無人島提督生活   作:n番煎じの戦闘員

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4/15 今までの流れを一新。大改稿しました。
鎮守府名付けイベントは後に回しました。…めっちゃ短くなった、

…あとがき注意♪



5 響との邂逅

「…んーと、太陽は南南西…南寄りの南西か…森の中だと気づきにくいけど、案外南寄りにあるっぽいなこの島…てかここは日本内なのか?北半球なのは間違いないが……ワンチャン…ゲーム的に孤島しかない世界もありうる…気がする」

 

建造を妖精たちに命じた後…

バーナー付きの建造でも5分程度はかかるらしく、その間暇だった俺は、工廠妖精からコンパスを借りて太陽の位置を確認していた。

目視だが…前の世界(東京)より太陽の高度が高い気がする。…もしかしたら夏なのかもな、あっちでも夏休みだったし……あとでテオに訊くか。

 

「じゃ、そろそろ5分経つし工廠に戻るか………っ!」

 

 

その時…工廠から大きな光が発したのを感じた。

…え?ここ工廠の外よ?なんで光を感じるの?……建造完了時の光ってこんな強かったっけ?

 

「まぁいいや。…テオなら直ぐ出てくるだろうし、(ここ)で待つか」

 

……決して、工廠内に入るのが怖いわけではない…いいね?

 

 

 

——暫し松のポーズで待っていると…

 

工廠の入り口から声が聞こえてきた

 

『めが…めがいたいのですあう…』

『…だからしろーとはそとでとけっていったのによ』

『かいはつしざいをまたむだんでつかわれたくなかったのです』

『それは…おれたちもとめなくてわるかったけどな…』

 

…声の発生源の方を向くと、妖精たちがしょーもない会話をしていたが……既に俺は妖精たちなど眼中になく、隣を歩く少女に釘付けとなっていた。

 

小学校高学年くらいの身長に、真っ白で長い髪。青白い綺麗な目に、白く透き通った肌、黒を基調に白い海軍マークの入った帽子に、白を基調とした制服。

その艦娘は第六駆逐隊の……

 

「響…か?」

 

俺の呟きかが聞こえたのか偶然か、その少女…響が俺の存在に気づき、近寄ってきた。

 

「君が司令官?」

「……あ、ああ」

「響だよ。その活躍から不死鳥の通り名もあるよ。よろしくね」

 

…そこからの出来事は少し省くとしよう。

 

一つだけ言えることは……あれだな、人間って感動すると泣く生き物なんだな

 

 

☆☆☆

 

 

「司令官大丈夫か?」

「うぐっ……」

 

…ヤバい、艦娘の生ボイスとか超泣けるんだけど。…いや既に泣いたか。

しかも、聞き覚えのある母港ボイスで心配してくれて、着実に俺のライフ(0になると萌え死ぬ)を削りにきているという……

 

「…もう大丈夫だ。すまん、見苦しい姿を見せた」

「別に気にしてないよ」

 

…俺に匂いフェチとか妙な性癖が無くて良かった。

もしあったら…今頃、響に抱きついてスーハーした後、響から嫌われて精神的に死んでいる未来が待っていただろう。

 

「……このままだと艦娘に会うたびに(感動で)泣きそうだな…」

 

感慨深く俺が言うと…響は暫し沈黙した後、

 

「…司令官。その姿は…他の艦娘には見せない方が良いかもしれない」

 

…えーと、響が言いたいのは「艦娘に情けない姿は見せない方が良い」ってことか?…柔らかな表現で伝えてくれるのは(俺の精神的に)ほんと助かる。

 

まぁ確かに……こういうのは艦娘との信頼にも関わるか。情けない提督の命令なんて聞く艦娘はいない…とは思わんが少ないだろうし…(もちろん響は例外)

 

「そうだな…。なるべく、今みたいな情けない態度は出さないようにするよ」

「ハラショー。もし暁や電だったら……」

 

…響の最後の方のセリフは、声が小さくて上手く聞き取れなかった。

 

「えっと、何て言ったの?」

「Ничего…何でもないよ。我ながら酷いことを考えていただけさ」

 

うん?……一体どういうことなんだろう?

酷いことって?やっぱり…響でも、こんなに酷い提督は嫌なんだろうか?(疑心暗鬼)

 

俺が自虐思考の渦に落ちかけた、その時…

 

『て、ていとくー』

「ん?…テオか。どうした?」

『いきゅーのこと、わすれてない、です…よね…?』

「…あっ」

 

イ級の事……響と出会った感動ですっかり忘れてたぜ。

 

 




あとがきで遂に本性を見せる俺氏


【蛇足】※いつもの(慣れていない方注意されたし)
なぜか最初から好感度が響さんと(理由は後日)、そのことに気が付かない理世(鈍感系主人公)の勘違いがスタートしました。(ようやくタグ回収)
いやー…書き始めた頃は、ただ単に「提督と艦娘の勘違いものを書きたい!」とか思っていただけだったんですが…書いていくうちに書きたいことがどんどん増えてきまして…読み返してから、「……あれ?これ勘違いものじゃなくね?ただの無人島成り上がりものじゃね?」と思い直した次第です。
というわけで、この小説は「勘違いしながら成り上がる物語」として進めていきたいと思います。
ふふ…見ていて楽しいんですよねー、提督と艦娘のすれ違うシーンは♪(悪い笑み)
てなわけで、今はまだあまりないですが、これからドンドンすれ違いを加速させていきたいです。ですので…期待していた方には悪いですが、この小説はコメディー中心となりそうです。(熱いバトルもの…などではありませぬ)

なので、戦闘シーンは極力省いていきます。(そもそも書く技量がないことは敢えて言わない)
「省くなよ!」という方は、代わりにラストダンスを読んでくだ…え?既に読んだ?…うーん。下手くそで良いなら書きますけど……でも批判怖い(小心者)
一応設定は完成しており…まだ展開は組み立て終わっていませんが、そこはノリと勢いでなんとかします。(ごり押し)
シリアス設定もあるっちゃあるのですが…主人公は案外気楽に乗り越えそうです。(てか既に乗り越えていたりする)

…?あとがきが長い?…いえ、普通ですよ?
まぁ…大した事は書いてないので、読み飛ばしていただいても問題はないですよ(それを最初に書け)

他にも小説を掲載していましたが…ちょっとだけ待って下さい。それらももうそろそろ再開する(予定です)ので…。

感想、評価待ってます!
…返信はしませんが(あまりに長い返信は迷惑だと思うので)。
しかし、感想にはいつも新たなる希望を頂いています!(ちょっとカッコよく言ってみた)


【どうでもいい裏設定】※いつもの。省略可。
・松のポーズ
直立し、手は横に伸ばす。片足立ちし、老年の松のように手足と胴体を曲げる。完成。
荒ぶる鷹のポーズの派生系です。

・理世と妖精さん
妖精さんは提督に懐いています。しかし理世は妖精を毛嫌いしています。
…妖精さんがかわいそうですが、ゲームで羅針盤を回したり(そして逸れる)、サーバーとの切断が切れたときに出てくる妖精を見ていると……少しは理世の気持ちも分かるかもしれません。
ねこだし(ネタ伝わるかなー…伝わると良いなー…)

無人島に、次のうち何か一つ持っていけるとしたら?

  • 電探
  • 赤城(艤装なし)
  • 46cm砲
  • 吹雪(艤装あり)
  • ぽっぽちゃん(北方棲姫)
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