StrikerS編のラストに書いたような「キャラのその後」ではなく、「現在どのような人物か」というものです。
簡単に言うなら「うちの子達はこんなに凄いんだぜ!」っていう自慢話です。書いてて楽しかった。
キャラクター設定
【名前】
高町 一騎(たかまち かずき)三等空尉 年齢21
【二つ名】
エース・オブ・エースの弟
【容姿】
中性的な印象は変わっていないが、髪は少年時代の長髪とは違い、さっぱりと短く切り揃えられている。また、肉体的にも成長したことで顔立ちは凛々しく整い、雰囲気はどちらかといえば恭也に近くなっている。
イメージは恭也の髪色をなのはと同じ色にした感じ、と言ったらわかりやすいかも。
バリアジャケットの構成は一般的なもの。デザインは当然なのはと同様の意匠で防御重視の性能だが、青い彩色の部分は赤色に変更されている。トップスが膝裏に届くほどに丈の長いロングジャケットとなり、インナーには金属製のチェストガードが装備されている。
温和で清楚な印象を与える姉と並ぶと、勇猛で攻撃的な印象を感じさせる。
【性格】
基本的には落ち着いた性格。しかし抱え込んでいた罪悪や遠慮が無くなったことで、年頃の青年らしく
過去には身内に優しく、他人に厳しくといった行動が目立ったが、現在は周りに対する接し方が柔らかくなっている。
温和な姉の影響もあるが、実はこの明るく素直な性格こそが一騎が本来持っていたもの。
なお戦闘狂の側面があり、戦闘中などは言動が激しいものになる。その点は『弟』のギャップとして有名で、普段を知る人々には面白がられていたりする。
【魔法】
術式はミッドチルダ、場合によっては近代ベルカ。戦闘魔法の全てに適正があり、かつ実用レベルという自他共に認める『万能型』。
それゆえに全ての魔法戦闘をこなせるため、魔導師用装備のテストから模擬演習の仮想敵にも最適、となのはからも太鼓判。
また、本人もそういった技術協力には意欲的である上に、装備点検にはデバイスマイスターの資格も持っていることから開発に携わることもあり、本局技術部の信頼も厚い。
【デバイス】
《イノセントハート》
レイジングハートを模倣して製作されたインテリジェントデバイス。
一騎がメインに使用しているデバイスの一つで、基本的にはエクシードモードで運用している。性能は一騎の改修によって変化しており、近接戦闘用の
AIの人格は気楽にして従順、かつ無口であり饒舌。相反する性格に思えるが、当機にとってはこれが自然体。必要な時以外は発言せず、しかし喋りだすと主をからかいもする。その性格は10年近く共にある一騎でも掴みきれていない。
実際のところ、ほとんどを沈黙で過ごしている理由は一騎の癖や性格を逃さず学習するため。日頃の言動を記録し、解析し、どのような状況でどのように動くかを完全に把握する。
一騎の癖を完全に学習しているイノセントハートは、デバイスの管制人格としては理想的。戦闘中は一騎の思考を感じとり、どのような補助が適切かを導きだし、実行する。事実として、一騎は「イノセントハートが思った通りに動いてくれる」と全幅の信頼を置いており、一騎の奇抜な戦術運びをスムーズに行うために一役買っている。
一騎が万能型として名を馳せる程の戦闘ができるのは、彼を知り尽くしたイノセントハートの的確な補助があってこそである。
《玄月》(ゲンゲツ)
黒い刀身を持つ、日本刀を模したデバイス。
見た目通りの鋭さと、見た目にそぐわない頑丈さを持ち、刀剣としての必要な機能以外を全て排除した完全な戦闘用デバイス。
鞘は一般的な鉄拵え(外側が鉄で内側に木材を組み込んでいるタイプ)とは別物で、内も外も全てが完全に金属で作られている。重量はそれなりにあるが、それを補って余りあるほどの頑丈性を有している。
一騎はこの頑丈な鞘と刀を活かし、刀身を納めた鞘の内部に魔力を収束させ、爆発的な勢いで放出し、凄まじい威力と速度の抜刀術とする技を編み出した。
入手経緯はともかくデバイスとしての性能は折り紙付きで、一騎が愛用している一振り。
《リベレーター》
本来はデバイスではなく、単なる通信・情報処理用に作られた携帯端末。しかし(自称)盟友の改造により、一騎の戦闘を補助するためのヘッドマウントディスプレイ型のデバイスとして生まれ変わった。
