無人島提督生活   作:n番煎じの戦闘員

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艦娘は独自解釈です。けれど、おかしい場面・セリフあればご指摘お願いします。



4 初めての建造と艦娘

というわけで工廠にやってきました!

え?テンションが違う?仕方ないじゃん!

リアルで艦娘と会えるとかめっちゃ楽しみなんだもの!

 

 

イ級の存在を報告した時の絶望はどこへ行ったのか、俺の「建造宣言」を聞いてから妖精たちは『ていとくいる!つまりかんむすにあえる!』と大騒ぎしていた。

…ぶっちゃけ(ていとく)の到来より騒がしかった。

 

少しだけ…無性にイライラが湧いてきたが、さすがは秘書妖精。テオが一喝して黙らせてくれた。俺のテオへの好感度が5上がった。(上限は1000)

 

 

とりあえず小屋から連れてくる妖精はテオだけにしておいた。

他の妖精には小屋と畑の管理(食糧班だからな)、あと工廠以外の施設にいる妖精への情報伝達をしてもらってる。

 

工廠は小屋の裏の畑(かなりデカかった)のさらに奥にあった。

木造で、当たり前だが1階建。意外と小さくて、小学校の体育館の1/2程度だなと感じた(伝わる?)。

 

俺の表情から「意外と小さい」という感想を感じ取ったのか、テオが若干悔しそうに

 

『…もっとおおきくできますがてきにしゅうげきされるのです』

 

と言ってきた。

 

 

まぁそうなんだろうな。敵に見つからないようひっそりと作った…という雰囲気が外観から見て取れる。

 

あんまりでかいと島の外から分かるだろうしなぁ…。

あ、あとそのせいか結構森の奥にある。道理で砂浜で探索した時は分かんなかったわけな。(小屋もだけど)

それに、砂浜には港とかもなかった。ここで提督をすると決めた以上、あとで作らないとなぁ…。

 

…前任はどうしてこうしたんだろう?かなりの慎重…悪く言うと、ぶっちゃけ臆病だったんだな…。

 

 

その工廠のさらに奥には補給・入渠施設があり、それら横には艦娘用の寮があるとのこと。どっちも工廠と同じくらいも大きさとテオが教えてくれた。あとで見にいこう。

 

朗報だったのは…全ての施設は妖精たちが管理しており、いつでも再始動可能らしい。つまり、艦娘を建造しても生活上は問題無し…と言う事だ。

 

ありがたかったので、とりまテオを褒めてナデナデしておいた。テオも満更でもなさそうにして胸はっていた。…初めて妖精を見て「微笑ましい」と感じた気がする。

 

 

そして…俺たちは、遂に工廠内に足を踏み入れた。

 

「で、ここが工廠の内部か…」

 

機械がいっぱい……それ以外わからん。俺の限界はここである。

 

「おいテオ、建造するのはどうすればいい?」

『ようせいさんにおまかせあれ。おーい』

 

調子に乗っているテオは、任せろ宣言をして、工廠の奥へと声を投げかけた。

 

直後、様々な機械の裏側から、先程と同じような幼い少女の姿をした妖精が出てくる。

…全員作業服を着ているが……その顔にそれは合わないと思う。

 

そして… 

「…デジャヴ」

 

『だれだおまえ』

『てーとくです』

『てーとく?てーとくか!』

『お、てーとくだ』

『ついにしごとができる』

『うでがなるぜ』

『かいはつはまかせてくださ…え、ひつようない?』

 

妖精らしく、相変わらず騒がしい。

 

さらに……

ヤバい…顔と口調が全く似合ってない…

…なんていうの?見た目は少女。中身はおっさん的な?その容姿に職人口調は合わん。あとその工事現場でよく見かけるような服は何?狙ってんの?君らならミスマッチ大賞取れるよ?

