魔女と6騎の百騎兵   作:デスギガント

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謝罪:初投稿から約二週間。遅くなり、本当に申し訳ございませんでした。これからは、投稿ペースを上げられるように努力致します。

第1話です。どうぞ!


第一幕 魔女と森の魔女
~第1話 召喚とガムとあだ名~


~???~

 

???「…き…ろ!」ドンッ!ドンッ!←何かを蹴っている

 

暗闇の中から声が聞こえてくる・・・

 

???「おい!…き…ろ!」ペチッ!ペチッ!←何かを叩いている

 

少女A「…う~ん。あと5分………」(寝言)

 

???「(ブチッ!)おい!起きろッ!!」ドンッ!!!←何かをおもいっきり蹴る

 

ゴロゴロゴロ………

 

ズガアアアアアアァァァァァァンッ!!!

 

声の主がそう言うと突如雷が寝ている一同に降り注ぐ!

 

一同「ぎゃああああああぁぁぁッ!!!」

 

ぷすぷすぷす・・・(焦げている)

 

少女A「いたた…なに?今の………?」

 

少年E「ったく、次から次へと………。ん?何処だここ?」

 

少年Eはあたりを見渡すと、薄暗い部屋の巨大な魔法陣の上にいた・・・

 

百騎兵「ムキュ?」

 

???「お目覚めですか?百騎兵様方………。」

 

一同「ッ!?(バッ!)」

 

一同は声のする方を見ると、そこには機械のような大男?と、その隣には大きな魔女の帽子かぶった金髪長髪の女がいた・・・

 

大男?「お喜びください。あなた方は、この薄暗くちっぽけな沼にお越しになった113年ぶりのお客!!………まあ、要するに初めてのお客様ということです。はい。」

 

少年C「…え?え?何だいったい………?」

 

少年D「沼?お客?あ~ダメだ頭が痛い………。」

 

少女B「ていうかアンタら誰?」

 

大男?「これはご挨拶が遅れました。ワタクシは、アルレッキーノ。沼の魔女リカ様の執事にしてお目付け役の誠実かつ忠実なシモベでございます。」

 

少女A「は、はぁ~…。」

 

金髪長髪の女「この………ポンコツがッ!!」ドンッ!←アルレッキーノを殴る

 

メタリカ「ワタシは、リカではない!メ・タ・リ・カだ!!まったく、何度言わせれば気が済むんだ!………と、いつもなら解体して沼の肥やしにでもしてやるとこだが………。」

 

一同「(ひでぇ………。)」

 

メタリカ「今日のワタシは、すこぶる機嫌がいい!だから、不問してやるぞ。さっきお前が、ドサクサに紛れて“沼”を“ちっぽけ”だと小バカにしたこともな。」

 

一同「(殴ってたよな(よね)…。)」

 

アルレッキーノ「おや、聞こえておりましたか。それはお耳のお手入れが行き届いており何よりでございます。」

 

少女B「(なんか、皮肉っぽいわね…。ていうかアンタはそれで良いの…?)」

 

メタリカ「ふん………。しかし、それにしてもこれが伝説の大帝………魔神“百騎兵”だと?」まじまじ←百騎兵たちを見る

 

少年E「…(また、それか…)」

 

メタリカ「その風貌、怪鳥の如き。身の丈、山の如し。禍々しい13の眼に、大地を切り裂く4本の豪腕!騎乗の兵士が如く、さっそうと天翔ける大翼は、大気を震わせ、そのうなり声は、大地を揺るがす。口と股間から火を噴き、その数、百体から成る魔神軍団………と聞いたが………。なんだ、このチンチクリン共は!………大言壮語にもほどがあるぞ!!」

 

一同「こっちのセリフだァァァァァァッ!!!」

 

メタリカ「あん?」

 

少年E「んだよ!そのヘンテコな文献みてぇなのは当てはまらな過ぎだろッ!!!だいたい俺たちのどこが怪鳥だッ!!!」

 

少女B「そうよ!そうよ!山の如しって私たちそんなにデカくないわよッ!!!」

 

少女A「ていうか、13の眼とか4本の豪腕も無いしッ!!!」

 

少年D「第一ボクらは見ての通り6人?だッ!!!百体な訳ないだろッ!!!アンタこそ大言壮語だぞッ!!!」

 

少年D「つーか、もしそれが本当なら俺の股間どうなってんだぁッ!!!口ならともかく、股間って!!!あれか?俺の炎の息子♂でもいかがかな?ってことかァァァァァァッ!!!」

 

百騎兵「ムキュ?」←わかってない

 

メタリカ「うるさぁぁぁぁぁぁいッ!!!」

 

ズガアアアアアアァァァァァァンッ!!!

