こちらサイトX   作:嫦娥(埃国面)

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良い子は真似しないでね!!

イオンちゃん出てくると大概グロ描写が入る何かアレ
まぁコイツ関連のSCPが大概エグいからなぁ…


右手とシュレッダーと入れ替わり

小さく収容室の扉を叩く音がした。

多分イオンの奴だろう。最近アイツはお得意の四肢切断マジックで切った手首でサイトをクモよろしく這い回って職員を驚かすのが楽しいらしい。全くもって趣味が悪い。

 

「何…」

 

俺の部屋はアンタの部屋の玄関じゃないと文句を言おうとしたが、原形を止めずぐちゃぐちゃになった手首に言葉を失った。通った後の廊下には所々血がこびりついている。吐き気がする。

 

「あいたた…」

 

いつの間にか上からすり抜けてきたイオン本人が痛々しそうに苦笑いして逆の手にその破片を集めた。

 

「通気孔だと思って穴に入ったらこれだよ…びっくりしたなぁ、ははは」

「シュレッダーに手を突っ込んだのかアンタ?ジェラルドより酷いじゃねえか」

 

そのシュレッダーからどうやって抜け出したのかは聞かないでおこう。というか、聞きたくない。

 

「いやぁ上の部屋から普通に入ろうとしたら封鎖されててさ。多分私が手だけであちこち行くから出ないようにしたんだろうね。

まぁ出入口を封鎖されたところで観念する私じゃないことは君がよく知ってるだろう?歩く大図書館お兄さん?」

「何処の紫もやしだ、枯らすぞ」

 

すると部屋の電話が鳴った。

 

「はいどちら?」

「オーッス!オラブライト!!ちょっとデリバリー頼んでもいいか?」

「ああ?ピザならはてしないピザボックス(SCP-458)に頼みな。腐ったカビッカビの奴が食いたいなら話は別だが」

「あー、遠慮するわ!腹減ってねえし。それよりカイン、お前真上にイオンの棺の収容室あるだろ?」

「あぁ、そうだな」

 

その中身は今俺の部屋にいるけどな!!

 

「ちょっとサイト15にイオン連れてきてくんね?

あっ、収容違反判定されると面倒だからミギーだけで!」

「は?なんで……チッ」

 

訳を聞こうとしたが先にブライト博士に切られた。

 

「イオン、ブライト博士が呼んでるぞ」

「おや、外出かい?珍しいこともあるんだねぇ」

 

サイト15 SCP-076の収容室

 

周りが暗い。

えっ、もしかして……寝過ごした?!

あああマズい!!■■■博士のところに報告書出すの忘れてた!!

ちょっとベットで横になるだけのつもりが…最悪だ!!

 

ゴンッ!!

 

「痛っっ!!」

 

起き上がった拍子に何かにおでこをぶつけた時、私の口から聞きなれたアベルの声がした。

 

……え?

 

何でアベルの声になってるの?

恐る恐る自分の髪の長さを確めた。

 

腰まである少しはねた癖毛。

 

そして細いけど明らかに筋肉質な腕。

 

 

嘘でしょ、ねぇ…??

 

サイト15 廊下

 

サイトをブライト博士とイオン(ミギー)と歩いていると向かいからアイリスとケイン博士が歩いてきた。

 

(珍しい組み合わせだな…)

 

するとこちらに気付いたアイリスは突然顔色を険しくした。

 

「何でお前がここにいるんだよ?それにブライトも…チッ、今日は厄日だな」

 

いつものアイリスでは考えられないくらいに不機嫌な声でそう毒吐くと視線を反らした。

 

「おやぁ、20代にもなって反抗期か?ははは、随分遅い反抗期だな?」

「いや…ブライト博士、そういう問題じゃないんだ」




SCP-666-j"ジェラルド博士の運転スキル"http://ja.scp-wiki.net/scp-666-j

SCP-458"はてしないピザボックス"http://ja.scp-wiki.net/scp-458

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