不細工でもモテたい   作:駆け出しの一般人

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素人作品なので温かい目で御願い致します。

毎度、誤字脱字の報告ありがとうございます。


19、目覚めた軍神

「・・・知らない天井・・・」

 

あれ?なんで俺此処で寝てんの?家間違えたか!?違うな、此処は病院だ!しかし・・・あ、思い出した

 

「事故って入院か・・・」

 

崖からスカイダイビングしたっけ。マジで怖かったわ~。しかし、体がもう完治してあるな!治癒力が早いものだ・・・あ、妖精・・・

 

「干からびてる!!!大丈夫か!!」

 

なんで干からびてるんだ??生きてはいるが・・・金平糖でもあげたら復活するか?!?

 

「金平糖だ!食え!」

 

あ、生き返った。なにこの単純な生物可愛いんですけど。干からびていた理由を聞いてみるか・・・

 

「何故、干からびていた?」

 

ん?俺の方に指をさして・・・俺か!?俺が原因か!?・・・まさか、怪我をなんて

 

「まさかとは思うが俺の怪我を治したのか」

 

頷いている・・・まじかよ。こいつスゲーな!金平糖全部やるよ!

 

コンコン

 

「失礼します。伊吹さん、換気しに・・・」

 

「どうも」

 

「・・・あ・・」

 

え?なんで驚いてるの?俺死んでるのか!?死んだか!キモイからか!あ??あ、逃げた!めっちゃ傷ついたんですけど・・・ん?誰か走ってくるぞ

 

「目が覚めたのか!!伊吹さん!」

 

「貴方は?」

 

「あぁ、君の主治医をしていたものだ」

 

「これは、ありがとうございました。貴方のおかげですっかり回復しました」

 

「あ、あぁ、それは私としても嬉しいのだが」

 

「何か問題でも?」

 

「君は、いつ死んでもおかしくない状況にあってね、どちらかと言うと死ぬ確率の方が高かったんだ」

 

「・・・なんと」

 

死んでもおかしくない・・・やはり、死ぬのは怖いな・・・この妖精さんが居なかったら今頃俺は、逝っていたな

 

「しかし、目が覚めてよかった。元帥殿にも連絡を入れた。もうすぐ飛んでくる」

 

「ありがとうございます」

 

元帥の驚いた顔見てみたいな・・・金平糖いつまで食ってんだ

 

~~~~~~~~~~~

お?来たか!?

 

「伊吹君!大丈夫かね!!!」

 

「はい、お陰様で」

 

「そうか・・・私も一安心だ」

 

「ご気遣いありがとうございます」

 

「君は一週間近く眠っていてね、正直ダメだと思った」

 

「ご心配をおかけしたようで」

 

「当たり前だろう、しかし本当にありがとう」

 

「はい・・・」

 

一週間だと!?舞鶴の皆は!大丈夫か!侵攻されていないか!?

 

「上城元帥殿、舞鶴の皆はどうしてますか」

 

「あぁ、その事についても話そうと思ってな。今は君の弟に代理を任せている。あやつ本人から代理にしてくれと出向いてきてな」

 

「弟が・・・代理に」

 

「あぁ、しっかりとやっておるぞ。君に似てね」

 

「はぁ、私が目が覚めたという事を知らせましたか?」

 

「ん?それは君が鎮守府に戻ってからすればいい。私はサプライズが大好きなのでな!」

 

「はぁ・・・」

 

「もう完治しておるのかね?」

 

「はい、問題なく動けますし頭も冴えています」

 

「そうか、今すぐ鎮守府に戻りたいか?」

 

「もちろんです。みんなが頑張っているのに此処で寝ている訳にはいきませんから」

 

「そうか、院長に話を伝えておく。退院の準備を」

 

「は!」

 

はやく、美人にあいてぇ~。暫く見てないから新鮮に感じるだろうな!!楽しみだぜ!

 

