魔女と6騎の百騎兵   作:デスギガント

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前回から3ヵ月以上も遅れてしまい。誠に申し訳ございませんでした。

お詫びといってはなんですが、いつもより長くなっておりますのでお暇なときにご覧ください。

また、今回はやっと出したかった“オリジナル設定”を追加しましたのでお楽しみいただけたらな幸いです。

それでは、どうぞ!!



~第4話 VSデラキャタピオと新たな“力”~

~ウーズの森~

 

カイ「あぁ~………まだズキズキするぜ………。」サスサス←頭を抱える

 

イシグモ「大丈夫かい?カイくん?」

 

カイ「大丈夫じゃない………。」

 

前回、ハナにセクハラ発言をしサキにぶっ飛ばされピラーに大激突したカイ・・・

 

自分で蒔いた種とはいえ、少々気の毒である・・・

 

カイ「何も、鈍槌で殴らないでもいいだろ………。」

 

サキ「フンッ!変態なアンタにはこれくらいがちょうどいいわ。」

 

カイ「んだとぉ!」

 

イシグモ「まぁまぁ、落ち着いて!」

 

ハナ「サキちゃんも………。」

 

サキ・カイ「フンッ!」

 

コウ「………。(くだらねぇ………)」スタスタ←森の奥へ進む

 

百騎兵「ムキュ?」

 

カイとサキの険悪な雰囲気に他のメンバーは不安になる・・・コウと百騎兵以外は・・・

 

サキ・カイ「………。」ゴゴゴゴゴ…!!!(険悪な雰囲気)

 

ハナ「………。(やばいよぉ…この空気…苦手なのよぉ…)」

 

イシグモ「………。(あ~やだやだ…このギスギスした空気…いつなってもなれないなぁ)」

 

コウ「………。(とっととクリアして寝るかぁ…)」

 

百騎兵「ムキュ?」

 

一同は険悪な雰囲気のまま、森の奥へ奥へと突き進む・・・すると・・・

 

コウ「…!待て。」

 

ハナ「…?どうしたの?」

 

コウ「…何かいる。」

 

イシグモ「え?」

 

一同の目の前に巨大な影が現れた・・・

 

謎の影「………。」(キョロキョロ←あたりを見渡している)

 

ハナ「…どうする?」

 

イシグモ「どうするもこうするも…そっと、静かに避けて進もう…。」(そろり…そろり…)

 

ハナ「…よ、よし!そっと…そっと…。」(そろり…そろり…)

 

ハナとイシグモは謎の影を静かに避けて通ろうとした・・・が・・・

 

コウ「おい!そこのお前!何してんだ?」スタスタ←謎の影に近づく

 

百騎兵「ヤァッ!」タッタッタ←同じく近づく

 

ハナ・イシグモ「あぁーーーーーーーーッ!!!」

 

コウと百騎兵は堂々と謎の影に向かっていった・・・

 

謎の影「…?おや?」

 

コウ「あ、アンタは…。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コウ「誰だっけ?」

 

ハナ・イシグモ「(ズコーッ!)」←盛大に転ぶ

 

百騎兵「ムキュ?」

 

アルレッキーノ「アルレッキーノでございます。コウ様。」

 

コウ「あぁ~そういえば、そんな名前だったな…。」

 

イシグモ「しっかり、覚えときなよ…。」

 

ハナ「けど、どうしてこんなところにいるの?アルレッキーノさん。」

 

アルレッキーノ「この辺りは、ワタクシのフィールドワークのテリトリー。ワタクシにとっては庭も同然にございます。」

 

メタリカ『キサマ、主人に内緒でコソコソとフィールドワークとは………。呆れるほどに仕事熱心だな。』

 

アルレッキーノ「お褒めにあずかり光栄でございます。」

 

イシグモ「たぶん、褒められてないよ。アルレッキーノさん。」

 

アルレッキーノ「ささっ、皆様。ピラー・オブ・テンペランスはこの先にございます。」

 

ハナ「あら、そうなの?ありがとう!」タッタッタ←先に進む

 

イシグモ「あぁ!ちょっと!待って!」タッタッタ←後を追う

 

コウ「ふ~ん。この先に、か…。」スタスタ←先に進む

 

アルレッキーノ「お気を付けていってらっしゃいませ。」

 

メタリカ『おい、アルレッキーノ。オマエは行かないつもりか?』

 

百騎兵「ムキュ?」

 

ハナ・イシグモ・コウ「…?」

 

アルレッキーノ「ワタクシ、今日は朝から奥歯がジンジン、ジンジンと痛むのです。このような日は、良くないことが起こりますゆえワタクシの安全のためにも大事をとったほうがよろしいかと。はい。」

 

ハナ・イシグモ・コウ・百騎兵「………(呆れ)。」

 

メタリカ『ノコノコと森に出かけている奴がどの口で言っている。呆れた召使いがいたものだな。』

 

アルレッキーノ「いえ、ワタクシの予感は当たりますゆえ。皆様もくれぐれもお気をつけて………。」スタスタ←帰っていく

 

ハナ「ちょっと!不安になるからやめてよぉ~!」

 

メタリカ『ふん………。オマエラ、これは試験とはいえ実戦だ何があるかわからんからな………油断するなよ。だから………。』

 

ハナ・イシグモ・コウ・百騎兵「………?」

 

メタリカ『そこで、睨みあっている二人をどうにかしてさっさと行け。』

 

ハナ・イシグモ・コウ・百騎兵「あ………(呆れ)。」

 

サキ・カイ「ぐぐぐ………!!!」バチバチッ!!!←目から火花を散らしている

 

ハナ「あぁ!もう!サキちゃん!カイくん!やめなさい!」

 

サキ「ハナちゃん!でも………!」

 

ハナ「私は気にしてないよ。ていうか、なんで怒っているのかわからないわ?」

 

サキ「………ならいいけど。」

 

イシグモ「カイくんも、いつまでも過ぎたことを気にしてたら男らしくないと思うよ?」

 

カイ「………それも、そうだな。」

 

百騎兵「ムキュ?」

 

ハナ「さぁ!そういうことで、行こう!」

 

サキ・カイ「お、おー…。」

 

イシグモ「あはは…。(けっこう無理やりいったな…けど、ちょうどいいか)。」

 

ハナ「て、あれ?コウくんは?」キョロキョロ←あたりを見渡す

 

コウ「おーーーい!!お前ら!早く来い!」

 

コウは先に森の奥へ突き進んでいた・・・・

 

ハナ「ちょっと!待ってて!ていうか、先に行かないでよぉ!」

 

コウ「モタモタしているお前らが悪い………。」スタスタ←森の奥へ進む

 

ハナ「ちょっと!」タッタッタ←後を追う

 

サキ・カイ・イシグモ・百騎兵「………(呆れ)。」

 

イシグモ「………(リーダーシップあるのか、ないのかはっきりしないなぁ)。」

 

何とか、サキとカイの険悪の雰囲気を少し解くことができ一同は森の奥へ突き進む(一名、先に進んだが)・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一同が森を進んでいくと、開けた場所に出た・・・というより、何かの巣のような場所であった・・・

 

そして、その場所には・・・

 

獣人(デラキャタピオ)「フン♪フンフン♪」

 

巨大な芋虫と人間を合わせたような何かがいた・・・

 

コウ「今度はでっけぇ芋虫か………。」

 

メタリカ『あん?あいつは獣人か?………怪しいな。』

 

コウ「…獣人?」

 

ハナ「ハァ…ハァ…。やっと、追いついた…。て、きゃああああああッ!!!」

 

デラキャタピオ「ん?誰だい?」

 

カイ「でけぇ…!」

 

