唯我尊に転生?上等だコラァ!ブラック企業で鍛えられた忍耐力を武器にマトモな唯我尊になってやらぁっ!   作:ユンケ

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第145話

 

 

 

「……………」

 

12月26日の朝、俺は放心気味を上半身を起こして周りを見る。

 

雄と雌の臭い、散らばった俺の衣服、長いリボン

 

一糸纏わぬ姿の玲、桐絵、柚宇

 

「………やっちまった」

 

これは我慢を重ね過ぎた俺のせいだ。邪心をバレないように3人のアプローチを流しまくった結果、3人の本能が爆発したのだから。多少は受け入れた方が良かったのだろう。

 

暫くの間、呆然としていると横でモゾモゾする気配を感じるので振り向くと玲が目を擦っていて、こっちに気付くと小さく微笑みを浮かべてくる。

 

「おはようございます竜賀さん……昨夜はどうでしたか?」

 

どうでしたかと言われるが最高の一言だ。最初は押されていたが、後半は俺からも攻めたが3人の身体はベクトルは違うが、最高だった。

 

美しい肌と整ったスタイルを持つ玲

 

圧倒的な巨乳と母性を持つ柚宇

 

引き締まった身体と可愛らしい反応を曝け出した桐絵

 

そんな3人を隅々まで堪能したのだから最高だったのは当たり前だ。

 

まあ馬鹿正直には言わないでおこう。

 

「悪くはなかったが……お前は身体、大丈夫か?」

 

玲の身体は美術品のように美しかったので壊さないように丁寧に抱いた。

 

しかし玲は身体が弱いので、柚宇と桐絵に対しては2回戦ずつヤったが、玲に対しては1回戦で終わらせている。

 

「大丈夫です。竜賀さんが優しく気遣ってくれましたから」

 

なら良かった。向こうから攻めてきたとはいえ、苦しんだのなら申し訳ない気分になる。

 

「う〜ん、おはよ〜う」

 

と、ここで柚宇も目が覚めたようで目を擦る。

 

「2人とも早いね〜、竜賀さんは昨日は楽しめたかね?」

 

「……まあな」

 

普段はおっとりしている柚宇だが、昨夜は積極的に攻めてきて胸と母性を武器にガンガン搾り取ってきた。あの攻めには生涯勝てる気がしない。

 

「お、おはよう……」

 

と、今度は桐絵が挨拶をしてくるが、身体を毛布を隠し恥ずかしさを全開にしている。

 

「おはよう。昨日は可愛かったぞ」

 

何せ桐絵は自分から攻めた時は肉食獣のように容赦なかったが、こっちが攻めようとしたら物凄く恥じらって、こっちの嗜虐心を煽ってきたのだ。

 

「わざわざ言わなくて良いわよ!」

 

桐絵は真っ赤になって枕を投げてくるが、可愛いだけだ。

 

「悪かった悪かった」

 

俺が謝ると桐絵はそっぽを向く。本当に虐めたくなるなぁ……

 

「とりあえずシャワーを浴びようよ。臭いが凄いしね」

 

柚宇がそう言ってくるが同意見だ。ベッドのシーツなども洗濯して、換気もしないといけない。

 

「そうですね。竜賀さん、一緒に入りましょう?」

 

「順番で入ると時間がかかるしね〜」

 

「だからってお風呂ではエッチしないからね!」

 

3人の中では一緒に入る事は決定事項のようで俺を引っ張っていく。もうなるようになるか。

 

 

 

 

 

それから20分、本番こそしなかったが、俺は3人の身体を隅々まで洗って、3人は俺の身体を胸や脚を使って隅々まで洗ってくれた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2時間後……

 

「おはようございます……ん?何故那須先輩達がここに?イチャイチャするなら仕事が終わってから、執務室以外でしたらどうですか?」

 

ボーダー基地の俺の執務室に入ると早紀が迎えてくれるが、後ろにいる玲達を見ると目が冷たくなり、苛立ちのオーラが見える。今までに見たことがない早紀だ。

 

「ううん。私達は草壁さんに用があって来たの」

 

「?私、ですか?」

 

早紀が訝しげな表情を浮かべてるが事実だ。俺が朝から仕事があるから基地に向かうと言ったら玲達が仕事前に早紀と話したいと言ってきたのだ。

 

俺は早紀の攻略の邪魔になる予感がしたが、明確に拒否しても俺がいない場所でコンタクトを取るだろうし、話を受けることにした。

 

「ええ。仕事前で悪いんだけど、付き合ってくれるかしら?15分はかからないわ」

 

「まあそれくらいなら良いですけど……わかりました」

 

早紀はチラッと俺を見てくるので俺が頷くと了承してくれる。

 

「じゃあ私達は席を外すわ。お仕事頑張ってね」

 

玲達は早紀を連れて去っていくが何を話すんだ?