戦闘中はイノセントハートから送られるあらゆる情報を処理し、
ちなみに没案はガントレット状のウェアラブルコンピュータだったりした。
【戦闘スタイル】
右手にイノセントハート、左手に玄月を装備する、杖と刀の二刀流という独特なスタイル。一騎の万能型の素質を最大限に活かすための方法であり、一騎にとっての到達点。
『万能型』の技術は『特化型』には敵わない、というのが一騎の持論であり、事実として個々の技術は(一般的な魔導師よりは上だが)なのはを始めとするオーバーSランク魔導師には劣っている。
そこで一騎が編み出したのは『持ち得る技術の複合使用』。射砲撃から近接戦闘までのあらゆる技術を併用する、目まぐるしいほどの戦法で相手を圧倒する。
例をあげるなら、『槍代わりの杖と刀を駆使して近接戦闘を行い、隙を見て杖から砲撃を撃ち込む』『玄月一本での戦闘中にイノセントハートを刀形態で瞬時に展開し、二刀で攻め立てる』『砲撃を撃ち、その維持をイノセントハートに任せて自身は玄月で斬り込む』『二刀での近接戦闘中、イノセントハートの詠唱によって周囲に展開したスフィアからの魔力弾掃射を織り混ぜる』など、実に様々。
型に捉われずに行われる戦闘は熟練の魔導師でも予測が困難であり、柔軟かつ突発な遠近の切り替えは相手を牽制する意味も強い。
こうした『自身の持ち得る全て』を使いこなすことで、一騎は真の意味で『万能型』として完成し、『特化型』のオーバーSランク魔導師と互角に戦うことが可能になる。
【魔導師ランク】
総合SS+ランク。
上述のあらゆる魔法技術の練度、これまでに無い新しい戦闘技術、それを成し得るマルチタスクと魔力量による『総合評価』。
言うなれば『試験の結果』と『その評価』であり、当然ながら魔導師の実力はランクとイコールではない。
ランクに驕らず自身を鍛え上げていくことで、一騎はオーバーSランク魔導師に恥じない実力者となっていくだろう。
【備考】
再三出てきた一騎が抱え込んでいた《罪悪感》とは、悲しみを吐露したなのはに対して
なのはが退院した後もお互いにそのことに触れなかったことから、一騎は「もしかしたら姉さんは自分を恨んでいるのではないか」と誤解することになった。
ゆりかごでなのはに襲い掛かった一騎の望みは『なのはから責められること』。自分で自分を責めてもそれは自己満足でしかないと一騎は考えており、
しかし実際には、なのははそのことを恨んではおらず、むしろ自分の癇癪を黙って聞いてくれていた一騎には感謝の念すら抱いている。
だが、それを知らずに小学生の頃から一騎が溜め込んできた罪悪は彼を極端に追い込んでおり、精神的に脆くさせていた。もし本当になのはから責められたとしたら、一騎は自刃し、死をもってなのはに償おうとした可能性がある。それをわかっていたからこそ、一騎は心のどこかで赦しを求めていた。
『ぼく』と呼称し、罰と自称した一騎の夢に出てきていた一騎は、赦しを求めていた一騎と裁かれたいと願った一騎の二面性によるもの。
『赦されたい』と願えば自分の行いを思い出すために、『裁かれたい』と願えば赦しを求めて、一騎はそれらを忘れないために夢に見ていた。
その二つは一騎がずっと苛んできた後悔と懺悔の証。
一騎が今まで実力を発揮できなかったのは、抱え込んだ罪悪によって常に精神を苛まれていたから。忘れようともしていたし、実際に意識から締め出していたこともあったが、なのはを意識する度に安堵と同時に自身の後悔を思い出し、死にたくなるほどの罪悪に襲われていた。その場面を明確に思い出す、または映像を見ることでその罪悪は更に加速し、発狂することすらあった。
当然、そんな精神状態で満足な戦闘が出来るはずもなく、なのはと和解するまでその状態は続くことになった。
また、なのはに全て赦されたことで、上述の『ぼく』を夢に見ることも無くなった。
六課解散以降、本局航空戦技教導隊五番隊・高町班の一員として活動し、教導に貢献しながら自身の鍛練も平行して行っていた。戦闘技術の向上は取り巻く環境による意識の変化も関係している。