デラキャタピオ「おやおや、キミたちは………また変わったヤツがきたね。しかも、大勢で。キミたちは魔法生物(マナニア)………かい?」

 

サキ「また、それ?何よ!マナニアって!」

 

デラキャタピオ「おや?自覚無しかい?確かに、人型の魔法生物(マナニア)ってのは珍しいけど………。まぁいいや、それより………。」

 

百騎兵「ムキュ?」

 

デラキャタピオ「フヒッ。こんなところで何をしているんだい?………と聞くのは、ヤボな話だね。どうせ、ピラー・オブ・テンペランスの魔力の魅かれてきたんだろ?わかるよ。そういうこと、よくあるんだ。」

 

イシグモ「え!知ってるの?」

 

デラキャタピオ「知ってるも何も。アタイはその在り処を知っているんだ。」

 

ハナ「え~!ホント!?ホント!?」

 

イシグモ「僕たち、それを探しているんだ!」

 

サキ「お願い!教えてくれないかしら?」

 

カイ「頼むぜ!」

 

デラキャタピオ「フヒヒ、いいだろう。せっかくだし、少しだけ見せてあげる。こちらにきなよ。」

 

ハナ「やったー!」

 

一同はデラキャタピオの後をついていくと・・・辺りには繭のようなものと謎の獣ようなものと人間の骨が無造作に転がっている場所で歩みが止まる・・・

 

デラキャタピオ「ほら。ここだよ。」

 

その場所には、繭と骨しかないが確かに魔力が漂っているのを一同は感じた・・・

 

ハナ「何もないわよ。」

 

コウ「確かに、他とは違う“何か”は感じるがな………。」

 

カイ「騙したな。」

 

デラキャタピオ「やっと能天気なキミたちにも飲み込めたようだな………。じゃなくて、そりゃそうさ。ピラーには意思があり、守護者以外には見られないように隠れているのさ。」

 

メタリカ『あん?守護者………?………初耳だな。』

 

デラキャタピオ「フヒヒ、不思議だろう?でも、これはピラーが自身を守るためにやっていることなんだ。」

 

ハナ「へぇ~。確かに、不思議ねぇ。」

 

サキ「ハナちゃん。感心している場合じゃないわよ。」

 

ハナ「え、そうなの?」

 

サキ「………(汗)。」

 

デラキャタピオ「オホン!ピラーは、自身の守護者を選定して、その見返りに強力な魔力を与える。そして、その姿は守護者以外には見えなくなるってわけさ。」

 

カイ「なるほど。つまり………。」

 

メタリカ『その獣人………芋虫が守護者ということか。ピラーに意思なんてあるとは思えんが、どうやったらピラーが姿を現すかはだいたい想像ついたがな………キヒヒ。』

 

コウ「ま、そういうことだろ。」

 

イシグモ「え?どういうことだい?」

 

デラキャタピオ「ってわけなんで、残念ながらピラーを見ることも、その圧倒的な恩恵を受けることも守護者以外には無理なんだよ………フヒッ。」

 

ハナ「そんなぁ。ここまで来てぇ~………(ガックシ)。」

 

カイ「チェ。無駄骨かぁ………。」スッ←戻ろうとする

 

カイは来た道を戻ろうとし、足元にある繭を踏みそうになる・・・

 

デラキャタピオ「おっと、足元には気をつけてくれよ。ウチの子の繭を踏まないようにね。」

 

カイ「おっと!すまねぇ………ッ!?」

 

カイの足元には先ほどの繭と一緒に人間の骨が散らばっていた・・・

 

ハナ「…?カイくん、どうし………(チラッ)………ッ!!」

 

サキ「ハナちゃん?(チラッ)…ッ!ハナちゃん!見ちゃダメ!!!」バッ!←ハナの眼を手で隠す

 

デラキャタピオ「フヒヒ。どうだい?立派なもんだろう!おっとこうしちゃいられない。繭の世話の時間だ………フヒッ。」

 

ハナ「ほ、骨………ひ、ひと…ひとのほね………ッ!!(ガクガク)」

 

サキ「ハナちゃん。しっかり!」

 

メタリカ『ふん。何が立派だ。これだけ人を喰っていれば無駄に大きくもなろうというものだ。』

 

ハナ「や、やっぱり…!ひとを………!!うッ!!」←口を押さえる

 

サキ「ハナちゃん!」

 

カイ「おい!大丈夫か!?」

 

ハナ「う、うぷ…!」タッタッタ

 

ハナは口元を抑えながら一直線に来た道を戻りだした・・・そして、出口付近で・・・

 

 

 

 

 

ハナ「オエエエェェェ………!!!」

 

嘔吐した・・・

 

サキ「ハナちゃん!!!」タッタッタ←ハナに駆け寄る

 

サキは嘔吐し続けているハナの傍に駆け寄り、優しく背中をさすった・・・

 

サキ「ハナちゃん!しっかり!(サスサス)」

 

ハナ「うぷ…!オ、オエエエェェェ………!!!」

 

その光景に男性陣は・・・

 

カイ「…無理もねぇ。」

 

イシグモ「…仕方ないさ。こんな光景は普通ありえないからね…。」

 

コウ「………ふん。」

 

百騎兵「…ムキュ?」

 

メタリカ『やれやれ、どうやら試験内容を少し変更する必要がありそうだ。オマエラ、わかっているな?』

 

カイ「…?何がだ?カワイ子ちゃんが苦しんでいるのを見るのは嫌というのはわかるが…。」

 

メタリカ『そうではない!ピラーのことだ。ピラーは守護者がいなくなればその姿を白日の下に晒さざるを得まい。つまり・・・!わかるな・・・?』

 

イシグモ「…!まさか!」

 

カイ「…やれやれ。いけるのか?」

 

コウ「………フン!おい!水色髪の女!」

 

サキ「…!え?私?」

 

コウ「そうだ!お前はそこでその小娘を診てろ!わかったな!」

 

サキ「…?え、えぇ…。」

 

コウ「フゥ………。さてと…。」

 

カイ・イシグモ・百騎兵「…」

 

メタリカの言葉を理解した3人と百騎兵は一斉に構える・・・

 

デラキャタピオ「な、なんだい?まさかアタイとやろうってのかい?」

 

コウ「…フン、まぁな。」

 

デラキャタピオ「………フ、フヒッ!フヒッ!フヒッヒッ!ちょっと甘い顔してたら、調子に乗っちまったようだね。フヒッヒッヒッヒッヒッ!!」

 

デラキャタピオは高らかに嘲笑った・・・

 

メタリカ『キヒヒ………さぁ、百騎兵どもよ!この善人気取りの×&%$(ピー)芋虫野郎を土に返してやりな!!!』

 

サキ「ちょっと!女の子がそんな放送禁止用語使っちゃダメでしょう!!!」

 

メタリカ『アン?これくらい普通だろ?』

 

サキ「普通じゃないわよ!だいtハナ「オロロロロロ…!!!」あ~!ハナちゃんッ!!?」

 

メタリカにツッコミをいれたり、ハナの看病だったりと大忙しなサキであった(他人事)・・・

 

男性陣「…;」

 

百騎兵「ムキュ?」

 

男性陣たちも少し哀れんだ(百騎兵はわかってない)・・・

 

デラキャタピオ「…フヒッ!隙あり!!」(ゴロゴロ…!!!)

 

一同「…!!!」

 

~VSデラキャタピオ~

 

一同がサキに哀れんでいる隙をつき、デラキャタピオは丸まり突進してきた・・・!

 

コウ「チッ!避けろッ!!!(ダッ!)」

 

百騎兵「…!(ダッ!)」

 

カイ「おっと!(ダッ!)」

 

コウの掛け声に反応した百騎兵とカイは紙一重に避けられた・・・が・・・

 

ガァァァン!!!

