ラブライブ!!サンシャイン!〜文学少女の恋煩い〜 作:花陽ラブ
「ルビィ、元気そうで良かったわ」
「正斗もびっくりしたでしょ、まさかルビィが目の前で熱中症で倒れるなんて」
「あぁ…びっくりしたよ」
沼津市の駅近くの公園のベンチに
冷えたラムネを飲みながら、座って
堕天使(自称)の善子と話している
俺やマルちゃん以外のメンバーにはルビィちゃんが俺の
目の前で熱中症で倒れ、入院していたって事になっていた
今は無事に退院している
「ところで、ルビィが凄く大事そうにしていた」
「ちょっと可愛くないぬいぐるみあったんだけど、あれは何?」
「あ、あれは……マルちゃんが俺に似てるからって」
「退院祝いにプレゼントしろって言うから…」
ルビィちゃんが退院すると知って
俺とマルちゃんは退院祝いのプレゼント探して
マルちゃんは可愛らしいポーチ
俺は悩んでいたら、マルちゃんはちょっと目付きが悪い
可愛くないペンギンのぬいぐるみを見付け
「これ、正斗くんに似てるからルビィちゃんにあげるずら!」
と言うから、買うことに決めた
正直俺は困惑した
「なるほどね…納得したわ」
「良いんじゃない?ルビィ自体は大事にしてるし」
「それなら良かったけどさ」
善子はラムネをひと口飲んでから
何かを思い出したみたいに自分の財布を取り出して
何かを取り出した
「これ…思い出したからあげるわ」
「えっ?」
財布から取り出された、物を受け取り
その何かを確認した
「ライブチケット?」
「握手券付き?」
チケットの内容を見たら、Aqoursが野外でライブをやるらしく
その関係者席のチケットだ
そして、その特典に握手会に参加出来るらしく
メンバーが国木田花丸、高海千歌、津島善子
と書かれている
へぇー、花丸ちゃんと握手出来るんだーやったー
「って、なんで握手券!!!!」
「しかも、全員顔馴染みじゃんか!!」
「別に良いじゃない、たまには」
「ずら丸がびっくりする顔が見たいって理由だけどね」
なんやかんやで
俺はチケット受け取り
家に着いた
「あら、正斗」
「花丸ちゃんから、ライブの招待券あるけど、あんたも来るでしょ?」
「えっ?あぁー俺は善子から貰ったから」
「それで行くよ」
母がキッチンに居て
テーブルに置かれた、マルちゃんから貰った
チケットが置かれていた
しかし、俺は善子から貰ったからな
今回はそれで行かせて貰うか…
〜ライブ当日〜
ライブ当日、マルちゃんの家族と俺の家族とで
関係者席に座り
周りを見たら、たくさんのAqoursファンが居た
へぇー、Aqoursの練習とかが聞いていたけど
凄いな
「みんなー!!盛り上がる準備は出来ていますかー!」
音楽が流れて
いよいよ、ライブが始まる
Aqoursのリーダー、高海千歌ちゃん
がファンに声を掛けて
曲が始まった
曲が終わり
メンバー紹介が始まり
ルビィちゃんが関係者席を見付けて、俺は手を振ったら
少し、照れながら手を振ってくれた
隣に居る、マルちゃんの肩を叩き
マルちゃんもこちらに気付いた
その時に
「花丸ちゃん、自己紹介!」
「ずら!?ご、ごめんなさい」
千歌ちゃんの声で自分の出番に気付いて、慌てていた
ライブの終了後
握手会に参加する為に俺だけ
列に並びに行く
どうやら、握手会付きなのは俺だけだったらしい
列は流れるように進み
俺の出番、最初はマルちゃんらしい
「ありがとずら〜」
「よっ、マルちゃん」
ファンの人だと、思っているマルちゃんはアイドルスマイルで対応しているが
俺は普通に対応した
「ま、正斗くん!?な、なんでずら」
「いやー、善子から貰ったチケットが握手券付きだったらしくて…参加した」
「も、もぉーだから善子ちゃん、ずっとニヤニヤしてたんだ」
「あとでお仕置きずら」
マルちゃんは善子にやられた事に怒って
頬を膨らませている
正直可愛い
「まぁ、俺はおかげでマルちゃんの可愛らしい衣装や表情見れたから良かったけどね」
「……そんなの」
「正斗くんが頼んできたらいつでもやってあげるずら」
「えっ?」
ちょっと俺はイタズラっぽく笑うと
少し顔を赤くして
ボソッと言った、マルちゃんに俺もドキッとしてしまった
「も、もう時間ずら!」
「早く千歌ちゃんの所に行くずら」
俺はマルちゃんに押されて、千歌ちゃんが居る
隣の部屋に行った
千歌ちゃんには「あぁー!正斗くんだ、久しぶりだねー!」と小さい頃から変わらない笑顔で対応された
ライブと衣装の感想を話すとめちゃくちゃ嬉しそうだった
良かった
千歌ちゃんが終わり、善子の部屋に行った
「どうだった?ずら丸」
「善子はあとでお仕置きだとさ」
「げっ!?」
ニヤニヤしながら聞いてきたので
マルちゃんが言っていた事を丸々教えた
「ま、まぁ…正斗はこのヨハネに感謝する事ね」
「私のおかげで、ずら丸のアイドル姿見れたんだから!」
「そーだな」
「ヨハネ様のこんな可愛らしい姿も見れたんだからな、感謝するよ」
「っ!??」
「ば、バカ言ってないで、早く出ていきなさい!!」
善子ちゃんは顔を真っ赤にして
出口を指さし、早く出て行けと言われて
俺は言われた通り出ていった
そのあと、家族とみんなで
楽屋に居るAqoursに会いに行って
無事に帰った