今年ももう終わりですね!
来年も応援していただけると嬉しいです!
それではどうぞ!!
<番外編 来年の誓い/>
一日遅れのクリスマスから5日が経った。
あの時の喜びは今でも覚えている。
さて、今日は大晦日だ。
一人で紅白でも見るか…と思っていたのだが、
プルプルプル…
電話がかかってきた。水野からだ。
「もしもし。」
「おう。桐谷。」
「何か用か?」
「一緒に年越そうぜ!」
「高一になってまだそんなこと言ってんのか。」
僕は呆れた。大晦日くらい一人にしてくれ。
「あれ?クリスマスイブに一緒にラーメン食おう
って電話かけてきたの誰だったかな?」
「黙れ。」
「フッ。場所はあそこな。」
「分かった。」
「あっ!奥沢達も呼んどいたからな。」
「別に何でも良い。」
「あっそ。じゃ、早く来いよ。」
「おう。」
プープー…
電話はそれだけだった。
水野との電話はいつも短い。
マジか。大晦日にまで美咲に会えるとは…
さらに一緒に年越すなんて。水野に感謝だ。
さて、何を着てこうか。
僕はあそこへと向かう準備をした。
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「おーい。桐谷ー!」
「あっ!翔平だ!」
「翔平君更にかっこよくなったな。」
「だね~」
「完全に同意だ。」
「私もよ。」
僕が向かう先には大勢の人がいた。
僕は自分と水野と美咲だけだと思ったんだが…
「お待たせ。」
「おう。」
そこにいるのは水野、美咲はもちろん。
水野の兄とその彼女。そしてその友達のと彼女?
の計6人だった。
自分を入れたら7人だ。
「よう。翔平君。またイケメンになったな。」
すると水野の兄が話しかけてきた。
彼は一つ上の学年だが学校が違う。
「やめてください。」
水野の兄は会うたびにイケメンになったな。
と言ってくるが、やめてほしい。
「あれ~?照れてるの?」
そしてそれに参戦してきたのが水野の兄の友達
の彼女?だった。
見た目が完全にギャルだが何故か中身は面倒見の
良い姉的存在だ。
名前は確か…岩井みたいな…そんな名前だ。
「リサ。それくらいにしといた方が良いと
思うわよ。翔平君に怒られても私は知らない
からね。」
今話してきたのは水野の兄の彼女の湊友希那
という人だ。とてもクールなイメージ。
「僕も完全に同意だ。やめといた方が良い。」
そして最後が兄の友達の石原さん。
彼はメガネはかけていないが、かなり真面目な
雰囲気だ。確か物理学が専門だったと思う。
よくこんな真面目な人とリサという人が仲良く
なるな…
ふと僕はそんなことを思った。
「よし。全員そろったし。ここからはバラで。」
水野の兄の提案に全員が賛成した。
良かった。これで三人になれる。
でもバラになるなら何故ここに集まった?
先輩達がいなくなり、三人になってから僕は
水野に聞いてみた。
すると…
「兄ちゃんが皆の顔を見たいんだってよ。」
と、まともな意見が返ってきた。
なるほどな。
水野家らしいっちゃらしい。
「ねえ、私達移動する意味ないけどどうする?」
確かにそうだ。僕らは移動する意味がない。
待ち合わせ場所が目的地だったからだ。
「年越すまでここで暇潰してればいいだろ。」
「俺も賛成。」
「分かった。」
こうして僕らは年を越すまであと1時間ちょっと
暇を潰すことになった。
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残り15分。
「おい。二人とも。俺蕎麦買ってくる。」
「はいよ。」
僕は水野と二人で話して暇を潰した。
テレビやゲームなどくだらない話だ。
美咲はと言うと…
暇潰し早々寝た。
水野が言ってしまい、僕は美咲と二人に
なってしまった。
といっても寝てるから一人と同じようなもの
だが。
「スヤスヤ…」
美咲は何か寝言を言っている。
寝顔が可愛らしい。
僕は美咲が寝ているということを利用し、いつも
なら言えないことを美咲に打ち明けた。
「なあ、美咲。もう平成終わるぜ?早くないか?
なんか実感無いんだよな~。」
「そう考えるとさ、僕ら、かなり長い付き合い
だよな。」
「スヤスヤ…」
「水野は小一からだけど、僕と美咲は平成の半分
を一緒に生きてるんだぜ?すごいよな。」
「あのさ…来年も…いや、新しい年号になっても
そのまた新しい年号になっても…
ずっと。ずっと一緒にいような。」
「スヤスヤ…」
まだ美咲は寝ているようだ。
水野が早く帰って来ないと年越すぞ。
「お待たせー。」
そんなことを考えていると水野が帰ってきた。
「まだ美咲寝てんのか。」
「ああ。」
「王子様のキスで起こしてやれ。」
「やだよ。おい。起きろ!」
「お前サイテー」
美咲を何とか起こし、新しい年を迎えるまであと
30秒ほどになった。
ゴーン…
お寺の鐘が鳴り響く。
「あけましておめでとう。これからもよろしく。
そして…」
「おはよう」
「おい。それ僕が言いたかった。」
「悪い悪い。」
全く。新年早々ギャグになるとはな。
僕らはきっとこの先も一緒だろう。
初めて一緒に帰ったあの時のように、三人の
後ろ姿を月の光が照らしていた。
あの美咲への言葉を本人が実は聞いていたことを
翔平はまだ知らない。
それが分かるのはまだ先のお話……
to be continued
初のコラボ。分かる人には分かりますよね♪
来年もよろしくお願いします!
皆さんに素晴らしい一年が訪れますように!