 

メタリカは一同に向けて再び雷を落とした・・・

 

一同「ぎゃああああああぁぁぁッ!!!」

 

メタリカ「………ったく、やかましい連中だ………。」

 

アルレッキーノ「しかし、リカ様。大魔女ウルカの書かれた“魔女ドクトリン”にあります記述なれば………。」

 

メタリカ「メタリカだ!まあな………。くだんの書に書かれていること。間違いはあるまい………。」

 

アルレッキーノ「しかし、これで長きにわたる大帝召喚の儀もついに完成でございますね。」

 

少年E「…んにゃろう…ッ!よくもやり………ッ!!」

 

少年Eを始め、起き上がる一同で会ったが…突如“ある感覚”に襲われる・・・!

 

 

 

 

 

 

ぐきゅるるるるるるぅぅぅ………

 

 

 

 

 

 

一同「腹減った(お腹すいた)(ムキュゥ)………。」

 

“空腹”である・・・

 

メタリカ「キヒヒ………。まだ終わってないぞ、アルレッキーノ。最後にこいつらの存在を現世に確定させてやらねばな。」

 

アルレッキーノ「なるほど、承知いたしました。エサ………もとい、お食事の準備でございますね。では、ワタクシ、腕を振るってとっておきの馳走を用意させていただきましょう。」

 

少女A「馳走…?ごはんッ!!」

 

少女B「ていうか、今、“エサ”って………まぁいいや………。」←あまりの空腹でツッコミ放棄

 

メタリカ「それには及ばん。おい。この間お前が拾ってきたガムはあるか?」

 

アルレッキーノ「………?ガムなら、こちらにございますです。はい。」スッ←ガムを渡す

 

メタリカ「ん…(ひょいっ…パクッ←ガムを受け取り口に放り込んだ)。もぐもぐ(クチャクチャ)………こんなマズイものでも役に立つことはあるものだ………。おい。まだあるか?」

 

アルレッキーノ「え、えぇ………。こちらに。はい。」スッ←ガムを渡す

 

そう言うとメタリカはまたしてもアルレッキーノからガムを受け取り再び口に放り込み、これを計6回繰り返した・・・すると・・・

 

メタリカ「もぐもぐ(クチャクチャ)………。………ぺっ!ぺっ!ぺっ!ぺっ!ぺっ!ぺっ!ほら、喰え!」

 

一同「………え?」

 

メタリカは噛みかけのガムを一同の目の前に吐き出し、それを食えと言ったのだ・・・!!?

 

アルレッキーノ「………確かに百騎兵様方は、至高なる料理の味も香りも到底理解できそうにないボンクラ具合でございますが………。それは、いささかやりすぎというもの。噛みかけのガムとはあまりにあまり。よほどのマニアか犬畜生でもなければ………。」

 

アルレッキーノの言うことももっともである・・・普通ならここでブチギレてもおかしくないのだが・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それはあくまで“普通なら”の場合・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

少女A「わ~い!ごはんだぁ!(パクッ!)もぐもぐ………。」

 

百騎兵「フキュウッ!(パクッ!)モグモグ………。」

 

少年E「(パクッ!)…モグモグ………。」

 

少女B「ありがとう!(パクッ!)…もぐもぐ………。」

 

少年D「助かったよ…(パクッ!)…もぐもぐ………。」

 

少年C「ありがとうございますッ!!!ありがとうございますッ!!!(パクッ!)もぐもぐ………。」

 

一同はあまりの空腹で無意識にガムを口に放り込んだ・・・感謝の言葉も込めて(というか一人明らかにおかしいが)・・・空腹とは恐ろしいものだ・・・

 

アルレッキーノ「………召し上がられましたね。」

 

メタリカ「………うむ。見事なバカだな。」

 

ゴクリ・・・

 

一同「…ッ!!!」ゴォンッ!!!

