不細工でもモテたい   作:駆け出しの一般人

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素人作品なので温かい目で御願い致します。




焔が事故に遭い、弟から伝えられた後の舞鶴鎮守府となっております。


弟の台頭   →事故から次の日
疑念から確信へ→事故から一週間後


17、艦娘達の思い

さて、犯人の手紙を読む前に僕が着任の挨拶をした後の舞鶴鎮守府について話そうか。着任した時はもちろん歓迎されたよ。あの兄さんの弟だからだと思う。もちろんこの醜い容姿も少しは入っているさ。兄さんが事故に遭った話をしているときは悲しそうな、いや、今すぐにでも飛んでいきそうな子が殆どだったかな。しかし、説明が終わった後、意外とみんなが冷静であり落ち着いて居た。視点を変えるとあっさりしていたともいうかな?正直がっかりだった。兄さんを慕っていたのであれば抑制した加賀さん、鳳翔さん、長門さんを振り切ってでも意地を見せるべきだったのではないかと。これが兄さんが大切にしてきた艦娘なのかと。きっと、兄さんに会うまでに色々と酷いことをされ人間に対して何も思わなくなってしまったのだろうと勝手に予想した。だが、僕の予想は大きく外れた。着任してから青葉さんと川内さんとの話が終わって部屋を出て暫くしたらかな・・・

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

ドゴーン

 

「・・・!?何事だ!?敵襲か?」

 

なんだ?哨戒部隊から連絡は・・・ん?

 

「・・・演習場」

 

演習をするなど聞いていないですが・・・見に行ってみますか

 

「くぞがあぁぁぁ」

 

「なんで!?提督がなんで!?」

 

「コロスコロス」

 

なんだこの雰囲気は!?艦娘のほとんどがここへ・・・

 

ドゴーンドゴーンドゴーン

 

夕立さんも目が赤く光って・・・いや、全員が悲の感情・・・いや、怒?なんだこれはとてもじゃないが言葉で言い表せない!

 

ま、まずい!壁が!

 

「あ、あの!」

 

「「「ギロ」」」

 

「ッ!?か、壁が・・・」

 

「あら~提督じゃないの~。悪いことは言わないから今すぐ出たほうが身のためよ~?」

 

「!?あ、あぁ、そうしますね」

 

「ふふふ・・・」

 

ドカーン

 

何だあれは・・・あれが艦娘なのか?あれが?美人から生み出される顔ではなかったぞ!見ていけないものを見たのかもしれない・・・

 

ドゴーンドゴーンガラガラパラパラ

 

!?崩れた?演習でか?模擬弾だぞ!?い、怒りよって力が上がっているのか?物は試しに出撃したい者はいるかと聞いてみるか?

 

「あ、あの!」

 

「・・・手首斬り降ろされたい?」

 

「出撃してみませんか?」

 

「・・・ほう、それは深海棲艦を皆殺しにしても良いと?鬱憤を晴らさせてくれるのかい?」

 

「え、えぇまぁ・・・」

 

「そうか、では今すぐ出撃をしよう」

 

皆の目がこっちに・・・全員出撃させるしかないのか

 

「全員行ってきても良いですよ」

 

「そうか、感謝する弟よ」

 

「行くぞ、憂さ晴らしだ!」

 

「「「おぉーー!!」」

 

・・・。あれは兄さんが事故に遭ったと聞いて憂さ晴らししていたんだよな・・・?しかし、駆逐艦は夕立さんしかいなかったが他の子はどこへ?部屋かな・・・

 

ドゴーンドゴーン

 

もう、始めたのか。とにかく、他の所も回って見よう!

 

~~~~~~~~~~~

 

「うぅ・・・ぐす・・・嫌なのです・・・司令官さんが死んじゃ嫌なのです・・・」

 

「大丈夫さ。司令官は死なない。信じよう」

 

「みんな!元気だじで・・・うえぇええん」

 

「み"ん"な"か"な"い"でぇぇええ」

 

暁型の皆さん・・・次へ・・・

 

「隼鷹!飲みすぎよ!お願いこれ以上飲むと死んじゃうって!」

 

「うるさい!死んだら死んだだ!もし、提督が死んだらあたしも後を追うね!」

 

「提督はそんなことを望んでない!と、思う・・・」

 

「へぇ、今後生きていて提督以上に優しい奴現れるかね?」

 

「そ、それは分からないけど・・・」

 

「あたしは、初めてだよ。優しくされたのは。もう提督と一緒に逝っても良いと思うも」

 

「・・・でも、絶対に提督は死なない!」

 

・・・止めに、いや、行ったらダメなような気がするな。次・・・

 

 

「榛名!それはテイトクではないデス!!」

 

「えぇ?提督ですよ?」

 

「金剛お姉さま・・・きっと榛名は一時的なショック、現実逃避をしているのでしょう」

 

「ひえええええ」

 

榛名さん・・・兄さんと間違えて人形を!?これは、余りにもショックが大きすぎたか?・・・。ダメだ。僕は結果として皆を救うことが出来ないのか。見て見ぬ振りをするしかないのか

 

あれからたくさんの部屋を通ったがどれも泣いて、酒を飲んで放心しての状態だった。

 

兄さん、皆からモテてるじゃん。皆、こんなに兄さんの事を思っていてくれてたんだ。この思いを無駄にするなよ。目を覚ませよ。・・・この鎮守府には僕の居場所は無いのかもしれないな。それはそれで良いかもな。

 

 

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これは一部だがこの一週間がブラック鎮守府みたいな雰囲気だった。徐々に、落ち着きを取り戻したりして来て着任した時の雰囲気に戻ってきていると思う。。。そして、今目の前には夕立さんが手紙を渡してきている。演習場の姿を見ると想像もできない・・・ほんとうに今の夕立さんが本当の夕立さんなのか・・・怖くてしょうがない。代わりの提督である以上取り乱したりしたらいけない。気を引き締めていこう。

 

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side?

 

ここ一週間はとても荒れていて雰囲気が最悪でした。しかし、提督の前では平然を装っている子が全員でした。中には口調がもっと強くなったりする子も居ました・・・本当に、焔さんの偉大さが感じられる一週間でした。

 

