おっぱいフロントライン ※休載中※ 作:スクランブルエッグ 旧名 卵豆腐
今回からちょっとシリアス風味で。
おっぱい要素は勿論あるから読者諸氏は心配しなくてもヨロシある。
今から5年前。
きっかけとなったのはN-24地区で確認された奇妙な現象だ。
君も知っての通り、N-24地区は第三次世界大戦による核の放射線と崩壊液の汚染による影響で立ち入りが厳しく制限されていた。
とてもではないが、人はおろか生物の住める環境ではない。
だが、ある日有り得ない報告が舞い込んできたんだ。
『N-24地区に植物や動物達が戻ってきている。汚染レベルも急激に低下している』と。
初めは皆何の冗談だと困惑していたよ。
放射線・水銀・コバルト・カドミウム………。
そして崩壊液。
N-24地区を覆い尽くしていたあらゆる汚染物質が、どういう訳か綺麗さっぱり消え去っているというのだ。
さて、地区一帯を覆っていた汚染物質は何処へ行ったと思う?
分からないって?
まあそれは当然だろう。
そう、汚染物質は消えた訳じゃない。
喰われたのだ、『ヘドラ』に。
では『ヘドラ』とは何か?
話を少し戻そう。
汚染レベルが低下したN-24地区を調査する為、軍は急遽あらゆる学者・研究者を総動員した調査隊を組織し現地に派遣した。
その中には、軍の研究室に配属されたばかりの僕もいたよ。
そして見つけてしまったんだ。
汚染レベルが低下したN-24地区の中で、唯一異常なまでの汚染が検出された池。
勿論、汚染レベルが高いから防護服を身につけないと近寄れなかったがね。
池にはドス黒いヘドロの塊のような何かが存在していた。
そのヘドロは汚染レベルこそ高かったものの、調査の結果信じられないものがヘドロの中に潜んでいる事が分かった。
微生物だ。
そうだ。あり得ないだろう?
放射線や崩壊液の汚染に晒されているヘドロに、微生物が存在していたんだ。
ヘドロの正体は、汚染物質を喰らう微生物の集合体。
あらゆるものを分解し崩壊させる崩壊液ですら、この微生物にとっては唯の餌に過ぎなかったのだ。
この微生物を発見した僕達は歓喜したよ。
これで人類が抱えている問題は一気に終息に向かう。
崩壊液の流出、第三次世界大戦での核の使用による放射能の環境汚染も完全に解決する事が出来る。
いや、それどころか微生物を上手く応用する事が出来れば………?
僕を含む調査隊は、この微生物を『へドラ』と名付け軍に持ち帰った。
そこから『へドラ』の研究はB-29地区に存在する上級部隊直轄の特別研究所に引き継がれた。
僕も『へドラ』の研究を続けたかったし、実際チームに参加させて貰えるよう上と掛け合ったりしたんだが、全て却下された。
まあ、当時の僕は経験も浅いひよっ子だったから仕方ないと諦めたよ。
その後は、僕も経験を積む為に別の研究所で勤務し、形式的とはいえ中佐の階級まで昇進できたが、それでも『ヘドラ』の事には耳を澄ませていた。
あの当時の調査隊の中に懇意にしてくれた人がいてね。
ミハイル・シュパーゲル博士………聞いた事はないか?
E.L.I.Dと生物学研究の第一人者だった人物だ。
あの人と知り合えたのは実に幸運だったよ。
第一線の研究者と言うだけあって、その長年を掛けて培った豊富な知識も経験も、僕が逆立ちしたって及ばないものだった。
とにかく、僕はそのシュパーゲル博士とも時折連絡を取って、こっそり『ヘドラ』のデータ資料を送って貰ったりしていた。
資料といっても断片的なものでしかないけどね。
所が、3カ月前くらい前から急に博士との連絡が取れなくなったんだ。
『ヘドラ』の研究が忙しいんだろうと最初は思っていた。
だが、それは違ったんだ。
博士以外の研究者や、研究所に常駐している警備兵といった人達も同様に連絡がつかなくなっていた。
軍には研究所で働いていた人の家族が押し掛けて対応に追われる日々が続いていたよ。
だが不可解な事に、当の軍も詳細は調査中で分からないの一点張り。
どう考えても何かがおかしかったが、軍の誰もがそれを口に出す事はなかった。
今にして思えば、皆何かを察していたんだろうな。
とんでもない何かが、あの研究所で起こったんじゃないかって。
そんな時だ。
一週間前に、僕のパソコンに一通のメールが送られてきた。
差出人は、他でもない博士だった。
メールには動画のファイルが添付されていた。
問題はその動画だった。
動画の内容を要約するとこうだ。
研究所が、どういう訳か軍の特殊部隊による襲撃で壊滅。
彼等の目的は地下最奥部で研究されている『ヘドラ』を狙った可能性が高いという事。
今は地下の研究室に立て籠もっている事。
軍は信用出来ないから、別の手段で救助に来て欲しいと言う事。
そして、断片的とはいえ『ヘドラ』に関する資料を所持し、見聞きしている僕の身にも危険が迫っているという事。
………それから僕は大急ぎで『ヘドラ』のデータ資料が入った端末を持って、着の身着のまま逃げ出したよ。
だがやはりと言うべきか、直ぐに抜け出した事に気付かれてね。