 

一同がガムを飲み込むと突如身体全体に力のようなものが流れ込んできた・・・

 

少女A「な、何?今の?」

 

メタリカ「キヒヒ………!これでオマエたちは現世の住人となったぞ。」

 

少年E「…ふ~ん。よくわからんg………ん?」

 

少年C「どした?」

 

少年E「…いや、さっき俺たち………。」

 

少女B「さっき?」

 

一同「…………………………………あっ。」

 

メタリカ「キヒヒ………!さっきのガムはうまかったか?wバカどもw」

 

一同「あああああああああああああああああああああああああああああああッ!!!!!!///(絶叫&赤面)」

 

少女A,少年D「ウエッホッ!!!ゴホッ!ゴホッ!」

 

少年E「てんめぇ!!!なんつうもん食わせてんだ!!!ゴラァァァッ!!!!!!」

 

少女B「そうよ!!!飲んじゃったじゃないッ!!!ゴホッ!ウエッホッ!!」

 

百騎兵「フシュゥゥゥルルル………。」

 

メタリカ「キヒヒ………。そこのチンチクリンはしゃべることはできないようだが、えらく威勢が良くなったなオマエラ。」

 

少女A「えっ!?い、いや~///」

 

少年D「褒めてねぇよッ!!」

 

少年E「テメェ…!!!覚悟は出来てんだろうな…!!!」ゴゴゴゴゴ…!!!(殺気全開)

 

メタリカ「どうした?怒っているのか?」

 

一同「当たり前だ(でしょ)ッ!!!」

 

メタリカ「やれやれ…。さっきはあんなにうまそうに食っていたくせに…。しかも、ワタシにお礼まで言って…。」

 

少女B「あ、あれはッ!あれよ!あれ!空腹で気が動転して………。」

 

メタリカ「そこのオマエ(少年C)なんか、気持ち悪いぐらいに貪っていたな………。」

 

少女A,B「うわぁ………。(ドン引き)」

 

少年E「流石に、引くわぁ………。(ドン引き)」

 

少年D「………。(ドン引き)」サッ←少年Cから少し離れる

 

少年C「ちょ、おいッ!!オマエラはこっち(少年Cサイド)の味方だろぉ!!?」

 

百騎兵「………。」テクテク…←少年Cから離れる

 

少年C「お前もかぁ!!?」

 

メタリカ「………。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

メタリカ「オマエラ…!!!」ギロッ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一同「ッ!!?」ゾクッ!

 

メタリカ「ワタシとやる気か?」ゴゴゴゴゴ…!!!

 

少女B「(な、何ッ!?この…感覚…!?)」

 

少年D「(今まで感じたことのない…得体の知れない…“何か”に睨まれているような…。)」

 

少年C「(見た目はなかなかのナイスバディなパツキンのちゃんねぇなのに…なんだ、この悪寒は…!!?)」

 

少女A「(こ、こわい………。)」

 

少年E「(こいつ………ただ者じゃねぇな………。面白れぇ………!!!)」ゴゴゴゴゴ…!!!(殺気全開)

 

百騎兵「フシュゥゥゥルルル…!!!」

 

メタリカから発せられる得体のしれない気配に、一同は畏怖するが、少年Eと百騎兵は畏怖するどころか逆に闘志を燃やしていた・・・

 

メタリカ「言わなかったか?ワタシに楯突くヤツは、すべて敵だって。」ゴゴゴゴゴ…!!!

 

少女B「(マ、マズイ…ッ!!)」

 

少年D「(やられる…ッ!!)」

 

少年E,百騎兵「…ッ!!」グッ!←構える

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

メタリカ「………なんてな♪」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一同「………へ?( ゚д゚)ポカーン」

 

メタリカ「まぁ、今回はそこのチンチクリンも自分の意志をもったばかりだし、オマエラも訳の分からん状況だからな。特別に大目にみてやる。」

 

少女A,B,少年C,D「フゥ………。」

 

百騎兵「ムキュ?」

 

少年E「………フン。」

 

メタリカ「ふん…。」パチンッ!

