おっぱいフロントライン ※休載中※   作:スクランブルエッグ 旧名 卵豆腐

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おっぱいが!
足りない!





指揮官「完全にバイ◯ハザードじゃね?」UMP45「気にしたら負けよ、しきかーん?」

ウロボロスは現れた白衣の男………木原数式を一瞥する。

彼の両手には銀色のグローブのようなものが嵌められていて、光の加減で淡く輝いているようにも見えた。

 

「ハッハッハ‼︎おぬしは随分と大きな口を叩くな?お前のような唯の人間に何が出来る?」

 

先程、まるで自分なら人形を倒せると言わんばかりの台詞をもって現れた木原数式。

正体が何であれ、ハイエンドモデルたる己には何の脅威でもない。

そう思っていると、木原は鬱陶しそうに語りだした。

 

「いやあ、俺も鉄血人形なんぞと会いたかなかったんだけどな?『上』の命令だから仕方ないんだよ。お前もここに何か用があって来た口だろ?だからさー…悪いけど、ここで潰されてくんねーか?面倒事の芽は摘んどく主義なんだよ。そもそも俺は、こう見えて元は鉄血工造に居たんだ。誰がお前達鉄血人形や武器を開発してやったと思ってんだ?リコリスだけがお前らの創造主って訳じゃねーんだぞ?ああ?」

 

鋭い目付きでウロボロスを睨む木原数式。

木原の高圧的な物言いに対して、ウロボロスは頭を振るとやれやれといった具合に肩を竦めて見せた。

 

「ハッ!何だその義理と人情に溢れた台詞は?もしかして恩返しでも期待しておるのか?おぬしの事情なぞ興味はない。潰されるのは貴様だよ人間風情が。そもそもだな」

 

そう言ってウロボロスは自分の頭を指差すと、

 

「イカレるなら一人でやれ。仮におぬしに製造されたとしても、一々思い出なぞ留めておくとでも思っているのか?だとしたら相当『愉快』だな、貴様という人間は」

 

最大限に嘲笑いながら一笑した。

それを見た木原は、ガシガシと面倒くさそうに頭を掻く。

 

「………つか、本気でムカつく人形だな、お前は。いやー殺したいわー…滅茶苦茶殺したいわー………。こんな事なら蝶事件が起きる前にお前らみたいな欠陥品はぶっ壊しとくべきだったんだよなあ。失敗、失敗…何やってたんだかな俺は………」

 

 

顔を俯けた木原は、溜息をまた吐くとウロボロスを殺意を込めた瞳で睨みつけた。

 

 

「ま、そんな訳で死んでくれや。鉄血人形さんよ‼︎」

 

 

ダッ‼︎と木原がウロボロスに向かって走り出す。

それを見たウロボロスは嘲笑いながら何もせず立っていた。

それはそうだろう、彼女には攻撃を通さない電磁シールドが備わっている。

これを展開している以上、誰も彼女に危害を加える事は出来ないだろう。

 

 

 

 

 

「(全く…何を考えておるのだ、この馬鹿は。さて、どう料理してやろうーーーーーー)ガァッ⁉︎」

 

 

 

 

 

木原の拳が、どういう訳かウロボロスの顔面を捉えた。

 

 

「な…に⁈馬鹿な、電磁シールドは展開していた筈………⁉︎」

 

あり得ざる事態に動揺するウロボロス。

その隙を取り逃がす程、木原数式は甘くなかった。

 

「おい屑人形。もう一辺聞くけどよぉ、お前らのつまんねー装備と力は誰が研究開発してやったもんだと思ってんのよ?………ほーれ、よく考えてみろ!」

 

ガァン‼︎と再度木原の拳がウロボロスの顔面を捉える。

 

「が………は…‼︎」

 

殴り飛ばされ、地面に倒れ伏すウロボロス。

 

「ま、取り敢えずお前は何も知らないまま、ここで地面のシミにでもなっててくれ。そっちの方が屑人形のお前にゃお似合いだろうからなあ?」

 

そう言って、笑いながらウロボロスを見下す木原。

 

「舐め…るなよ‼︎この、人間がアアアアアア‼︎」

 

