魔法少女リリカルなのは~the decade story~ 作:内海椎茸
お久し振りの方はお久し振りです。
内海でございまーす!(サ⚪エさん風)
下手な小説かもしれませんが、とりあえず楽しんでいってください!
始まりは突然に
たくさんの世界が浮かぶ空間の中心にある街「ミッドチルダ」。
この街は「時空管理局」によって守られ、街のなかはとても平和だ。
-ミッドチルダ居住区-
僕の名前は高町浩二。
ミッドチルダ在住の高校3年生だ。
今はある人の養子として暮らしている。
浩二
「ただいまー。」
ドアを開けて家にはいると一人の女性が出迎えてくれた。
なのは
「お帰り~。」
この人は自分の義母、なのはさん。
義母といっても歳が2つしか離れていないので、友達感覚で話すことが多い。
エプロンを着ているのでたぶん今は料理中だろう。
浩二
「なのはさん、今日の夕食なに?」
なのは
「今日はフェイトちゃんが帰ってくるから鍋にするよ~。」
鍋か、久しぶりだな。
確か最後に食べたの2ヶ月前だっけ。
浩二
「ヴィヴィオは?」
なのは
「部屋にいるよ~。」
高町ヴィヴィオ、高町家の最初の養子。
今は小学1年生。
自分にとても懐いてくれている。
浩二
「とりあえず着替えた後にヴィヴィオと一緒に居間掃除しとく。」
なのは
「お願いね~。あっ、居間の掃除終わったら買い出し行って来て欲しいな。メモは後で書いて渡すね。」
浩二
「うぃ、了解」
今の自分には記憶がない。
保護された時に残っていたのは焦げて一部しか読めない学生証と、謎のカード30枚(うち10枚は薄く顔のようなものが描いてある)が収納されたカードケースと石のバックルが入ったアタッシュケース。
一応アタッシュケースはお守りのようにいつもリュックに入れて持ち運んでいる。
いつかこれらを使う日が来る気がする。
しかし、それが遠い未来の事なのかそれともすぐにその時が来るのかわからないような曖昧な感覚だった。
とりあえず今考えるのは止めよう。
浩二
「ヴィヴィオ~、ただいま~。」
ヴィヴィオ
「お帰り!おにーちゃん!」
着替えを終え、居間に入るとヴィヴィオが満面の笑みで出迎えてくれた。
床は...
予想通り絵が描いてある画用紙が散らばっていた。
浩二
「ヴィヴィオ、今からお兄ちゃんと一緒にお片付けしようか。」
ヴィヴィオ
「なんで?」
浩二
「今夜フェイトさんが帰ってくるから。」
ヴィヴィオ
「フェイトママが!?」
浩二
「うん、だからそれまでに部屋をキレイにしておかなくちゃな。」
そう言い終える前にヴィヴィオは絵を片付け始めていた。
さすがに全部ヴィヴィオに任せて別の場所を掃除するわけにはいかないので一緒に絵を片付ける。
浩二
「ヴィヴィオはなんの絵を描いてたのかな~?」
あらかた片付け終えたからヴィヴィオの描いていた絵を見てみる。
ヴィヴィオ
「おにーちゃんとフェイトママ!」
そこには自分らしき男性と長い金髪の女性が描かれていた。
浩二
「へ~。この人がフェイトさんか~。キレイな人だな~。」
ヴィヴィオ
「でしょ?あとフェイトママすっごく優しいんだよ!」
優しい母親か...