『姉さんたちには劣る』と公言して憚らない一騎だが、実はなのは達よりもマルチタスクの精度や術式構築の速度が速い。それは魔法戦では確実なアドバンテージであり、他の魔導師を凌駕する高速戦闘を完成させるための、一騎が生まれながらに持つ唯一の『才能』。
海鳴市に在住していた頃、魔法の練習と平行して実家での剣の稽古も行っていたため、日本刀や二刀流を扱う際の基本は兄と姉に叩き込まれている。
小太刀と打刀の間合いの違いや、踏ん張りの利かない空中での使用もあるため、自分なりに航空剣技用にアレンジしている。
全力戦闘を行っても余りある凄まじい魔力量は、スカリエッティの実験による代償とのこと。一騎のリンカーコアにはロストロギアとして登録されている高エネルギー結晶体『レリック』が埋め込まれていて、リンカーコアの容量や生み出される魔力の増量が確認されている。
この時魔力光の色が水色から赤色に変化した。レリックの干渉による魔力波長の変化が原因と思われる。
同時期に『電気』の変換資質も後天的に会得して(させられて)おり、変化した魔力光と相まって赤いスパークを視認することが可能。
『姉』であるなのはを愛し大切にしているが、それはどこまでいっても『親愛』であって『恋情』ではない。一般的な姉弟に比べてスキンシップは激しいが、そこに特別な意味や感情は無い。当然肉体関係などあるはずもない。
なおフェイトに関しては初恋の相手だったり美人だったりスタイルが良かったり単純に好みだったりと、一騎にとって色々と『毒』なので、最近は僅かに距離を置いている。
また、現在ディエチと恋仲になっているが、彼女に惹かれたのは『自分の全ての面を知っている』から。
一騎の全てとは即ち、『苛立ちを溜め込んで発狂寸前だった頃』『ゆりかご内での自暴自棄の頃』『赦された後の現在』のこと。
これは一騎がずっと抱え込み、隠していたもの。なのはやフェイトですら、一騎が苦しんでいた全てを知っている訳ではない。ディエチは一騎のそれを全て間近で見たことのある唯一の人物。
そうして歪んでいた自分を知ってもなお普通に接してくれるディエチに対して、一騎は言葉にこそ出さないが感謝しており、同時にその(年下ではあるが)姉ポジション特有の包容力に魅力を感じた。
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【名前】
ティルク・アローン捜査官。年齢22
【二つ名】
守護騎士(ガーディアン)
【容姿】
金髪で長身。体格は身長と比べれば細めに見えるが、かなり鍛えられている。たぶん腹筋六つに割れてる。
顔立ちは精悍であり、特に整えられた眉がきりっとしていて真面目さを感じさせる。
【性格】
生真面目が鎧を着て歩いているような人物。誠実で謙虚、かつ勇敢で親切。人から信頼され、それに応えることが生き甲斐とも感じられるほどに自身の為すべきことに忠実。
一見損をしそうな性格であるが堅物というわけでもなく、意外に柔軟な発想や行動もできる。たまに友人をからかうフランクな一面も持ち合わせている。騎士との模擬戦闘を行う際にハイになったりするなど、バトルマニアの資質あり。
【魔法】
術式は近代ベルカ。飛行魔法などを除く攻勢魔法に関しては、魔力斬撃(または剣に関する魔法)以外は行使できない稀有な才能の持ち主。
しかし戦闘が不利かと言えばそうでもなく、弛まぬ修練によって鍛え上げられた航空剣技は、今やシグナムに匹敵するほどの実力の持ち主。剣術に限っては管理局でも指折りの存在であり、特に切り札である《一刀両断》の破壊力は
【デバイス】
バスタードソード型アームドデバイス
迷いを払拭したティルクのために作られた一振の剣。鋼色の刀身を縁取るように、金色のクリアパーツで刃が形成されている。見た目も性能も一本の片手半剣でしかないが、だからこそティルクが扱うことで真価を発揮する。
【戦闘スタイル】
自身の父親から基礎を習い、実戦の中で鍛え上げた航空剣技による空戦を行う。
魔力斬撃のみというスタイルから、斬ることしかできない時代遅れと揶揄されることが多々ある。それはティルク本人も認めている欠点ではあるが、しかしその欠点を補って余りある突破力を持つ。
生半可な射撃では騎士の鎧を貫くことができず、接近戦を許せば得物を斬り落とされ、引き離そうとしても半端な間合いは瞬きする間に詰められる。