ウロボロスは最大の武器である『スティンガーバースト』を撃ち放った。

 

だが……………

 

 

「駄目なんだよなあ」

 

 

木原に向かって放たれた小型ミサイルは、何故か軌道を変えて明後日の方向へと飛んでいく。

 

「なッ………⁉︎」

 

「ほれ、お返しだ‼︎」

 

木原の蹴りが炸裂し、蹴り飛ばされるウロボロス。

 

「ご……は…!貴様、まさか軍用の人形?若しくは身体を機械で強化して………⁉︎」

 

「あ?ギャハハハハッ‼︎違う違う、そうじゃねーよ。そういうのはお前らモルモットの役目だろーが。そんな馬鹿げた事しなくたって、お前一人潰すのに苦労なんざしねーんだよ。今日はコイツの調子も良いしなあ⁉︎」

 

そう言って、木原は腕に装着されている銀色のグローブのようなものをガシャガシャと握ってみせる。

 

「別にお前達人形の電磁シールドは絶対無敵の盾って訳じゃねーだろうが。ただ単に、強力な電磁メタマテリアルで構成された壁を身に纏ってるだけだ。なら話は簡単でよお、纏ってる電磁波の波形を乱しちまえばいいんだよ。そうすりゃ、お前御自慢のシールドは誤作動を起こして機能を止めちまうのさ。最も、人形ごとに波形のパターンは違うから一度は観測しねーと駄目なんだけどよ」

 

分かってくれたかな、マゾヒストちゃん?と倒れたままのウロボロスを見下しながら笑う木原。

 

「お前のような屑人形にゃ、ちと難し過ぎたかなあ?さっきのミサイルも同じ事だ。お前達は兵装を使用する際、複雑な演算を用いている………なら、そいつを乱しちまえばいい」

 

木原は足を上げると、ウロボロスの顔面に振り下ろした。

 

「特殊な音波や電波でッ全部ジャミング出来んだよッ‼︎俺は鉄血の思考・行動パターン・演算能力全部把握済みだ‼︎こっちも伊達にお前らの事、開発してねーぞッ‼︎」

 

グシャッ!ゴシャッ!と木原の足がウロボロスの顔面に食い込む。

 

「なあ、屑人形。お前は何も分かっちゃいねーよ。大体よー、蝶事件はどうして起こった?何で鉄血工造だけが狙われて、同じ人形開発してたI.O.Pは狙われなかったと思う?軍のアホどもは真実を隠してるつもりみたいだがな。ま、俺には関係ない話だ」

 

詰まらなさそうに言うと、木原は興味を失ったかのようにウロボロスから視線を外した。

 

「木原さん、この人形はどうされますか?」

「あ?殺すに決まってんじゃん。生かしとく理由もねーし」

 

分かりきった事を聞くな、と言わんばかりに首を振る。

 

そのやり取りを見ていたウロボロスは怒りに身を震わせながらも、この場を切り抜ける方法を考えていた。

 

「(何か、何か打つ手がある筈だ………!とにかく奴の隙をついて、一旦この場から離れなくては………)」

 

 

 

その時だった。

 

 

 

「う、うわあああああああああああッ⁉︎た、助けてくれッ⁉︎」

 

悲鳴が聞こえ皆が振り向くと、離れた場所にいた一人の男が泥状の何かに呑まれかけていた。

 

「(ッ⁉︎今だッ‼︎)」

 

全員の注意が泥状の何かに向いたその隙に、ウロボロスは人形の膂力を駆使してその場から脱兎の如く逃げ出した。

 

「チッ!逃げられたか。まあいい。それより………何だこりゃあ?こいつが例の暴走した奴か?こんな所にまで拡大してやがんのか。面倒くせぇな。………おい!何ボーっとしてんだ役立たずの愚図ども‼︎さっさと撃て‼︎」

 

「し、しかし!今撃てば彼にも弾が‼︎」

 

「構わねーよ。お前らみたいな駒、幾らでも補充は効くんだ。言う事聞けねーんなら殺しちゃっても良いんだよ。俺に今殺されるか、あの馬鹿ごと『アレ』を撃つか好きな方を選べ」