しかもえらい強いって聞いたことあるけど、美人で優しくて強い母親...、完璧じゃん。別になのはさんに不満はないが、一回フェイトさんの子供になってみたい。
ヴィヴィオ
「おにーちゃん?なにボーッとしてるの?」
浩二
「あっ、そうだ。片付けなきゃ。」
浩二
「終わったぁ~。」
ヴィヴィオ
「おにーちゃんお疲れ様です♪」
掃除中ヴィヴィオが足下チョロチョロするから邪魔だった邪魔だった。
まぁ、かわいいから許す。
なのは
「浩二くん、掃除終わったなら買い出しいってきてね。」
ふと声のした方を見ると、いつの間にかなのはさんがいた。
なのは
「はい、これメモとお小遣い。」
浩二
「お小遣いって、小学生じゃないんですから...」
一応自分はバイトをして収入を得ている上、欲しい物もあまり無いため金には困っていない。
しかし、毎回渡してくるので受け取ることにしている。
あとで釣り銭渡すのが面倒なんだよなぁ。
浩二
「ヴィヴィオ、おつかい行くぞ」
ヴィヴィオ
「は~い!」
ヴィヴィオ
「♪~」
買い出しの帰り、ヴィヴィオはとても上機嫌で歩いている。
浩二
「あとは家に帰ってフェイトさんを待つだけだな。ヴィヴィオ。」
ヴィヴィオ
「うん!」
さっきから周りの気配が何か変だ。
ふと、空を見上げてみる。
なんだ?あれ?
空に銀色のカーテンの様なものがかかっている。
浩二
「ヴィヴィオ、空に何か見えないか?」
ヴィヴィオ
「なにが?」
ヴィヴィオには見えてないのか。
自分の幻覚だといいのだが...
ヴィヴィオ
「あっ!大きいアリさん!」
浩二
「は?」
一瞬何を言っているのか理解できなかった。
銀色のカーテンの方を見ると一軒家くらいのサイズの白蟻が何匹かカーテンから出てきていた。
浩二
「ヴィヴィオ、逃げるぞ!」
ヴィヴィオ
「ふぇっ!?」
自分は咄嗟にヴィヴィオを抱えて走り出した。
確か聖王教会に非常用のシェルターがあったはず。
そこまで行けば...
なのは
「こちら高町なのは!異常現象発生源付近にいます!今からレイジングハートと一緒に現場入りするので、援軍を要請します!」
なのはは携帯をポッケにしまい、胸元から赤い宝石を取り出す。
この宝石の名前は「レイジングハート」なのはと10年以上一緒に戦ってきたインテリジェントデバイス(人工知能を搭載した武装)だ。
なのは
「いくよ!レイジングハート!」
レイジングハート
『all right master!』
なのは
「レイジングハート!セートッ、アープッ!」
レイジングハート
『stand by ready』
なのははバリアジャケット(防護服)を装着し、レイジングハートはアクセルモード(杖)に変わる。
バリアジャケットの装着が終わるとなのははすぐさま巨大蟻の方へ飛ぶ。
巨大蟻
「キシャャャャ!」
巨大蟻は飛んでいるなのはを見つけるとその辺の家を踏み台になのはに飛びかかる。
なのは
「えっ!?くっ...、エクセリオン...バスター!!」
しかしなのははそれを避け、飛び付いてきた巨大蟻に向かって砲撃を放つ。
が、それは巨大蟻を少し怯ませただけでダメージが入った様子は全くなかった。
なのは
「えぇっ!?効かない!?」
巨大蟻
「シャァァァ!」
とりあえず、巨大蟻の攻撃が届かない高度まで上昇し、周りを見渡す。
なのは
「しかもちっちゃいのが増えてる!?」
道路にはオレンジ色の頭をした人型の怪物が大量にいた。
なのはが周りをよく観察していると、次はビームが飛んできた。
飛んできた方を見ると、赤と青の怪物が家の屋上に何体かいる。
なのは
(管理局へ!ストライクカノンの使用許可を!あとできればここまで運んできてください!)
なのはは念話(テレパシー)で管理局へ武装の使用許可を求め、少しでも足止めするために怪物の群れに飛び込んでいった。
浩二
「はぁ...はぁ...」
僕とヴィヴィオはなんとか怪物の目を掻い潜り、塀の影に隠れていた。
ヴィヴィオ
「おにーちゃん大丈夫?」
浩二
「大丈夫だよ。」
とはいったものの、体力はもう限界に近い。
しかし、なんでさっきの怪物達は自分とヴィヴィオばっかり追ってくるのだろうか?
