一話
ーーーとある日の事ーーー
突然転校が決まり、焦る緒花。
行き先が書かれた一枚のメモ用紙には、ただとある旅館の名前が書かれていただけだった。
その旅館の名前は・・・
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そう
「とある旅館」
とだけ書かれていただけだった。
ーーー数日後ーーー
緒花は、一枚のメモと鞄を持ち旅館へ行く事に。
ようやくたどり着き、最初に行動したのは何と草むしり・・・
それも食べれるはっぱで、名前は「のびる」と言う物をむしっていた。
それを遠くで見ていたのは、旅館で働く女性であった。
その女性が緒花に近づき、挨拶をする。
「こんにちは、宿泊ですか」
と言葉を掛けてきた。
緒花は振り向き、その女性にこう言った。
「こんなに草が生えてたら雰囲気が」と・・・
そこに又女性が通りがかり、緒花に向かって囁き去って行った。
言葉を掛けてきた女性はまだ宿泊者だと思っている。緒花はここに行くようにとメモ用紙を渡されてきた事を伝えた。
女性はそうだったのですねと言い女将さんのところに案内する。
案内され女将さんの居る部屋を後にすると女性は突然自己紹介がまだでしたねと言い、自己紹介を始めた。
そう、最初に声を掛けてきた女性が「押水菜子」って言いますと言ってきた。
緒花も自己紹介を始めた。
「私、松前緒花」って言いますと言った。
緒花は囁いて来た女性の事を菜子に聞いた。
菜子はあの子は「鶴見民子」って言う子で、緒花ちゃんがむしっていた「のびる」を育てた子と説明してくれた。
ーーーその後ーーー
緒花はジャージに着替えて廊下を雑巾とバケツを渡され、一人で雑巾がけレースをしていた。
「うぉりゃーーーー」
それを見ていたのは旅館で働く旅館のはっぴを着てる一人の男性。
笑いが止まらないのか、手で口を押さえていた。
その後緒花が呼び出しをくらい、怒らると思っていた緒花は、次は菜子に教えて貰いなと言われ、恐る恐る菜子のところに行った。
菜子は宴会の準備で大忙し。
緒花は女将の格好をして菜子の準備を手伝って居る。
手伝って居るものの色々間違っていてある女性から「違うじゃないの!」と怒られてというか注意されていた。
その女性の名前は巴と言う女性で、旅館で働く女将であった。
ーーーー通学途中の電車内の出来事ーーーー
朝の弱い緒花、乗り遅れると後がない単線で高校へと通学する途中にある日の事を謝っていた。
「民子ちゃんがアレ育てている」って知らずにむしっていてごめんと言うと民子は知らんぷり。
怒りの二乗である。
さらに怒っていてもう鬼のようだった。こうなった民子は宥めるのに苦労すると菜子が言う。
そして高校へと向かうと教師に案内され教室に通される緒花。
何とそこには民子と菜子がいたのであった。
そして教師から紹介され自己紹介をする緒花。知らんぷりする民子。
どうして仲直りができるか考えてる菜子。
他の生徒からは歓迎の拍手が鳴り止まない。