 

木原のドスの効いた声に、震え上がった男達は一斉に発砲する。

しかし、放たれた弾丸は泥に虚しく吸い込まれるだけに留まり、捕らわれた男の命を刈り取っただけだった。

 

「はん、成る程ねぇ?並みの火器じゃ効かねーみたいだな。………おい!お前らはコイツの相手をしとけ。その間に俺は用事を済ませてくるからよ」

 

「り、了解しました!しかし、アレには銃弾が効きません。どうすれば………」

「バカかお前。アレをよく見ろ、たかが泥状の塊だ。だったら燃やすなり凍らせるなりやり方があんだろ。ちったあ自分で考えろって。この脳筋の役立たずが」

 

吐き捨てるように言うと、木原は建物の中へと入っていく。

 

 

「さあ、楽しい楽しいパーティーの始まりだぜ?」

 

 

木原の顔には邪悪な笑みだけが広がっていた。

 

 

 

 

 

 

〜一方その頃〜

 

 

「触手さん、アンタとは良いおっぱい論議が出来たよ。また何処かで会おうぜ」

 

あの後、おっぱいについて触手さんと語り合った俺は彼?に別れを告げ、404小隊とともに処理場を後にしていた。

因みに触手さんは、あのまま彼処に住み続けるつもりらしい。

研究所へと続く廊下を通り抜けると、重厚な扉が見えた。

当然ロックが掛かっていると思っていたが、以外な事にロックは解除されている。

 

「………怪しいな。これ程の研究施設なら、掛かっているセキュリティレベルも相当な筈。だというのに現状はこれだ」

 

いくら軍の特殊部隊が襲撃してきたとしても、セキュリティシステムを作動させる間くらいはあった筈。

まるで、人を招き入れようとしているかのようだ。

 

「よし、9とG11は背後を警戒。俺と45が先行する。416は中佐の護衛をしろ。45、お前は左側に行け。俺は右からだ」

「了解」

 

手に握っているAN-94を構えながら、扉をゆっくりと開ける。

そのまま中へと入ると、そこにはーーーーーー。

 

 

「こいつは………」

 

 

まず目についたのは赤。

それが血であると確認できたのは、赤い血の海に転がる死体を視界に収めてからだった。

広いフロア一面が死体に彩られている。

黒い迷彩柄の服装、装備。

間違いない。

正規軍の特殊部隊だ。

 

「指揮官、これを見て。全員身体の一部が融解してる」

 

45が死体を調べながら言う。

確かに、この場に転がっている死体は全て身体の何処かしらがグズグズに崩れて融解していた。

中には腕や足だけを残して溶け落ちている死体もある。

後から入ってきた皆も、広がる惨状に僅かに顔を顰めた。

 

「死体もそうだがもう一つ不可解な事がある。こいつらの銃を見たが、発砲していないのが殆どだ。反撃する間も無く一方的にやられたと見るべきだろう」

 

仮にも特殊部隊が為す術もなくやられるなどと、俄かには信じがたい。

彼等を襲った犯人は奇襲的且つ、銃や刃物とは違う武器を使って彼等を殺した。

そんな事が人間に出来るのか?

人形でも無理だろう。

何より彼等は身体の一部が融解するという通常ではあり得ない死に方をしている。

 

「中佐。アンタはどう思う?研究者としての見解を聞かせて欲しいが」

「うむ………確信を持って言えるのは、彼等を襲ったのは人や人形ではないという事。そして人体を用意に融解させうる手段を所持している事だね。それは………」

 

中佐が途中で口ごもる。

恐らく、頭に浮かんだ仮説を口にしたくはないんだろう。

それはそうだ。

俺も同じ事を考えているんだからな。

 

「………中佐。アンタが考えている事は恐らく正しいぜ。これだけの惨状を生み出せるのは唯一つ」

 

 

 

「「崩壊液だろうな(だろうね)」」

 

 

 

言葉が重なる。

崩壊液。

世界を汚染し、大戦の遠因ともなった忌まわしき旧文明の遺産。

 

