魔法少女リリカルなのは~the decade story~ 作:内海椎茸
最近ドライブ完走した内海椎茸です!
今話も頑張って書いたつもりではいるので楽しんでいってください!
謎の男
「別にこいつに危害を加えるつもりはない。」
謎の男は自分の目の前で立ち止まった。
謎の男
「男はだたこの世界を救う方法をこいつに教えにきただけだ。」
浩二
「世界を...救う方法...?」
謎の男
「おまえには9人の仮面ライダーに会ってもらう。」
浩二
「仮面...ライダー?」
謎の男
「お前が変身したディケイドみたいな奴らだ。」
はやて
「それと世界を救うのにどんな関係があるんや?」
謎の男
「それは言えないな。」
浩二
「その9人の仮面ライダーにはどうやって会えばいいんだよ?」
男は紙を差し出した。
謎の男
「ここの次元座標まで行けば分かる。」
それを受けとると男は入り口の方へ消えていった。
男が消えた後、部屋の電気がついた。
周りを見渡すとなのはさんとフェイトさんはバリアジャケットを解除しており、スバルとティアナはいなくなっていた。
多分スバルとティアナは医療室へ行ったのだろう。
はやて
「なんや、あいつ?どんな手品使ったんや?」
浩二
「あの...、これ。」
さっき受け取った紙を八神さんに渡す。
はやて
「あ、おおきに。んー...、地味に遠いなぁ。」
フェイト
「どれどれ?あー、一人だけなら渡航許可なんとか出してもらえそうだね。」
浩二
「一人ですか。」
フェイト
「頑張ってはみるね。ただ、許可が出ない可能性もあるからそんなに期待はできないかな。」
待つだけか...
なのは
「もし出たら、私がいく。」
フェイト
「なのはっ!?」
なのは
「なにがあるか分からない所なんでしょ?私が行くよ。」
はやて
「でも今の装備じゃあいつらが出てきたときに戦えへんよ?」
なのは
「ストライクカノンがある。」
フェイト
「ストライクカノンも整備補給がなきゃ。9人も会わなきゃいけないんでしょ?」
なのは
「それでも...!」
浩二
「まあ、行けるかはまだ分からないんですし、誰が行くかはその時でいいじゃないですか。」
-3日後 高町家-
幸い、銀幕からの侵攻はなかった。
八神さんが話があるから機動六課の技術開発部に来て欲しいと言っていた。
多分異世界渡航のことだろう。
バックル...持った。
少しの食料、着替え(下着のみ)、金...持った。
準備よし、行くか。
部屋の扉を開けようとしたとき、
ヴィヴィオ
「おにーちゃんどっか行くの?」
浩二
「少し遠出してくる。しばらく帰ってこないけど、いい子にしてるんだぞ。」
ヴィヴィオ
「うん、いってらっしゃい!」
そうか、しばらくヴィヴィオとも会えなくなるのか...
寂しいな...
でもなのはさんに無茶をさせるわけにはいかない。
恐らくあの怪物にまともに対抗できるのは自分だけだ。
-機動六課技術開発部-
着いた、ここが技術開発部か。
思ったより片付いている。
研究所ってもっと段ボールが積み上げられて配線がそこら中に張り巡らされてるイメージがあった。
フェイト
「浩二くん!こっち!」
声のした方を向くとフェイトさんがいた。
フェイトさんについていくと部屋の前にたどり着く。
他の部屋より扉が少し大きめだ。
扉を開くと八神さんとメガネをかけた女性が話していた。
はやて
「あっ、浩二くんいらっしゃ~い。」
浩二
「おはようございます。」
はやて
「いきなりやけど、何で呼ばれたかはわかっとる?」
浩二
「異世界渡航についてですよね。」
はやて
「さすが浩二くん、察しがええなぁ~。察しの通り、浩二くんには例の世界に行ってもらうで。」
浩二
「はい。」
はやて
「でも、一つだけ条件。」
浩二
「何ですか?」
はやて
「必ず帰ってくること。元気で、笑顔で。」
浩二
「...はい。」
はやて
「ほな、出発しよか。」
どこか別室に通され、板の上に乗せられた。
はやて
『転送ポート準備できたよ~。そっちはどや?』
浩二
「いつでもいいです。」
見送りはフェイトさんと八神さんだけか。
そうか...。
もう帰って来られないかもしれない。
はやて
「ほな、いってらっしゃ~い。」
フェイト
「いってらっしゃい。」
最後になのはさんにあいさつをしたかった。
浩二
「...いってきます。」
が、いないものは仕方がない。
ドーンッ!
