おっぱいフロントライン ※休載中※   作:スクランブルエッグ 旧名 卵豆腐

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今回は難産だった。


指揮官「SOPちゃんの大破絵ってエロくね?俺は好き」

ヘリが堕ちた。

 

 

「どういう事だーッ!わーちゃん!」

「だから、AR小隊を乗せたヘリが墜落したのよ!どさくさに紛れておっぱいを掴むなっての!あと、わーちゃん言うな!」

緊急事態発生だ。

AR小隊を乗せたヘリがマシントラブルで墜落したらしい。

これだからCA◯COM製は‼︎

 

「指揮所に行くぞ、わーちゃん。場合によっては君や春田さんだけでなく、メイド長と婆さんも出撃する事になるかも知れん」

「分かったわ。指揮所に来るように皆に伝えとくわね!アンタは早く指揮所に行きなさい!」

わーちゃんが足早に駆けていく。

おっ、風に煽られてスカートの中が見え………いかんいかん、こんな事をしている場合じゃない。

とにかく指揮所に行くか。

 

 

「カリーナ、AR小隊の状況は?」

「極めて深刻な状況です、指揮官さま。不時着した場所は鉄血の活動地域で、尚且つハイエンドモデルの目撃もされています」

ホログラムで映しだされた画像には地図が表示されている。

「AR小隊を失う訳にはいかないんだ。彼女達の近くに対応できる部隊は居ないのか?」

「それが、今はあの近辺には誰も居ないみたいです」

そうか………。

なら、仕方ない。

 

「指揮官さま?どうして銃を…まさか⁉︎」

誰も居ないならこうするしかないだろ?

お前は基地の警備と、救出作戦の補佐をしてくれ。わーちゃん達もいるし皆でやれば何とかなる。

任せたぞ?

だから、AR小隊の直接的援護には

 

 

 

 

 

 

 

 

「俺が出る」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

状況は最悪だ。

よりにもよって鉄血の支配地域のど真ん中にヘリコプターが墜落。

通信は繋がるけれど、基地からは距離がある。

救出部隊が来るまでには時間がかかる。

それまでは何としても耐えなければ………。

 

「2時の方向に装甲兵複数を確認!」

「不味いな………完全に包囲されてる!弾がもう無くなるぞ!」

M16が若干の焦りを滲ませながら弾倉を交換し、射撃を続けるが多勢に無勢もいい所だ。

弾は残り少ない。

援軍は来ない。

あの指揮官は頼りになる筈もなく、絶体絶命というべき状況に私達は立たされていた。

 

「SOP!榴弾はまだあるか⁈」

「今ので最後だよ!どうしよう⁉︎」

 

 

《……AR…小隊!き…こえる……か⁉︎聞こえたら返事をしてくれ!》

その時、通信機にノイズ混じりではあるが指揮官らしき声が聞こえてきた。

《補給物資と救援を送った!俺ももうすぐ現地に着くからそれまで死ぬんじゃねぇぞ‼︎》

「指揮官………?私の聞き間違いじゃなければ、貴方もこちらに来てるんですか⁉︎無茶です!人間の貴方ではーーーー!」

《あん?その声はピンク色まな板ロン毛娘だな⁉︎》

「呼び名が長いわ‼︎まな板言うなって言ってるでしょう⁉︎」

こんな状況でも調子の変わらない指揮官の態度に思わず通信機を握り潰しそうになった。

《まあ落ち着け、ツルペタ桃色娘。………おい、全員その場に伏せろ!今から派手にぶっ放すからな‼︎》

 

次の瞬間、鉄血兵の一団が爆炎に包まれ物言わぬ鉄屑と化す。

それと同時に、鉄血兵を跳ね飛ばしながら走ってくる一台のピックアップトラックが目に入る。

その車は猛スピードで私達の前にくると停車した。

 

「よう、AR小隊。待たせちまったな!さっさと荷台に乗れ!弾もそこに積んである!このパーティー会場から脱出すんぞ!」

車の助手席に乗っている指揮官がグレネードランチャーを撃ち続けながら叫ぶ。

直ぐに私達は荷台に転がりこんだ。

 