~~~~~~~~~~

 

「私はついていけないが気を付けてくれ」

 

「はい、感謝します」

 

しかしな・・・弟が本当に提督を目指しているだなんてな。本当に肩を並べて指揮をとる日が近いかもしれないな。というか、弟に会うのなんだかんだ言って久しぶりだな。

 

~~~~~~~~~~~

 

お、着いたな!俺の我が家!

 

「さて、突撃訪門だから誰も出迎えはいないと・・・」

 

さぁ、みんなどんな反応をする!

 

ドゴーンドゴーン

 

!?敵襲!・・・ではなさそうか・・・演習場かな?

 

「失礼s・・・」

 

「しねぇぇえええ!!」

 

「返して!私の提督を!」

 

「しました・・・」

 

なにあれ。え?ここ俺の鎮守府・・・うん、間違いないな。なにあれ。みんな俺がいない間に何があった!俺めっちゃ焦っているぞ!というか、返して私の提督って・・・死んだ判定食らってる?しかしな・・・弟は何をやっているんだ!とにかく執務室か!最悪の事態ね~こんな平和な鎮守府に・・・あ、ワンちゃんあるかもな・・・

しかし、誰にも会わなかったな。外で駆逐艦たちもあんなことやこんなこともしてないし、話し声は微かに聞こえるくらいだがどれも悲しそうな・・・

 

コンコン

 

「失礼します」(裏声)

 

「どうぞ」

 

「久しいな。弟よ」

 

「・・・・!?あ、あなたは!!」

 

「あれ?弟が代理をしていると・・・」

 

「代理なら外へ出かけた・・・が!大丈夫なのか!!」

 

「あぁ、回復した。何とも妖精の力を借りたらしいのだが」

 

「・・・?そ、そうなのか?」

 

「干からびていた」

 

「へ?」

 

「まぁ、いい。ただいま」

 

「あぁ、お帰り!本当に良かった!!」

 

「腰抜けているぞ、長門」

 

「あぁ、安心しきって・・・な・・・本当に・・・」

 

「ほら、胸貸してやる」

 

「あぁ・・・ぐす・・・遅い!どれだけ・・・心配したと思ってる!」

 

「すまない・・・皆に復活の知らせを伝えるか。長門、放送を頼む」

 

女の子をこんなに心配させて男として失格かな・・・?

 

ー全艦娘に告ぐ。至急食堂に集まってくれー

 

「提督は後から入ってきてくれ」

 

「あぁ」

 

~~~~~~~~~~~~~~

 

「注目!!」

 

「集まってもらったのは他でもない。提督の事についてだ」

 

「「「!?」」」

 

「提督はどうなったんですか!!」

 

「早く教えなさいよ!」

 

「入ってくれ!」

 

「久しぶりだな・・・皆」

 

「・・・て、提督・・・?」

 

「あぁ、戻ってきたぞ」

 

「おかえりなさい・・・うわぁぁあん」

 

「い、電・・・」

 

駆逐艦の皆が俺に抱き着いて・・・!嬉しい・・・が!なんか申し訳ないな。はは、みんなこんなに泣いてくれて俺って意外に必要とされているのか??

 

「け、怪我は大丈夫なのです?」

 

「あぁ、問題ない。皆待っていてくれてありがとう」

 

「アンタ!これ以上心配かけさせると酸素魚雷くらわすわよ!!」

 

「泣いて言われると可愛いな」

 

「・・・バカ!」

 

「まったく~もう少し遅かったら乗り込みに行ってたよ~」

 

「それは怖いな・・・その前に来れて良かったよ」

 

「提督さ~ちゃんと皆の面倒見てね~」

 

「・・・あぁ」

 

駆逐艦のみんなだけでなくみんな・・・俺の為に涙を・・・なんだろう、俺も泣きそうになってきた

 

「という訳で、提督は回復した。よって明日より代理と交代をする!提督、何か一言」

 

「あぁ、みんな・・・ただいま」

 

「「「おかえりなさい」」」「「「遅い!!」」」

 

相変わらず合唱コンクール優勝の揃いだな・・・

 

さて、弟はいつ帰ってくるのか!

 

ーーーーーーーーーーーーー

side?

