毎度、誤字脱字の報告ありがとうございます。
部下の報告から何時間たっただろうか。私は居ても立っても居られない状況であった。
「元帥殿!報告!」
「何かわかったのか!?」
「はい、それが・・・部隊の調査の結果、舞鶴鎮守府の伊吹提督が乗った公用車が転落し炎上とのことです。また、病院にすぐさま搬送された伊吹提督・運転手の両名は落下の衝撃により意識不明の重体とのことです。そのため、一切の面会謝絶を行っています。いつ目が覚めるかは分からないと」
「・・・本当に伊吹君なのか?」
「はい、間違いないとのことです」
「それで、落下の原因は」
「はい、走行中に突如車にボルトの緩みが生じ、コントロール不能に陥りそのまま転落そして事故を起こしたとの見解です」
「朝の整備はどうしたのかね?」
「その時はなんとも異常は見られなかったと朝、整備した職員達が言っています」
「そうか、ご苦労」
「は、失礼致します」
「・・・舞鶴の皆に伝えるべきなのか否かそして代わりの提督もか」
コンコン
「伊吹少佐です」
「・・・!入れ」
「失礼致します。その、兄の件ですが」
「なに、もう耳に入っているのかね・・・」
「はい、噂とは怖いものです」
「あぁ、その通りだ。今は軍病院で入院。面会謝絶。意識不明の重体だ」
「・・・あの」
「なんだね」
「舞鶴の代わりの提督を僕にやらせてもらえないでしょうか!?お願いします!!」
「・・・では、質問。艦娘の容姿についてだが酷いとは思うか?」
「いえ、何も思いませんが、何故です?」
「そうか、やはり伊吹君の弟君だね」
「はぁ・・・」
「分かった。代わりの提督を弟君にする。そうすればあいつ等にとっても好都合だろう」
「ッ!!ありがとうございます!!」
「なに、気にするな。期待するぞ。あ、伊吹君の事なんだが舞鶴の皆には伝えていない。どう話を切り出すかはお前さん次第だ。頑張れ」
「はい!本当にありがとうございます!」
「では、今から行ってもらうぞ!」
「は、はい!?」
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side?
〇〇月〇〇日
昨日、僕の兄さんが事故に遭った。しかも、崖から転落したとの事。幸い、生い茂っていた木がクッションとなってミンチは回避されたが衝撃からか意識不明の重体との事。
今日は、兄と仲の良い上城元帥に兄の代わりの提督にしてほしいと頼んだ。答えはYESだ。僕としてもとても嬉しかった。兄が築き上げてきたこの舞鶴鎮守府を守っていく、過激派の好きなようにはさせないという強い意志から僕を突き動かしたのかもしれない。
ハッキリ言って今回の事故は余りにも不自然すぎるような気がする。整備は朝、夜に必ず行う。しかも、崖路の下りでタイミングよく故障が起こるなどありえない。ボルトの緩み、部品の劣化もあり得ない。運転手もかなりベテランのはずだ。昼間に誰かが細工したあるいは運転手の故意でやったのか。少なくとも第三者が絡んでいると僕は踏んでいる。いや、ほとんどの確率でそうだろう。
絶対に許さない。絶対に・・・
out
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side?
〇〇月〇〇日
私が親しみを持っている舞鶴の伊吹君が昨日事故に遭った。彼には一刻も早い回復を願っている。いや、してくれ。ブラック鎮守府の立て直しに願いをとってい置いたがここで使わせてもらう。これが私の最大の願い事だ。軍神としてもっと面白話を聞かせてくれ・・・頼む。目を覚ますんだ!
