主人公三人とレイナは一番下なので、他のオリキャラに興味が無ければ『ティルク・アローン』のところまでスクロールすることをおすすめします。
「そんじゃ、またな、管理局」
「行ってくるぜ、管理局」
「「もう戻ってこないがな」」
『クォーツ・ディレンド』
局員を辞めた彼は制服も誇りも無くしたが、その奇妙に異質に不敵な笑みは僅かにも曇ることは無く、哄笑しながらクラナガンの街へと消えていった。
『マリク・ケルビン』
クォーツと共に職を捨て根なし草となったが、根拠の無い自信と気の触れた発想は些かも揺るがず、相棒と同じく変わらぬ狂気と乱雑な生き様を、下らない彼の歴史に刻んでいった。
◇
「おいおい、こんなんじゃ役に立たねぇだろ。もっと軽量かつ低燃費にだな」
「そう言われてもよ。なんだってこんな酔狂な武器作らにゃならんのさ」
「うっせぇ、だまってこのナグリー様の言う通りにしろ」
『ナグリー・ベレンズ第四技術部技師』
類稀なる才能を持つが理解されにくい、という“持つ者”ゆえの浮世離れした存在感により、アテンザ技官の気苦労の原因となっている。しかし技術者としては本物で、後に『第五世代デバイス』と呼ばれるデバイスの基礎設計・開発に大きく貢献した。
『リブレンド・ツェリアロウ第四技術部技師』
才能はあるが少々特殊なナグリーの、異質な感性・発想を理解し言語化して周囲に伝えることのできる唯一の存在。本人の技術もそれなりのものであり、ナグリーと周囲の潤滑油としても機能し、第四技術部において重要な存在である。
◇
「はいはい終わり、っと。あん? お前まーたコーヒー飲んでんのかよ」
「眠気覚ましだ。まだ仕事が残ってる」
「そうかい……ほれ、手伝ってやるからこっちよこせ」
『ウィルス・ストリート二等陸士』
事務員として前線から身を引いたが、元『強行偵察課』に所属していた技能を遺憾なく発揮し、部署から重宝されている。事務員であるが、たまに出撃させられそうになったり、訓練に参加させられたりする。訓練校からの相棒であるヴィンズとは陸士と空士という関係だが、不思議なことに彼と別の部署に配属されることはなかった。
『ヴィンズ・バリアント二等空士』
特筆する能力は無いが、まわりに対する気配りや差し入れのタイミングに定評があり、その人となりが評価されている。時折想い人の事を思い出すようだが、それが誰なのかを聞き出した者はいなかった。
◇
「まあ、やる気十全ってな。ツーマンセルでも、やるこたひとつだ」
「おうよ。さっさと撹乱してこい」
「あいよ。さっさと狙撃してくれ」
『ライア・ゼルヴィッズ一等空士』
『強行偵察課』では衛生員として働いたが、武装隊に所属して以降、相棒の狙撃手と共に数々の成果をあげ、暴動鎮圧や危険世界への任務に好んで出撃し、達成に貢献した。
『レイド・ビルギンズ一等陸士』
管理局でも五本の指に入る狙撃の腕を買われ、昇進やよからぬ依頼を持ち掛けられる事が多いが、階級や金に用は無いと切り捨て、尉官への特進を断っている。狙撃の最長記録は2キロ先の標的へ命中させ、最大の功績はジャックされた次元航行艦のエンジンを一発で撃ち抜いたことである。
◇
「……
『アンソニー・モルス一等空尉』
『強行偵察課』の最先任であり、多数のキャリアを持つ彼だが、どんな引き抜きにも応じずにミッドチルダ地上本部に留まり、なすべき事のため、次元世界の平和のために力を尽くした。
彼の姉である『オーレリア・モルス』の意識回復処置の成果はけして芳しいものでは無いが、以前より増えたアンソニーの見舞いによるものか、僅かずつだが脳波検査の結果は良い方へと向かってきている。
◇
「あーあ、アンソニーが居てくれりゃ援護してくれんのになぁ」
「あいつが居たとしても、俺達がやることは変わらないだろう」
「確かに――どっちみち突っ込むだけだもんな!」
「ああ、そうだ」
「「行くぞっ!」」
『ハーヴェイ・ヴェルディ二等空尉』
局では珍しい近接特化の二刀騎士として、同時にフォレスタ・ケレットの『剣』として常に行動を共にし、彼の進む道を斬り開いた。