かつてこの騎士を侮り高を括っていたとある空戦魔導師は、その弾丸を一発も撃つこと叶わず斬り伏せられた。
【魔導師ランク】
空戦AAAランク。当然このランクは航空剣技
剣技のみなら局でも三本の指に入るほどだが、しかしそれだけではSランクになることは難しい。
【備考】
父親が教授した剣術は、古代ベルカから続く古流剣術の源流から派生した亜流を父親が改良したもの。そのため、古代ベルカの騎士は彼と打ち合うと何処か自分と似たものを感じるらしい。
《一刀両断》は一言で表すのなら巨大な魔力斬撃。しかし、それは『巨大な剣で斬る』という単純なものではない。その魔力剣は鍔本から噴出される、凄まじい勢いで流動する攻性魔力によって作り出されている。
例えるならば魔力砲撃を無理やり剣の形にしているようなものであり、所詮は斬撃と甘く見たが最後、どんな防御も意味を為さずに斬り砕かれる。
当然魔力の消費も激しく、全力で使えば一振りで魔力切れを起こすことになる。ティルクは鍛練を積むことでこの剛剣を使いこなしており、魔力剣の大きさをバスタードソードをコーティングする程度に制限することで、通常の魔力斬撃程の消費量で使用することもできるようになっている。
なお、当然ながら使用する魔力量によって威力も変動する。「あれ、そうなったらもう《一刀両断》じゃなくね」という突っ込みを一騎がしたことがあるが、ティルクは何も言わなかった。
その騎士甲冑がお手本のような騎士のものであることが有名。ミッドの空を飛んでいる騎士殿がいれば、それは間違いなく彼であろう。
また、その騎士然とした容姿が非常に映えることから管理局のプロモーションにも起用されており、ますます知名度が上昇している。なお、聖王教会より教会騎士としての勧誘も受けたことがあるが、捜査官としての仕事に誇りを持っているという理由で断っている。
捜査官であるが特定の部隊に所属しておらず、各部隊の要請を得て仕事をしているので、顔が広いのも特徴。その人柄から陸士部隊にも信頼されており、諍いの仲裁に駆り出されることもしばしば。やっぱり苦労人かもしれない。
なお余談であるが、ティアナ・ランスター執務官の要請に率先して協力する傾向がある。
そういうわけで、ティルクはティアナに懸想しているわけだが、その一番の理由は『信念をしっかりと持っている故の芯の強さ』に憧れたから。
ティルクは昔から目標も無く、やりたいこともなかった。命令のまま、流されるままに生きてきたティルクにとって、目標を持ったティアナの確固とした信念は尊敬を抱かせ、その助けになりたいと感じた。
それ以前にそもそもの切っ掛けは、最初は冷たく気難しい女性だと感じていた(実際ティアナは気が強いだけで気難しくも何とも無いのだが、接する機会がなかったためそう感じた)ティアナが、実は真面目で勤勉な性格だと知って興味を持ったこと。
なお、両想いなのは周知の事実だが、実際に交際にまで至っているのかは誰も知らない。
ちなみに容姿の好みは可愛い系よりも綺麗系。性格の好みは天真爛漫よりもクール系。そういう意味でもティアナは魅力的。
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【名前】
ジュン・ナカジマ陸曹(旧姓 齊藤) 年齢21
【二つ名】
焔闘士(えんとうし)
【容姿】
黒目黒髪の優男。多少軽薄さを感じさせる表情が特徴的。肩口からの袖が無い黒いバリアジャケットと相まって、暗い色合いの意匠が目立つ。
【性格】
軽薄・お調子者な人格者。根は真面目。学校でも髪とか染めないタイプ。
軽薄な言動が多いが、それは自身の過去による負い目が端を発している。その痛みは一騎と違って背負い込んではいないが、刻み付けられてはいる。その為、もしも自分が情を抱いている人が傷つけられた場合、自分を犠牲にしてでもその人物を守ろうとすることがあり、その為なら人を殺すことも厭わない苛烈さを見せる。
また、真剣勝負を好み、誰かと技術を競って争うことに楽しみを見出だす。自分と同じ距離の格闘家や騎士などの近接型を相手にする時は特に顕著で、まるで肉食獣染みた獰猛な笑顔を浮かべることがある。
【魔法】
術式は近代ベルカ。『炎熱』の変換資質を有している。
