こちらサイトX   作:嫦娥(埃国面)

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略してSCP(●三ニー ←※トマト

チョコレートファウンテンの番号は墾田永年私財法って覚えてました。


SUNチェックチョコレートパーティー

クソトカゲは暫く部屋にあるもの全てに八つ当たりをしていたが、スイーツに気づくと頭に「?」を浮かべた。

 

「ブライト博士…クソトカゲが743と871に気付いた」

「おっ!どんな感じ?」

「あー…クスッw非常に呆けた顔をしている」

「おい何で笑ってんだ?!」

「いや悪い、報告書からは想像できないようなアホ面だったから…ブフッww」

「カイン?!大丈夫かお前ワライタケでも食ったのか?!」

「ああ…大丈夫だ、問題ない」

 

こんなやりとりを段ボールの中でしている間もクソトカゲはケーキとファウンテンの周りをぐるぐる回って、これが何なのかを調べていた…最も、ファウンテンに関してはクロステストで面識があるはずだから「どうしてこれがここにあんの?」と疑っているのだろうが。

 

「なかなか食わねえな…ブライト博士、アンタあのファウンテンに毒盛ったりしてねえよな」

「してないよ?」

「いい加減俺の足が痺れてきた」

「アレ?カインでも足痺れたりするんだ?」

「失礼な…俺を何だと思ってんだアンタ」

「四肢サイボーグ」

「OK今度アベルと一緒に殺す」

「解せぬ」

 

 

クソトカゲが部屋に入って3時間くらいだろうか。

やっとクソトカゲがファウンテンに口をつけた。

そしてそのままガブガブと743を飲み始めた。

 

チョコレートは飲み物だったか?

 

そして871にもそのままかじりついたが、特性のままその欠片から別の871ができる。

743からも特性通りアリとムカデを足して2で割ったような生き物がウジャウジャ湧いて出てきた。うぅ、気持ち悪い!

 

「ゔッ…ブライト博士、743と871が特異を発動させた」

「どうした次は吐き気か?まぁ気持ちはわかるよ、743の虫って気持ち悪いもんなあ」

 

しかしクソトカゲはそれをもろともせずにガブガブチョコレートを飲む。むしろその虫すらアリクイか何かのようにベロベロ舌で舐めとって食べる始末だ。余計に気持ち悪い。

 

「ブライト博士、吐きそう…逃げちゃダメ?」

「おーうどうしたカイン、いつもの余裕はどこいったよ?…あ?収容違反??」

 

無線ごしにブザーの音が聞こえる。

そしてがさがさと雑音がした後、小さいながら「うわーマジで?」と嘆息の声がはっきり聞こえた。

 

「バットニュースだカイン、アベルも収容違反しやがった」

「は?」

「しかも今アンタのいるサイトに向かってやがる」

「俺にどうしろと?」

 

暫くブライト博士の唸り声が聞こえたが、プツッと音を立てて切れた。

 

なるほど、俺自身でどうにかしろってか。

 

2大Keterに挟まれるという前代未聞のピンチからどう切り抜けるか。

 

とりあえず今クソトカゲは743と871を食べるのに夢中だから、そのうちにこっそり部屋から出てやり過ごそう。

生憎段ボールはプラスチック製だから引きずれない。一々持ち上げないといけないわけだ。

 

手足が痛い…。

 

073脱出中…

 

幸運にもクソトカゲはケーキとチョコレートに気をとられてこちらには目もくれなかった。

 

(死ぬかと思った…)

 

特異上俺は死ぬことはほとんどないが、それでもKeterのサンドイッチにされることは御免だ。

 

俺は段ボールから出て足早にサイトを去った。

結局4時間ぐらい同じ体勢だったから足が痛い。

 

それからこれは大分後で知ったのだが、ブライト博士の禁止リストに新しく2つ追加されていた。

 

 

ブライト博士の禁止リスト

 

第[編集済]項

ブライト博士はSCP-682にSCP-743とSCP-871を食べさせてはいけません。

SCP-682が甘党だったとしてもです。

 

第[編集済]項

"実質死なないから"という理由でSCP-073を貴方の思いつきに巻き込まないでください。巻き込みます巻き込むなっつってんだろ!


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