 

疑問に思いながらも席についてパソコンを起動する。

 

最初にメールの確認をすると迅からメールが来ていた。何事かと見てみると……

 

『お前クリスマスで何があったか知らないが、女子と関係を持つ場合は5人までにしとけ。6人と持つとほんの僅かだが死の未来が見えた』

 

「ぶっ!」

 

予想外にヤバいメールだった。6人以上と関係を持つと死ぬ未来が生まれるだと?アイツらの肉食具合が増して憎悪に変わるのか?

 

(仕方ない。早紀が終わったら次の相手を最後にしよう)

 

死ぬ可能性は低いようだが0でないなら無理なリスクを背負うつもりはない。俺は堤のようなギャンブラーじゃないからな。

 

しかし誰を狙おうか。先輩は3人攻略して、後輩を1人攻略中だが、同年代を狙うか……

 

ダメだ。同年代は喜多川と小早川、尼倉、香取、染井、志岐、宇井、照屋だ。

 

しかし喜多川は何を考えてるかわからないし、小早川は来馬に淡い恋心を抱いている。

 

香取は烏丸ファンな上、俺がしょっちゅうボロカスにしているから論外。染井は香取の友人だから嫌われてそうだし、香取の邪魔が入りそうだ。

 

志岐は男子が苦手で会うたびにビビるから厳しい。

 

宇井や照屋は研修を通して話すが、宇井は恋人というより友達の距離が合っているし、照屋は柿崎にゾッコンだから難しい。

 

そうなると尼倉だが、この時期の尼倉はオペレーターのようで接点を作るのは難しい。

 

後輩となると木虎、帯島、日浦、武富、1月に入隊する黒江がいる。

 

木虎は香取と同じように烏丸ファンで俺を嫌っているから論外。日浦はそこそこ接点があるが、肉食状態の玲が怖いから除外。武富は仕事でよく話すが実況しか興味がないので難しい。

 

そうなると後輩で狙うとなれば帯島か黒江になる。帯島とは時間が少なくなったとはいえ偶に一緒にトレーニングしているし、黒江については入隊した日に加古と繋ぎを付けるように動けば接点を増やせる。

 

先輩となれば、真木、三上、綾辻、加古、月見、結束、氷見、仁礼、細井、藤丸、橘高、人見、今、六田、小佐野、加賀美、熊谷、宇佐美と多いが……

 

(狙うなら真木以外だな).

 

少なくとも真木は無理だ。元々冷たいが、この前の胸揉み事故以降、一層冷たくなった。話しかけたら第一声が「失せろ」だったからな。難易度はハードを通り越してルナティックだ。成功確率について香取や木虎は0.01%はあるかもしれないが、真木については完全な0と確信している。

 

(ま、今は早紀との事を考えよう。今回の件でどうなるかわからないし)

 

正直昨日までの早紀には結構好かれていたと思う。クリスマスイブに赤いドレスを着てくれたり、ラブホで同じベッドで寝てくれたりしたからな。

 

しかし先程玲達と話す為に外に出たが、昨日の一件を玲達が話したら一気に嫌われる可能性がある。信用というのは積み上げるのは大変だが、崩れるのは一瞬だからな。

 

そうなると立て直すのは難しいだろうが、難し過ぎる場合は無理に拘らずに諦める覚悟をしておく必要もある。

 

そんな風に考えているドアが開く。

 

「……お待たせしました」

 

早紀が戻ってくるので顔を見ると……

 

(な、何だ?顔が真っ赤だぞ)

 

早紀はかつてないほど真っ赤になって俺を見てくる。瞳を見れば艶めいている。見ているだけでドキドキしてしまう。

 

「……今から始めます」

 

色気を放ちながらそう言ってから俯きつつ、仕事に取り掛かり始めるが、チラチラと俺を見て、目が合うと逃げるように俯く。

 

(あんな早紀は初めて見るが、玲達は何を話したんだ?)

 

疑問に思いながらも俺も自分の仕事に取り掛かり始めるのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(ダメ……顔が熱い、心臓が煩いし……竜賀さんをマトモに見れない……これも那須先輩達がとんでもない提案をしたからよ……)

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