはよかった。明日の集合場所覚えてる?』

「現地集合でしょ?もちろん覚えているに決まってるじゃないか~」

『……はぁ。東京駅のホームだよ』

「……惜しかった」

『惜しくないからね?京都駅と東京駅だとかなりの違いだからね?』

 

 惜しかった。『京』と『駅』の漢字二文字が合ってただけ進歩だ。あと文字数も合っていた。実に惜しい。これがテストなら△はもらえる解答だろう。

 

『そうそう。明日も迎えに行くからそのつもりでね』

「はーい。あ、組み立て式金閣寺は持ってく~?」

『組み立て式金閣寺?……しおりの特典のこと?持ってかないよ』

「じゃあ、飾っとこうっと~」

 

 僕のまとめたしおりもあるけど、まぁ、殺せんせーのも持っていこうかな~。可哀そうだし~

 

『ねぇ、風人君』

「どうしたの~?」

『私って……』

「私って?」

『…………ごめん。やっぱりなんでもない』

「そう?」

『じゃあ、また明日ね。あ、しっかりと寝るんだよ?楽しみすぎて寝れませんはダメだからね』

「うん~また明日~」

 

 そう言って電話を切る。うーん。何を言いたかったんだろう~?まぁいいか~

 よし、寝よう。おやすみ~




オリ主プロフィール

名前 和光風人(わこうかぜと)
性別 男
身長 160cm
体重 50kg
出席番号 27番
誕生日 2月19日
好きな科目 数学
嫌いな科目 社会
趣味・特技 ゲーム
性格 超マイペース
将来の夢 未定 




簡単にはこんな感じですね。もう少し詳しいのは話が進んでから出したいと思います。
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