魔力量も魔力資質も一般的な魔導師・騎士の域に留まっているが、身体強化の効率が群を抜いて高い。
僅かな魔力量で強力なブーストが可能で、炎熱の変換資質によって強化した肢体には炎が顕現する。
【デバイス】
《ブレイブ》
一騎が開発したヘッドギア型デバイス。単純な防具としての強度はもちろんだが、一番の特徴はその魔力蒐集機能にある。
魔力量がさして多くないジュンのために一騎が組んだこのデバイスは、戦闘中に常時魔力素を蒐集し、使用者のリンカーコアに還元する。
だが、魔力運用は術者が直接リンカーコアに魔力を集めるのが最適であり、デバイスを介している影響で還元できる量は多いわけではない。だが、僅かな差で生死を分けることも珍しくない魔法戦では、シンプルかつ重要な効果。
《ケーニッヒ・フランメ》
古代ベルカ時代の遺物として発掘されたガントレットであり、『【炎帝】リュート・リンドヴルム』と呼ばれた王が使っていたもの。指先は五本指に分かれ、装甲は肩までを覆う変わった形の手甲。発掘品だが錆びも汚れもなく、緻密な設計で使用者の動きを微塵も阻害しない。
ジュンは主に『フランメ』と呼称していたが、後述の《ケーニギン・フランメ》が製作されて以降、『ケーニッヒ』と呼ぶようになった。
手甲としての性能も頑丈性も充分過ぎるほどの業物だが、その真価は手甲のコアにある。
そのコアには、古代ベルカに伝わる炎竜『リンドヴルム』の竜魂が封じられている。
【戦闘スタイル】
自己流の格闘術。ストライクアーツのような確固とした格闘技ではなく、見ようによっては我武者羅にも見える手数重視の猛ラッシュを掛けるスピード型のインファイター。しかし型に捉われないが故に柔軟な攻めが可能で、大振りで派手な動きと無駄の無い瞬間的な挙動を織り混ぜることで、相手を撹乱する効果もある。
炎熱変換による身体強化によって拳は高温となり、耐熱加工がされていない武具・耐熱防護機能の無いバリアジャケット等には大きなダメージを与えることができる。「一撃が軽い」ジュンには重要なダメージソースとなる。
また、《ケーニッヒ・フランメ》の機構を活かして短射程ながらも炎熱砲撃を打ち出すことが可能。スバルのディバインバスターのように一点を貫く魔力砲ではなく、炎を噴射して眼前を焼き払う火炎放射。当然食らえば威力は高いのだが、渦巻くように撃ち出される炎熱砲は魔力砲によって相殺、もしくは霧散されやすく、耐熱防御に対しては威力が殆ど出ないため、使い所が限られる。
【魔導師ランク】
陸戦AAランク。極端な身体強化による瞬間的な挙動や拳技は独特ながらもシンプルで、それ故に有用な戦法。しかし格闘型ゆえの間合いの短さや、炎熱砲撃の有用性の低さが欠点。
後方支援のできるミッド式の射撃型、もしくは同じ位置で戦える格闘型や騎士とタッグを組ませて戦うことで、安定した戦闘が可能となる。
【備考】
幼い頃に両親が死亡し、局員の魔導師に保護されてミッドチルダへ渡った。『魔法』を知ったのはその時が初めて。
しかし自身の魔力資質には気付いていて、人目につかないところで魔力行使の訓練をしていた。完全に独学で、魔力は感じても魔法の知識が無かったことから、自分の身体から離す(魔力弾の生成など)という発想が出来ずに、身体能力の強化という魔力の運用方法に気付き、そればかりを繰り返し行っていた。
極端な身体強化の高効率はこれが原因で、幼い頃に繰り返された魔力行使によって、使える魔法の資質がブースト系に傾倒していった。
《ブレイブ》による魔力還元の回復効果は、(戦闘時間にもよるが)だいたい総魔力量の二割程度。
初期の魔力回復アイテム一個分、とイメージするとわかりやすいかもしれない。MP自動回復だけど時間が掛かるし、回復できる総量はオレンジグミやエーテル程度しかない、ということ。
しかし回復アイテムの無い世界だからこそその回復量は重要で、二割とはいえ馬鹿にできない量である。
『リンドヴルム』とは、『炎熱』の始祖であるベルカ諸王時代の王『炎帝』と契約したとされる伝説の竜。長大な蛇の身体に、一対の前肢と翼を生やした姿をしている。
伝説の竜の魂は現在に至っても衰えることを知らず、コアの中で猛々しく生き続けている。自身を見付けたジュンの意思に感応して力を発揮する。