 

イシグモ「ぐあぁーッ!!」

 

イシグモは反応が遅れ、モロに食らってしまった・・・

 

カイ「イシグモーーー!!!」

 

デラキャタピオ「フヒッヒッ!まず一人ぃ…!」

 

デラキャタピオは再び突進しようと身体を丸める・・・!

 

コウ「フン…!(ダッ!)」

 

コウはデラキャタピオに一直線に走り、スピードをのせた一撃を叩き込んだ!

 

しかし・・・!

 

ガキィィィンッ!!!

 

コウ「…ッ!?」

 

弾き返されてしまった・・・!

 

デラキャタピオ「フヒッ!フヒッ!なんだい?今のは?」

 

しかも、デラキャタピオにはまったくきいていないようだ・・・

 

コウ「………確かに、そこらのザコとは違うようだな。」

 

コウは弾き返されたのも関わらず冷静に呟いた・・・

 

コウ「…面白れぇ…!(ニヤッ!)」

 

狂気な笑みと共に・・・

 

コウ「フゥゥ…!オラァッ!!(ブンッ!)」

 

コウは再び剣を振るう!しかし・・・!

 

デラキャタピオ「おっと!」

 

ガキィィィンッ!!!

 

デラキャタピオも再びからを丸め、コウの一撃を防ぐ・・・!

 

デラキャタピオ「フヒッヒッヒッヒッヒッ!!!何度やっても、無駄無駄ァ!!!ピラーの恩恵を受けているアタイの体にそんな攻撃が通じるわけないだろぉ~?フヒッヒッヒッヒッヒッ!!!」

 

丸まりながら再び高らかに嘲笑うデラキャタピオ・・・

 

コウ「…フン。オラァッ!!(ブンッ!)」

 

コウは三度剣を振るう!

 

デラキャタピオ「だから、無駄だと言ってんだよぉッ!!!」

 

ガキィィィンッ!!!

 

デラキャタピオのいう通り、コウの一撃はまたしても弾かれてしまった・・・それでも、コウは剣を振るう・・・

 

ガキィィィンッ!!!

 

デラキャタピオ「だ、か、ら!むdコウ「オラァッ!(ガキィィィンッ!!!)」ん?」

 

コウ「オラオラオラオラオラオラァァァッ!!!(ブンッ!ブンッ!ブンッ!・・・)」

 

ガキンッ!ガキンッ!ガキンッ!・・・

 

コウはデラキャタピオの体に連撃を叩き込んでいた・・・!そして・・・

 

ザシュッ!ビキッ!

 

デラキャタピオ「ウグッ!」

 

コウの連撃でデラキャタピオの背中に小さな亀裂が付いた・・・!

 

コウ「フン!(効いた…!“塵も積もれば…なんとやら”ってな。)」

 

デラキャタピオ「くぅ…!やってくれたねぇ!(ダッ!)」

 

攻撃が効いたことが屈辱だったのか、デラキャタピオは怒りをあらわにしコウに襲い掛かった!

 

コウ「フン!かかってきなァッ!!!(ダッ!)」

 

コウも迎え撃つ・・・!

 

 

 

 

 

 

 

 

一方、カイside・・・

 

カイ「イシグモ!大丈夫か!」

 

イシグモ「う~ん…。イタタ…!カ、カイくんか…。」

 

カイ「大丈夫か?」

 

イシグモ「なんとかね…。それよりも奴は?」

 

カイ「ん、あいつはコウが迎え撃ってる…。俺もそろそろ参戦するぜ。」

 

イシグモ「じゃあ、僕m…ッ!?」

 

イシグモは立ち上がろうとしたが、膝をついてしまった・・・

 

カイ「どうした!?」

 

イシグモ「か、身体が…!“重い”…ッ!!?」

 

カイ「重いィッ!!?どういうことだ!!?」

 

イシグモ「多分、“トーチの魔力”が関係してるんだと思う…。“ダメージを負うと余計にトーチの魔力が減る”…。あの魔女が言ってたことが事実なら、僕の受けたダメージ分トーチの魔力が減ったということだね。」

 

カイ「…???よくわかんねぇがじっとしてろよ!すぐに片づけてやる!!(ダッ!)」←前回、ヤムチャしてたのでメタリカの説明を聞いていなかった。

 

カイはデラキャタピオと激戦を繰り広げているコウのもとへ突っ走った・・・!

 

イシグモ「やれやれ…変に男らしいなぁ…。ま、お言葉どうりじっとしておくか………あれ?」

 

イシグモはある違和感に気が付いた・・・

 

イシグモ「…あの“チンチクリン”君は?」

 

チンチクリン・・・百騎兵を探すイシグモだったが、どこにもその姿が見えなかった・・・

 

 

 

 

 

 

 

そして、コウsideでは・・・

 

デラキャタピオ「うぉらッ!!!(ドスンッ!!!)」

 

デラキャタピオはコウを踏み潰そうとする。

 

コウ「ハッ!とれぇなッ!!(シュッ!)」

 

しかし、コウは素早く躱す。そこへ・・・

 

カイ「うおおおぉぉぉ!!!くらえぇぇぇ!!!(ブンッ!)」

 

カイが槍鎌をデラキャタピオに向けて振り下ろした!しかし・・・!

 

ガキィィィンッ!!!

 

デラキャタピオの強靭な皮膚に弾き返されてしまった・・・

 

カイ「チ、かてぇ…ッ!!」

 

デラキャタピオ「貴様ァ…!!!」

 

先ほどのコウの攻撃と攻撃を躱されたからか、デラキャタピオはさらに怒っていた・・・

 

コウ「余所見厳禁だぜッ!!!(ブンッ!)」

 

ザシュッ!ブシュッ!

 

デラキャタピオ「グゥ…ッ!!」

 

デラキャタピオがカイに気を取らている隙をついてコウはデラキャタピオの胴体を切りつけた・・・!

 

コウ「へぇ~、背中はかてぇが腹はやわっこいのか。そりゃあそうか。」

 

デラキャタピオ「グゥ…!キ、キサマら~…ッ!!!」

 

デラキャタピオはピラーの恩恵を受けている自分が傷をつけられているのが余程屈辱だったのか、怒りを高まらせていた・・・その怒りに我を失っているからか、デラキャタピオは自身の“違和感”に気が付かなかった・・・

 

百騎兵「フキュゥ…!(ひょこッ!)」

 

いつの間にか、百騎兵がデラキャタピオの頭の上まで登っていたのだ・・・!

 

コウ「…!チンチクリン!」

 

カイ「あいつ…いつの間に…!」

 

デラキャタピオ「…ん?なんだい?このチビ助は!?降りろッ!!(ブンッ!ブンッ!)」

 

デラキャタピオは百騎兵を振り落とそうとしているが、百騎兵は振り落とされまいとしがみついて移動している・・・

 

そして、デラキャタピオの顔に張り付いた・・・!

 

デラキャタピオ「グオッ!この…!は、離れろ…!」

 

百騎兵「ウゥ…!ヤッ!!!(シュッ!)」

 

ザシュッ!

 

百騎兵は剣を突き刺した・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

デラキャタピオの左目に・・・

 

一同「…ッ!!?」

 

デラキャタピオ「ギィヤアアアァァァッ!!!!!!?目がァ…!!!目がァァァ…ッ!!!!!!?」

 

カイ「あ、あいつ…!目をえぐりやがった…ッ!!?」

 

コウ「フュー!(口笛)やるなぁ…!チンチクリン…!」

 

百騎兵「フキュゥ…ッ!」

 

デラキャタピオ「オ、オオ、オノレェェェェェェ…ッ!!!!!!(ゴロゴロ…!!!)」

 

怒りが頂点に達したデラキャタピオは身体を丸め再び突進してきた!

