こちらサイトX   作:嫦娥(埃国面)

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番外編。

なんか起きたらこうなってた。

ヒイロのターンはもうちょっと待ってね!!


[激遅エイプリルフール]蛙野郎が収容されました。

こんにちは、作者の嫦娥でございます。

いつも御愛読いただいている読者様はありがとうございます。

まぁそれはそれとして…

 

おい、どこだここ。私の部屋じゃないぞ。

っていうかそもそも自分の姿もなんかちげーぞおい。

本当に蛙になってんじゃないですか!

 

「うるさい。あんまりゲロゲロワメくと沼女(SCP-811)の餌にするぞ」

 

刺青の入った目付きの悪い顔がかごを覗いた。

 

「…え、アベル?!なんで?!」

「?何で俺の名前を…やっぱり変な蛙だ」

「っていうかこの蛙さっきより元気になってない?

アベルのこと怖くないのかな?」

 

横で一緒にみていたアイリスが面白がって言った。

 

いや、正直ちょっと怖いけど。でもどっちかというと自分の好きなSCPに会えてうれしいほうが強い。

そりゃ蛙も跳ねるわ。3ピョコ6ピョコどこか1000ピョコぐらい跳んでやりますよ!

 

「んでー…なんで私はここにいるかわかります?」

「任務先にいたのを突然喋るからSCPじゃねえのかって話で捕獲した」

 

ある要注意団体を追いかけていたらしいが、その脇道に要注意団体の巻き添え喰らった私が「グエエエエ」とかいう間抜けな声出してスッ転んでいたそうな。

 

間抜けって。酷い。

んー、まぁ妥当か。そりゃ物言う蛙なんか匆々いないし。

 

「でも要注意団体が云々なんて知らんぞ?」

「あの場にいたのにか?巻き添え喰らった衝撃で忘れてるだけだろう…まぁ忘れてるなら……ククッ…嫌でも無理矢理思い出させるまでだ」

 

そう言ってアベルは正気を無くした目で例のブレードを出して私に向けた。

 

…あ、これ私死んだな。

 

普通の姿でも怖いだろうけど今は蛙だからデカイ!余計怖い!!

 

「アベル!」

 

幸いアイリスの声で一命をとりとめた。

 

「ごめんね、わかる範囲で教えてほしいんだけど…なぜ君は話せるの?」

「んーとね…元人間?って言ったほうが良いのか?気づいたらこうなってた」

「人間から蛙にされたってこと?」

「された…覚えはないんだよなぁ」

 

アイリスと喋りながら未だに自分の体に違和感を感じる。

 

「ちょっと失礼、貧血で目眩が……」

「大丈夫?」

 

 

 

 

 

ケロッ?

 

 

 

 

 

視界が元の色を取り戻した時には、私は自分の部屋にいた。

体も元に戻っていた。

 

 

…なんだったんだ、あれ?

 

まさか夢か?いやまぁありえんことはないけど…にしては随分現実味のある夢だったな。

 

まぁいいか。

 

夢。うん。腑に落ちないけどそういうことにしとこう。

 

眠気覚ましにSCP解説動画でも見ましょ。えーっと…

 

 

 

 

SCP-■■■■-jp █████ OC:KeroKero




SCP-811"沼女"http://ja.scp-wiki.net/scp-811


Jとかでたまにある変なふざけたOC好き

Achoo!とか。

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