ラブライブ!!サンシャイン!〜文学少女の恋煩い〜 作:花陽ラブ
Aqoursは3年生の3人を入れて9人になったみたいだ
ルビィちゃんの姉、ダイヤさんと松浦果南さん
そして、久しぶりに帰ってきた小原鞠莉さん
3人とも小さい頃から知っているお姉さんだ
まぁ、そんな9人になったAqoursの初ライブが
「花火大会?」
「うん!花火大会ずら」
沼津の花火大会
それは狩野川花火大会
俺も小さい頃から馴染みのある
そんな花火大会から頼まれるとは
「凄いじゃん、みんなでまた見に行くよ」
「ありがと!あの……それでね」
少し恥ずかしそうに上目遣いでこちらを見てくる
な、なんだ…?
「ライブは花火大会のすぐにやるから、終わったら」
「オラと一緒に屋台とか回ってほしい……ずら」
あぁー、なるほど
俺とマルちゃんは小さい頃から花火大会の時は2人で行っていたからな
俺もマルちゃんと回れるなら嬉しい
「うん、今回も一緒に行こう?」
「うん!」
マルちゃんは嬉しそうに頷いた
喜んで貰えて良かった
そして
花火大会当日
「正斗〜!早くしないと花丸ちゃんのライブ始まっちゃうよ」
「わかってるよー」
マルちゃんの家族と俺の家族で
ライブを見に来た、周りには他のメンバーの家族や
ファンが居た
そして、ライブが始まり
〜ライブ後〜
「いやー可愛かったわね、花丸ちゃん」
「悪い、お母さん…マルちゃんと一緒に祭り回る約束してるから行くよ」
俺はマルちゃんと約束した集合場所に向かう為
家族と別れた
集合場所は昔から決めている場所だ
少し早めに着いたら良いよな
「良かった、まだ居なかった」
場所に着いたら
まだマルちゃんは居なくて
少し身だしなみを整えて、相手を待つ
「お、お待たせずら…」
「ううん、大丈夫だよ……」
しばらくして、マルちゃんの声が聞こえて
相手の方を見たら、浴衣を着て
しっかりメイクをしたマルちゃんが居た
「あんまり、じぃと見ないでほしいずら…」
「恥ずかしいよ…」
「ご、ごめん……凄く似合っていたから」
「……ありがと」
本当に似合っていたので
俺も少し緊張してしまい、マルちゃんの顔が見れなかった
マルちゃんも少しは緊張してるのかな?
「じゃあ、行こうか…」
「うん」
俺はにっこりと笑って
屋台の方に向かった
俺やマルちゃんを見守る存在に気付かず
「ふふ、流石ヨハネが頑張ってメイクしてあげたかいがあったわ」
「正斗も奴、照れてるわ…ね、ルビィ」
「……いいな、花丸ちゃん」
「一緒に行けて…」
俺もマルちゃんを羨む存在にも気付かず
「へぇー、善子がメイクして、ルビィちゃんが浴衣決めてくれたんだ」
「うん、こんな可愛い浴衣…初めて着たずら」
ゆっくりと屋台を楽しみながら、
今日、着ている浴衣の事やライブの話をした
自分のスマホの画面を見て、そろそろ花火が始まる時間台が迫ってきた
「そろそろ、あの場所行こうか…マルちゃん」
「もうそんな時間ずらか、わかったよ」
毎年、花火が始まる前に
2人だけの穴場スポットに行く
そこなら人が居なくてゆっくりと花火が見れる
場所に着いて
マルちゃんの浴衣が汚れないようにシートを引いて
これでばっちりだ
「あっ…始まったずら!」
「……うん」
夜空を眺めていると
綺麗な花火が打ち上がった
次々と打ち上がる、花火
「綺麗ずら〜」
花火に夢中になっているマルちゃん
俺はたまにマルちゃんの方を見る
マルちゃんの方が綺麗だよ
なんてたくさんカッコイイ台詞なんて
恥ずかしくて言えない
そんな事を考えていたら
あっとゆう間に花火が終わってしまった
「今年も綺麗だったね!」
「そうだね、綺麗だった…」
花火も終了し
シートを片付けて、帰りの準備をして
そろそろ帰ろうとした時
「来年も、一緒に見に行けたらいいね」
マルちゃんがにっこりと笑顔でそう言った
それを聞いた俺は…
「俺は……来年だけじゃあやだ」
「再来年も!ずっとずーと、マルちゃんと一緒に見に行きたい!!お互いがじいちゃん、ばあちゃんになっても」
「君と花火を見に行きたい!!」
………っ!??
お、俺なんて事言ってるんだ
ずっと見に行きたい?じいちゃん、ばあちゃんになっても見に行きたい?
そ、それってプロポーズみたいじゃないか…
「ふふ……良いずらよ?」
「正斗くんは寂しがり屋ずら」
あれ?プロポーズだと思われてない?
えっ?嘘……俺
男として見られてない!??
「うわぁぁぁぁぁぁ!!マルちゃんのバカぁぁぁぁー!!」
「えっ!?どうしたずら」
「正斗くん!!」
俺は涙を流して、帰った