ジュンがその存在を明確に認識したのは六課時代に一騎と戦闘を行った時だが、それよりも前からジュンに力を貸していた。
ジュンが咆哮と共に名を喚ぶことで、魂を在りし日の炎竜として現界させることが可能。
既に肉体は失われているが、その魂から無尽蔵に生み出される炎で身体を構成することで顕現する。その炎は物体として触れることができるほどの超密度の炎の圧縮体であり、その爪は振るえば土を穿ち、翼は熱と共に風を切る。
肉体を形成する炎は魔力の変換によって創られたものでは無く、竜魂が絶えず産み出している純粋な『炎』。
現在までその竜魂が残っていることに関して一騎たちが解析を試みたが、現在の科学では不可能だった。
リンドヴルムがジュンに力を貸す理由は『炎熱の持ち主だから』。『炎熱』の変換資質を持つ人間は全て『炎帝』の血を引いており、実際にジュンも(もはや同じ人種というレベルにまで薄まっているが)炎帝の子孫である。また、拳に炎を纏う格闘家という点でも共通しており、過去に契約した男を思い起こさせるジュンを認め、力を貸すことにした。
ちなみに偶然ではあるが、ジュンは容姿も『炎帝』に似ているらしい。
『炎帝』のデバイスの名前が皇帝(カイザー)ではなく国王(ケーニッヒ)の理由は、これが昔からリュート・リンドヴルム自身の所有物であったため。リュートは立場としては『王』であり、『皇帝』ではなかった。
『炎帝』の称号は、炎熱において並ぶ者の居なかったが故に呼ばれた俗称。
強行偵察課ではレリック暴発に巻き込まれて腕を骨折、StrikerS本編ではナンバーズの六課襲撃によって満身創痍の重傷を負って入院、その後完治して復帰するも主任殺害により三年間の隔離施設行き、という何故か前線から降ろされてばかりいる不憫なキャラ。このあんまりな待遇には作者もびっくり。
それにより、単騎での戦闘能力は上述の二人と比べると劣る。しかし、リンドヴルムとの共闘や、負けず嫌い故の粘り強さで互角に持ち込むことは可能。
その実力の不足は、ゲーム的に言うならばキャラクターエピソードで強化イベントが無かったようなもの。
ギンガとは(ある意味)親公認で同棲しているので、距離感は上の二人よりも親密な関係になっている。
ジュンはその経歴故に『家族』というものに執着を持っており、自分を受け止めてくれる人、自分を肯定してくれる人を求めていた。ギンガに惚れたのは(一目惚れや戦いの思想が合っているという部分もあったが)彼女の強さと茶目っ気混じりの温かさに惹かれたから。
レイナに対する愛情は何よりも優先されている。状況によっては想い人を放り出してでもレイナのもとに駆けつけるタイプ。
レイナとは共依存と表すのが適切な関係であり、盲目的であるが、施設を出て以来お互いに気持ちを確認して受け入れ、更に同じ家に住むことができているので、依存心は落ち着いている。
ちなみに草食系か肉食系かと聞かれたら、肉巻きアスパラみたい、と表現するのがぴったりな感じがする。
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【名前】
レイナ・ナカジマ 年齢10
【容姿】
黒曜石のような黒い瞳と腰まで届く黒髪の流麗な少女。可愛さ具合と美人具合が両立した美少女。言うなればアインハルトさんタイプ。
特徴的な黒髪は腰に届くほどに長く、それでいて沢山の義姉がノリノリで手入れしてくれるのでサラサラ。
バリアジャケットは丈の短いセパレートタイプのインナー(所謂ヘソ出し)に、男物のジャケットを形成して羽織っている。当然ながらジャケットのデザインはジュンと同様のもの。腰にはミニスカート、その下には(バリアジャケットとはいえ)下着が見えないようにスパッツを身に付けている。なお、膝までを覆う金属のグリーブはデバイスではなく、バリアジャケットの一部として設定されている。
また、普段はリボンもヘアゴムもパレッタもヘアピンも使用しないストレートヘアだが、バリアジャケットを纏うと髪型がポニーテールに変わる。
【性格】
少女特有のあどけなさと、大人びた落ち着きが入り交じった不思議な雰囲気を持つ。程よいあどけなさは人から好かれ、落ち着き具合は周囲から頼られる。冷静ながらも気さくな委員長とかやれるタイプ。