 

ゴロゴロ…!!!

 

コウ「おっと!同じ技を何度もくらうかよ!!!(ひょい!)」

 

カイ「うっと!不意打ちじゃなきゃ、簡単に避けれるぜ!(ひょい!)」

 

百騎兵「ホイ!(ひょい!)」

 

一同は、デラキャタピオの怒りに任せた突進を難なく躱す・・・

 

しかし、デラキャタピオの直進する先には・・・!

 

コウ「…!(まずい!)おい!水色髪の女!!!そっち行ったぞ!逃げろぉ!!!」

 

そう、不幸にもハナの看病をしているサキの方に向かっていた・・・!

 

サキ「え!?」

 

ハナ「うぅ…。」

 

ハナはまだ大丈夫じゃなさそうだ・・・

 

コウ「…チッ!(クソッ!間に合わん…!)」

 

カイ「急いで逃げろぉ!!!」

 

コウとカイも追いかけるが、スピードが違い過ぎて追いつかない・・・!

 

サキ「ハナちゃん…!(ここで避けたら…ハナちゃんが…!!!)」

 

ゴロゴロ…!!!

 

迫りくデラキャタピオ・・・!自分が避ければハナが危険・・・しかし、このままでは二人とも危険だ・・・

 

サキ「…!!!(なにか、なにか使えるもの…!………ッ!!!)」

 

サキはアルレッキーノがくれた鈍槌を構え、そして・・・!

 

サキ「ふぅ…!」

 

ゴロゴロ…!!!

 

サキ「うおおおらああああああぁぁぁぁぁぁッ!!!!!!(ブォンッ!!!!!!)」

 

ズガァァァァァァンッ!!!!!!

 

渾身の一撃を背中に叩き込んだ!!!デラキャタピオの“背中”にサキの鈍槌がめり込む・・・!!!

 

デラキャタピオ「(メキィ…ッ!!!)ウゴォ…!アガ…ッ!!!(メキメキ…ッ!!!)」

 

デラキャタピオから鈍い音がしてくる・・・

 

サキ「くぅ…ッ!!!どぉぉぉりぃぃぃやあああぁぁぁーーーーーーッ!!!!!!(ブォンッ!!!!!!)」

 

サキはさらに力を籠め、雄叫びと共にデラキャタピオを吹っ飛ばした!!!そして、次の瞬間・・・!!!

 

メキィ…ッ!!!ビキッ!!!バァァァンッ!!!!!!

 

なにかが弾けるような音と共にデラキャタピオの“背中”の外郭が崩れ去った・・・!!!

 

デラキャタピオ「グオオオァァァッ!!!せ、背中がァァァッ!!!!!!(ブシュゥゥゥゥゥゥッ!!!)」

 

デラキャタピオの叫びと共に背中から大量の体液(血)が吹き荒れる・・・!

 

カイ「おぉ…!すげぇな、あいつのかてぇ体を砕きやがった…!」

 

コウ「…フン。(偶然とはいえ、俺がさっき付けた亀裂にピンポイントでドでかいのを叩き込むとは…やるじゃねぇか…!)」

 

デラキャタピオ「ゆ、許さん…!」

 

デラキャタピオは憎しみがこもった声を放ち立ち上がった・・・!

 

デラキャタピオ「絶対に許さんぞッ!!!ムシケラどもッ!!!ジワジワとなぶり殺しにしてくれるぅぅぅッ!!!!!!」

 

怒りと憎しみで完全に我を失っているデラキャタピオはボロボロになりながらも一同を皆殺しにしようと襲い掛かる・・・!!!

 

コウ「やれやれ…ムシケラにムシケラと呼ばれる筋合いはねぇな…。一気にケリを付けてやる…!なぁ…!」

 

コウは不気味な笑みを浮かべ、デラキャタピオの“頭上”を見ながら言った・・・!

 

 

 

 

 

 

 

 

コウ「チンチクリン…!!!」

 

デラキャタピオ「…ッ!!!」

 

百騎兵「ワキャッ!!!(シュッ!)」

 

ザシュッ!

 

なんと百騎兵は再びデラキャタピオの頭上まで登っていたのだ・・・!そして、コウの合図に合わせてデラキャタピオの右目に剣を突き刺した・・・!!!

 

デラキャタピオ「ギィヤアアアァァァッ!!!マダジデモォ!目ヲォォォォォォッ!!!!!!」

 

デラキャタピオは怒りと憎しみ、そして百騎兵たちからのダメージでもはやまともに言葉を発せられなくなっていた・・・!

 

コウ「これでトドメだァッ!!!(ダッ!)」

 

コウはデラキャタピオに突っ込み胴体に向けて剣を振った!!!コウの剣がデラキャタピオの胴体に食い込む・・・!!!

 

ザシュッ!ズチュズチュ…ッ!!!

 

コウ「おおおぉぉぉ…ッ!!!ブチ切れろォォォォォォッ!!!!!!(ブンッ!!!)」

 

ズバアアアァァァーーーーーーッ!!!!!!

 

コウは剣にさらに力を籠めデラキャタピオの胴体を切り裂いた・・・!!!そう、文字通りデラキャタピオの“上半身”と“下半身”を真っ二つに切り裂いたのだ・・・!!!

 

デラキャタピオ「ギャアアアアアアアァァァァァァッ!!!!!!目、目ガァァッ!!体ガァァァアアアアアアッ!!!!!!」

 

デラキャタピオは断末魔の叫びと共に大量の体液(血)が雨の如く吹き荒れる・・・!!!

 

コウ「…フゥ。ま、そこら辺のザコよりも楽しめたぜ。だがな、ムシケラはムシケラらしく地面を這いずってな…!!!(ニヤッ!)」

 

コウは狂気に満ちた顔で笑った・・・

 

カイ「…ッ!!!む、惨いな…!!!」

 

カイは苦虫を嚙み潰したような顔でコウと百騎兵を見ていた・・・

 

それはイシグモも同様だった・・・

 

イシグモ「…ッ!!!これは素直に喜べないな…。」

 

倒したはいいものの、あまりも残酷な結末に喜べないカイとイシグモであった・・・そこへ・・・

 

メタリカ『キヒヒ。いい趣味だな、百騎兵ども。なかなか派手な終わり方だったじゃないか。』

 

サキ「どこがよ…アンタら、惨すぎるというか、容赦がないわね。」

 

コウ「…フン。久々にテンションが上がっちまってな。つーか、あの小娘の看病はどうした?」

 

サキ「ハナちゃんなら少し落ち着いたみたい。もう、大丈夫だと思うわ。」

 

コウ「…やれやれ、世話がかかるな。しかし、さっきのオマエの一撃、強烈でなかなか筋が良かったな。アレであのムシケラの外郭がぶっ壊れたから背中まで剣が届いたんだからな。」

 

サキ「ア、アレはハナちゃんを守るために仕方なく………。」

 

コウ「…ハァ、な~にが“仕方なく”だ。オマエもじゅうぶn…カイ「ま、まぁいいじゃねぇか」アン?(チラッ)」

 

コウが振り向くとカイとイシグモが歩いてきた・・・

 

カイ「全員無事でクリアできたんだ!ラストはアレだったが、まぁ勝ちは勝ちだ!!!」

 

イシグモ「そうそう、結果はどうあれ僕たちは勝ったんだ。それでいいじゃないか。」

 

コウ「…フン。」

 

サキ「それも、そうね。」

 

ハナ「お~い…みんな~…。」

 

一同が振り向くとヨロヨロと弱々しい足取りでハナが歩いてきた・・・

 