ってそんな場合じゃなかった。

 

「…建造するにはどうしたらいい?」

『おお、けんぞうだ』

『このときをまっていた』

『よっしゃまかせろ』

『どでかいのあててやる』

 

 

だからその口調は…ry。

建造担当の妖精らしき4人が答え、俺を奥へと案内する。…やはりこの世界でも一度に建造できるのは4隻なのだろうか……いや、課金する必要がない分マシだろうか?

 

そして…建造できる艦娘は工廠の規模的に軽巡、重巡あたりが限界だろうとのこと。

…ここはゲームと違うな、ゲームだといきなり戦艦と建造できたけど…まぁどちらにせよ、この鎮守府の規模だと戦艦とか運用できそうにもないけどな。

 

…どうやら、前任の提督は本気で目立たんよう過ごしていたらしいな。ちなみに俺はどちらかというと目立ちたがり屋だと自認している。秘密基地はデカく広くがポリシー。(秘密じゃなくね?…というツッコミは受け付けません)

 

 

まあ今回の目的は駆逐艦イ級を追っ払うだけだし、資材も節約したいので駆逐艦を狙うつもりだ。

 

 

『つかうしざいはどうしますか』 

「んー…今後も考えて、資材は全部30ずつで4隻頼む。テオ、開発資材は何個あった?」 

『じゅうさんこほどみつかりました』

「13か…まぁ十分だな」

『でも…まえはもうすこしおおかったきが…』

 

テオそう言った瞬間…数人の妖精が顔を背けた。

…まさか、

 

『どうしました?』

 

その妖精たちに向かって、テオがにっこりとした表情で訊ねる。

……テオの笑顔が怖い。超怖い。

 

『なんでもないです』

『きのせいです』

『わたしはきのせいれいです』

 

そいつらは顔を背けたまま、吹けもしない口笛さえ吹き始めた。

 

おいお前ら……テオさんやっておしまい。

 

『ふふ、おとなしくはくじょうしたらすぐにらくになりますよ』

 

テオが笑ってる……けど目が全然笑っていなかった。怖っ。

 

『いやーっ』

『えいそうはいやーっ』

『わたしはわるくない、わたしはわるくない』

 

テオに引きずられ容疑者らは側にあった小部屋に消えていった。

 

…俺は見なかった事にして進めることにした。

 

「…じゃ、その間に建造始めちゃって。他の妖精たちも…ああなりたくなければ気をつけてね」

『『『お、おう…』』』

『『『は、はい!』』』

 

返事と共に妖精たちは散っていった…が、全員がどこかぎこちなく飛んで行ったのは超笑えた。

 

 

☆☆☆

 

 

……。しばらくして、小部屋からテオだけが出てきた。

 

『さんこほどむだんしようしたやつらがいました。えいそういきです』

 

 えいそう?なにそれ?

………これは聞かないほうがいいヤツだな(察し)

 

「まあ、開発資材はまだ充分にあるし気にせんでいいよ。あと…建造ってどれくらいかかるの?」

『かんしゅにもよりますが…だいたいいちじかんくらいです』

 

うーん……そこもゲームとは違ってるな。…こういったのは工廠の規模の問題なんだろうか?

 

「そうだな……バーナーとかってあるのか?」

『ごこほどあります』

「んー…緊急時にとっておきたいけど…いや、今がその緊急時か。テオ、急ぎだからバーナーも使って。もったいないけど…」

『はい。…ぜんぶですか?』

「いや…一隻だけで良いかな。イ級だし…何とかなるだろ」

 

そういや…駆逐艦の建造でバーナー使うなんて何時ぶりだろう?…もしかしたら初めてかもしれん。

 

『わかりました』

 

…ほんと、テオはできる秘書妖精だな。(これが進化の力…なのか?)

 

 

さてさて……一体どの艦娘と出会えるのかな?楽しみで仕方ない。

 





ご…ごめんなさい!次こそは…次こそは艦娘をっ……


無人島に、次のうち何か一つ持っていけるとしたら?

  • 電探
  • 赤城(艤装なし)
  • 46cm砲
  • 吹雪(艤装あり)
  • ぽっぽちゃん(北方棲姫)
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