暗殺教室 ~超マイペースゲーマーの成長(?)譚~ 作:黒ハム
あ、あとがきで重大発表があります。
二学期の滑り出しは順調(なようなーそうでもないようなー)……ってことにしておいて、鬼ごっこの次の日。僕と有鬼子はいつも通りに教室に入る。
「おっはよ~何読んでるの~?」
すると、皆がなんか雑誌を数冊広げて読んでいた。
「和光に神崎ちゃんか。これみなよ」
「これ~?」
なになに~?
「『Fカップ以上のみを狙うヌルフフフと笑う黄色い下着ドロ』…………大変じゃないか!笑い事じゃないよ!」
「そう……だね」
「これは有鬼子もあぶな……」
と、ここで有鬼子のある一点を見てみる。こういうのシンデレラなんとかっていうんだっけ?でもまぁ。
「……いわけないか~明らかに大丈夫そごふっ!?」
みぞおちに……拳がぁ……
「風人君。それ以上口開くと…………殺すよ?」
何でだろう。Fカップ以上なら当てはまらないから安全そうでよかったって話じゃないの……?
と、僕が倒れ込んでいると、
ガラッ
「汚物を見る目!?というか、一人倒れてるし!」
せんせーが入ってきた。
「風人君のことは気にしないでください」
気にしてください有鬼子様。
そして、そのまませんせーに雑誌を渡している。
「これって、殺せんせーのことだよね?」
「正直がっかりだよ」
「こんなことしてたなんて」
「ちょっと待ってください!せんせー全く身に覚えがありません!」
「犯人は皆そうやって言うんだよ!」
「急に復活したと思ったらなに言いだしてるんですか!?」
いや、こういう時ってねぇ。こういうこと言いたくなるじゃん。
「じゃあ、アリバイは?」
「アリバイ?」
「この事件が発生した日の深夜。せんせーどこで何をしていた?もしくは誰かといた?」
「何って、一人で高度10000mから30000mを上がったり下がったりしながらシャカシャカポテトを振っていましたが」
「凄い面白そ~!僕もやりたい!」
「というか、誰が証明できるんだよ!」
今度ジェットコースター的なの乗りながらシャカシャカポテトふろかな~
「皆よせ。確かに殺せんせーは小さな煩悩満載だ」
「というか、煩悩の塊といっても過言ではない!」
「いい加減黙ろうか。風人君」
「……はーい」
「……コホン。だが、今までやったことと言えば精々、エロ本拾い読みしたり、水着生写真で買収されたり、休み時間一心不乱にグラビアに見入ったり、『手ブラじゃ生ぬるい私に触手ブラをさせてください』と応募はがきを出してたり……」
「ん、んんんん、んん?」
「……今和光なんて言った」
「『もう、アウトじゃね、それ?』って言ったよ」
「んんん!」
「『その通り!』だって」
(((恐ろしいレベルで意思疎通がなされていた!?)))
すると磯貝君はせんせーに背を向けて肩をふるわせ、
「せんせー。自首してください」
懇願した。
「磯貝君までぇ!?こうなったらせんせーの潔白を示すためにも教員室に来てください!せんせーの理性を証明するために机の中にあるグラビアコレクションをすべて捨てます」
教員室に向かうせんせーと皆。いや、そんなのがある時点で問題だろ。
「まぁ、正直な話。今回はせんせーが犯人じゃないでしょ~」
「だろうね」
「なんだ~。来てたの~?カルマ」
「まぁね」
ふーん。そう思いながらせんせーが残した名簿を開くと、
「わぁお。あからさまだねぇ~」
「持ってったら?」
「はーい。ってカルマも行くでしょ~」
と持って行くと机の中からブラが出てきたようだ。うん。やばいね。
「皆~これ見て」
女子の出席簿の横に書いてあるアルファベット(なんか一人違うけど)。皆の胸の大きさかな?
