おっぱいフロントライン ※休載中※ 作:スクランブルエッグ 旧名 卵豆腐
でも貧乳も好き
何が言いたいかって言うと、おっぱい好き
皆もおっぱいをすこれ
〜おっぱい真理教教祖の言葉〜
※上記の言葉は本編と一切関係ありません。
また、このような宗教団体も存在しません。
『おっぱいフロントライン』を閲覧する際は頭を空っぽにして、おっぱいの事を思い浮かべながら見てね‼︎
事の成り行きでパフェを食べる為に、またしても喫茶店にやってきた。
案の定マスターの爺さんが何やら含み笑いをして近づいてくる。
「いらっしゃい。今度は違う娘を連れてくるとは………御主、食い荒らしすぎではないのか?」
あーもう!
だから罰ゲームだって前も言っただろうが!
その言い方だと誤解を招くからやめてくれっての。
「指揮官?前にも誰かと来たの?」
「ん?ああ、前にM4とな」
「へぇ………?」
気のせいだろうか、AR-15の目が妖しく光った気がするが………。
「ま、いいか。取り敢えず注文しようぜ。マスター、このドリームアルケミストジャンボパフェを頼む」
注文を終えると、AR-15が何やら言いたそうな顔で此方を見てきた。
「どうしたんだ、AR-15。他に頼みたいものがあったら遠慮なく言ってくれて構わないぞ?」
「指揮官………前から思ってましたが、私の呼び名言いづらくないですか?」
「え?まあ、確かに言いやすくはないが、だからといって適当な呼び方する訳にもいかないだろ」
「それでしたら、これからは私の事を呼ぶ時は『コルト』と呼んで下さっても構いません。そちらの方が呼びやすいでしょう?」
「まあ確かにそうだが。でも良いのか?そう言う呼び合いは親しい者同士でするべきなんじゃ…」
「私が良いと言ってるから良いんです。指揮官がどうしてもAR-15でないと駄目だと言われるなら無理強いはしません」
「そうか………じゃあこれからはそう呼ばせて貰うよ、コルトちゃん?」
俺がニヤリと笑みを浮かべて言うと、コルトの顔が真っ赤になった。
「な、何で『ちゃん』付けで呼ぶんですか⁈」
「うん?この呼び方は駄目なのか、コルトちゃん?」
「やっぱりAR-15でいいです!………バカ指揮官」
ふん、と言ってまたもそっぽを向いてしまうAR-15。
「茶化して悪かった。冗談だよコルト」
「………もう。だったら最初からそう呼んで下さい」
プンスコという擬音を出しながら俺に向き直るAR-15の姿に図らずも萌えそうになった。
そうしている内に、マスターがパフェを持ってやってくる。
「待たせて済まぬな。だが、その分味は保証しよう」
そう言うとマスターは厨房へと去っていく。
確かに美味そうなパフェだ。
あの爺さん、見た目にそぐわず中々良いもの作るじゃないか。
「よし、さっさと食べようぜ。かなりの量だから簡単には食べ切れないだろうがな」
生クリームの多さが半端ない。
甘過ぎるくらいの甘さが口を支配してくるのが分かる。
生クリーム中毒になっちまいそうな量だ。
AR-15は平気そうに食べてるみたいだが甘党なのか?
「甘いものは結構好きですよ?」
幸せそうな顔をしてパフェを食べるAR-15。
癒されるわあ、マジで。
これでおっぱいがあればッ………!
16LABの連中め、何故AR-15のおっぱいをつるぺたにしたんだ⁉︎
奴らの中に貧乳好きでも居たのだろうか?
まあでも、おっぱいのあるAR-15とか想像できねぇわ。
違和感しか湧いてこない。
「何を考えてるの、指揮官?」
俺の心を読んだのかAR-15がニッコリと笑いながらフォークでイチゴを串刺しにする。
ヒェッ………思わず俺の愚息を両手で庇っちまったぜ。
「な、何も考えちゃいないさ。おうとも、何も考えてないとも、うん」
「そう、だったら良いのだけれど」
やれやれ、寿命が縮まる思いだぜ。
再びパフェの残りを食べようとしたが、ふと視線を感じて前を向く。
すると、何やらえらく見つめてくるAR-15と目が合った。
「ど、どうした?」
「指揮官、動かないで下さい」
は?おいおい、何をするつもりーーーーーー
「⁉︎」
………………思考が追いつかない。
今俺は何をされた?
AR-15が突然顔を近づけてきて、頬を舐められた?
何故?
AR-15の方を呆然と眺めていると、彼女も自分が何をしたのか理解したようで顔が見る見る内に真っ赤になっていく。
「え、いや、あの、その、これは………!」
しどろもどろになって何かを言おうとしているが、言葉が出てこないようだ。
「し、指揮官の頬に、その、生クリームが付いてたので………その、取ろうと………」
………つまりあれか?
俺は漫画とかラブストーリーでありがちな展開を体験したと?
