唯我尊に転生?上等だコラァ!ブラック企業で鍛えられた忍耐力を武器にマトモな唯我尊になってやらぁっ!   作:ユンケ

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第115話

「じゃあ柚宇。先に洗ってくれ」

 

風呂場に入り、柚宇にそう言う。ここはレディファーストだろう。

 

「ありがとう。じゃあお言葉に甘えて洗うね」

 

柚宇は小さい笑みを浮かべながら礼を言って椅子に座って洗い始める。

 

「んっ……はっ……」

 

その際に柚宇は時々喘ぎながら洗っているが、ただ洗っているだけなのにAVよりもエロく思える。

 

脇を上げたら横からチラッと胸が見え色っぽいし、胸や下半身など洗う際は鏡にハッキリと映っているくらいだ。

 

多分これは映像ではなくリアルで見ているからだろうな。しかも至近距離ともなれば当然だろう。

 

何とか理性を飛ばさないように我慢しているが、桐絵の時よりもヤバい。これについてはシチュエーションが関係しているだろう。桐絵の時は客なら誰もが使う旅館の部屋のそこそこ広い温泉だが、今俺達がいるのは狭いプライベートスペースの風呂だからだな。

 

俺は柚宇の動きを一挙一動見逃さないつもりで見る中、柚宇はシャワーで全身の泡を流し始める。泡が無くなると柚宇のツヤツヤの肌が露わになり、凄く生気を感じる。

 

「お待たせ。あ、竜賀さん。竜賀さんが良ければ身体を洗うよ?」

 

柚宇は恥ずかしそうにそう言ってくる。理性が飛ばないか不安だが、折角の機会を逃すのは良くないし……

 

「じゃあ頼むわ」

 

誘いを受けるとしよう。

 

「じゃあ座って」

 

言われたように椅子に座る。正面の鏡を見れば柚宇がシャンプーやタオルを片手に俺の後ろに立っている。そして俺の頭上には柚宇の大きな胸が揺れていて、鏡越しで無意識のうちに誘惑をしてくる。

 

そして俺の頭をシャワーで濡らすと優しい手つきで髪の毛をシャンプーを使って洗ってくる。

 

「どう?痛かったりくすぐったかったりする?目にシャンプーは入ってない?」

 

子供にするような対応だ。しかしこれはこれで悪くないので文句を言うつもりはない。

 

「いや、凄く気持ちいいぞ」

 

「良かった。じゃあ流すね」

 

柚宇はシャワーを浴びせながら髪の毛を優しく撫でて泡を落としてくれる。一つ一つの仕草から優しさが伝わってきて幸せな気分になってくる。

 

「じゃあ次はか、身体を洗うね……」

 

頭の泡を流すと鏡に映る柚宇は真っ赤になりながらボディーソープの容器を持ち、濡れたタオルにかけて泡だてる。そして俺の背中を擦ると思いきや、鏡に映る柚宇は柚宇自身の身体にタオルを擦り付けていた。

 

(何してんだ?自分の身体に気になる点があったのか?)

 

柚宇の行動に疑問符を浮かべている時だった。

 

 

「んっ……」

 

次の瞬間、柚宇は背後から俺に抱きついてきた。それによりこの世のものとは思えないほど柔らかな感触が背中に伝わってくる。

 

予想外の行動に硬直する中、柚宇は俺に抱きついたまま身体を上下する。それにより俺の背中全体に柔らかな感触が広がっていく。

 

「んっ……竜賀さん、気持ちいい、かな?」

 

鏡に映る柚宇は茹で蛸のように真っ赤だ。悶死するんじゃねぇかと思っても仕方ないだろう。

 

「気持ちいいが、何故こんなやり方をすんだ?」

 

「んんっ……竜賀さんにはいつも優しくして貰ってるから……男の人が喜ぶシチュエーションを調べて、その時に太刀川さんがエッチな本を貸してくれて……んあっ……」

 

(おい太刀川。お前は未成年の女子にエロ本を貸すなよ)

 

髭面の男が女子高生にエロ本を貸すなんて酷い絵面だな。本部長あたりが聞いたらブチ切れるぞ。

 

しかし感謝もしている。太刀川のおかげで柚宇はこんなにもエロい奉仕をしてくれているのだからな。現に今も柚宇の吐息と胸で情欲が湧いているが、そこについては感謝をしている。

 

太刀川に呆れと感謝の気持ちを抱きながらも柚宇の奉仕を受けていると、柚宇は俺から離れたかと思えば俺の前に出て屈んでくる。目の前には柚宇のダイナマイトボディが堂々と鎮座して面白いように俺の理性を攻撃してくる。

 

そう思っていると……

 

 

「そ、それに私、竜賀さんの事が……す、好きだから……!」

 