「一つ聞きたいんだが、この研究所で研究されていた『ヘドラ』ってのは汚染物質を喰う微生物だったよな?喰う事が出来るなら………吐き出す事も可能じゃないのか?」

「それは………分からない。少なくとも発見した当初の『ヘドラ』にはそんな行動は見られなかった。結論を出すには証拠も足りないし、不確定要素が多すぎる」

「とにかく、先に進もう。どうやらエレベーターが使えるみたいだからな」

 

壁張られている研究所内部の地図を見ると、実験区画は地下に存在しているようだった。

地下か………あんまり行きたくねぇな。

フロアにあるエレベーターは運良く稼働しているようだ。

ボタンを押して暫くすると、チーン!という音がしてエレベーターの扉が開く。

どうやら地下まで直結のエレベーターらしい。

ボタンは地下と地上の二つのみ。

エレベーターに全員で乗り込むと割と窮屈だった。

 

それにしても………

 

 

 

 

いやー、満員のエレベーターってのも悪くないな!

いい具合に、俺を中心にして四方八方からおっぱいに囲まれている。

しかもまあまあな密着度だ。

右は9のおっぱい、左はメイド服に身を包んだ416のブルンおっぱいだ!

前にはG11がいて、いい感じのマイナスイオンを放ってくれている。

問題があるとすれば、背後に控える45だ。

柔らかみを一切感じないゴツゴツとした壁。

まさに万里の長城だ。

夢も希望もない。

考えてみろ、謂わばアスファルトをベッドにして寝てるようなもんだぞ?

 

「今何を考えてたの、しきかーん?」

「イイエワタシナニモオモッテマセン」

 

俺の心の叫びを感じとったのか、45が銃口を脇腹にグリグリと押し付けてくる。

 

「どうせ、また胸の事考えてたんでしょう?この変態」

 

416が床にこびりついた染みを見るような目で俺を見ながら罵倒してくるが、俺の鋼のメンタルは傷つきもしない。

寧ろ、メイド服を着てる416に罵倒されるなんて快感にしかならねぇ!

分かったか、水色おっぱいメイドちゃんよぉ⁉︎

 

「私だって好きでメイド服を着てる訳じゃないわよ!あの触手にさえ不覚を取らなければ………!水色おっぱいって言うな!」

「グヘアッ⁉︎」

 

ゴスッ!と416の拳が俺の鳩尾に突き刺さる。

遠慮のない一撃………流石だ。

 

 

 

 

 

〜研究所地下〜

 

エレベーターから降りると、 複数のオフィスがあるフロアに出た。

どうやら実験区画ではないようだ。

床には書類や資料が散乱している。

 

「エラく散らかっているな。まあ襲撃があったんだから当然だろうが………ん?」

 

机の上に一冊の本が置かれている。

手にとって見ると、どうやら日記のようだった。

 

 

 

『研究員の日誌』

 

◯月※日

 

今日、嬉しい通達があった。

何と私に『ヘドラ』の研究スタッフとして参加せよという旨の通知が届いたのだ。

N-24地区で発見された未知の微生物………この生物のメカニズムを解明し、その性質を利用できれば我々人類は再びかつての繁栄を取り戻せるに違いない。

明日からが楽しみだ………!

 

 

△月×日

 

今日は軍の上層部が視察に訪れた。

研究主任のシュパーゲル博士が付きっ切りで応対し、『ヘドラ』の将来性について語っている。

今回の視察で『ヘドラ』研究の予算がもっと増える事を祈るとしよう。

早く『ヘドラ』の実用化にこぎ着けなければ!

 

△月※日

 

今日、耳を疑うような話を聞いてしまった。

『ヘドラ』の研究の目的は軍事利用…即ち生物兵器を作る事らしい。

軍も政府も何を考えているんだ⁉︎

『ヘドラ』を平和利用する為に研究していたのではないのか⁉︎

納得がいかず、私はシュパーゲル博士に直談判した。

シュパーゲル博士には疲れた顔で言った。

上層部の圧力と脅迫じみた物言いに承諾せざるを得なかったと。

研究を拒否すれば予算を打ち切るとまで言われたそうだ。

………我々は兵器を作る為にここに来た訳ではないというのに。

 

×月◯日

 

