最近忙しくて遅れてます、すみません
それと「東方愛狂録」の人気(?)の方が高くてビビる←
まだゆかりんとチューとあやたんボコまでしか書いてなi(ry
それよりコラボが面白いw
コラボ良いね!
普段考えもしないようなキャラが出てきて!w
そしてグロ注意。
「日本語」
『英語』
ではどうぞ!
畳み掛け感がパネェ←
ーー某所、午後21時48分ーー
とある一室、四方をコンクリートで囲まれた三本の蛍光灯が照らす明るい部屋に、一人の女と男が居た。
女は無機質な鉄製の椅子に縛り付けられ、怯えた表情で男を見上げている。
対する男は、女の怯えた表情を見て想う。愉しすぎて仕方がない。そう、顔に出てしまっているのだった。
「ようやくお目覚めか?」
男の声。若干掠れてしまっているその声は、男が高々と叫び続けていた証拠だ。
「……こんな事をして、タダで済むと思っているのですか?」
女は精一杯強がりながら、声を絞り出す。
自分では気付いていないのか、震えた声色を取り繕う姿勢も見せず、男を睨み続けていた。
「……ハァ?テメェはテメェの心配をした方が良いんじゃねぇの?」
そう言いながら男が手にしたバックを地面に置く。
重量を感じさせるバックの中身は、全てが工具である。
女は今から何が起こるのか、全く判っていない表情で男を睨み続ける。
「今からァ~…テメェのォ~…拷問をしちゃいまァすゥ~♪」
両手を広げ、狭い室内をクルクル楽しそうに回る男。
狂気染みたその言動に、女の顔が更に強張る。
部屋を一周した男は、女の肩を掴んでからこう言った。
「……テメェ等がヤった事、直ぐに後悔させてやるぜ。なぁ?クソッタレ?」
「ひっ!?」
男の、憎しみが隠った視線に思わず声を上げる女。
目尻に涙を溜めて、必死に自分を椅子に縛り付ける拘束具を外そうと試みるが、それは叶わず不安と焦りだけが募っていく。
「…楽に死ねると思うなよ」
そう呟く男の手には、無骨な駆動音を響かせる電動ドライバーが握られていた。
ーー同日、午後17時30分ーー
『ふぁ……おはよ…』
『…ああ』
暗く、散らかった室内に間延びした様な女性の声が響き渡った。女性、改めセラスは黒い革張りのソファからゆっくりと身を起こす。
『…おはようって時間じゃねぇけどな』
『外、暗いわね~それに雨降ってるし…』
『もう5時半だ、そろそろ出るぞ』
そう言って、グレンが立ち上がる。
彼の目元には隈が目立ち、服に付着した返り血もそのまま放置されてるいるのを察するに、彼が一睡もする事無く考え事をしていたのだとセラスは考えた。
『…寝不足は、時に命をも奪うのよ?』
『…眠れるワケがねぇだろ』
『そうね…あなたの心中、察するわ』
『察してくれんなら…この手錠外せよ』
苦い表情のグレンの腕には、手錠が填められていた。
そしてもう片方はモチロン、セラスの腕に填められている。
『そうね~、そろそろ良いかしら~』
『逃げねぇって言ってんのに…』
『ふふ、保険よ~』
『チッ、早く外せ』
渋々、手錠を外すセラス。
例えグレンが逃げない様にとはいえ、少々やり過ぎである。
『はい、ごめんね~』
『手首イテェ…』
手錠痕が付いてしまった手首を触るグレン。
セラスはソファから立ち上がると、グレンに近付いてジッとグレンを見上げる。
『……何だよ』
『先走らないでね?』
『分かった分かった、何回も言うな』
つま先立ちしたセラスが、グレンの頭に手を伸ばして
頭をグシャグシャと撫でる。
グレンは深い溜め息を吐き出しながら諦めた表情で、セラスは少し楽しそうな表情だ。
『満足したか?じゃあ行くぞ』
『連れないのね~』
『ウルセェ』
セラスは銃を、グレンは愛用のバックを背負ってトレーラーハウスを出た。
愛する者が待つ「無縁塚」へと向かう為に。
ーー魔法の森、17時35分ーー
浅木は憔悴し切っていた。
大人しく森の中を歩いているかと思うと、いきなり座り込んで慟哭したり。かと思えば茫然自失した様に、フラフラと歩き始めたりと、不穏な動きばかりしている。
「……オイ浅木、お前少し休め」
「………」
浅木は応えない。
カールの呼び掛けが、まるで聴こえて無い様に、一切の反応をせず、ずっと空を見上げている。