そんなことよりここから逃げ出す方法を考えるなければいけない。
塀越しにはあのオレンジ頭が大量にいる。
かといってここでじっとしていてもあの巨大蟻に踏み潰されるだろう。
ヴィヴィオ
「おにーちゃん!」
浩二
「ん?」
ヴィヴィオの指差した方を見ると、塀にひびが入り、崩れてきた。
自分は考える前に動き、ヴィヴィオを庇った。
ヴィヴィオ
「おにーちゃん!おにーちゃん!」
ヴィヴィオが泣きそうな声で呼んでくる。
浩二
「ヴィヴィオ...、僕のことはいいから...早く...聖王教会へ...」
そう言うと、ヴィヴィオは頷き走っていった。
が、目の前の家が崩れ、破片がヴィヴィオの上に落ちてくる。
自分は動きたいが、塀に押し潰されて動けない。
浩二
「ヴィヴィオ...!!」
???
「リボルバァァァ、ナックル!」
その瞬間誰かがヴィヴィオと破片の間に割り込み、破片を破壊する。
???
「ヴィヴィオ、大丈夫?」
浩二
「スバル!?」
そこにはローラースケートを履き、右手には拳型の武装を着けた半年程前からの友達「スバル・ナカジマ」がいた。
スバル
「浩二君も大丈夫?」
スバルは自分のもとに駆け寄り、乗っかっている塀を退けてくれた。
浩二
「大丈夫なわけないだろ。はぁ~、死ぬとこだった~。」
軽口を叩いている暇はなく、周りの怪物が襲いかかってくる。
自分はヴィヴィオを庇いながら避けたり、いなしたりしながら逃げ出した。
さっきまで隣にいたスバルは戦闘に入った。
そのあたりの塀に隠れ、スバルの様子を見る。
はじめの方はスバルが押していたが、そのうち巨大蟻まで参戦し、ついに吹き飛ばされる。
浩二
「スバル!」
自分はヴィヴィオに隠れているように合図をし、塀から飛び出した。
浩二
「スバル!大丈夫か!?」
自分はスバルのもとに駆け寄り、肩を貸す。
スバル
「大丈夫...、じゃないかも...。」
スバルは立とうとするが、力が入らないらしく立ち上がれない。
浩二
「スバルは休んでろ」
自分はそのへんに落ちている鉄骨を広い、それでオレンジ頭に殴りかかった。
一体を怯ませ、もう一体に殴りかかろうとするが背後に回り込まれ殴り飛ばされる。
地面に倒れる時鞄が壊れ、中身が飛び出した。
鞄のなかに入っていたアタッシュケースが塀に押し潰された時に壊れたらしく、石の装飾品とカードケースが飛び出す。
自分はなんとなく石の装飾品を掴む。
すると、一瞬頭のなかに妙な映像が流れる。
気付くと石のバックルは白とグレーの鉄製のバックルに変わっていた。
重い体をなんとか立ち上がらせ、手に持っているバックルをさっきの映像通り腰に当てる。
バックルからベルトが飛びだし、腰に巻きつく。
自分は地面に落ちているカードケースを拾い、一枚のカードをとりだす。
そこには「Decade」と書かれており、今まで薄く描いてあった顔がしっかりと描かれている。
マゼンタの顔に何本かの黒い線が入っており、緑色の目をしている。
バックルの両端を引っ張り、真ん中の白い部分を回転させる。そこにはカードを挿入するための穴が空いていた。
さっきの映像通りの動作をし、カードをバックルに挿し込む。
バックル
『カメンライド』
浩二
「変身!」
自分は無意識にそう叫び、白い部分を元に戻す。
バックル
『ディケーイド!』
自分は黒いスーツに包まれ、バックルから何枚かのカードが出現しスーツに刺さる。
すると自分は白とマゼンタのボディにさっきのカードに描かれていた顔をしたライダー、「仮面ライダーディケイド」に変身する。
皆さん、どうでしたか?
文章書くの苦手なので、ところどころ怪文章がまざっていたかもしれません。
その際は遠慮なくご報告お願いします。
次回も早めに投稿したいと思うのでお楽しみに!