個人的には聖書兄弟アベルのほうが好きだけど
カインニキのほうが小説書きやすいという謎現象
どうも、SCP-073ことエンキドゥ説が現在進行形で浮上しているカインだ。突然だが今俺はブライト博士の思いつきがきっかけでサイト[削除済]にいる。
…ああ?「どこだかわかんねえよクァビル」?
よろしい、ではアンタらにわかるように言ってやろう。
ここは
さらに現在クソトカゲは絶賛収容違反中だ。俺に死んでこいって言いたいのか、ブライト博士。
数時間前 サイト17
「なあなあカイン、俺いいこと考えた!やべぇ天才かも知れねーわ俺!」
「アンタは天才っつーか天災だろうが」
「ハッハッハ!うまいじゃないかカイン!
んでさカイン、日本語に「[編集済]」って言葉あるだろ?」
「ああ…まさか
「違う違う!いいか、よく聞けカイン…
クソトカゲに
「…は?」
本気で「何言ってんだコイツ」と思ってたから多分この時俺はすごい真顔だったと思う。
「いやあ実はクソトカゲに纏わる噂を確かめたくてさ!アイツ実は甘党なんじゃないかって噂を!」
「だったらそこいらのコンビニスイーツでもいいだろ…何でよりによってKeterクラスオブジェクトを…」
「面白いから!」
「お前は小学生か」
現在 サイト[削除済]
…とまぁこんな流れでまたもやブライト博士の思いつきに巻き込まれたわけだ。
743と871をここまで持ってくるのも大変だったが…まぁその話は機会があれば話す。
「置いてきたぞ、これで満足か?」
「OKOK!じゃあクソトカゲが釣れたら言ってくれ!エージェントみたいに!」
無線ごしのブライト博士は凄く楽しそうだ。
だったら最初からこういうことはエージェントにやらせろ。
おまけにクソトカゲから隠れる為という理由で渡されたのはなんだと思う?
段ボールだ。しかも俺の特異を考えたんだろう、ご丁寧にプラスチックで出来たやつだ。
くそったれ、ふざけんな!俺は蛇じゃねえっての!!
…とはいえクソトカゲに見つかると厄介極まりないため、仕方なく被って様子を見るための穴から覗いた。
割りとすぐにクソトカゲがこの部屋に来た。
認識災害の影響でミリタリー調のファー付きフードマントを羽織った男の姿をしていたが、正直フードマントが重たいのだろう、少し動きが鈍い。鈍いが凶悪なことは変わらない。
クソトカゲはドアの向こうに吠えて火焔を吐くと、ピシャリとドアを締め切った。ドアの向こうからは無数の人の断末魔が聞こえる。
「あーあ、俺の残機が」
残念そうにブライト博士は言ったが、俺にはどこか悲鳴を聞いて楽しんでいるように聞こえた。
"エンキドゥ"http://ja.scp-wiki.net/enkidu
"再構成されし者"http://ja.scp-wiki.net/printer--friendly//the-reassembled-one
SCP-387"自立型レゴブロック"http://ja.scp-wiki.net/scp-387
SCP-743"チョコレートファウンテン"http://ja.scp-wiki.net/scp-743
SCP-871"景気のいいケーキ"http://ja.scp-wiki.net/scp-871
SCP-682"不死身の爬虫類"http://ja.scp-wiki.net/scp-682