「ちょっと私だけ永遠のゼロってどういうことよ!」
「それが事実だ!受け入れるんだししょー!」
「ムかぁ!あるにはあるんだよ!」
「お、落ち着いてください!」
「でも、有鬼子はBなんだね~Aだと思ってたけど思ったより――」
次の瞬間頭に痛みが走った。
「言っていいことと悪いことあるよ。ね?わ・か・っ・た?」
「……分かりました」
アイアンクローされた拍子に名簿から一枚の紙が落ちた。
「落ちたよ風人……って、これは椚ヶ丘のFカップ以上のリストか」
カルマが拾い上げて読むと同時に一歩せんせーからみんな引いてしまう。
「み、皆さん!今日は皆さんとバーベキューをしようと昨日仕込んで……あ」
そして、クーラーボックスから出てきたのは、鉄串に刺さったブラジャーだった。
……いや、カオスだよね?それ。
「きょ、今日の授業はここまで……また明日」
今日も一日終わりました。せんせーも終わりました。
「あはは、今日一日針のむしろだったろうね」
「だね~このままだと逃げ出すんじゃないの~?」
「でも、殺せんせー。本当にやったのかな?こんなシャレにならない犯罪を」
「地球爆破に比べたらかわいいものでしょ」
「でも~もし岡島が仮にマッハ20の下着ドロだったら~」
「何で俺だよ!」
「え~?変態だから」
「ダメだよ。真実でも堂々と言ったら」
「酷すぎる!?」
「で、話戻すけど~。そんな岡島でもこんなね~」
僕はバスケットボールを渚に投げ渡す。
「証拠をボロボロ残さないでしょ~。違う?」
ただし、ブラジャーがついてるが。
「体育倉庫にあったのを俺たちが見つけた。他にもバレーボールとかにもついていたよ。こんなことしてたら、俺らの中で先生として死ぬことくらい分かってんだろ。あの教師馬鹿にしてみれば、俺らの信用をなくすことは暗殺されるのと同じくらい避けたいだろうしね」
「うん。僕もそう思う」
「でも、そしたら一体誰が……」
「ニセよ」
不破さんが静かに呟いた。
「体色。笑い方。ニセ殺せんせーよ!ヒーローもののお約束!偽物悪役の仕業よ!」
凄いテンション高いなぁ。後、ヒーローもののお約束って、ヒーロー要素あったっけ?
「ということは、犯人は殺せんせーの事を熟知している何者か。律。私と一緒に手がかりを探して頂戴」
すると、律は探偵のコスプレをして、
『はい!』
「その線だろうね。何の目的にせよ、こういう噂が広まることで
「おー」
『はい』
「うん」
「……永遠のゼロ」
一人すでに戦闘モードなのですが。
「ふふっ。身体も頭脳もそこそこ大人の名探偵参上」
「心も頭も大人なめーたんてーさんじょー」
「……やってることはフリーランニングを使った住居侵入だけどね」
「というか、風人の面倒俺らだけで見るの?マジで?」
「まぁ、神崎さんが来れなかったからね……仕方ないよ」
というわけで現在、とある住居に侵入し、車の陰に隠れるは僕、不破さん、渚、カルマ、ししょー。そして、
「んで、不破よぉ。何で真犯人は次にこの建物を狙うって分かんだよ」
「TERASAKAである。我らが下僕TERASAKAである」
「誰が下僕だ!」
「風人。心の声が漏れてるよ」
「おっと。今の忘れて~」
「全く。まぁ俺も同意見だけどさぁ」
「おいカルマ!テメェもそう思ってたのかよ!」
「しぃ寺坂君。君の下僕問題は置いといて最初の質問にお答えしよう。ここは某芸能事務所の合宿施設。この二週間。巨乳ばかりを集めたアイドルグループが新曲の練習をしているって」
『はい。犯人の傾向から察するに、この施設が
うーん。でも、何だろうねこの些細な違和感。そう、例えるならゲームが順調に進みすぎて逆に怪しいというか……
「しかも!この合宿は明日で最終日!真犯人がこの極上の獲物を逃すはずがない」
…………あからさまに僕らを
「なるほど……」
車の陰から洗濯物(主に女性の下着類)が干された庭の方を見張る中学生六人。
ぶっちゃけ。僕たちって相当やばい奴らだよね?