 

ポォウッ!

 

メタリカが指を鳴らすと、かぶっていた大きな魔女の帽子が消えた・・・

 

アルレッキーノ「さて、あと残すは契約の儀のみ………ということでございますね?」

 

少年D「…まぁ、いろいろとわからないけどボクらは“魔神”ってことになっているみたいだからね。」

 

メタリカ「いいや、契約はもう済んでいる。」

 

少年D「…え!?」

 

少女B「いつの間に…?」

 

メタリカ「オマエラをあちらの世界から出す前にオマエラの“大事なもの”を頂いたのさ。」

 

少女A「えぇッ!?」

 

アルレッキーノ「なんと、左様でございましたか。なんたる早業!このアルレッキーノ、感服いたしました。」ペコリ←お辞儀している

 

百騎兵「ムキュ?」

 

少年E「テメェ…何とりやがった?」

 

少年C「まさか…!(ガサゴソ…!←股を確かめる)………大丈夫だ、ある…。」

 

メタリカ「そんなもん…とってる訳ないだろう…。(呆れ)」

 

少女A,B「うわぁ………(ドン引き)」

 

少年C「いやいや、コレは男としての“証”。大事なもんだろうッ!なぁッ!!」

 

少年D「なぁ!と言われても…うん、まぁ………。」

 

少年E「大事っちゃあ、大事だな………うん。」

 

少年C「そうだろう!そうだろう!」

 

百騎兵「…ムキュ?」

 

メタリカ「フゥ………。オマエラまるでわかってないな。まあ、あまり気にしないことだ。どうせ、たいしたもんじゃないからな。キヒヒ!」

 

少女A「そう言われると、逆に気になるのよねぇ…。」

 

一同「うんうん…。」

 

メタリカ「では、あとは………。」スッ←手をかざす

 

一同「………?」

 

メタリカが一同に手をかざすと、一同の身体に電流のような痛みが走る・・・!

 

一同「…グッ!?」ビリビリ…ッ!!

 

メタリカ「最後の仕上げだ。」

 

少年E「…ってぇッ!!何しやがる!!」

 

少年D「今度は、何を………ん?(チラッ←百騎兵の方を見る)」

 

少年Dが百騎兵の方を見るとそこには、頭についている燭台から青白く輝く炎が出ていた・・・

 

少女B「え!?ちょ、ちょっと、アンタ大丈夫!?」

 

百騎兵「…ムキュ?」

 

少年C「大丈夫…そうだな…。」

 

メタリカ「重要なことを言うぞ。よく聞けオマエラ。」

 

一同「…ん?」

 

メタリカ「それは契約のトーチ。燃えているのは魔力の炎。オマエラの存在が現世に固定されたといっても、ワタシの魔力なしでは、すぐに動けなくなる。炎は消えれば、オマエラはあちらの世界にも帰れず、こちらの世界にも干渉できず永遠に狭間の世界を漂う存在となろう。」

 

少年D「なるほど、要するにこの炎を消さないようにすればいいという訳だな。」

 

メタリカ「そうだ。そいつの頭上に炎が灯されている限りは、オマエラは自由に動くことができる。あとは、その炎が消えるまでにやることをやればいい。」

 

少女B「消えるときは、消えるのね…。」

 

少年C「やることを、やる………。ハッ!まさか…!」

 

メタリカ「言っておくが、オマエの考えているようなことではないからな………。」

 

少年C「チェ………。」

 

少女A,B,少年D,E,百騎兵「………。(ジト目)」

 

少年C「そんな目で見ないでくれ………ツライから………。」

 

メタリカ「ホオン!………え~つまり、さすれば、契約は終了し、オマエラは元の場所に戻ることができよう。」

 

少年E「フン………。で、俺たちは何をすればいい?」

 

メタリカ「まぁ、待て。その前に、オマエラにはひとつ試験を受けてもらおうか。」

 

少年D「試験?」

 

メタリカ「オマエラが本当に“百騎兵”なのかどうか、照明してもらわないことにはな………。」

 

少年E「…こっちもお前らのことを信用したわけじゃないがな………。」

 