out
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「ここが兄さんの鎮守府か・・・」
「貴方はどちらさんですか?」
「今日から、兄の代わりを務めることになりました弟の伊吹 楓と申します」
「そうでしたか。分かりました。しかし、代わりなど艦娘の皆さんには通達が来ていませんが大丈夫でしょうか?」
「やはりそうですか。そこは僕が何とかします」
「では、どうぞ」
「はい、ありがとうございます」
とても立派な面構えだな。本当に尊敬するよ
艦娘・・・大和さん以外に見たことないけど皆美人だな
「貴方は誰です?それに、提督の軍服を着ていますが」
「はい、僕は今日から此処に兄の代わりとして着任することになりました伊吹 楓と申します」
「??はい?伊吹提督はどうされたんですか?」
「その前に、貴女のお名前は?」
「大淀と申します」
「分かりました。兄の事は着任の挨拶の時に話します。此処にいる艦娘の皆さんを集めてもらえないでしょうか?」
「・・・?分かりました」
ー全艦娘へ通告。グラウンドに集合せよー
集まったな。それにしても多いな・・・こんな数を兄さんは指揮していたのか。本当にすごいや。それでは、挨拶をするか
「こんにちは。今日から代わりの提督として着任することになりました楓と申します」
「あ?誰かに似ているような・・・」
「・・・弟と言えばわかりますでしょうか?」
「・・・!?提督の弟なのか?」
「はい。それで、兄は・・・」
僕は兄の事についてすべて話したよ・・・皆の顔がとても悲しそうだった
「頼むぜ。弟さんよ」
「はい。御願いしますね」
とりあえず、僕が抱いている疑問については隠しておこう。騒ぎが起こったら大変だ。とりあえず、仕事しながら協力者を探すか・・・
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side?
今日は、提督の弟さんが代わりを務めると言い挨拶をしました。弟といいとても興味があります。どんな人なんでしょうか。提督が事故に遭ったのは痛ましい事案ですが私達は何もすることが出来ません。只々、提督の回復を祈るばかりです。提督は今も頑張っています。私達も今できることを一生懸命やるのみ・・・お願いします。神様。提督の目を覚まさしてください。・・・お願いします・・・
out
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side?
先日、伊吹さんが事故に遭ったという話が耳に入りました。大本営に問い合わせましたが残念ながら事実とのことです。私としてもとても心が痛いです。なんといっても原因が車の整備不良らしいです。しかし、先日駐車場に整備士さんが居て整備をしていた筈ですが整備不良とはとても疑わしい話です。真実を究明しなければ・・・
そういえば、舞鶴の代わりの提督が弟さんになったという話ですがやはり、兄弟揃ってイケメンなのでしょうか・・・近いうちに演習を頼み込みましょう!
out
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side?
「クックック・・・ざまぁ、ねぇな舞鶴の提督よ・・・いい気味だぜ」
「しかし、東提督殿。本当によろしかったのですか?」
「あぁ、問題ない。新人風情が出しゃばるからこんな事になるんだ。少しは身をもって痛感しただろう!」
「・・・はぁ」
「あぁ、そうだ。これが例の報酬だ」
「・・・ありがとうございます」
「次も何かあったら頼むぞ」
「はい。仰せの通りに」
部下(本当に俺はこんな人の所に居てもいいのだろうか。後から聞いた話だが舞鶴の提督の話が筋が通っていると思う・・・なんで俺はこんなことをしてしまったのだろうか・・・なんで・・・)
out
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ふぅ・・・一通りみんなの事については分ったな。もう日が暮れている・・・
「提督、お茶をどうぞ」
「榛名さん、ありがとうございます」
「あの提督、その、敬語はやめて頂きたいと・・・」
「これは癖と言いますか・・・難しいですね・・・出来るだけ直しますね・・・」
「提督が良ければそれで大丈夫です」
「何か、すみません・・・」
「い、いえ!榛名は大丈夫です!!」
「「???」」
「榛名さん、今から呼ぶ人と話がしたいから一度退室してもらってもいいかな?」
「?はい、分かりました。失礼します」
ー青葉、川内は執務室へ来るようにー
「お呼びでしょうか司令官!インタビュー良いですか!?」
「何?夜戦!?」
「いや、違います。インタビューは後程です。これから大事な話をします。それに協力してほしいのですが」
「断ったら?」
「それはそれで大丈夫です」
「では・・・」
僕は自分自身が抱いている疑問をすべて話した。事実、第三者がやったという証拠が少なすぎるため可能性を上げるため協力者が欲しい・・・どうだ、この二人は!?
「・・・ほんとうですか」
「あくまでも推測です」
「それが事実なら協力するよ」
「青葉も同感です!」
「ありがとう!本当に感謝するよ!」
「しかし、何故私達だけなのですか?」
「それは、大事にはしたく無くて・・・青葉さんは情報収集のプロと聞きましたし川内さんは潜入のプロと聞きましたし、是非お二方に協力をと思いまして・・・」
「恐縮です!」
「なんか照れるね~」
良かった。協力者が出来て。では・・・
「さぁ・・・始めようか。僕たちの・・・・・・復讐を」
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