ラブライブ!!サンシャイン!〜文学少女の恋煩い〜 作:花陽ラブ
あれから数日が経ち
ルビィちゃんも無事に退院出来た
今日は久しぶりの登校だ
「おはよう、ルビィちゃん」
「うん!おはよう正斗くん」
告白してからのルビィちゃんは
なんだかスッキリした顔をしていた
気にしてないかと気になったが
元気そうで良かった…あと俺の事を下の名前で呼ぶようになった
いつも木田くんと呼ばれていたからなんだか寂しい
「ねぇ…ルビィの奴、なんだか明るくなったわよね」
「そうだな…」
善子が隣に来て、耳元で言ってきた
マルちゃんや善子には言ってないのか
告白したの…ルビィちゃんっぽいな
俺も俺で頑張らないとな…
いよいよ、俺とマルちゃんの約束を果たす為の季節がやってきた
全国高等学校野球選手権大会、
6月から7月までの大会に勝ち抜いた高校のみが出場出来る
夏の定番、そこで勝ち抜いて甲子園で優勝する
優勝して、マルちゃんに告白するんだ
「ルビィちゃんには、感謝してもし切れないな」
「今年も頑張らないとな!」
「まぁ、よく分からないけど…頑張りなさい」
〜数日後〜
甲子園出場を決める大事な大会
各都道府県一校のみ決まる
負けたら1発でおしまい…
正直怖い、でも俺はやるんだ
俺が連れていくと言ったんだ、やってやるさ
「い、いよいよだな…」
「……よし!今年も甲子園に出場する為に頑張るぞ!!」
毎年思うけど
やっぱり緊張するな…
俺はマルちゃん達が居ないか客席を見渡した
俺の名前を大きく書かれた、旗を振っている
俺の父、母も来ている
俺の家族の近くにマルちゃん達も居た
俺はマルちゃんに手を振った
「あっ!花丸ちゃん見っけー!花丸ちゃーん!!」
野球部の友人も見付けて
手を振った、マルちゃんも俺達に気付いて
振ってくれた
あれ?良く見たら
善子もルビィちゃん達も居る
ダイヤさんも居る!?
はは…これはますます、やる気が出てきたよ
〜数時間後〜
「ふぅ…」
今日から数日掛けて、甲子園出場を目指す
今日はとりあえず勝てた
メンバーの調子も良かった、このまま行けば…
「お疲れ様♪」
「うわっ…!?な、なんだマルちゃんか」
下を向いて考え事をしていた俺に
冷たい物が急に頬に付けられてびっくりした
俺はパッと見たら、マルちゃんが居た
手にはジュースを持っていた
「ふふ…正斗くん大活躍してたずら」
「ありがと…そりゃそうだよ、約束があるんだから」
「うん…」
マルちゃんは俺の隣に座り
今日の感想を言ってくれた
俺はマルちゃんから貰った缶ジュースを開けて
飲んだ
「よーし!明日も試合あるから帰ろうか」
「うん、今日はオラの家でご馳走ずら!」
「へへ、それは嬉しいな」
俺とマルちゃんは立ち上がり
一緒に帰る事にした
晩御飯は家族全員でマルちゃんの家にお邪魔して
ご馳走を食べた
マルちゃんの手料理もあって
美味かったな…
そこからの俺達は
順調に試合に勝っていき
無事に甲子園出場の権利を勝ち取った