この独特な雰囲気は彼女の生まれによるものであり、その出生の真実を知るものは極一部。ヴィヴィオにも話していないが、聡明な
【魔法】
術式は近代ベルカ。魔力資質は強化型であり、奇しくも兄であるジュンと似た資質を持つ。
しかし生まれが特殊な故にその他の魔力行使も出来ないわけではなく、『万能』とは言えないものの基本的な魔法は使うことが可能。潜在魔力量も同年代の平均よりかなり多い。
魔力運用は得意だが、マルチタスクが少し苦手。
『炎熱』の変換資質を
なお、ヴィヴィオ達と違って《大人モード》を修得する気は無い。理由は「小さい方が素早く身軽に動けるから」。
【デバイス】
《ディア》
ジュンの《ブレイブ》と同型のヘッドギア。レイナの思考に同調して高速術式処理を行う補助デバイス。
レイナは魔導師としての素質は高いがマルチタスクに不慣れなため、魔法においては術式を一つずつ着実に構成していく方法を取る。そのため、このデバイスはレイナのもう一つの思考として術式構築のために稼働し、レイナの戦闘運びを支援する。
魔力蒐集機能も搭載されている。
《ケーニギン・フランメ》
ジュンの《ケーニッヒ・フランメ》を模して製作されたガントレット。五本指状の手甲に埋め込まれた翠のコアと、手首から肩までを覆う装甲が特徴。細かいパーツに分かれており、指先から肩までそれぞれに装飾が施され、実戦本意な作りながらも美術品のような造形美を感じ取れる。
性能は魔力打撃の威力向上に傾倒している。また、流麗な形状だが極めて頑丈に作られており、生半可な打撃・斬撃・刺突では傷付けることも敵わず、打撃と同時に炎を爆破させる荒業でさえも、着用者に自爆ダメージを通すこと無く使用することができる。
【戦闘スタイル】
攻めに特化したストライクアーツを扱うインファイター。多分に『兄』の影響を受けており、型に捉われない柔軟で流れるような連撃で相手を圧倒していく。
また、ジュンは基本的には手足のみに炎を纏うが、レイナは常に
その炎は打撃の威力を高めるだけでなく、接近した相手に熱と炎で継続的にダメージを与えていく。また、炎の灯りと揺らめきによって僅かながらも相手の視覚を惑わす効果もある。
また、リボルバーナックルを扱う『義姉』の影響もあって、一撃必倒を体現した強力な打撃を扱うこともある。その際、構えた腕にはまるでナックルスピナーのように炎が渦巻き、打撃と同時に先端に炎を圧縮・爆破することで凄まじい威力を発揮する。
【魔導師ランク】
陸戦A(公式に認められたランクではなく、一騎の能力値評価によるもの)
【備考】
ジュンのことは保護された際に『兄』と呼ぶようになり、血の繋がりは無い。しかし髪と瞳の色が同じ黒のため、実の兄妹と思われることも多い。すっと通ったスマートな顔立ちも似ている。
落ち着いた性格だがやはりジュンの影響を受けており、こと戦闘においての気概が頭抜けている。特に同じスタイルであるジュンと打ち合う際は普段は見ることができないほどに良い笑顔を浮かべている。この闘争本能は時に意図せぬ動きを編みだし、勝つための方法を無意識に導き出すことがある。
その出自の真実は、戦闘機人を作るために産み出された『人造魔導師』。スカリエッティとは違う違法研究者の企画によるものなので、ナンバーズとの関係は無く、製造や外科処置の方法も違う。
培養の分類はクローン培養。元になった細胞の人物は不明。製造にあたっては彼女が
そのため調整も入念に施されており、極度の外科処置の悪影響は確認されていない。
レイナがジュンに対して抱いている想いは『親愛』であり、一騎のなのはに対する感情と似ている。しかしその想いの強さは『命の恩人』『名付け親』『初めて触れた人間』『互いに存在理由として求めている』などの要素によって極端なものになっており、恋愛感情に似た依存心を内に秘めている。
でもいわゆる『お兄様大好きっ子』ではない。ヤンデレでもなく、兄への接し方は
それでも依存心ゆえか、ジュンがギンガにかまけている時は『大好きな兄が取られた』と頬を膨らませて不満げにしていたりもする。
バリアジャケットの際にポニーテールになるが、これは彼女が登場した当初からあっためていた展開。
まとめ:全員バトルマニア