「…好きな女を亡くした気持ちは察する、だが今はしっかりしてもらわねェと困るんだ」
「……そうだな、ごめんカールさん」
「別に、ただ少しばかりお前の気持ちも理解出来るってだけだ」
「…まさか、カールさんも…?」
「…チッ、もういいだろ、それより雨が降ってきやがった。さっさと行くぞ」
浅木は苦い表情のまま、カールと共に森を歩き始めたのだった。
ーー紅魔館周辺、19時28分ーー
雷雨が降り頻る中、立ち上がる妖怪が居なくなった所でようやく銃声と雷鳴が止んだ。
辺りには肉の焦げた匂いと内臓の血生臭さが立ち込め、激しく打ち付ける雨が全てを飲み込む。
「いやはや、お疲れ様ですアベルさんや」
「あ、うんお疲れ様…」
「さてさて、ボクは疲れたからお風呂にでも…」
「…僕もお邪魔して良いかな?」
「んー…多分大丈夫だと思うよ、ボクがお願いすれば大概大丈夫だから」
「じゃあお願いしようかな」
「はーい♪」
こうしてアベルは紅魔館への侵入に成功した。
アベルは考える、何てチョロいんだ、と。
(ただ、碧生君からは目を離さない方が良さそうだな)
ーー無縁塚、19時55分ーー
『そろそろ…か』
背中に大きなライフルを背負い、口に火の付いた煙草を咥えた男、トレバーが腕時計を覗きながら呟く。
トレバーの背後には、同じくライフルを構えた15人の妖怪達が2人の少女を取り囲んでいる。
「…ヴィクトリアさん、変な動きはしないように…」
「分かってるよ椛ちゃん…」
15の銃口は全て2人に向けられている。
少しでも可笑しな真似をしよう物なら容赦なく、弾丸の雨が2人を穴だらけにするだろう。
『……どうやらお出でなすった様だぜ』
真正面を見据えながら、トレバーは火の付いた煙草を投げ捨てた。
そう、来たのだ…グレンが。
『…………』
『おう、お前がグレンか?想像してたより随分デカイな』
『テメェ…二人が少しでも傷付いてたら…ズタズタに引き裂いてブッ殺してやるからな…ッ!』
『ははは、落ち着けよ…取り敢えず…』
トレバーが背中のライフル、バレットM82に手を伸ばす。
そしてソレを構えると、銃口をグレンの頭に向けた。
『お前から、な?』
グレンは腰のM1911A1へと手を伸ばそうとしたその時。
『言っとくが、無縁塚に立ち入った時点でお前の能力は使えねぇから』
『…何?』
『早苗特製、能力を封じる強力な結界が張られている。この無縁塚全体にな。判るか?お前が銃のグリップを握ったその時…お前も後ろの小娘もまとめてお陀仏ってワケだ』
『…チクショウ…テメェ…』
トレバーは見逃さなかった。
グレンの口角がグニャリと歪んだのを。
『…終わりだな』ニヤッ
『…ア?何を寝言…ッ!?』
グレンが右手を上に挙げた。
すると間髪入れずに、トレバーの頭目掛けて銃弾が飛来するが、トレバーはそれを屈んでギリギリ避ける。
『……何が起きてる…!?』
トレバーが振り返ると、先程まで2人の少女を取り囲んでいた妖怪達が全て頭を破裂させて死んでいた。
どうやらトレバーの頭を破壊し損ねた弾丸が、他の妖怪の頭を破壊したらしい。たったの一発で。
『オイオイ…嘘だろ…』
『余所見してんじゃねェ!!』
『グハァッ!!』
グレンの拳がトレバーの顔面に襲い掛かった。
強烈なパンチを受けて吹き飛ぶトレバーは、吹き飛びながらも体勢を立て直して綺麗に着地する。
『…サシなら殺られる気がしねぇなァ…むしろ殺ってやるぜクソヤロウが』
『……チッ、完璧にミスったぜ…良いだろう、ほら来いよ。グレン君…』
ーー無縁塚から1.2㎞地点、20時6分ーー
背の高い木上に、セラスはいた。
『……疲れたわ~…それにしてもあの男、銃弾を避けるなんて人間じゃないわ~……』
ボーイズ対戦車ライフルのグリップを握りながら、ガクリと項垂れる所を見れば、彼女が能力を使って疲労しているのが判る。
『あの男は任せるとして…あの二人を守らないとね…』
セラスは三回深呼吸すると、再びスコープを覗く。
セラスの目には、鮮明にヴィクトリアと椛の姿が映っていた。
はい39話でした。
滅茶苦茶間空いて申し訳ない…
感想、批判、アドバイス、誤字脱字指摘
お待ちしております!
ではまた次回!