 

「すまん、指揮官!助かった!」

「礼を言うにはちょっと早いぜ、M16さんよ。バレットダンスを始めようじゃねぇか!メイド長、OKだ!車を出してくれ‼︎」

「了解です、ご主人様。それでは皆様、振り落とされないようにしっかりと掴まっていて下さい。………それと、ご主人様。私の腰を気持ち悪い手付きで触らないで下さい。ここに置いていきますよ?」

メイド長と呼ばれた運転席に座っている若干目付きの悪い戦術人形が、そう言って思い切り車を発進させた。

鉄血が四方八方から攻撃してくるが、それは車に当たることはなく見る見るうちに距離が離れていく。

「相変わらず見事なドライブテクニックだな、メイド長。惚れちゃいそうだぜ。後でもう一回だけ胸揉ませて」

「下らない事言ってないで前を向いて下さい。絞めますよ?」

「アッ、ハイ。スイマセン」

 

 

 

 

 

数時間後。

 

ようやく基地に帰って来た。

あー、久しぶりに身体動かしたら疲れたわ。やっぱ芸術は爆発だよな。

まあでも皆無事で良かった良かった。

………それにしてもあれだな、皆いい感じに服が破れてやがる。

特にSOPちゃん、君の服の破損具合はヤバい。

新しい世界を開いてしまいそうだぜ。

M4も中々色っぽく服が破れている。

 

ハッ……………!

 

くっくっく、今俺は名案を思いついたぜ。

あの状態なら服は捨てざるを得ない筈。

つまり!

M4が着用した服を直にクンカクンカできる、またと無い大チャンスッ‼︎

我ながら恐ろしい発想に身震いするぜ。

 

「指揮官?どうされましたか?」

 

何でもないよM4ちゃん。

君は何も知らなくていいんだ。

 

「指揮官………お手を煩わせてしまって申し訳有りません………」

そんな落ち込むなって、あれは仕方ない。

良くある事だ。

 

「そう言えば指揮官、どうして指揮官がわざわざ助けに来てくれたんですか?」

AR-15が唐突にそんな事を聞いて来た。

真意が分からない、とでも言いたげな顔をしている。

「救出部隊を送ろうにもヘリも人員も足りなくてな。それにお前達が堕ちた場所は俺も時々行った事があるから勝手がが分かってる。だから俺が直接行ったんだよ」

「見捨てるという選択肢は無かったの?」

 

………はぁ?何を馬鹿な事を。

 

「本気で言ってんのか?何があっても俺はお前らを見捨てるなんてしねーよ。俺は確かに変態のクソ指揮官だが、そこだけは譲れないな」

「………そう。意外ね。少しは見直したわ」

「そうだろ、もっと褒めてくれてもいいんだぞ。何なら尻でも触らせて………冗談だ。だからナイフを俺に向けるな」

 

なあ、最近思ったんだが基地の外よりも中で武器を向けられる回数が多いっておかしくない?

俺が何をしたって言うんだ。

 

 

 

 

 

 

夜。

AR小隊全員が寝静まった後、俺は基地内の廃棄場に足を運んでいた。

目的は勿論、M4の服の切れ端である。

確かこの辺に………んん?

おかしいな、それらしい残骸が全くない。

そんな筈ないんだが。

 

「どうしたんだ、指揮官。何か探し物か?」

 

うおっ⁉︎

な………お前はM16⁉︎

 

「何故だ…さっき確認した時は確かに寝ていた筈だ」

「寝たふりをしていたんだ。指揮官の性格を考えると、次に何をするかは容易に想像できたからな」

 

ぐっ………まさか俺の完全なる計画がっ!

おのれぇ………………‼︎

「………そんなに欲しかったのか?これが」

M16が何かをぷらぷらと手に持ってぶら下げている。

そ、それは!M4の服の切れ端が入った袋か!

まさか先を越されるとは、一生の不覚………!