……………………………………………………………溶けそう。
「ちょっと、指揮官⁈指揮官ーーーーーー‼︎」
「どうしたのだお嬢さん。………む、心臓が止まっておるな此奴」
「ええッ⁉︎」
………あれ?
何だここは?
花畑が広がってるしとても綺麗な場所だ。
前にも一度来たような気がするが。
お、川の向こうに母さんと親父がいるじゃねぇか。
おーい、聞こえるかーー⁉︎
………は?帰れ?
おいおい、息子に対して酷い事言うな。
つか何であんたら川辺で椀子そば食ってんだよ。
そして親父、どさくさに紛れて母さんの尻を揉むなって………おお、母さんのコークスクリューパンチで親父の身体が宙を舞ってやがる。
親父、そりゃダメだ。
いくら母さんの胸が貧相だからって安易に別の部位に快楽を求めるのは浅はかだぜーーーーーー危ねッ⁉︎
息子に向かって弓矢を飛ばしてくるんじゃねぇよ、親のする事かテメェ‼︎
………なんか前にもこんな事あった気がする。
「う、う〜ん?俺は一体………?」
「指揮官ッ‼︎」
うおっ、どうしたんだコルト⁉︎
そんな泣きそうな顔して………。
「目が覚めて良かったです。指揮官、さっき心臓止まってたんですよ?」
はあッ⁉︎
嘘だろ、俺心臓止まってたの⁉︎
一体俺の身に何が起こったんだ?
AR-15とパフェを食ってたのは覚えてるが、それ以降の記憶が抜けちまってる。
「ふーむ、どうやら強いショックを受けた事による記憶喪失のようじゃな」
いつの間にか現れたマスターが最もらしい見解を述べる。
にしても強いショックねぇ、何があったんだ?
「なあ、コルト。何があったのか教えて貰っても「だ、駄目です!」いや、少しくらい教えてくれても「絶対に駄目です‼︎」お、おう」
何故だか赤ペンキより赤く染めた顔で拒否られた。
ま、まさか俺は一線を超えた行為をしてしまったのか⁉︎
それで行為を拒否したAR-15にボコられて記憶が飛んでしまったのか⁉︎
もしそうだとするならAR-15の態度も合点が行く。
成る程、一線を超えた行為をされそうになったと言うのは流石に憚られるだろう。
こうなれば土下座をして謝るしかない!
「すまん!俺は何という事を!これで許してくれとは言わないが、謝らせてくれ!」
「え、えええッ⁉︎指揮官⁉︎」
ベキャッ‼︎と床が抜けそうな勢いで土下座を敢行する俺の姿にAR-15が叫ぶ。
「(ふむ、この様子じゃと自分がとんでもない行為をやらかしたと思っておるようじゃな)」
「(ま、マスターさん。ど、どうすれば………)」
「(ここはひとまず謝罪を受け入れておくのが吉じゃろう。下手に何かを言って拗れても面倒じゃからな)」
「(り、了解しました!そうします)」
「えっと、指揮官?その、私は気にしてないので頭を上げて下さい」
「そ、そうか。何度も言うが悪かったな」
どうやら許して貰えた?ようだ。
ふう、この一週間で一番寿命が縮んだ気がするぜ。
「も、もう良い頃合いですし帰りますか⁉︎そうです、そうしましょう指揮官‼︎」
「え?ああ………じゃ、行くか。また今度日を改めて来るわ、マスター」
「うむ、道中気を付けてな」
微笑ましいものを見るような目で俺達を見るマスター。
何故だろう?まあいいか。
AR-15も早く行こうと急かしてくる事だし、帰りますかね。
指揮官とAR-15が帰ってから数十分後。
喫茶店のマスターは葉巻を吹かしながら、誰もいない店内で寛いでいた。
「む、もうこんな時間か。さてーーーーーー⁈」
そろそろ片付けて店仕舞いの準備をするかと思い、座っていた椅子から立ち上がったその瞬間、ゴバッ‼︎という轟音と共に店の壁が粉々に砕け散った。
「な、に…………⁉︎」
マスターは咄嗟に伏せて無事だったが、壁は見るも無残に破壊されて大穴が空いている。
それだけではなく、目を凝らしてよく見ると壁の向こうに人影があった。
「ハッ、脆いもんだ。さて、グリフィンの鉄屑人形と指揮官はどこだ?」
人影が声を発する。
店内に立ち込めていた土煙が晴れ、その姿が鮮明になる。
其処には一振りの剣を携えた鉄血人形のハイエンドモデルであるエクスキューショナーが獰猛な笑みを浮かべて佇んでいた。
時は数時間前に遡る。
イントゥルーダーに誘われて人間の街にやって来た彼女。
性格が合いそうもないイントゥルーダーと何故エクスキューショナーが共に行動しているかというと、ここ最近人間の街に入り浸っているイントゥルーダーが、以前自分に辛酸を舐めさせたグリフィンの変態指揮官に出会ったという話を聞いたからだ。
「もしかしたら、復讐のチャンスがあるかも知れないわね?基地に襲撃を仕掛けるより、リスクは少ないでしょうし」