メタリカ「ふん…まぁ、もっともだな…。だが、オマエラに拒否権は無いはずだぞ………キヒヒ…!」

 

少年E「…フン。」

 

少女B,少年D「………。」

 

少女A,少年C「………?」

 

百騎兵「…ムキュ?」

 

メタリカ「いいから、ついてこい。百騎兵ども………。」

 

少女A「………。」

 

 

 

 

 

 

 

 

少女A「………ねぇ。ちょっと。」

 

出口に向かおうとするメタリカに少女Aが呼びかける・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

メタリカ「アン?」

 

少女A「…その“百騎兵”って呼ぶのやめない?」

 

少女A以外「ッ!?」

 

メタリカ「何だと?」ギロッ!

 

少女B「ちょ、バカァ!(ガバッ!←少女Aの口を塞ぐ)余計なこと言わないの!(ボソボソ)」

 

少年C「あいつがヤベー奴だってことはさっきわかったろ!(ボソボソ)」

 

少女A「むぐむぐ…でもぉ…私たち全員“百騎兵”じゃあ、ややこしいでしょ?」

 

少女B「…確かにそうねぇ。」バッ←手を放す

 

少年D「…あだ名をつけるというのはどうかな?」

 

少女A「お、それ良いねぇ!」

 

メタリカ「ふむ………。なら、ワタシがつけてやろう!」

 

少女A「え!?いいの?ありがとう!」

 

メタリカ「正直、ワタシもややこしいと思っていたところだ。せっかくだ、オマエラの記憶を読みそれに合った名をつけてやろう。」

 

少年E「…自覚はあったんだな。」

 

少年C「…ていうか、記憶を読むか。もう何でもありだな………。」

 

メタリカ「むむむ………!!!」

 

メタリカが念じると、その金色の長い髪が波打つ・・・!

 

メタリカ「ふむ………。なるほど………出来たぞ!」

 

少女A「おぉ!早く!早く!(ワクワク)」

 

メタリカ「ふふ♪いいだろう。オマエから順に名付けてやろう。」ビシッ!←少女Aを指差す

 

少女A「(ワクワク)」

 

メタリカ「オマエラの名は………。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

メタリカ「『血桜(ブラッディ・ブロッサム)』ッ!!!」

 

少女A「………。」

 

メタリカ「『殺戮の息吹(ジェノサイド・ブレス)』ッ!!!」ビシッ!←少女Bを指差す

 

少女B「………。」

 

メタリカ「『死者の海(アンデット・オーシャン)』ッ!!!」ビシッ!←少年Cを指差す

 

少年C「………。」

 

メタリカ「『悪霊の石(ゴースト・ストーン)ッ!!!』」ビシッ!←少年Dを指差す

 

少年D「………。」

 

メタリカ「『怒りの破壊者(アングリー・デストロイヤー)』ッ!!!」ビシッ!←少年Eを指差す

 

少年E「………。」

 

百騎兵「(ワクワク)」←期待してる

 

メタリカ「…ま、こんなところだろ。どうだ!良い名だろう?」

 

百騎兵「(ガーンッ!!!)」

 

一同「却下ッ!!!」

 

メタリカ「はぁっ!?」

 

少女A「…なんか、可愛くな~い。」

 

少女B「ダサい…。」

 

少年C「…痛々しい。」

 

少年D「…恥ずかしい。」

 

少年E「中二乙。」

 

アルレッキーノ「リカ様。今のは流石に無いかと思います。」

 

百騎兵「…ムキュ?」←わかってない

 

メタリカ「(カァ!///)う、うるさぁぁぁぁぁぁいッ!!!///(赤面)」バッ!←手をかざす

 

メタリカは恥ずかしさのあまり一同(アルレッキーノを含め)に雷を落とした・・・!!!

 

ゴロゴロ………!!!

 

ズガアアアアアアァァァァァァンッ!!!