サキ「ハナちゃん!大丈夫?」タッタッタ←ハナに駆け寄る

 

ハナ「う、うん。サキちゃんのおかげでもう大丈夫よ。ごめんね、みんなに迷惑かけて…。」

 

サキ「ううん、いいのよ。あんたは悪くないんだから。」

 

イシグモ「あんな光景、普通じゃありえないからね。無理もないよ。」

 

カイ「気にすんじゃねぇよ!もし、まだ気分がわりぃなら俺が人肌で温めtサキ「やめろ!変態!!!(ブンッ!)」アベシッ!!!(バシィンッ!!!)」←殴られた

 

サキ「アンタまだ懲りてないようねッ!!!」

 

カイ「今のは場を和ませようとしたちょっとしたギャグじゃねぇかッ!!!」

 

サキ「紛らわしいわッ!!!」

 

コウ「…ハァ、やれやれだぜ。」

 

ハナ「アハハ!!!仲いいわね~!」

 

カイ・サキ「どこがだ(よ)ッ!!!」

 

イシグモ「(息ぴったり)(ニヤニヤ)」

 

カイ「イシグモ!テメ!何笑ってんだ!!!」

 

イシグモ「イヤ、ナンデモ。(顔を背ける)」

 

メタリカ『オマエラ、盛り上がってる場合か?』

 

ハナ「あ、メタリカちゃん」

 

一同「メタリカちゃん!?」

 

メタリカ『おい!ワタシのことはメタリカ“様”と呼べと言ったはずだ!!!』

 

ハナ「え~?でも、“ちゃん”の方が可愛いじゃん。」

 

メタリカ『いらん!可愛さなど!』

 

コウ「…ハァ、で、メタリカ。いったい何の用だ?」

 

メタリカ「だから、“様”と…ハァ、もういい…。オマエラ、ピラーが姿を現すぞ………。」

 

ボォォォ………!!!

 

一同「ん?(チラッ)」

 

一同が異様な雰囲気のする方に振り返ると、そこには先ほどのピラー・オブ・フールの2倍近い大きさの柱がそこにはあった・・・

 

カイ「デケェ…!」

 

サキ「これが…!」

 

ハナ「ピラー・オブ・テンペランス…!」

 

コウ「…さっきの守護者のムシケラを失ったから、姿を現した。というわけか。」

 

メタリカ『さぁ、百騎兵ども!コイツを“咲かせる”ことができるか?できなければ、試験は不合格。オマエラは、ここで跡形もなく消滅だ。生き延びたければ、成功させろよ………。」

 

サキ「だから、嫌なことをサラッと言わないでよ…。」

 

メタリカ『キヒヒ…。事実を伝えたまでだ。さぁ、このドデカイ〇$△#(ピー)をひん剥いてやるんだ!!!』

 

サキ「だから!女の子がそんなはしたない言葉を使っちゃダメだって言ってるでしょ!!!」

 

カイ「やっぱりアンタもそう思うか!どう見ても、ちn…サキ「お前も黙れぇッ!!!(バシィン!!!)」doorッ!!!」

 

メタリカ『アンこれくらい普通だろ?いちいち、うるさい女だ。』

 

サキ「なんですって!!!」

 

ハナ「まぁまぁ、サキちゃん。」

 

コウ「…今は、こっちだ。」

 

コウと百騎兵はいつの間にか、ピラーの前に立っていた・・・

 

イシグモ「あ、いつの間に…;」

 

コウ「…ふむ。連撃は効きそうにないな…。なら…ドデカイ一撃を叩き込む!!!」

 

百騎兵「フキュゥ…!」

 

コウと百騎兵は拳に力を溜め・・・!そして・・・!

 

コウ「オラァッ!!!(ブンッ!)」

 

百騎兵「ダァッ!!!(ブンッ!)」

 

ビキッ!ボコッ!ボコッ!ドバアアアァァァッ!!!

 

二人の一撃で一瞬空間にヒビが入り、ピラーが震え、そしててっぺんの蕾から翠色の沼があふれ出し満開の翠の花を咲かせた・・・!

 

一同「おぉ…!」

 

メタリカ『さ、咲いた!?ア、アハハハハハハ!!咲いた!咲いたぞ!!!』

 

ピラーが咲き、子供のようにはしゃぎだすメタリカ・・・

 

メタリカ『やはり思ったとおりだ!!ピラーは、沼のエネルギーを溜め込んでいたんだ!!ワタシの勘は正しかったというわけだ!』

 

コウ「オマエ、勘で俺たちをここへ来させたのか…。」

 

メタリカ『まぁ、いいではないか!それにしても、凄まじい魔力の解放じゃないか!!そして見事な沼の広がり………!!!キヒヒ、素晴らしい!沼のチカラで満ち溢れているぞ!これならば………!』

 

ポォウッ!!!

 

一同「…!」

 

突然、一同の目の前にメタリカが現れた・・・

 

サキ「メタリカ!」

 

メタリカ「キヒヒ!転移魔法も可能だ!ついに外界に出ることができたぞ!!いや、沼の魔女の住む世界が広がったというべきか!!」

 

カイ「上機嫌だな、メタリカ。」

 

ハナ「きっと、新しい場所にきてウキウキして喜んでいるのよ。」

 

コウ「それなら、転移使わないで自力で出ればいいだろ…。」

 

沼が広がったことを喜ぶ沼の魔女メタリカ・・・その名にある者が反応する・・・

 

デラキャタピオ「フヒッ!ぬ、沼の魔女だって………!?あの毒沼に住んでいるって噂の恐ろしい小娘!!」

 

一同「…ッ!?」

 

メタリカ「あん………?」

 

なんと、両目と下半身を失ったデラキャタピオが再び動き出したのだ・・・!

 

コウ「チ、胴体を切り裂いてもまだ動くとは無駄にタフだな………。(ジャキッ!)」

 

コウは再び剣を構える・・・

 

デラキャタピオ「…ッ!き、今日のところは、これくらいで勘弁してやるよ………!だけど、お前達のことは、絶対に、絶対に………許さないからね!必ず復讐してやる!!それまで、その短い首を洗って待ってるんだね!フヒッヒッヒッヒッヒッ!!!」

 

怒りと憎しみがこもった声でデラキャタピオはそう発し、この場から離れようとした・・・が・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

メタリカ「キヒヒ、三下の捨て台詞か?下っ端らしい、なかなかよくできた台詞だが、お前は勘違いをしているぞ。」

 

メタリカはデラキャタピオに向けて手をかざした・・・

 

コウ「…フン。おい、小娘。目ぇつぶってな。」

 

ハナ「え?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

メタリカ「お前の出番は、ここで終わりだ!燃えて死ね!!」

 

ボォウッ!!!ゴおオオオオオォォォォォォッ!!!!!!

 

メタリカは魔法でデラキャタピオを燃やした・・・!その魔力でできた炎はデラキャタピオの巣の周りの木々達にも燃え移った・・・!!!