『ヘドラ』は危険だ。

今更になって、その恐ろしさを実感している。

何と『ヘドラ』は喰らった生物を取り込み、再現する能力を持っているのだ。

先日、注意を怠ったスタッフが『ヘドラ』に襲われ死亡した。

しかも、スタッフを襲った『ヘドラ』は姿を変化させて人間の形をとるようになったらしい。

最初は泥状の微生物群体だったというのに恐るべき進化速度だ。

食性も汚染物質を喰うに留まらず、肉食性となってきているようだ。

それに比例するかのように凶暴性も増している。

 

まだ我々も知らない力を有している可能性が………。

 

我々はとんでもないモノに手を出してしまったのでは………?

 

 

◯月△日

 

 

緊急事態だ!

研究所が武装した特殊部隊による襲撃を受けた。

セキュリティシステムもダウンしている。

通信も全く繋がらない!

まさか目的は『ヘドラ』か⁉︎

いや、それより今は脱出する事を考えるべきか………!

 

◯月◯日

 

大変だ!

実験区画で厳重に管理されていた『ヘドラ』が姿を消している!

襲撃の影響で管理システムがやられてしまったのか⁉︎

 

ん………?何だ

 

 

 

◯月×日

 

危なかった。

まさか『ヘドラ』に襲われるとは。

何とか逃げたが、ここは、何処だ?奴にかけられた体液みたいなモノがベタ付いて気持ち悪い…日記だけ持ってきてしまったが、どうしよう………。

博士や他のスタッフの皆は無事なんだろうか………。

 

 

△月◯日

 

肩の部分がやけにかゆい。

奴に体液をかけられた部分だ。

鏡で見てみると、焼け爛れたようになっている。

完全に出口を見失った。

さっきから全然進んでいない気がする、疲れているのか?

 

 

なんにちめ?

 

全然でぐちがみつからない、かたの部ぶんが大きく膨れ上がって腫れ物みたいなものができていた ぼくどうなって

 

だれかたす

 

 

 

 

なかまができた

どろどろだけど、とてもやさしい

きょーも、いっしょににんげんおそう

うまか です

 

 

あれ?なかま?じぶん? だれ だっけ?

 

 

ぼくはだれぇ?

 

あははははははははははははははははははははははははははははははははははははは

 

 

 

ぼくは、だれ?

 

 

 

 

(日誌はここで途切れている)

 

 

 

 

「………マジかよ」

 

口を開いて出てきたのはそんな一言。

だが、おかげで『ヘドラ』の脅威度も分かった。

 

「とんでもない事に巻き込まれたみたいね、私達」

 

いつの間にか、日誌を手に取ってパラパラと読み進めている45が僅かに顔を険しくしていた。

 

 

 

「ヤレヤレだ。取り敢えず、先に………」

 

 

先に進もうとしたその時。

 

壁が轟音とともに吹き飛んだ。

 

 

破壊された壁の向こうに、何かがいた。

 

 

ソレは身体が異様に膨れ上がっていた。

背中の肉からは何本もの触手が生え揃い、顔は焼け爛れている。

両手には斧を携えており、腐臭を漂わせていた。

 

 

 

 

「ハハッ…!冗談キツイぜ………!」

 

 

 

 

 

化け物の、耳をつんざくような声が響き渡った。

 

 

 

 

 

次回予告

 

「うおおおおおおおおおおおおッ⁉︎」ーーーーーー指揮官

 

「9ッ!駄目ッこっちに来ないで!早く逃げて‼︎」ーーーーーー404小隊の隊長・UMP45

 

「45姉ッ!指揮官ッ!」ーーーーーー404小隊の隊員・UMP9

 

「何してるの!早く逃げるわよ‼︎」ーーーーーー404小隊の隊員・HK416

 

「うう………こんな所こなきゃ良かった!」ーーーーーー404小隊の隊員・G11




………ウロボロスが嫌いとかそう言う訳じゃないんだ。
話の流れでああいう流れに………。


ウロボロスのおっぱいもデッカいと思う。
ハンターもデッカいと思う。
アルケミストはデッカい。

鉄血勢っておっぱい大きいキャラ多いよね。

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