大きな音が鳴り響き、身体中に痛みがはしる。
浩二
「いてて...、」
異世界渡航はかなりきついとは聞いていたが、想像以上にキツい。
なんとか立ち上がり、周りを見渡す。
どこかの廃工場だろうか、人の気配を全く感じない。
浩二
「よかった...、誰にも見られてない。」
一般人
「きゃー!」
誰かの悲鳴だ。
一般人
「にげろー!」
悲鳴のした所まで行くと大きな蟹が町中で暴れていた。
浩二
「なんじゃありゃ!」
蟹はこっちを向くと鋏を振り下ろしてきた。
浩二
「危なっ!」
なんとか回避し、バッグから変身バックル『ディケイドライバー』を取り出し腰に巻いた。
浩二
「とりあえず...、」
カードケースからカードを取りだしディケイドライバーに差し込む。
浩二
「変身!」
ディケイドライバー
「ディケーイド!」
あの時と何かが違う...
変身しても意識がある
浩二「ナイスな展開だ」
カードケース『ライドブッカー』を剣状に変形させ、蟹に斬りかかる。
-機動六課技術開発部-
フェイト
「行っちゃったか...」
はやて
「さて、そろそろなのはちゃんが出勤してくる時間やし、仕事に戻ろか~。」
フェイト
「うん。」
はやて
「あ、あと片付け頼んだよ~。」
はやてが喋りかけると一緒にいた女性は頷きあと片付けを始める。
-高町家-
なのは
「あれ?ヴィヴィオ~、浩二くん知らない?」
ヴィヴィオ
「お兄ちゃんさっきでかけたよ。」
なのは
「えっ!?どこに行ったの?」
ヴィヴィオ
「とおくに行くって」
なのは
(遠く...、まさかっ!?)
なのは
「ごめんヴィヴィオ!今から仕事場行ってくる!」
ヴィヴィオ
「朝ごはんは?」
なのは
「冷蔵庫に作りおきがあるから温めて食べてて!」
ヴィヴィオ
「?」
-機動六課司令塔-
ティアナ
「総司令、後処理が終わりました。」
大きな窓から光が差し込む指令室。
そこにははやてとティアナの2人がいた。
はやて
「悪いな~、まだスバルの看病があるのに」
ティアナ
「いえ、スバルはもう回復しているので問題ありません。」
ドアの向こうからバタバタと走る音がした。
はやて
「もう来たか、速いな~」
バンッ と音をたてドアが開く。
なのは
「八神指令!浩二くん知らない!?」
はやて
「浩二くんなら今さっき例の世界に行ったよ~。」
なのは
「...っ!後で話し合うって!」
はやて
「仕方ないやろ、上の決定やし。」
なのは
「なんで!?」
はやて
「前も言った通り、今の管理局の装備じゃ奴等と戦えへんのよ。」
なのは
「だからって!」
はやて
「まあまあ、今は待つ時やで。」
なのは
「?」
はやて
「そのうちチャンスは巡ってくる。」
バックル
「アタックライド ブラスト!」
銃状に変形したライドブッカ―から無数の弾丸が放たれる。
浩二
「これで終わりだ!」
ライドブッカーから黄色のカードを取りだしディケイドライバーに差し込む。
ディケイドライバー
「ファイナルアタックライド」
空高く飛び上がり蟹に足を向ける。
すると自分と蟹の間に何枚かのカードが出現した。
浩二
「いっけぇぇぇ!」
ディケイドライバー
「ディディディディケイド!」
カードにむけて蹴りを入れる。
蹴りはカードを貫通しながら蟹に当たった。
着地すると、蟹は爆散した。
浩二
「一丁あがりっと」
とりあえず敵はもういないようだ。
???