 

デラキャタピオ「ギ、ギャニァァァァァアアアア!!!!!」

 

デラキャタピオは断末魔の叫びと共に炎に包まれた・・・

 

メタリカ「キヒヒ。沼の魔女メタリカ様に逆らうとこういうことになるのだ。覚えておけ、地獄に落ちてもな。それにしてもよくやったぞ、オマエラ…(チラッ←一同の方を向く)」

 

カイ「あちゃーーーーーーッ!!!アチッ!アチチチチッ!!!(ボウボウッ!!!)」←燃えている

 

イシグモ「あー!カイくん!じっとしてて!!」

 

ハナ「サキちゃん…いい加減、手どかしてくれない?」

 

サキ「まだよ、ハナちゃん。もう少し我慢して。」

 

コウ「…ハァ。騒がしい連中だ…。」

 

百騎兵「ムキュ?」

 

メタリカが一同の方を振り向くと先ほどの炎の巻き添えをくらったカイをイシグモが消火しているのと、これ以上残酷な光景をハナに見せまいと目を手にかぶせるサキといつも変わらず興味なさげに突っ立っているコウと百騎兵がいた・・・

 

メタリカ「…ハァ、少しは落ち着け。オマエラ…。」

 

サキ「落ち着けって…アンタがやったんでしょうが!」

 

メタリカ「ふん。しっかりトドメをさせなかったオマエラが悪い。」

 

コウ「あんだと…!」

 

メタリカ「まぁ、ワタシもアレで生きてるとは思わなかったからな。まぁ、いいだろう…。それよりも…。」

 

メタリカは改まった顔で一同の方を向いた・・・

 

メタリカ「オマエラ、これで試験は合格だ。」

 

ハナ「おぉ!やった~!」←まだサキに目を覆われている。

 

イシグモ「ふぅ…なんとかなったようだね。」

 

カイ「あぁ~、ひどい目にあった…。」

 

コウ「フン…。ようやく認めた、というわけか…。」

 

メタリカ「そうだ、認めてやる。オマエラは伝説の魔神、百騎兵だとな。」

 

“百騎兵”たちは試験に合格した!!契約を果たすのに一歩近づいた・・・気がする・・・

 

メタリカ「だが、本番はこれからだ。ワタシと共に歩む道が甘い蜂蜜がかかったようなメルヘン街道だとは思うなよ。」

 

ハナ「え!?何、その美味しそうな街道?」←まだサキに目を覆われている。

 

サキ「反応しないの!」

 

メタリカ「ワタシが突き進まんとする道は、血のシロップで彩られた冷酷かつ凄惨な死のロードなのだ!!」

 

コウ「…やれやれ、いやな道だな。」

 

???「それは、先日お読まれになった“仁義なき魔女たち”の一節でございますね。」

 

一同「…ッ!」

 

一同は声のする方へ振り向くと森奥からアルレッキーノが歩いてきたのである・・・

 

メタリカ「う、うるさいな!お前は歯の調子が悪かったんじゃないのか!今更、何しに来た!?」

 

コウ「…確かに、今更過ぎるな。もしかして、オマエ…(ゴソゴソ…)………?(チラッ)」

 

コウは音がした方を見ると一同もそれにつられて見てみるとそこには・・・

 

デラキャタピオ「ハァ………ハァ………。(ズルズル…。)」

 

下半身のない体を引きずりながら、この場を離れようとするデラキャタピオがいた・・・

 

メタリカ「………アイツ、まだ動くのか。驚異のしぶとさだな。」

 

コウ「ここまでくると、もはや見事だな…。」

 

メタリカ「ふん。目障りだ。すり潰してやる!」

 

ハナ・サキ・カイ・イシグモ「…!」

 

コウ「…フン。」

 

百騎兵「…?」

 

メタリカはデラキャタピオにトドメをさそうとした次の瞬間・・・

 

???「おやめなさい!!」

 

気品に満ちた声が木霊してきた・・・

 

???「なんということを………!これは、あなたの仕業ですか………!」

 

コウ「誰だッ!!」

 

シャァンッ!!!

 

メタリカの瞬間移動とはまた違う音のする方を見てみると、ローブを纏い奇妙なマスクで顔を覆った者がそこに立っていた・・・!

 

一同「…ッ!!?」

 

メタリカ「………!!!!」

 

???「なんと、醜い………。」

 

謎のローブの人物はあたりを見渡しながらそう言った・・・

 

デラキャタピオ「ぎ、ぎざまも仲間かぁぁぁ!!」

 

デラキャタピオは謎のローブの人物に襲い掛かった・・・!

 

???「お静かに………。安らかにお眠りなさい………。」

 

しかし、謎のローブの人物は優しい口調でデラキャタピオをなだめ、そして手をかざした・・・次の瞬間・・・

 

デラキャタピオ「………。」

 

ポォウッ!!!

 

ドォォォンッ!!!

 

デラキャタピオは謎の渦に包まれ倒れた。そして、そのまま動かなくなった・・・

 

一同「…ッ!!?」

 

カイ「アイツを一撃で…ッ!!?」

 

サキ「な、何者なの…ッ!!?」

 

驚きを隠せない一同・・・

 

???「リカ………まさかあなたが沼をでてくるなんて………。しかも、ピラーを破壊するとは………。」

 

メタリカ「キヒヒ、出やがったな、諸悪の根源………醜き森の魔女マーリカ!どうだ?ワタシはついに外界に出ることに成功したぞ!」

 

マーリカ「お久しぶりです、リカ。しばらくおとなしくしていたかと思えばよもやピラーを破壊するなんて………。」

 

メタリカ「リカではない!ワタシの名はメタリカだ!この$%&#(ピー)女!!」

 

サキ「あぁ、またそんな…。」

 

イシグモ「あっちは丁寧に礼儀正しく話してるのに…えらい違いだな…。」

 

メタリカ「そこ!やかましいぞ!ともかく、キヒヒ………だが、今日はすこぶる気分がいい。許してやろうじゃないか。オマエをくびり殺してもいだ頭を〇$△#%(ピー)してクソ溜めに落とすまであと一歩なのだからな!!」

 

カイ「よくそんなおっそろしいことをサラサラと言えるよな…。」

 

メタリカ「キヒヒ。お前がどんな顔で死んでいくのか、見るのが楽しみだ。」

 

コウ「…ハァ、いい性根をお持ちで…。」

 

メタリカの発言に呆れかえる一同。そしてマーリカ・・・

 

マーリカ「なんてクチ汚い………。そして、なんとネジ曲がった性格………。」

 

一同「(まったくだ…。)」

 

心の中で一同はそう思った・・・

 

メタリカ「ああん?カマトトぶりやがって。お前にクチ汚さを批判される日が来るとは夢にも思わなかったぞ。」

 

マーリカ「………。………外界へ出ようなどという考えはお捨てなさい、リカ。それに、ピラーはあなたが思っているようなものではありません。」

 

コウ「………。(落ち着いて話してはいるが、少し動揺しているな。)」

 

コウは冷静にマーリカを観察しているようだ・・・

 

コウ「…ッ!(ズギッ!)(しかし、さっきから妙に頭がいてぇ………。)」

 

マーリカ「諦めて沼へ戻るのです。外界へ出ようなどと………私がいる限りその願いが叶うことは決してないのですから。」

 

メタリカ「ふん。果たしてそうかな?沼さえ近くにあれば、ワタシがお前なんぞに遅れをとる道理はないんだ。」

 

マーリカ「………いいでしょう。力ずくというのは、あまり好きではありませんがやむを得ません。」

 

マーリカが手をかざすその背後から巨大な大樹が現れた・・・!

