ラブライブ!!サンシャイン!〜文学少女の恋煩い〜 作:花陽ラブ
「………」
今日は卒業式の準備をしている
季節は春、出会いと別れの季節だ
3年生の先輩達にはお世話になった人も居る
寂しくないと言われたら嘘になる
でも、俺はやっぱりダイヤさんや果南さん達と別れる方が辛いな
「コラ!準備をサボらない」
「いたっ…って渡辺先輩か」
なんて俺が考え事をしていたら
後ろから卒業式の設備やスケジュールが書かれた紙を丸め俺の頭を叩いてきた人を見たら
渡辺月先輩…
曜ちゃんの従姉妹だ
実は最近まで知らなくて
曜ちゃんと同じ名字の人が居るんだなぐらいにさ思ってなかった
「渡辺先輩か〜じゃないよ…何を考えているかはわかんないけど、今は目の前の事をちゃんとしないと」
「わかってますよ…ちゃんとします」
渡辺先輩に言われて
目の前の事をちゃんとしようと準備を進めた
「ふぅ〜疲れた」
「お疲れ様!」
準備が無事進み、あとは明日のリハーサル
明後日の本番のみとなった
俺が体育館の扉で座っていたら、渡辺先輩もやってきた
「あれ?生徒会長の仕事は終わりですか?」
「うん、ささっと終わらせたよ」
ささっとって…流石
曜ちゃんの従姉妹…仕事の速さとコミュ力の化け物
「あっ…木田くんに言わないとダメな事があったんだった」
「えっ?俺ですか?」
急に思い出したみたいに
俺に伝えたい事があるらしい、なんだ
まさか、僕の代わりに生徒代表で読めとか言わないよな
「曜ちゃん達ね、ウチの学校に来るから」
「えっ?曜ちゃん達って……浦の星女学院と合併ってウチなんですか!?」
〜数時間後〜
あれから数時間後
俺は家まで歩いていた
まさか、浦の星女学院の生徒がウチに来るのか
って事はマルちゃんも来るのか
そっか……久しぶりに一緒の学校に行けるのか
「あっ!正斗くん!」
家の前にマルちゃんが待っていた
マルちゃん達は学校の閉校祭を開催し、Aqoursとしては無事にラブライブに優勝し
浦の星女学院の名前をラブライブの歴史に刻む事が出来た
あとは3年生達との別れのみ
「今日は遅かったずらね、正斗くんの学校も卒業式の準備ずらか?」
「そうなんだよね…明後日には卒業式だからさ」
「そういえば…マルちゃんは合併先の学校って知ってる?」
「えっ?そういえば知らないずら…沼津のどこだろう」
マルちゃんに聞いてみたら
どうやら知らないようだ、まぁどっち道
知るんだから教えてあげるか
「俺と同じ学校らしいよ」
「……正斗くんの学校ずら?オラ…正斗くんと同じ学校に通えるずら?」
同じ学校だとしり
鳩が豆鉄砲を食らったみたいな顔をしている
びっくりしているな…そりゃそうか
俺もびっくりだ
「うん、久しぶりにマルちゃんと一緒に行けるよ…」
「………」
俺は頷いて
マルちゃんの頭を優しく撫でてあげた
しかしマルちゃんは下を向いて何も言わない
あれ?嬉しくないのかな……
「へへ…そっか、オラ凄く嬉しいずら」
「やっと…正斗くんをそばで応援出来るね」
マルちゃんは満面の笑みで嬉しそうに言ってくれた
そのあと、両手で俺の頭を撫でていた手を握り
そばで応援出来ると言ってくれた
そうだね…久しぶりに応援してもらえるよ
「…2年生からよろしくね」
「うん、よろしく」
俺とマルちゃんはお互いに笑い合って
俺の家に入り
一緒に晩御飯を食べた
どうやら、俺の卒業式とマルちゃんの浦の星女学院の卒業式は1日違いで
マルちゃんの方が遅いらしい
浦の星女学院の卒業式行けそうだな…
なんて考えいた、俺