「シグナルバイク!ライダー!」
電子音のした方を見ると白いジャケットを着、腰に青いバックルを巻いている男性がいた。
???
「レッツ、変身」
???
「マッハ!」
男性は白いスーツを装着する。
???
「追跡!撲滅!いずれもマッハ!仮面ライダー...マッハ!」
マッハと名乗った白いライダーはこっちに向かってポーズをとる。
マッハ
「で、敵はどこよ?」
マッハはこっちに近寄りながら話しかけてきた。
浩二
「今僕が倒しました。」
マッハ
「お前が?すげーなぁ。」
マッハ
「お前、名前は?」
浩二
「ディケイド」
マッハ
「ディケイドか~、よろしくな。」
???
「剛!そいつから離れろ!」
エンジン音とともに男性の声が聞こえる。
剛とはおそらくマッハのことだろう。
剛
「進兄ちゃん!」
車から降りた進兄ちゃんと呼ばれた男性は銀色のバックルを腰に巻き、左腕にはブレスをしていた。
男性はミニカーのようなものをブレスにはめ込み叫ぶ。
進之介
「変身!」
ベルト
「Drive!Type speed!」
男性は赤い仮面ライダーに変身する。
進之介
「ハンドル剣!」
車から剣が飛んでくる。
進之介
「はぁぁぁ!」
赤いライダーは叫びながらこちらに斬りかかってくる。
浩二
「ちょ、いきなり何するんですか!?」
ライドブッカ―を剣状に変形させ防御する。
進之介
「お前がディケイドか、悪いが倒させてもらう!」
いつのまにか赤いライダーの左手には銃が握られており、銃弾が腹を直撃する。
浩二
「ぐっ!」
吹きとばされるがなんとか立ち上がり二撃目を回避し、銃状に変形させたライドブッカ―で赤いライダーを撃つ。
が、避けられ剣で斬りつけられる。
浩二
「強い...」
ベルト
「Full throttle! 」
剛「待てって、進兄さん!」
マッハが赤いライダーを静止する。
剛
「いきなりどうしたんだよ!?」
進之介
「あいつは悪い奴だってベルトさんが...」
ベルト
「ディケイドは世界を破壊するとても危険な存在だ。だから今ここで...」
剛
「何の根拠があって言ってるんだよ!」
ベルト
「根拠も何もあるか!奴はこの世界を破壊するんだぞ!」
剛
「ああっ!もう話になんねぇ!進兄ちゃん、変身を解いてくれ!」
進之介
「あっ、ああ。」
赤いライダーは変身を解く。
自分だけ変身したままだったので自分も変身を解く。
進之介
「ベルトさん、根拠が無いってどういうことだ?」
ベルトさん
「...」
進之介
「とりあえず、君は?」
浩二
「高町浩二っていいます。」
進之介
「じゃあ浩二君、こんなところで立ち話も辛いだろ。とりあえず署まで行こうか。」
浩二
「えっ、警察...?」
剛
「進兄ちゃん、警察官なんだ。」
次回リリカルなのは!(BGM『surprise drive』)
進之介
「俺は泊進之介。浩二君、あの怪物について教えてくれ。」
ベルトさん
「やはりあの男は信用できない!早く倒すんだ進之介!」
???
「さあ浩二、どうする。」
剛
「せめて足止めだけでも...!」
次回『破壊者はなぜ戦うのか』
今話はどうでしたか?
感想、指摘等お気軽にどうぞ!
ではまた次回!