ラブライブ!!サンシャイン!〜文学少女の恋煩い〜 作:花陽ラブ
「えっ?同じ日?」
「うん、ラブライブの地区大会も同じ日みたいで…」
大阪のホテルから自分のスマホでマルちゃんのスマホに電話をしている
どうやら、俺の甲子園決勝とラブライブの地区大会が一緒の日らしく
俺のは最悪見に行けないかもしれないらしい
「も、もし早く終わったらなんとかするから正斗くんは自分のにしっかり集中するずら!」
「うん…マルちゃんもね、おやすみなさい」
俺は電話を切り
すぐにしゃがんで落ち込んだ
せっかくなら最初から最後まで見て欲しかった
まぁ、マルちゃんはマルちゃんで大事なやる事があるからと自分で納得するしかないか…
マルちゃんが居ないのは残念だけど、明日は優勝したってマルちゃんをびっくりさせてやる!
俺はそう決意し
自分の部屋に戻り、ベッドで寝た
〜甲子園決勝〜
今日は決勝戦
今までの試合とは違い
観覧席にはたくさんの人が居る
やばい、これが決勝の雰囲気なのか
すげー緊張してきたな…
「おいおい、正斗…お前が緊張するなよ」
「大丈夫!いつも通りに頑張ろうぜ!」
「はは…そうだな」
俺は良い仲間を持ったな…
よし!頑張るか!!
試合は点の取り合いの接戦だ
向こうが取ったらこっちも取る
熱い試合だ
しかし、こっちのミスで
3点も許してしまった
そこから点数は進まず
9回裏、泣いても笑っても最後だ
点数はこっちが5点で向こうが8点
ウチの攻撃で一塁、二塁、三塁ともに似て
俺が打てばさよならホームランだ
大丈夫、出来る…俺なら出来る
俺はバットを持ち
バッターボックスに立つ
やばいなこんなに緊張するんだな…今までの中で1番緊張してる
やれる、俺なら出来る
しかし、俺は
上手く、振れず
ストライクを2回貰ってしまった
あと1回、あと1回だけしかない
もう……終わるのか…
「頑張れーー!!!!」
「何をやってるずら!!マルとの約束忘れたずらか!!!!約束破ったらオラ許さないからね!」
えっ!?マルちゃん…なんで客席に
ってよく見たら、鞠莉さんちのヘリが飛んでる!?
小原家すげー…てか鞠莉さん居たんだ
はは…でもおかげでやる気が出てきたよ!!
こい!!
〜決勝戦終了〜
「へへ、勝ったよ」
「うん、カッコ良かったずら」
甲子園決勝が終わり
俺達は見事、逆転勝利した
正直あんまり覚えては居ない
何が起こったのか放心状態だった
インタビューにも答えたがなんて答えたのか
覚えてはない
意識がはっきりしたのは
優勝を祝った食事の時だ
俺とマルちゃんは食事会を抜けて
静かな場所にやってきた
「やっと、約束を果たせたよ…」
「うん…正斗くんならやってくれるって信じてた」
夜の大阪は内浦には無い
綺麗な景色が広がっていた
それを見ているマルちゃんの横顔が凄く綺麗だ…
凄く良い雰囲気だ
今なら告白出来るんじゃないか?
行け、正斗…そこで行けないと男じゃないぞ
「「あ、あの!!」」
マルちゃんと俺は同時に声を掛けた
「ご、ごめんずら…正斗くんからで良いよ」
「わ、わかった…」
「えっと……俺!!木田正斗は国木田花丸さんが大好きです!!だから俺と付き合って下さい」
俺は深呼吸をしてから
大きな声を出して
告白した
マルちゃんがどんな表情をしているのか気になり
チラッと顔を見た
「………へへ、夢じゃないよね?」
「オラ…正斗くんに告白されたんだよね?」
マルちゃんは涙を流し
自分の制服の袖で涙を拭いている
ゆっくりと俺は頷いた
「オラも……国木田花丸も木田正斗くんが大好きです」
「よろしくお願いします」
にっこりと笑顔になり
礼儀正しく、よろしくと頭を下げた
「えっと…これで彼氏、彼女なんだよね?」
「うん、マルが居るのに…浮気をしたら許さないずらよ?」
「わかってるよ…こんな可愛い彼女が居るのにしないよ」
俺はマルの頭を優しく撫でた
幸せそうな顔をする
マルちゃん
「あっ…正斗くんに今日のご褒美をあげるずら」
「目を瞑ってしゃがんでほしいずら」
「こ、こうかな…?」
マルちゃんがご褒美をあげると
目を瞑り、しゃがんでみた
何をくれるのだろう、ドキドキして待っていたら
柔らかい物が口に当たった
「へへ…目を開けていいよ?」
「……ま、マルちゃん」
「まさか…」
「うん!オラのファーストキスずら♪」
自分でもわかるぐらいに真っ赤になった俺は
思わず、鼻血を出して
気絶してしまった
幸せだ…まさか、キスまで出来るとは
「ま、正斗くん!?起きるずら!正斗くん起きてずら〜!!」
これから嬉しい事
嫌な事がたくさんあるだろう
でも2人なら…マルちゃんとなら乗り越えられる気がする
これで木田正斗と国木田花丸の物語は終わり
これからは2人で紡ぐ恋の物語だ
幸せにするよ
マルちゃん
〜完〜
遂に完結しました!!
正斗くんと花丸ちゃんの物語
たくさんの人が読んでもらってありがとうございます
また何か次回作が出来たらその時はよろしくお願いします