びしゃもんと申します。
Aqoursの夏ユニット、4曲が大好評発売中ですが、これはそれを聴いた当初から頭の中で妄想していたネタを文章化したものです。
最初はめんどくさくて挫折しましたが、こうして一作完成いたしましたので公開します。
私の大好きなラブライブ!サンシャイン!!が詰まっています。これが私の愛の結晶です。
結構長いですがお付き合いくださいませ。
花丸は鼻息荒く岬への道を往くバスの中ではしゃいでいた。
「今回の曲作りは夏がテーマだよね?まるたちが始まり、ルビィちゃん達と善子ちゃん達は中、千歌ちゃん達は終わり。どんな曲にしようかな〜!?」
「ほらほら!花丸ちゃん落ち着いて…!周りにお客さんいるんだから…。」
餌を待つ犬のような花丸をなだめる梨子。
周りの乗客の視線が痛い。花丸をいさめるだけでも大変なのだが…。
「そんなの、もう…すっご〜くシャイニーな曲にするに決まってるじゃな〜い♪」
先ほどの花丸より大きい声を上げる鞠莉に対し、
「鞠莉さん…!大きな声出さないで…!
あ!すみません!すぐに静かにさせますから…。」
と、梨子は辟易して言う。
正直梨子は、Guilty Kissを組んだ時と同じく今回の組み合わせが本当に不安だった。
というか、そもそも組み合わせはほとんどGuilty Kissと同じである。
善子が抜けて花丸が入ったところで何かが変わるわけでもない。
(はぁ〜あ…。鞠莉さんは自由奔放だし、花丸ちゃんはたまにとんでもないことしようとするから、本当に気が抜けない…。私ってどうしていつもこういうポジションなの〜!?)
そんな梨子の不安と魂の叫びをよそに、バスは目的地へと向かっていく。
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梨子達を乗せたバスが到着したのは大瀬崎。内浦でも人気のダイビングスポットだ。
シーズンだからか今も朝から多くの人で賑わい、砂浜はごった返している。
だが、今日の梨子の目的はダイビングではない。
「あれ?梨子ちゃん、海水浴場抜けちゃうよ?」
スタスタと人混みを抜ける梨子に、花丸が声をかける。
花丸は梨子の動きを追っているため、人にぶつかり謝りながら進んでいる。
「いいのいいの!今日の目的地はこっちだから!」
花丸が遅れていることに気づき、梨子は足を緩める。
今度は手を繋いで、花丸と離れないように歩き始めた。
「この奥に何しに行くずら?」
「見てのお楽しみよ!さ!行きましょ!」
花丸と合流した梨子は、先を急ごうとするが…。
花丸が、ふとした違和感を目にした。
この辺りにはなかなかいない金髪の美少女が、屈強な筋肉の男性と話している。それだけなのだが…。
「あれ?梨子ちゃん。」
ツンツンと袖を引っ張る花丸に止められ、梨子は振り返る。
「?ーどうしたの?」
「あれ…。」
花丸が指を差す。その先には…。
「ちょ、鞠莉さん!?」
ダイビングスーツを身にまとい、インストラクターの男性と和やかに話す鞠莉。
きらめく笑顔が、今まさに海へ向かおうとしている。
「ちょいちょいちょいちょいこっちきて…!」
慌ててスーツの袖を引っ張り、鞠莉を引きずる梨子。
「Oh!?梨子!?どうしたのよ急に〜!」
「どうしたもこうしたもないでしょう…!?
…すみません!今日は泳がないので…!あはは…。」
引っ張られながら、鞠莉は男性に別れを告げる。
梨子は鞠莉をダイビングスーツ姿のまま引っ張り、海水浴場を後にした。
ハリケーンブロッサム第1話です。いかがでしょうか?
ここまでで1200文字くらい。全体で3万文字以上ありますのでもう少しお付き合いいただけると幸いです。
本文は分かりやすさを重視していますが(主語とか述語とか)、逆に分かりにくかったら仰って下さい。次回作で直せたら直します。