今にして思えば、最初からマークされていたのだろう。
必死で追撃をかわしながら、逃げ回ったよ。
そして丁度グリフィンの基地を見つけて逃げ込んだという訳だ。
勿論、賭けではあったけども。
軍に連絡されて引き渡される可能性も当然考えたが、このまま逃げ続けてもいつか限界がくる。
ならば、いっそグリフィンに助けを求めるのも一手か、とね。
「これが、僕が軍に追われる事になった経緯だよ」
彼が話を終える。
俺の想像以上に厄介な件に巻き込まれた事を今更ながらに再認識させられた。
「成る程な。つまりどデカい爆弾をグリフィンに持ち込んでくれた訳か」
「………すまない。それについては本当に申し訳なく思っている」
「まあとにかくだ。アンタは暫くここで大人しくしておいてくれ。多少の不自由はあるだろうがーーーーーー」
その時、急に扉が開き血相を変えたカリーナが部屋に入ってきた。
「指揮官さま!本部からの緊急通信が入っています!至急、指令室に来て下さい!」
「穏やかな話じゃなさそうだな。直ぐにいく。中佐の監視は45とメイド長に任せる」
次から次へと何なんだ、今日は………。
ますます嫌な予感がしてきたんだが………。
仕方ない、今はとにかく指令室に行こう。
〜指令室〜
「久しぶりだな、ヘリウムガス上級代行官さんよ。態々緊急用の回線使って俺を呼び出した理由は何なんだ?」
『私はヘリウムガスじゃなくてヘリアントスだッ!何度も言うが上司の名前くらい覚えろッ‼︎』
デカい声を出すなよ。
攻撃力が下がるじゃないか。
相変わらずホログラム越しでも迫力があるな。
眼力が強すぎるぜ。
それにしても、何時もは冷静なアンタが珍しく取り乱してるみたいだが、何かあったのか?
『少々厄介な事態が起こっている。つい先程、B-29地区にハイエンドモデルを含めた鉄血の大部隊が侵攻を始めたという連絡が入った。あの地区は戦略的に然程重要な土地ではないものの、奪われて拠点化されれば脅威となる恐れがある。よって、指揮官。貴様は直ちに部隊を率いて防衛戦を展開しろ。これは、クルーガーさんからの命令でもある』
あのヒゲゴリラが言うって事は相当不味い状況だな。
他所の基地の応援はないのか?
『勿論他の指揮官達にもB-29地区へ支援部隊を派遣してもらっているが、いかんせん数が足りん。何より問題なのは侵攻した鉄血の中にジュピターが混じっている所だ』
マジかよ。
ジュピターってアレだろ、見た目が布団の洗濯バサミみたいなダサい大砲だろ?
見た目はともかく、アレが投入されているとなれば厄介だな。
………にしても、このタイミングでの襲撃ときたか。
それも、つい先程話題に上がっていたB-29地区だ。
流石に偶然だと思いたいが………。
『どうした、指揮官。何やら考え事をしているようだが』
「何でもない。唯、戦力が此方も足りない事は分かってくれよな。404と俺の所の第2部隊を出す。流石に全戦力は無理だぞ?こっちはこっちで基地防衛用の戦力を残しとかないと駄目だからな」
『承知の上だ。所で、第2部隊と言っていたが第1部隊はどうした?』
「自律作戦中だよ。彼女達にも連絡して合流するよう話をつけておく。通信終了」
ヘリアンとの通信を終えた俺は別のモニターを起動して再び通信を繋ぐ。
通信先は、今現在作戦行動中の第1部隊だ。
「あーあー………聞こえるか?応答してくれないと、君達全員が着用してる下着の色とサイズをオープンチャンネルで暴露しちゃうぞー?」
『聞こえてるわよ、指揮官。相変わらず変態ね。射撃の的になりたいのなら、遠慮なく言ってちょうだい』
モニター越しに応答してきたのは、第1部隊の隊長である鮮やかな橙色の長髪を二つに結った人形………ots―14ことグローザだった。
うむ、やはりいつ見ても素晴らしい脚線美だ。
あの脚で踏まれたいぜ。
因みにおっぱいはデッカい。
『フフフッ指揮官、やっぱりいつ見ても気持ち悪いです』
おっ、出たな9A91。
パアッと表情を明るくして罵倒してくる君に俺は悶絶しそうだ。
因みに彼女は、俺が罵倒されるのが好きだと分かっているから罵倒してきているだけだ。
見せかけの罵倒では余り興奮出来ないが、俺の事を思って言ってくれている健気な姿勢には感嘆する。
しかも、彼女の下半身はスケスケなのだ。
それはもうパンツが丸見えなレベルでスッケスケ。
後、おっぱいは中の上くらいのサイズだ。
『指揮官さん、頭大丈夫?占いじゃ、指揮官さんがトラブルに巻き込まれると出てたから心配したよ。まあ、指揮官さんは変態だから大丈夫だろうけど』
お前の占いは大当たりだよ。
もう既に巻き込まれてるからな。
彼女はK5。
ハンドガンの戦術人形であり、占いが好きで色々な占いをしている。
彼女の占いは当たると評判らしい。
やっぱりおっぱいは大きい。
『あら指揮官じゃない。また変な事ばっかり考えてる顔芸してるわよ?』
白い防寒対策バッチリな格好をした金髪の戦術人形であるモシン・ナガンが楽しそうにモニターへ手を振っている。
うーむ、やはり黒タイツはいいな!
