ラブライブ!!サンシャイン!〜文学少女の恋煩い〜 作:花陽ラブ
「な、なんだよ…これ」
スマホの画面を見て
メッセージの意味が分からなかった
「ごめん、マルちゃん」
「俺、用事が出来た」
俺はルビィちゃんの意味を聞くために家まで行こうと
思い、マルちゃんとの電話を切り
急いで用意をし、家を出て
家まで向かった
俺は走りながら考えた
ルビィちゃんから送らてきたメッセージの意味を
なんで、あんな寂しい事を言うんだよ
なんだよ、あれ
ルビィちゃん
ルビィちゃんの家の前からやっと着いた
そこには先客が居て
和風の家には少し目立つ、金髪の女性が居た
「鞠莉さん?」
「?…正斗」
そこには、鞠莉さんが居た
小さい頃から良く知っているメンバーの1人だ
なんで、鞠莉さんが居るんだ
「なんでこんな所に鞠莉さんが…」
「あなたの様子からして、あなたと私の目的は一緒だと思うわ」
いつも明るい鞠莉からは想像出来ないぐらいに真剣な顔をしている
鞠莉さんはポケットからある封筒を出てきた
俺に渡してきたのでその封筒に書かれた
字を見て、びっくりした
「退学届け……」
「今朝、ダイヤがやって来て」
「渡されたのよ…黒澤ルビィの退学届けを」
「ルビィちゃんの!?」
なんで、ダイヤさんが
ルビィちゃんの退学届けを?
やっぱり何かあるんだ、家で
何かが…
「あなた達……」
家の扉が開き、よく聞く声が聞こえた
振り向くとダイヤさんが居た
鞠莉さんはダイヤさんに真っ先に向かい
突っかかるように胸ぐらを掴む
「あの封筒は何?」
「説明をして」
「………」
ダイヤさんは言いづらそうに
している
ダイヤさんでも言いづらい事なのか
「ダイヤさん…お願いします」
「説明してください」
「分かりましたわ…」
「ここでは話せないので近くの公園に行きましょう」
ダイヤさんは鞠莉さんの手を振り払い
近くの公園まで3人で向かう
ダイヤさんの背中から伝わりのは少し悲しく見えた
「ここなら良いでしょうか」
「単刀直入に言わせてもらうと、ルビィは結婚するんです」
公園に着いて、ダイヤさんから伝えられたのは
衝撃的だった
ルビィちゃんが…結婚?
えっ……なんで
「ルビィは今年で16ですわ」
「世間では結婚出来る歳…お父様はお得意様の息子さんとの結婚させると決めました」
「政略結婚ね…」
「そんな理由で大切な生徒の退学は認めないわ…これは理事長としての発言よ」
「お、俺も認めたくないです!」
「なんで、ルビィちゃんがそんな理由で離れないとダメなんですか!ルビィちゃんは!?ルビィちゃんはなんて言っているんですか!」
政略結婚
俺には難しい話だ
けど、ルビィちゃんにとって苦しく、辛いものだと
俺でもわかる
「私だって反対をしました!」
「でも…出来なかった、私では止められなかった、私だって……辛いのです」
ダイヤさんが珍しく声を荒あげ
涙を流している、そっか
ダイヤさんだって、辛いよな
辛いはずがないよな…だって
たった1人の大切な妹だもんな
鞠莉さんは自分のハンカチを出して
ダイヤさんの涙を拭いてあげている
「お、俺が言います!」
「俺がなんとか説得します!!」
「あなたが…?」
「ほんとに?」
ダイヤさんの涙を見て
とっさに出た発言
2人は半信半疑で見られている
あれ?俺
信用されてない?