さらにこれで、俺が真髄の変態だと知られてしまった………。

 

「いや、指揮官が変態なのは皆周知の事実だと思うんだが………まあいい」

 

 

 

「少し私に付き合って貰うぞ?」

 

そう言ってM16は笑みを浮かべた。

 

 

 

 

 

M16に連れられて、俺は指揮所に来ていた。

 

「座ったらどうだ、指揮官。ほら」

何処からか椅子を引っ張り出してきたM16は片手に酒瓶を持っていた。

 

「それは………ジャック・ダニエルか?」

アメリカの代表的なウイスキー、ジャック・ダニエル。

やはり旧アメリカの銃を使っているから嗜好もアメリカ製の物を求めてしまうのだろうか?

そんな事を考えていると、いつの間にか酒を注いでいたM16にグラスを渡された。

 

「何でまた急に?俺と飲む必要があったのか?」

M16からのお誘いは確かに嬉しいが、経緯が経緯なだけに素直に喜べない。

 

「何、今日の一件での礼も兼ねてだ。指揮官には助けられたからな」

 

律儀な奴だな。

俺は大したことはしていない。

車で迎えに行っただけだ。

まあ礼をしたいってなら胸でも触らせて………やめておこう、血祭りにあげられる未来しか見えない。

 

「何だ?さっきから私の胸ばかり見て………ははあ、そんなに触りたいのか?」

 

そう言うとM16はおもむろに俺の手を掴むと、あろう事か自分の胸にそれを押し付けた。

 

「ちょっ、M16さん⁉︎いきなり何をしてるんですか⁉︎」

「見ての通りだ。何だ、物足りないか?」

 

ニヤニヤと笑いながら俺を見つめるM16。

言い忘れていたが、彼女は今三つ編みの髪を下ろしている上に、黒のタンクトップ一枚の下に下着を着けているだけという中々の格好だ。

服の上からとは、また違う新しい感覚が俺を包み込んでいく。

「いや、最高の弾力だ。まるでマシュマロのような肌触り…。流石M16さん………じゃなくて。どうしたんだよ一体。俺みたいな変態に自分から触らせるなんて」

分からない。

彼女が何を考えているのか。

とても幸せな事をして貰っている筈なのに、嬉しさより困惑だけが広がっていく。

 

「な、なあ、こういうのは自分の好きな相手だけにしてあげた方がいいんじゃないか?でないと俺、変な誤解をしちまうぜ?そうだ、お前酔ってるんだよ。そうに違いない」

「残念だったな。私はまだ一滴も飲んではいないぞ?つまり素面だ」

マジか。

え、という事はこのまま先に進んでもOKって事?

「ふふ、少しからかい過ぎたな。何、冗談だ」

 

パッと、M16が俺の腕を胸から退かして笑う。

ちくしょう、何なんだよ。

いや、でも最高だわ。

マシュマロおっぱい万歳。

 

「指揮官?おーい………トリップしてないで帰って来い」

ハッ⁈

ヤバイヤバイ。

夢の国へ行っちまいそうだったぜぇ………。

クソッ、さっきからペースを握られっぱなしだ。

「なあ、指揮官。一つだけ聞きたい事があるんだ」

「何だよ、改まって。M4の着替え隠し撮り写真の場所は教えないぞ」

 

 

「その件は後で問い詰めてやる。もう一枚あるなら私にも譲ってくれ。さて、本題に入ろうか。お前は、何をそんなにーーーーーー」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

指揮官との話を終えた私は宿舎に戻っていた。

私の問い掛けに答えた彼の言葉が頭から離れない。

あの言葉の真意は何だ?

お前は何を知っている?

まあ、今はいいだろう。

指揮官がいつか話してくれるのを待つしかない。

 

その瞳の奥で輝き続ける知性の理由を。

 

 

 

 

 

 

 

 

参ったな、昨日の今日で見透かされたか?

M16の問い掛けに対する答えがあれで良かったかどうか疑問は残るがな。

どうせ、いつかは知ることになる。

誰も逃れることは出来ない。

 

 

 

もしその時が来たならば。

 

 

俺は全力で抗うだけだ。

 

 

 

 

 

 




戦闘シーンはやっぱ書くの難しい。
次回は笑いを持ってくるぜぇ………!
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