 

「元帥殿!報告!」

 

「なんだね」

 

「我々、憲兵が東提督を抑えようと乗り込もうとした所、中から銃声が聞こえ突入すると・・・舞鶴の提督代理が東を殺害していました。また、東は専属の整備士を殺していたとのことです」

 

「・・・弟はいまどこへ」

 

「ここに・・・入れ!」

 

「失礼します、舞鶴鎮守府提督代理の伊吹です」

 

「・・・本当に、殺したのか?」

 

「はい」

 

「当時の状況を詳しく・・・憲兵、出てくれ」

 

「で、本当のところは・・・どうなんだ?」

 

「・・・東が整備士を殺し、咄嗟に私の方へ銃口を向けてきたので発砲いたしました」

 

「・・・本当か?君の前から行っていた行動とは関係が無いのかね?」

 

「と、言いますと?」

 

「分からんか、お前は事故の真相を暴こうとしたのではないのかね?」

 

「なぜ、そう思いになられたのです?」

 

「私に対して電話をしたとき一回目は普通に事故現場の視察をと思ったんだがね・・・二回目・・・散らばったパーツのありかを聞いてきた。現場の視察であるのならばほぼ関係が無い・・・パーツを見て何がわかる?それはただ一つ・・・事故の原因と成り得る可能性の発見だけ。報告では、ただの事故と・・・そこまで見る必要があるのかと一人考えていてね・・・?」

 

「はぁ、まったくその通りですよ」

 

「はっはっは!そうであろう!で、犯人は・・・東だったのか?」

 

「東と整備士でした」

 

「ほぅ・・・復讐か」

 

「はい」

 

「そうか・・・復讐と言っても殺したのには違いない。しっかりと罪を償ってもらうぞ」

 

「銃殺刑ですか」

 

「いや・・・ある鎮守府に行ってもらう」

 

「どこです」

 

「分かるだろう・・・ある鎮守府の提督が殺されてね・・・しかも、その鎮守府は色々と問題を抱えている・・・」

 

「東・・・」

 

「ご名答、憲兵からは東に着任させると言っておく。もちろん、そこはとても地獄な場所・・・とな」

 

「自分が犯した罪、しっかりと償わせてもらいます・・・」

 

しかし、本当に東鎮守府に着任でいいのか・・?普通は処刑だが、全くこの元帥の考えていることが分からん

 

「あぁ、期待しているぞ・・・あ、一つ、舞鶴にはもう兄が向かっている。あやつの事だから問題ないであろう。電話で引き継ぎ等済ませるように」

 

「・・・?はい、承知いたしました」

 

しかし、東が所属していた派閥はどこなのか・・・勢力としても大きいはずだが・・・

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

プルプル

 

「はい、もしもし舞鶴鎮守府の伊吹です」

 

「あ、兄さん、久しぶり」

 

「おぉ!久しいな!いつ帰ってくるんだ?引継ぎとかあるが」

 

「訳あって今は大本営に居るんだ。引継ぎとは電話で済ませることにしたよ、本当はその場にいないとだけど」

 

「あぁ、大丈夫だ。お前は仕事ができる奴だからな・・・」

 

~~~~~~~~~~

 

「おう、ありがとうな・・・あ、楓」

 

「なに」

 

「艦娘どうだった?」

 

「凄く美人だったよ」

 

「そうだろう!!!俺にとっては天国だ~~」

 

「はは、兄さんはこの世界ではモテるもんね」

 

「何言ってる。お前もだろう」

 

「・・・確かに、この世界ではこの醜い顔がモテるけど・・・やっぱり、自分は本当に普通が良かった。カッコよくもないしキモくもない・・・中立が。ずっとこの容姿を憎んできたから好きにはなれないな」

 

「何をわがままなことを・・・」

 

「僕もそう思うよ。それではまた頑張ってね」

 

「あぁ、ありがとう」

 

ガチャ

 

しかし・・・醜い容姿はこの世界でモテるというのに・・・なぜ嫌がってるんだか・・・人は何考えているのか分からないな

 

引継ぎも終わったし・・・寝るか!!

 

あぁ、この世界ではどこまで逆転しているのか・・・試してみようか・・・?

 

 

 

 

 

 




誤字脱字がありましたら遠慮なくご指摘ください。

次回話も宜しくお願い致します。
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