「あ……!」
「殺せんせー」
すると、庭の茂みに殺せんせーが現れた。……ただまぁ。
「なんだ。せんせーも真犯人を追って……」
「どう考えても盗む側の格好だろ」
「逮捕してこよっか~?」
殺せんせーの格好はサングラスに黒い風呂敷を頭に巻いている。そして、極めつけは……。
「見て!真犯人への怒りのあまり下着を見ながら興奮しているわ!」
「アイツが真犯人にしか見えねぇぞ!」
「とりあえず録画録画~と」
下着を見ながら顔を赤くし興奮を隠しきれないせんせー。100人いたら100人がもうこいつが犯人だろと言うレベルである。
ガサッ
そんな中、奥の方の茂みが揺れる音がした。
「ねぇあっち」
「真犯人とーじょーかな~」
「分からないけど誰か来たね」
「黄色い頭の大男!」
真犯人はその手際の良さから干してある洗濯物を手際よくつかみそのまま、
「あの身のこなしただもんじゃねぇ!」
「ヤバい!逃げられる!」
いや、逃げるのは無理だろ。だって、
「捕まえた!」
マッハ20のせんせーから逃げられるわけないじゃん。そして真犯人の上にのしかかった。というか、服も真っ黒だったんだねせんせー。やっぱりアンタが犯人じゃダメ?真犯人そこにいるけど。
「私に化けてうらやましいまねしてくれて!」
「本音が漏れてるぞ~」
「丸裸にして隅から隅まで手入れしてやります!」
うわぁ。この台詞だけ見たら変態だぁ。お巡りさーん。ここに変質者がいますよー
「何か。下着ドロより危ないことしている人みたい」
「笑い方も報道通りだしね」
「で、風人君は何しているの?」
「殺せんせーのかっこいい姿を録画しているよ~」
「阿呆抜かせ。本音を言ってみろ」
「面白そーだったからつい~」
『画質もバッチリです!』
と、こっちで下らない話をしていると向こうに動きが見えた。
「さぁ!顔を見せなさい!この偽物め!」
殺せんせーが男のヘルメットを脱ぎ去る。そして月明かりに照らされる中、ついにその男の素顔が明らかになり……
「いや誰だよ」
「あ、あの人確か」
「え?ししょー知ってるの~?」
「うん。確か烏間先生の部下の……」
そうなの?と思ってるとどうやら殺せんせーも知っていたようで、
「あなたが……なんでこんな」
次の瞬間。殺せんせーの四方を覆うようにシーツが地中から現れた。
「国に掛け合って烏間先生の部下をお借りしてね。この対殺せんせーシーツの檻の中まで誘ってもらった」
……チッ。やっぱり罠だったかぁ。
「南の島で君の生徒たちがやった方法を参考にさせてもらったよ。当てるよりまずは囲うべし」
いや、パクりじゃん。
「この声は……!」
「さぁ、殺せんせー。最後のデスマッチを始めよう」
指ぱっちんをならすと、シーツの檻の唯一空いている上の部分。そこに飛び込もうとする人影が。
「殺せんせー。お前は俺より……弱い」
白い触手に武器を付けて、現れたのはイトナ君だった。
『重大発表』
「突然ですが……」
「なんだろ~?ついこの前も同じようなことがあった気がするんだけど~
「とある作品とコラボすることが決定しました」
「おぉー!(ぱちぱちぱち)」
「作者様のお名前は『音速のノッブ』様、コラボする作品は『結城 創真の暗殺教室』です」
「すごいよね~この作品とコラボしてくれるなんて~(あれ?この台詞に言い覚えが……)」
「現在、構想を詰めていっています。だから、いつ頃に掲載かは言い切れません」
「でもそう遠くないうちにはやるんでしょ~?(この流れもなんか見覚えが……)」
「まぁ、遠くないうちにね」
「…………で、二話連続で同じ下りやってない~?後今日七夕じゃないよ~」
「喜ばしいことじゃない。こんな
「そうだね~…………というか、有鬼子が辛辣すぎて駄作者泣いちゃうよ~?」
「ふふっ。キャラ崩壊?タグをつけてるもの。私って原作の私と乖離しすぎてもはや別人まであるからね。だからこれくらいの辛辣さがちょうどいいと思うの」
「…………原作の有鬼子のままだったら僕は平穏に学園生活送れたのになぁ~」
「なーにーか言ったかな?(*^_^*)」
「む、向こうの作品も是非読んでみてね~!じゃ、僕はこれで~(─=≡Σ((( つ•̀ω•́)つ)」
「はぁ……まったく。あ、音速のノッブ様が書いてくれた予告編が下にあるから見てね。以上私たちからのお知らせでした」
《コラボ編 ~予告~》
「ありがと……だいす……」
「千影!おい!千影!!」
「あぁぁぁ……あああああああああああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!」
不幸な事故により、この世を去った千影。閉じられた彼女の目はもう2度と開くことはない───────筈だったのだが。
「やぁ、目が覚めたかい、和泉 千影さん?」
「あなたは……………何者ですか?」
「結城 創真。まぁ、何と言うか面白い奴さ、僕は」
再び彼女は目を開いた。
「君は確かに死んだ。それは揺るがないね。今の君は幽霊みたいなものだ」
そして、彼女は願う。
「叶うなら……………もう一度だけ、風人君に会いたい……………」
「フッフッフ。その願い、このホリー達が叶えてあげるよ!じゃあ、行こうか!かつて君のいた世界に!」
そして、感動の再会─────
「あの時、彼女の魂をあの世へと送ったのは俺だ」
「テメェが千影を……………………!!」
「迷惑な勘違いを……………まぁ、丁度良い。この世界のE組の暗殺者の実力、見せてみろよ!」
の筈が、風人VS創真!?一体何故こうなってしまったのか………………。
「悪いけど、中学生如きに負ける気はしないね」
「舐めてんじゃねぇよ。ただの中学生じゃないって事、見せてやる」
果たして、この物語の結末は如何に……………!
「推定Aカップじゃ、まな板だなー」
「まな板でも可愛けれゃ良いんだよ!!」
「お前ら、一回死んどけ」
…………………どうなる?