 

一同「…ッ!!?」

 

イシグモ「おいおい…!」

 

サキ「ウソ、でしょ…。」

 

ハナ「え!?何々?(バッ!←サキの手をどける)…ッ!!?」

 

サキの手をどかし、目の前の光景を見たハナは気絶しそうになる・・・

 

サキ「…ッ!ハナちゃん!」←ハナを支える

 

ハナ「うぅ…大丈夫よ、サキちゃん。」

 

長老樹「偉大ナル森ノ魔女ニシテ賢キモノ“マーリカ”ヨ。古キ盟約ニ基ヅキ、ソナタノ願イ聞キ入レヨウ………。」

 

カイ「キィヤアアアァァァ、シャベッターーーーーーッ!!!」

 

コウ「…フン。」

 

マーリカ「樹齢1000年、森の賢者たる聖なる大樹………長老樹です。今よりここは、長老樹が認めぬ限り何人たりとも先に進むことはできません。これ以上、騒ぎを起こすのはやめて大人しく沼に戻りなさい、リカ。」

 

長老樹「ソナタタチガ、汚レシ者ダナ………。我ラガ森ニ立チ入ラセハセヌゾ。」

 

メタリカ「………。」

 

メタリカは真剣な表情のまま黙りこくってしまった・・・

 

サキ「…メタリカ。」

 

アルレッキーノ「リカ様、危険でございます。ここは引くのが利口というもの。長老樹といえば、森の賢者にして森の支配者。森の中で戦って勝てる相手では………。」

 

アルレッキーノは弱々しくメタリカを説得する・・・

 

しかし・・・森の賢者、森の支配者と聞き、闘志を燃やすものがいた・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コウ「…面白れぇ…!(ジャキッ!)」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コウは長老樹に向けて剣先を突き立てた・・・!

 

一同「…ッ!!?」

 

ハナ「コウくん…!」

 

コウ「勝手にキタねぇものとか決めつけてんじゃねぇよ…!森の賢者だか、森の携帯電話だか知らねぇがさっきの芋虫よりかは強ぇんだろうな…?」

 

マーリカ「…なんと…!」

 

長老樹「愚カナ………。」

 

長老樹は木の触手を伸ばし、コウに襲い掛かった・・・!

 

コウ「フン!そんな攻撃…(ズキッ!)うぐっ!…ッ!!」

 

バシィィィンッ!!!

 

コウは長老樹の攻撃を躱そうとしたが謎の頭痛で避けられず、吹っ飛ばされてしまった・・・

 

ズガァァァンッ!!!

 

コウ「ガハッ!」

 

そのまま、ピラーに直撃してしまい倒れてしまった・・・

 

ハナ「コウくん!!」

 

カイ「おいおい…マズいぞ…!」

 

メタリカ「………?」

 

一同はコウがやられたことに驚愕する・・・メタリカもコウがやれたことに疑問を抱いているようだ・・・

 

マーリカ「…長老樹に挑むその姿勢には驚きでしたが、相手の力量も図れない愚か者だっただけのようですね。」

 

マーリカはコウを見ながら、冷たい言葉を発した・・・

 

マーリカ「さ、これでわかったでしょう?大人しく、沼に帰りなさい。リカ。」

 

メタリカ「………。」

 

アルレッキーノ「リカ様、やはりここは引きましょう………。百騎兵様たちの中でも飛び向けて戦闘能力が高かったコウ様がやれてしまったのです。一旦、引いて対策を練るのが一番かと………。」

 

メタリカ「キヒヒ………燃えろッ!!!!!」

 

アルレッキーノの説得を聞かず、メタリカは長老樹に向けて手をかざした・・・!

 

長老樹「………!?」

 

ボオオオォォォウッ!!!

 

長老樹が激しく燃え上がる・・・!

 

一同「…ッ!!?」

 

マーリカ「………リカっ!?」

 

メタリカの力に驚愕する一同とマーリカ・・・!そして・・・

 

コウ「ぐ…ッ!!」

 

倒れながらもコウもその光景を見ていた・・・

 

長老樹「グワァァァァアアアアア!!!!!コ、小娘ガァァァアアアアア!!」

 

長老樹は炎に包まれ苦しみながらもメタリカに向けて燃える木の触手を振るった!!!しかし・・・!

 

メタリカ「フン!(バッ!←手をかざす)」

 

ボオオオォォォウッ!!!

 

メタリカは迫りくる触手を再び魔法の炎で更に燃やし消し炭にした・・・

 

メタリカ「フン。この程度か?」

 

長老樹「オ、オノレェ…ッ!!!」

 

長老樹を圧倒するメタリカ、その光景に誰もが言葉を失い、驚愕した・・・しかし、ただ一人、それ以外の・・・

 

そう、“怒り”をたぎらせている者がいた・・・!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コウ「…ッ!!(ふざけんな…!)」ゴゴゴゴゴ・・・!!!

 

コウは炎に包まれていく長老樹とマーリカ、そしてメタリカを睨んだ・・・

 

コウ「(もし、このままアイツがあのトウヘンボクを倒しちまったら…俺は、この戦いから“逃げた”ことになる…ッ!!変な頭痛のせいであっけなくやられ、他の誰かにその獲物をとられることは俺にとってこの上ない屈辱だ…ッ!!そんなこと…!絶対にさせてたまるかぁぁぁ………ッ!!!)」

 

コウは体を起こそうとするが、デラキャタピオとの戦いのダメージと長老樹の一撃でコウの中のとトーチの魔力は減少していた・・・

 

コウ「ぐぐ…ッ!!!(立てぇ…!!立ち上がれぇ…!!)」

 

コウが心とは裏腹にまったく体は動かない・・・

 

コウ「グオォ…ッ!!!(俺に…!俺に…!もう一度…!)」

 

長老樹「グオオオォォォッ!!!小娘ガアアアァァァッ!!!!!!!」

 

長老樹はメタリカに向けて大量の燃える木の触手を振るった・・・!!!

 

メタリカ「フン。何度来ても、同じことだ…!」

 

メタリカは再び手をかざす・・・!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コウ「(“戦い”を………ッ!!!)」

 

次の瞬間、コウの目の前が真っ白になった・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、ある光景が広がってくる・・・いや、流れ込んでくるような感覚に近かった・・・

 

どこか分からない、荒廃とした地・・・

 

老朽化というより、単純に“壊された”ような廃ビルの数々・・・

 

空からは何か“青く巨大な星”が迫っていた・・・

 

そして、廃墟と化した塔の先端に“その者”はいた・・・

 

その者の姿は、一言で言えば“人”だった・・・しかし、明らかに普通の人とは違う姿をしていた・・・

 

トゲトゲとした黄緑色の髪に、常識ではありえない筋肉隆々な身体をし、目は白目、腕や脚には金色の装飾と金色のネックレスを首から下げていた・・・

 

コウ「…誰だ?コイツは…?どこか懐かしい、ような…?」

 

コウはこの人物?を知っているようだった・・・しかし、“思い出せない”と思った次の瞬間・・・!!!

 

様々な光景が走馬灯のようにコウの中に流れ込んできた・・・!!!

 

「ハハハハハハハッ!!!お前たちが戦う意思を見せなければ俺はこの星を破壊し尽くすだけだァッ!!!」

 

「絶対に勝たなきゃなんねぇッ!!!」

 

「ニャメロンッ!!!勝てるわけがないッ!!!アイツは伝説の超サイヤ人なんだどッ!!!」

 

「よく見ろ…地獄に行ってもこんなに面白い殺戮ショーは見られんぞ。ふぁ~はははッ!!!」

 

「何を寝言を言っている!!!不貞腐れている暇があったら戦えッ!!!」

 

「なんてひどいことをするんだッ!!!」

 

「やめた方がいいよ。俺たちとっても強いんだぞ。」

 

「俺たち、サボってるわけじゃねぇぞ!!!」

 

「シャモは悪くねぇ…!ワシのせいだ…!」

 

「申し上げます!」

 

「うわへへw」

 

「ベジータ王!バンザーーーーイッ!!!」

 

「はい…地球に移住しましても一生懸命に…。」

 

「ブロコリとやらワシに勝てるかの?」

 

「お、悟空!食わねぇんなら貰ったげようか?」

 

「ところでお父さんのご趣味は?」

 

「読書とスポーツが趣味だッ!!!」

 

「まぁ~、お上手ですわ。」「独特な歌い方だな。」

 

「悟空、頼んだぞ。」「ウホッホッホ…。」

 

「何が新惑星ベジータの王よ。馬鹿じゃないの?」「だー!」

 

「パラガスの息子を直ちにこの世から抹殺せよ!!!」

 

「おーーーいッ!!!あと一人誰か忘れちゃいませんかってn」

 

次々と流れてくる者たちは「(ハァッ!)」どれもこれもコウにとっては知っている者たちだった・・・

 

コウ「…ッ!!そうだ…!“思い出した”…ッ!!!俺はこの人達を知っている…!!!そして、“あの人”に憧れたんだ…!!!」

 

コウは流れ込んでくる記憶の渦の中で“その者”と目が合った・・・!