『アレクセイ・アブラモフ二等空尉』
局では珍しい防御特化の大盾騎士として、同時にフォレスタ・ケレットの『盾』として常に行動を共にし、彼のその身を守り続けた。
「さーてと。折角手に入れた
『フォレスタ・ケレット二等空佐』
独断による『強行偵察課』解体の責任を問われたが、公開意見陳述会における彼の演説と主張によって、解体に踏み切った姿勢が支持を集め不問となった。現在はその話術・情報収集能力を活かし、次元犯罪者や汚職嫌疑の掛かった佐官とのネゴシエーションを任されている。
座右の銘は『バレないとでも思ったか?』。意味が間違ってても構わず押し通すタイプ。
◇
「――了解、すぐに向かいます。いえ、対応は一人で充分です。任せてください」
『ティルク・アローン捜査官』
『強行偵察課』で培った経験によって、捜査官としては若輩ながらもそれなりの成果をあげている。また、卓越した剣技を買われてミッドチルダにおける暴動鎮圧や犯罪者の捕縛に赴くことも多く、いつしかその剣技と容姿から『
新暦78年にアンケートがとられた〔管理局『理想の男性』ランキング 一位〕を勝ち取り、その騎士然とした容姿と振る舞いからファンが増大中。本人は「俺の事を知らないから好き勝手な理想を抱けるんだ」と少々不満な模様。
本人の異性関係に関してはまったく情報が公開されていない。
◇
「ったく、『魔力を用いず、火薬によって物質を加速・射出させるものを主に質量兵器と呼称する』だろ? いくらプログラムに含まれてるからって、質量兵器の説明から勉強させられんのかよ――あ、はい。すみません至って真面目ですよ真面目にやってますよ」
『斎藤潤一等陸士』
地上本部における技術主任殺害の罪で、降格処分を受けた。
更正プログラムの受講に関しては、砕けた態度を取りつつも真剣に取り組んでいる。事件前の六課襲撃事件や、殺害による逃走中の高町空曹との戦闘は記録映像が残ると共に多くの局員が目にし、その愚直なまでの戦い方と横に従えた焔の竜にちなみ、誰がつけたか『
それが蔑称となるか敬称となるかはこれからの彼次第となるだろうが、彼の物事に取り組む姿勢を見るに、心配はいらなそうである。
◇
「うん。わかった。私頑張るね、お兄ちゃん」
『レイナ・ナカジマ』
ゲンヤ・ナカジマ三佐の計らいにより、ナカジマ家の養子となった。st.ヒルデ魔法学院に通い始め、魔法の使い方、力の使い方について勉強を進めている。『兄』と『義姉』の影響か、格闘技に興味を示しており、近いうちにストライクアーツを習いたいと『義姉』に相談するつもりらしい。
六課の時と変わらず不相応に落ち着いた性格をしているが、よく斎藤一士との面会に来ており、彼の前では年相応のあどけない笑顔を見せている。
◇
「今日から三週間教導を担当する、高町なのは一等空尉です」
「同じく、高町一騎三等空尉です」
『高町一騎三等空尉』
高町なのは一等空尉が昇進を辞退したことで、ゆりかご制圧時に同行していた高町一騎空曹長にその分の功績が与えられた。それにより、高町空曹長自身の戦績と合わせた結果、異例と特例の二階級特進となった。
戦技教導隊に所属して以降、その万能な戦闘スタイルによって教導の効率強化に貢献するだけでなく、試験開発された魔導師用装備のテスト・設計支援、射撃と武器戦闘を複合させた戦闘技術の確立など、様々な分野で実力を発揮している。
そんな彼の行動理念は「『エース・オブ・エースの弟』として相応の働きをすること」。自分にできることに協力を惜しまない姿勢は、周囲に高く評価されている。
多方面に渡る才能から、一時期「『エース・オブ・エース』よりも魔導師として優秀なのではないか」などという噂が出始め、戦技披露会で両者の戦闘がセッティングされ、一般公開で行われた。
しかし、『エース・オブ・エースの弟』は(おそらく噂を知った)高町なのは一尉に完膚なきまでに叩きのめされ、『弟優秀説』なる噂は二度と囁かれることは無かった。
あと、空白期に色んな話を作ってみるのもありだな、と考えました。ViVid編との間でちまちま話を書いていきたいと思います。