柚宇は恥ずかしそうにしながらもハッキリと口にしてきた。

 

予想外の告白に対して呆然とする中、柚宇の言葉は続く。

 

「い、いきなりかもしれないけど、本気だから。私は竜賀さんの事が異性と好きなの。いつも優しくしてくれて、気がつけば竜賀さんの事ばかり考えるようになっちゃって……」

 

鏡に映る柚宇は恥ずかしそうだが、一度吹っ切れたからかどんどん言葉を紡ぐ。

 

「多分竜賀さんは私を子供扱いしてるだろうから返事はまだ言わなくていいよ。私を女として見てくれるまで待つから」

 

 

とりあえず普段から子供扱いして正解だ。これなら今すぐに返事をしなくても違和感はないだろう。そう考えると俺の秘密がバレたのは悪くないかもな。

 

そこまで考えている時だった。

 

 

 

「これで私の話は終わり。返事はずっと待つから。それと……つ、次は前を洗うね……」

 

待て待て待て!流石に前はヤバい!上半身はともかく、下半身を洗われたら、今までしてきた我慢が解き放たれてしまう可能性がある。

 

慌てて止めようとするが既に柚宇は俺の後ろから離れて……

 

 

 

「えいっ……!」

 

柚宇は正面から俺に抱きついてくるのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1時間後……

 

「……よし。布団を敷いたぞ」

 

「う、うん……」

 

和室に布団を敷きながらそう口にする。目の前の柚宇は真っ赤になりながらも頷く。

 

結論を言うと風呂場で柚宇を襲うようなことはなかった。結構危なかったのは否定しないが途中で舌を噛み、痛みで情欲を削ったからな。

 

ただ柚宇が下半身も洗ってきたのは予想外だった。理性こそ飛ばなかったが、アレが暴発してしまって……まあ正面にいた柚宇がどうなるかわかるだろう。

 

正直言ってメチャクチャ恥ずかしい。同時にあの状況でも理性を飛ばさなかった俺は自分で凄いと思う。

 

とはいえ身体を洗って貰ってからは気まずい空気が流れたが、それでも柚宇は風呂場ではくっついてきて、今も一緒に寝たいと言ってくるなど中々の甘えん坊だ。

 

結果として俺は柚宇を受け入れて一緒に寝る事を認めた。

 

「じゃあ……寝るぞ」

 

俺は布団の上に寝転がりながら柚宇に呼びかける。部屋に布団は一枚しかない。つまりは……

 

「……うん。お邪魔するね」

 

つまりは同じ布団で寝るので必然的に柚宇は俺の横に寝転がる。

 

柚宇が寝転んだのを確認するとリモコンで電気を消す。部屋が暗くなるとモゾモゾした動きを感じたかと思えば柚宇が手を握ってくる。

 

「竜賀さん。さっきはごめんね」

 

柚宇は何度目かわからない謝罪をしてくる。

 

「何度も言ってるが謝らなくて良い。お前が俺を喜ばせるために勉強した事を否定するつもりはない」

 

実際のところ、恥ずかしい気持ちはあるが怒りの感情はない。柚宇は俺を喜ばせるために色々調べてくれたのだ。そんな行為に対して怒るなんて筋違いだ。

 

ついでに言うと機会があればもう一度体験したいしな。寧ろ柚宇以外からもやられたいくらいだ。

 

「だから柚宇も気にすんな。今度は俺が柚宇が喜ぶ事を調べるからお前は楽しみに待ってるだけでいい」

 

言いながら柚宇をそっと抱きしめる。落ち込んでいる柚宇の心を少しずつ立ち直らせていかないといけない。

 

「……ううん。私は竜賀さんとこうやって過ごすだけで幸せだから……」

 

「欲のない奴だな。大人になったら欲を出せないこともあるし、子供の内にワガママを言っとけ」

 

そう口にしながら柚宇の頭をわしゃわしゃすると柚宇は不満そうにする。

 

「む〜、子供扱いしないでよ〜」

 

「悪い悪い」

 

謝ってはいるが、暫くは子供扱いしないといけないのでやめるつもりはない。

 

「さ、もう寝るぞ」

 

「うん。じゃあ竜賀さん……おやすみ……大好きだよ……んっ」

 

最後に触れるだけのキスをする。だいぶ慣れてきたが相変わらずの心地よさだ。

 

そしてそのまま抱きついてくる。そんな柚宇に対して俺は優しく抱き返して目を瞑る。

 

「お休み、柚宇」

 

明日で夏休みは最後だが、俺は色々忙しいので朝までに万全になってないといけない。

 

 

まあ、柚宇にキスされてから一緒に寝るのだから全く問題ないと思うがな。

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