ラブライブ!!サンシャイン!〜文学少女の恋煩い〜   作:花陽ラブ

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赤髪ツインテールとお姉ちゃん

「あっ、正斗くん来たずら」

 

「マルちゃん、どうしたの…その顔、ペンキなんて付けて」

 

「えっ…あっ、実は最後にみんなで書いてたんだ」

 

浦の星女学院の卒業式を見に来て

マルちゃんが待っていてくれていて、顔を見たら

黄色いペンキが付いていて

どうやら最後の記念にみんなで書いていたらしい

俺はマルちゃんと一緒に学校の中に入り

中庭にやってきた

 

「おぉ…凄いね、虹だ」

 

「うん…オラ達頑張ったずら」

 

Aqoursのみんなで書いたであろう虹

俺は記念にスマホで写真を撮った

ついでにマルちゃんも写真を撮った

 

「ずらっ!?な、なんでオラも撮ったずら!!」

 

「いやー綺麗な顔してたなって思って」

 

「うぅー!!今すぐ消すずら!スマホ貸してほしいずら」

 

マルちゃんが顔を真っ赤にして

俺を追いかけて来る、正直可愛いなと思った

恥ずかしがるマルちゃんが…

 

「ちょっと…何をイチャイチャしてるのよ、二人で」

 

夢中だったから善子達

みんなの事に気付かなかった、い…いつの間に居たんだ

 

「正斗くん久しぶりだね!」

 

「あぁー、久しぶり!元気してた?」

 

マルちゃんのクラスメイト達とは内浦で小学校からの付き合いで懐かしい

いつの間にか、俺の周りは女子だらけになった

 

こ、これが世に言うハーレム

 

「正斗くん!そうすぐ卒業式始まるずら…行くずらよ」

 

顔が少し怒っているマルちゃんに

無理矢理腕を引っ張られて

連れて行かれた

 

「ま、マルちゃん…もう大丈夫だから」

 

「正斗くんはモテモテずらね…みんなに言われてさ」

 

マルちゃんは俺の顔を一切見ずに話す

やばい…怒っちゃってるな

 

「俺はマルちゃんと話してる時が一番楽しいよ…」

 

「ほんとに?」

 

「本当だよ…マルちゃんが一番だよ」

 

「……正斗くんはズルいずら」

 

俺はにっこり笑い

マルちゃんに言ってあげた

ボソッとマルちゃんが何か言ったような気がするが

気のせいだろう

 

俺とマルちゃんで卒業式がある体育館に行き

俺は卒業式の入口から卒業式を見守っている事にした

そして卒業式が始まった

 

〜卒業式終了〜

 

卒業式が終わり

学校に残る者、帰る者、遊びに行く者と

各々のやりたい事をしている

俺はマルちゃんに飲み物を買いに行くと伝えて

 

歩いていたら先程まで居た、中庭に

ルビィちゃんとダイヤさんが居た

 

「………」

 

静かだ

きっと、卒業式が終わって寂しいのだろうか

いつも明るく仲がいい感じには見えない

 

「ルビィなら大丈夫ですわ…」

「きっと……私が居なくたって、気持ちを伝えられますわ」

 

「……うん」

 

少し離れた距離だからか何を話しているのか

分からないでも…ダイヤさんは優しく微笑んで

ルビィちゃんを撫でている

 

「花丸さんにも負けたらダメですよ?ルビィはルビィなりの魅力を教えてあげなさい…」

 

「うん……うん」

 

ルビィちゃんは段々大粒の涙を流し始めた

ダイヤさんは優しく抱き締めた

これ以上は見たら野暮だよな

俺はゆっくり気付かれないようにマルちゃんの所に戻った

 

「お姉ちゃん……お姉ちゃん」

「ルビィ…大好きだよ、頑張ってね」

 

「えぇ…私も大好きですわ、ルビィ」

 

ルビィちゃんの泣き声が静かな学校に響き渡った

まるで学校が泣いているようだ

 

終わりじゃない

ここから生まれた始まりの始まりだ

また新しい物語が

俺やマルちゃんを待っているだろう

 

さようなら、ダイヤさん、果南さん

鞠莉さん

さよなら…浦の星女学院

そしてありがとう

 

第1部〜完〜




第1部終わりました〜!!ここまで読んで下さった皆様ありがとうございました!
次からは正斗くんの学校に花丸ちゃん達が来る
完全オリジナル展開です!

もし良かったら引き続きよろしくお願いします!!
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