ラブライブ!!サンシャイン!〜文学少女の恋煩い〜   作:花陽ラブ

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堕天使の昔話

俺とマルちゃんは善子の家で遊びに来ている

いつもなら、ルビィちゃんも居るのだが

今日は家の用事があるらしく

3人で遊ぶ事になった

 

俺と善子でゲームをやっている所で

マルちゃんは善子が読んでいる本を漁っていた

 

「あっ……懐かしいの見付けたずら」

 

「ん?何を見付けたのよ…?」

 

マルちゃんは嬉しそうな声で

何かを見付けた

善子は気になってゲームをしながらマルちゃんに聞いてる

 

「幼稚園のアルバムずら〜」

 

「ぶっ!??し…仕舞いなさいそんな物!!」

 

マルちゃんが嬉しそうにアルバムの表紙を見せている

善子はびっくりして、俺とのゲームを中断して

マルちゃんが持っているアルバムを奪おうとしている

 

「いやずら!せっかくだからみんなで見たいずら」

 

「うぅ…もっと奥に隠すべきだったわ……」

 

「本当に懐かしいなー幼稚園か」

 

俺も幼稚園のアルバムを見て

懐かしくなって、俺も見たくなった

善子も諦めたのか、座って渋々見る事にした

 

 

「あっ……先生懐かしい」

 

マルちゃんがページを開いて

俺達が居た、組のページを探して

見付け、懐かしくなった

 

「マルちゃんも善子も小さいなー当たり前だけど」

 

「そうゆう正斗も小さいわよ…」

 

「「まぁ、一番大きくなったのは……」」

 

「ずら?」

 

アルバムのまだ小さい子供の自分達を見てけて

懐かしくなった

この3人の中で一番成長したマルちゃんを善子と一緒に見た

いや……何がとは言わないが

そんな事は置いといて

アルバムを1枚1枚めくっていると

ある1つの写真を見付けた

 

「あっ……」

 

「どうしたのよ…?」

 

「いや……この時、珍しく俺とマルちゃんがケンカして善子が困って泣いちゃって」

「それを見た俺達も泣いちゃった時だなって」

 

「そんな事あったずら〜」

 

「し、知らないわよそんなの!!」

 

何故こんな所をアルバムに入れたんだと思うが

懐かしい…

ケンカした理由は今でも覚えている

よく考えたらくだらない理由だけどな…

 

〜幼稚園の時〜

 

「まさとくん!」

 

「ん?な〜に?まるちゃん」

 

「もうせんせぇーがかえってきなさいって」

「いってたずら」

 

その時は幼稚園の遊び場で遊んでいた

俺達はそろそろ中に入らないとダメな時に

俺はたくさんの物で遊んでいた

今となったら手伝ってもらった方が早く終わるだろうにと思うが

あの時の俺は男の子だから1人でなんでも出来ると思っていた

 

「うん…わかった」

 

「てつだうずら〜!」

 

「あっ!だいじょうだよ、まるちゃんはもたなくていいよ」

 

「えっ?でもおともだちがこまっていたら、てつだいなさいってせんせぇーがいってるずら…」

 

「だいじょうだよ!ぼくはおとこのこだからだいじょうなの!」

 

5歳の男の子でそんなに持てるわけでもないのに

頑なにマルちゃんには持たさないようにした俺に

ついにマルちゃんも怒った

 

「もぉー!おらがまさとくんのおてつだいしたいの!」

「もたせてよー!」

 

「いーやーだー!!」

 

「ま、まさとくん、はなまるちゃんもお……おちついて」

 

そこに善子がやってきて

2人を止めようにも止められない

まぁ、完全に夢中だったからなー

 

「おらももつのー!!」

 

「もたせないー!!」

 

「うぅ……け、けんか…だめ」

「ふたりともけんかやだー!!!!!!」

 

この時、善子の大きな声と泣いた事にびっくりした

その時に先生もやってきて、俺やマルちゃんは善子を泣かしてしまった事に罪悪感が現れた

そして2人で泣いてしまった…

 

〜現在〜

 

 

「あの時の善子ちゃんはいい子ずら〜」

 

「む、昔の話よ……」

 

「まぁ、そんな3人がまたこうやって集まって遊んでいるから凄いよな…」

 

アルバムの最後まで見た俺達は

ゆっくり元の場所に戻すと

善子はこう言った

 

「ねぇ……今、写真撮らない?」

「せっかくだし」

 

「オラ大賛成ずら!」

 

「うん、撮ろうか!」

 

またこうやって

集められた、幼稚園だった頃の俺達に教えてやりたいな

また集まられるよって

 

こうやって、俺達の

思い出が増えていく

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