その言葉に乗ったエクスキューショナーは意気揚々と街にやって来たのはいいが其処から先が問題だった。
イントゥルーダーと違って趣味といったものを持ち合わせていない彼女は暇を持て余してしまったのだ。
やる事も無いのでグリフィンの指揮官を探しがてら街を歩いていたのだが、直ぐに後悔する事になった。
怪しげな男に声を掛けられたり、急に尻や胸を揉もうと寄ってくる変態集団(勿論触ってきた連中はボロ雑巾にした)や、踏んで下さいハアハア‼︎などと叫びながら走ってくる男達。
「この街には変態しかいねェのか‼︎」
と慟哭した彼女には同情せざるを得ないだろう。
もう帰ろうかなと考え始めた時、イントゥルーダーから連絡が入って来た。
『どうかしら、人間の街を観光したご気分は?』
「この上なく最低だ、クソッタレ。二度と来ねェよ。何でこの街は変態しかいねェんだ‼︎」
『それは仕方ないわね。だって貴方、即堕ち2コマキャラみたいな気配放ってるもの』
「ソクオチ二コマ?何だそれ?」
『世の中には知らない方がいい事もあるのよ、エクスキューショナー?』
「あっそ。で、何の用だよ?」
『あら、私とした事が忘れる所だったわね。例の指揮官だけど、とある喫茶店によく出入りしているそうよ?貴方のいる場所からも遠くないわ。行ってみる価値はあると思うわよ?』
「ここか?あのグリフィンの変態野郎がいる店ってのは?」
イントゥルーダーからの連絡を受けた後、エクスキューショナーは教えられた喫茶店の前に足を運んでいた。
「チッ、まあいい。さっさとあの野郎をブチ殺して帰るとするか」
そう言って彼女は己の武器である剣を壁に振り下ろす。
不可視の斬撃が轟音と共に店の壁を破壊し、土煙が舞い上がる。
煙が晴れ、滅茶苦茶になった店内を見渡すが中には店の人間らしき老人以外誰も居ない。
どうやら空振りだったようだ。
苛立ち紛れに舌打ちをして、せめて情報だけでも引き出そうとして老人に近づく。
「………御主は何者だ?人間ではないようだな」
「あ?どうでもいいだろ、そんな事。それより、この店にグリフィンの鉄屑人形と指揮官が出入りしてるという話を聞いたんだが、何か知ってる事があるなら言え。言わねェなら殺す」
「………悪いが個人情報は守る主義でな。そう簡単に話す訳にはいかん」
「そうかよ。じゃ、死ね」
そう言うや否や、ブォンッ!と斬撃が放たれ老人に直撃する。
「ったく、とんだ手間と時間の無駄だったな。これ以上は無駄足みたいだし司令部に戻るか………なっ⁉︎」
ため息をついて帰ろうとしたその時、彼女は信じられないものを見たというような目をする。
それもその筈、先程殺した老人がパンパンと服に付いた埃を払いながら立っていたからだ。
驚くべきことに老人は傷一つ負っていない。
「中々手荒いのう……………!」
「何者だ、テメェ?どうやって今の攻撃を避けやがった?」
エクスキューショナーは警戒しながら老人に問いかける。
「何者と言われてもな。儂は唯の隠居した爺じゃよ」
「テメェみたいなジジイが居てたまるか!」
ふざけやがって、とエクスキューショナーは悪態を吐く。
どうやら偶然斬撃が外れただけのようだ。
今度は必ず殺す。
「今度こそくたばりやがれ!」
再度斬撃を放とうとするエクスキューショナー。
だが、それを老人は手でそれを制した。
「まあそう殺気立つでない。話し合いといこうではないか」
「話し合いだ?テメェ、今の状況分かってんのか?話し合いの余地なんざねェよ」
エクスキューショナーは殺気を放ち老人を威圧するが彼は身動ぎ一つしない。
それが余計に彼女の気に障った。
「そうか………どうしても話し合いたくないと言うなら仕方あるまい。お手柔らかに頼むとしよう。こういった戦闘は実は不慣れでな………」
身体をプルプルと震わせながら老人は両腕の服の袖をまくる。
その直後、ドンッ!という音を発して老人の二の腕の筋肉が膨張した。
余りに予想外の光景にエクスキューショナーは目を見開く。
「何せいつも一方的な殺戮になってしまって………」
お前さんなら楽しめそうだ、と笑いながら骨をボキボキと鳴らし、尋常ではない殺気を撒き散らす老人。
エクスキューショナーはそれを見て思った。
「(あれ?ひょっとしてオレ殺される?)」
と。
次回予告
「店の修理費用は日本円換算で約2000万だ。返しきるまでは儂の店で働いて貰おう。ーーーーーー但し、メイド服でな‼︎」ーーーーーー喫茶店のマスター
「だああああ‼︎こいつも変態かよ⁉︎」ーーーーーー鉄血のハイエンドモデル人形・エクスキューショナー
「フフッ、私の時代が来たな………!」ーーーーーーAR小隊の隊員・M16A1