 

コウ「千年に一人現れる、純粋に破壊と殺戮を好み、激しい怒りと悲しみによって目覚めた伝説の戦士………!!!その圧倒的な力と類いまれなる才能を持つあまり同族からも恐れられ悲しき運命を辿るも、巡り廻って再び必ず現れる“もう一人の伝説の超サイヤ人”………!!!」

 

コウは“その者”と目を合わせながら尊敬の念をもって高らかに言い放った・・・!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コウ「ブロリー!!!!!!」

 

ブロリー「うおおおおおおぉぉぉぉぉぉーーーーーーッ!!!!!!」

 

ブロリーが高らかに叫ぶ!!!すると、またしてもコウの目の前が真っ白になった・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、目を開け見ると先ほど同じく倒れたまま、メタリカに長老樹の燃える木の触手が迫っている光景が広がっていた・・・

 

コウ「…ッ!!(さっきのは一体?夢…?)」

 

コウは先ほど見たものが夢だと思った・・・しかし、すぐに“夢”ではなかったことを実感する・・・!

 

コウ「…ッ!!?(な、なんだ!?この体の底から湧き上がってくる力は…!?いや、“湧き上がる”っていうより“高まる………溢れる”ような感覚………ッ!!!)」

 

ダァンッ!!!

 

コウは体の奥底から湧き上がる・・・いや、溢れてくる“何か”を糧に再び立ち上がった・・・!

 

コウ「うおおおおおおぉぉぉぉぉぉーーーーーーッ!!!!!!(ダッ!!!)」

 

コウは雄叫びと共にメタリカと長老樹の木の触手との間に割り込んだ・・・!!!

 

メタリカ「な!?オマエ…!」

 

長老樹「キサマ………!!!」

 

コウ「さっきの礼だッ!!!(シュッ!)」

 

ザザザザザザ・・・!!!

 

コウは目にも止まらない連撃で長老樹の燃える木の触手をすべて粉々に切り裂いた・・・!!!

 

一同「おぉ!」

 

マーリ「なんと…!」

 

メタリカ「…!!キヒヒ!!!やるなァ!オマエ!」

 

コウ「フン!」

 

コウの攻撃に驚愕する一同・・・!

 

長老樹「オ、オノレェ…!小僧ガァァァアアアアアアッ!!!!!!」

 

長老樹はコウに向けて先ほどよりも大量の燃える木の触手を繰り出した!!!

 

コウ「(ニヤッ!)(バッ!←右手を広げる)」

 

大量の燃える木の触手が迫っているというのにコウは笑っていた・・・そして、広げた右手のひらに“緑色の弾”が形成されていた・・・

 

カイ「…ッ!おいッ!あれってまさか…!!!」

 

イシグモ「いや、間違いないよ…!!!でも…なんで!?」

 

カイとイシグモはコウの緑色の弾に驚愕した・・・!そして、コウはその“技”の名を放った・・・!!!

 

コウ「『スローイングブラスター』ッ!!!!!!」

 

ポヒーーーッ!!!

 

長老樹「ナ…ッ!!!」

 

デデーンッ!!!

 

長老樹は跡形もなく消し飛んだ・・・

 

コウ「『その程度のパワーでこの俺を倒せると思っていたのか』ッ!!!!!!」

 

一同「あー…。(ポカーン)」

 

アルレッキーノ「………消し飛んでしまわれましたね。1000年の歴史も諸行無常、栄枯盛衰。呆気ないものでございます。」

 

メタリカ「キヒヒ、オマエ!なかなかやるな!気に入ったぞッ!!」

 

コウ「そらどうも…。ん?チッ、あの“ヘンテコマスク女”逃げやがったな…!」

 

コウの言う通りマーリカの姿はきれいさっぱりと消えていた・・・

 

メタリカ「まぁいい。それよりも、誰か今のクソ女の臭いを覚えたか?」

 

サキ「臭いって…そんなの覚える暇なんてなかったわよ…。」

 

カイ「さっき香ってきた清々しくていい匂いがあのマスクのおねぇさんのものなら覚えてるぜ?(キリッ!)」

 

サキ「ここまでくると逆に清々しいわね。(諦め)」

 

百騎兵「ワキャッ!」

 

ハナ「キミも覚えたの?」

 

サキ「へ~やるじゃない。」

 

カイ「おい、俺とえらい違うじゃないか。」

 

メタリカ「とにかく、あの女こそ諸悪の根源にして悪の魔王。憎き宿敵“森の魔女マーリカ”だ。あいつの珍妙な仮面と上辺の言動だまされるなよ。中身はゲスでドス黒いとんでもない悪党なんだ。なあ、アルレッキーノ?」

 

アルレッキーノ「はい、森の魔女様は大変すばらしいお方………いえ、とんでもない大悪党でございます。」

 

コウ「全然一致してねぇが………。」

 

メタリカ「あん?お前は、どっちの味方だ?」

 

アルレッキーノ「ワタクシはリカ様の執事でございますゆえ。はい。」

 

メタリカ「メタリカだ!ふん。まあいい。おい!オマエラ!」

 

一同はメタリカの方を向く・・・

 

メタリカ「試験に無事合格したオマエ達に新たな使命ができたぞ。」

 

コウ「ほう………早速か。」

 

メタリカ「キヒヒ、喜べ!良い知らせだ。」

 

ハナ「良い知らせ?どんなの?」

 

メタリカ「もしこの使命を達成できたのなら、世界を沼で満たすのを待たずしてオマエラを解放すると約束しよう!」

 

一同「…ッ!!」

 

カイ「ほ、本当か!?」

 

メタリカ「あぁ、魔女はウソをつかない者だからな。」

 

サキ「なら、尚更。やる気が出てくるわね…!」

 

イシグモ「それで?その使命って?」

 

メタリカ「うむ。沼の魔女メタリカの名においてここに命じる!!」

 

一同「…(ゴクリ…!)」

 

メタリカ「森の魔女マーリカのミシルシをもて!!」

 

一同「…?」

 

ハナ「はーい!質問でーす!“ミシルシ”って何ですか?」

 

メタリカ「うむ。いい質問だ。まーなんだ………。つまり、オマエラの世界でいうところの………。」

 

メタリカは頭を掻きながら言い放った・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

メタリカ「“首”ってことだ。つまり、首を切って持って来い………!」

 

メタリカの顔が一瞬恐ろしく見えた・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ようやく、試験に合格した百騎兵たち・・・

 

新たな力を手に入れたコウの活躍で、突如襲来してきた“森の魔女マーリカ”と“長老樹”を撃退・・・

 

しかし、それも束の間、新たな使命を課せられる・・・

 

“森の魔女マーリカのミシルシをもて”とまり、森の魔女マーリカの首を取って来いという・・・

 

果たして、百騎兵たちはこの使命を達成できるのでしょうか・・・?




やっと、出したい設定を出すことができました。

3ヵ月以上も遅れてしまい、本当に申し訳ございませんでした。。

最近、段々と忙しくなってきましたのでもしかしたらまた遅くなるかと思いますので気長にお待ちくださったら幸いです。

それでは、また次回ッ!!!

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