 

一同「ぎゃああああああぁぁぁッ!!!」

 

メタリカ「ふんっ!さっさとこいッ!!!///(赤面)」ズンッ!ズンッ!←出口に行く

 

メタリカは不貞腐れながら、出で行った・・・

 

少女A「いたた………!容赦ないわね………。」

 

少年E「本当のこと、言っただけなのによぉ………。」

 

アルレッキーノ「申し訳ございません。リカ様は、恥ずかしがるとすぐに暴りょ…あ、いえ、少し過激になるのでございます。はい。」

 

少女B「何よ…それ…。」

 

少年C「………それより、どうするよ?」

 

少年D「…何が?」

 

少年C「あだ名だよ、あだ名。」

 

少女A「…じゃあ、私たちで決める?」

 

少女B「そうね、さっきよりはマシでしょ。」

 

百騎兵「ワキャッ!」

 

少女A「じゃあ!私から!私は………ハナ!」

 

ハナ(少女A):

見た目:身長は145cmぐらい。薄いピンクのショートツインテール。

服装:ピンク色の軽鎧。

性格:明るく、優しい。

一人称:「私」。

 

少女B「じゃあ、次は私ね。私は………サキ。」

 

サキ(少女B):

見た目:身長は160cmぐらい。薄い水色のショートストレートヘア。

服装:水色の軽鎧

性格:クール。責任感がある。ときどき、ツンデレ。

一人称:「私」。

 

少年C「次は、俺だな!俺は…カイ!よろしくな!」

 

カイ(少年C):

見た目:身長は165cmぐらい。濃い青の短髪。

服装:青色の軽鎧。

性格:明るく、男気がある。ときどき、変態化する。

一人称:「俺」。

 

少年D「次は、僕だね。僕は………イシグモ。よろしく!」

 

イシグモ(少年D):

見た目:身長は155cmぐらい。薄灰色の短髪。

服装:灰色の軽鎧。

性格:優しく、大人しい。頭脳派。

一人称:「僕」。

 

少年E「………コウだ。」

 

コウ(少年E):

見た目:身長は170cmぐらい。黒髪のハーフヘアー。

服装:黒色の軽鎧。

性格:荒々しい。戦闘慣れしている。

一人称:「俺」。

 

ハナ「よしッ!これで、決まったわね!これからよろしく!」

 

サキ「よろしく!」

 

カイ「よろしくな!」

 

イシグモ「よろしく!」

 

コウ「………よろしく。」

 

百騎兵「ワキャッ!」ピョン!ピョン!←跳ねてる

 

アルレッキーノ「それでは、皆様。リカ様がお待ちですのでどうぞこちらへ………。」スタスタ←出口に向かう

 

サキ「さ、いくわよ。」スタスタ

 

ハナ「はーい!」スタスタ

 

カイ「お前が仕切るのかよ…。」スタスタ

 

サキ「何よ…文句ある?」

 

カイ「いや、別に?」

 

イシグモ「まあまあ…。」

 

コウ「いいから、いくぞ。」スタスタ(早足)

 

サキ「なによ………って足はやッ!」

 

ハナ「ちょっと!待ってよ~!」スタスタ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アルレッキーノの案内されて出口に向かう一同・・・果たして、沼の魔女メタリカの言う“テスト”とは?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ハナ「あ、そういえば。あの可愛い子(百騎兵)の名前、どうする?」

 

百騎兵「ムキュ!(パァァァッ!!!)」

 

カイ「そうだなぁ。何がいいかな?」

 

サキ「本人に聞けばいいでしょ。」

 

ハナ「そうね。ねぇ、どんなあだ名がいい?」

 

百騎兵「ワキャッ!ムキュッ!ムキュムキュ!フッキュゥゥゥウッ!!!」←手でジェスチャーしながら。

 

ハナ「ゴメン…全然、わかんない…。」

 

コウ「そのまんま、“百騎兵”でいいだろう。一番シックリくるし………。」

 

ハナ「ん~…それもそうね!これからよろしく!百騎兵!」

 

百騎兵「(ガーンッ!!!)」

 

イシグモ「…まぁ、きっといつか、良いあだ名をつけてもらえるよ…。」

 

百騎兵「フキュゥ…(ズゥゥゥン…)」←落ち込んでいる

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この始末☆

 

はてさて、この先どうなりますことやら・・・




改めて、小説を書く難しさを実感しました。次回はなるべく早く投稿できるよう頑張ります。

それでは、また次回!

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