アレはアレで並々ならぬエロさを誇っている。
あの脚に頬擦りしたい。したくない?
因みにおっぱいは普通だ。
『指揮官?オイタも程々にして下さいね?でないと銃床で肋骨を粒子状になるまで砕きますよ?』
ふっ、出たな。
この基地の真のヤベー奴。
天使の顔をした悪魔。
蒼衣の災害。
その名は。
スプリングフィールドM1903。
またの名を春田さん。
俺が指揮する直轄部隊でもトップクラスの実力を誇る最恐ライフル。
ライフルの癖に銃剣で暴れ回る姿は正に災害そのものだ。
女神のような包容力を持つ彼女は、数少ない俺の天敵でもある。
いつかあのスーパービッグおっぱいを揉みたい。
彼女が昔着任してから何度そう思ったことか。
その野望はいまだ叶っていないがな。
だが、俺はいつか必ず!
あのスペシャルフワトロバインバインおっぱいを揉みしだいてやるんだッ‼
『指揮官?また変態的妄想をしてますわね?帰ったらマフィンを焼いたオーブンで指揮官を焼いて差し上げます。楽しみにしておいてくださいね?』
ヒエッ………。
笑顔でニッコリ微笑む春田さんに俺の息子が縮み上がる。
ま、冗談はこれくらいにして真面目に行こうかね。
「全員元気そうで何よりだ。本来なら、このまま基地に帰投してもらう筈だったが、お前達には継続して新たな任務を遂行してもらう。任務内容はB-29地区に侵攻する鉄血の撃破・殲滅。回収用のヘリに搭乗した後、B-29地区にて作戦を開始。尚、同地区にはハイエンドモデルが確認されている上に地上配備型砲台『ジュピター』が展開されている」
『ハイエンドモデルとジュピターを同時に相手取るという事?骨が折れそうね』
「そうだ。だがお前達なら必ず成し遂げてくれると確信している。頼んだぞ。それと、俺も現地に入る。鉄血の目的が何なのか、この目で確かめたいからな」
『また来るの?前にも言ったと思うけど、頼むから無茶はしないで頂戴。私達からしたら気が気でないのだからね?じゃ、また後でね。現地で合流しましょう?』
「おう。所でグローザさんや、後で会ったらおっぱいムニュムニュさせて「ブチッ」………っと、通信が切れたな」
どうやら向こうから強制的にシャットダウンされたようだ。
やれやれ、俺の周りはツンデレが多くて困るなあ。
あの後再び地下に戻った俺は、皆を集めて作戦内容を伝えた。
「で、私達も出撃かしら?変態指揮官?」
勿論だ45。
お前達404小隊もタップリ働いて貰うからな。
それと、さり気なく俺をdisっているようだが俺に変態なんて言ってもご褒美にしかならないぜぇ?
分かったか、まな板おっぱい人形さんよ⁉︎
お前の貧相な胸で洗濯物を洗ってやろうか、ええ?
「立ったまま死ね!」
痛アッ⁉︎
おまッ鼻を殴るのは卑怯だぞ‼︎
ヤベ、鼻血が………。
「ご主人様、ティッシュをどうぞ」
ありがとうメイド長。
ティッシュを詰めて………と。よし。
メイド長の呆れたような視線を流しながら、俺は皆に向き直る。
「総員傾注!さて、今言った通りB-29地区にて大規模な防衛戦を展開する事になった。404小隊と第2部隊はそれぞれ空路と陸路に分かれて現地に侵入。404は後方撹乱と潜入工作を、第2部隊は第1部隊と合流後に協同で作戦に当たる。何か質問は?」
俺が作戦内容を伝えると45が笑いながら手を挙げた。
どうした?
「いや、両鼻にティッシュ詰めて真面目な話してる姿がシュール過ぎてwwwwww」
やかましいわッ!
お前に殴られた所為だっつの‼︎
次回予告
「これが胸囲の格差社会か………!」ーーーーーー指揮官
「どこを見てるの、しきかーん?」ーーーーーー404小隊の隊長・UMP45
「ブ、ブルンバストって………セクハラよセクハラ‼︎」ーーーーーー404小隊の隊員・HK416
「416の胸の寝心地は最高。………痛い痛い!抓らないでよ」ーーーーーー404小隊の隊員・G11