~~~~~~~~~~~~~~

 

「赤城さん、ご飯・・・」

 

「あ、あぁ・・・はい、すみません。ボーっとしてました」

 

「さっきからそればかりですね」

 

「もうお腹いっぱいなので、ご馳走様でした」

 

「赤城さん・・・一口しか」

 

「鳳翔さん、すみません」

 

「いえ、最近あんな調子なので・・・体調が心配です。提督が入院されているという事にショックを受けているとは思いますが・・・」

 

「赤城さんだけですか?」

 

「他の子は食べるには食べるのですが軽食ばかりでして、食べてからすぐに出撃、食べて出撃の繰り返しです」

 

「・・・」

 

「あぁ、なにかすみません」

 

「いえ、ご馳走様でした」

 

「はい」

 

~~~~~~~~~~

 

「神通、何体倒した?」

 

「1026体です」

 

「おぉ、足りないねぇ・・・」

 

「姉さん・・・そうですね。提督が味わった痛みはもっとですから」

 

「ミナゴロシダ」

 

「エエ」

 

~~~~~~~~~~~~~

 

「大淀・・・」

 

「・・・?はい?」

 

「大丈夫か?」

 

「長門さん心配は無用です」

 

「あぁ、しかしな、新しい提督代理が来ただろう?」

 

「えぇ、はい」

 

「何か隠している気がするんだ」

 

「と、言いますと?」

 

「内容はよくわからないがそんな気がするのだ」

 

「そうですか」

 

「手が止まっているぞ」

 

「・・・提督に負担をかけ過ぎたのでしょうか」

 

「・・・そうかもしれんな。仕事が無いと言い、秘書艦を午後から休ませている。だが、実際には書類が山のように・・・か」

 

「そうです」

 

「・・・このまま提督が・・・」

 

「止すんだ大淀。それ以上は言ってはいけない」

 

「!はい。すみません」

 

「再開するぞ」

 

「・・・」

 

「リーダー的存在の私達がしっかりしなくどうする!皆が抱いている感情は一緒だ。私達は提督から任されたんだ。大淀、顔を上げろ。駆逐艦の皆はきっと今頃泣いている。頼む・・・私まで悲しい思いをさせないでくれ・・・」

 

「長門さん・・・」

 

「大淀、今は信じて待つことしかできない。死ぬと決まったわけではないんだ。目が覚めるのを信じて待つ。それが今の私達にできることではないのか?」

 

「・・・そうですね」

 

「大丈夫だ。あいつは絶対に戻ってくる」

 

「はい」

 

~~~~~~~~~~~

 

「最近さ~提督の前では皆いつも通りだけど居なくなったら凄くオーラが変わるよね~」

 

「そうだね。僕もそう思うよ」

 

「まぁ、うちらも変わっちゃうんだけどね」

 

「その通りだよ」

 

「そろそろ、提督目を覚ましてもいいころじゃないかな?いい加減我慢の限界だよ」

 

「それは、怖いね。確かに情報が一つも入ってこないのはあれだけど・・・」

 

「まぁ、気長に待つよ~。でも、死んでいたら私、容赦しないよ」

 

「僕も同感だよ」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

一週間で幾つもの備品、建物が間接的に壊れたでしょうか。何体の深海棲艦が倒されたでしょうか。そして、何人が心を壊しかけているのでしょうか。伊吹さんの弟ですがやはり、心の安定剤は焔さんしかいないのですね。弟さんも優しいのですが・・・なにか裏がある・・・ような気がするので信用なりません。いい人そうですが・・・やはり、初めて異性に優しくされ、丁重に扱われた事が初めてであってその相手が焔さん。みんな一目惚れ・・・惚れてしまうのも無理もないです。本人は好かれているとは自覚が無いらしいですが皆は提督の事を一番好きでいるのです。どうか、どうか、目を開けてください。そして、また私たちの指揮をとってください。歴史に名が残るような人物になってください・・・

 

 

 

 

 

 

 

 




誤字脱字がありましたら遠慮なくご指摘ください。

次回話も宜しくお願い致します。
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