あれから遠征組をフル稼働して指輪一個か・・・
なんでバケツの中に入ってるんだ??
「解析には時間がかかりますが」
「構わない」
「分かりました。大体一週間ぐらいで終わりますので」
長門との状況も伝えたし解析結果が楽しみだな!
長門は鈍った体を叩きに行ったし、仕事はほとんど最近無いし。
しかしなぁ~なんでこんな価値観の世界に来たのか・・・いや、転移?なんだろう
確かに美醜逆転した世界を願ったがそれが原因なのか?そうしたら以前に思っていた男女逆転的な世界も願えば生まれるのか?いや、まさかな・・・それだとタイトル変えないとな・・・何言ってんだ俺
ーその願いーーー
ん?気のせいか誰かの声が・・・まぁいいか
指輪・・・外れないな。瞬間ボンド塗ってんじゃないかってくらいビクともしないし指がもっと太くなったらどうするんだよ!
はぁ・・・確か平安時代の価値観(俺)って今と逆だよな。のっぺり顔というか鉤鼻細目みたいな。現代の美人が昔ではキモいと言われてた説がある!しかし、男性は顔関係なくしっかり者がモテたと。
今は平安なのか!?違うな平成だわ。「平」しかあってないわ・・・
歴史は繰り返すって価値観も繰り返すのか????もう訳分からんぞ
各時代の美人の条件カッコカリでも調べますか!
~~~~~~~~~~~~~
なるほどね~
奈良はガリで細眉大きい口
平安は大きい目小さい鼻
戦国時代は静かな女性か
江戸はあるか無いかの鼻筋で大きい口
明治は近代化で洋服が似合わないパッとしない目鼻が好まれたのか。そしてこの時代から今の美人と重なってきたと・・・
時代の流れを感じたよ・・・数百年後はどんな価値観何だろうか・・・
ん?違くね?この世界の価値観だよな!!あぶね~俺の価値観じゃねぇわ!飲み込みかけたわ!!クソが!!
しかし、全くの逆だから上記の内容の反対が俺の価値観では美人だということか!
しかし、歴史とは興味深いな。今度ゆっくり日本史見よう・・・
~~~~~~~~~~~~~
一週間後
コンコン
「入れ」
「失礼します!解析完了しました!!」
「明石、ご苦労。それで、結果は」
「はい、この指輪は提督と艦娘が着けることによって効果を発動します!」
「艦娘同士だと効果が無いのか」
「はい!効果は練度の解放と燃費の向上です!」
「なるほどな。その他には」
燃費の向上か。赤城に着けてやりたいわ!
「耐久の強化と運が少し上がりますね。簡単に言えば強くなります!」
「ふむ。着けられる条件とかは」
「練度が99になったら着けられますね。この鎮守府に何人・・・」
「軽く50は超えているか」
しかし、みんな分の指輪となると遠征艦隊がブラックになるしな
「二人目は指輪は重ねるのか?」
「いえ、艦娘が着けるだけで発動するらしいです」
「そうか。ん、その書類は」
「はい、一応この書類にサインしてからでないと効果が・・・」
「ん?長門とサインを交えてないぞ?」
「あ、それなら大丈夫です!やっておきました!」
なにこの子準備良いじゃないの!!
「そうか・・・」
名前、ケッコンカッコカリって何ぞや!!結婚?カッコカリ??ええ?
「名前がな・・・」
「指輪を着ける位置が同じだったので・・・」
「あ、あぁ、そうか。結婚か」
てことは?俺長門と結婚したのか?役所に籍入れてないぞ?あ、仮だからいいのか?
「一応は仮ですけど・・・その、私も・・・その、一つ此処に」
なんだ明石おかしいぞ。顔が赤い!!解析そんなに大変だったか!!
「明石」
「は、はいぃ!!」
「顔色が悪い。休め。上にはうまく伝えておく。改めてご苦労だった」
「へ?」
「ゆっくり休めよ」
「ば、ばかあぁぁああ!」
え?走って出て行ったがバカってなんだ!心配したんだぞ!!なんか言ったかな・・・
しかし、結婚という言葉に意識してしまうな・・・長門とか。まじか。
まずは上に伝えるか・・・
プルプル
「元帥殿、話が」
「なんじゃ、飯でも行くか?」
「いえ、最近指輪を拾ったという報告が来ているでしょうか?」
「ん?来てないが何かあったのか?」
「はい、我が遠征艦隊が収集したバケツの中に指輪が入っていましてそれを着けると・・・効果は・・・」
「本当か!!本当なのか!!」
「は、はい。明石に解析をさせたので間違いは無いかと」
元帥落ち着いて!発作起きるって!
「御主よくやった!これは歴史に乗るぞ!!」
「はい。ありがとうございます」
歴史に乗るの二回目だな。せっかくだから自分の名をつけてみたいわ!ホムラリング?ホムリング?やめよ。センスないわ。
「名は何という?」
「発動条件が・・・という事でケッコンカッコカリです」
「ケッコンじゃと」
「はい、指輪の位置も何もかもが似ているので」
「そうか、確かに大事な人に着けるべきだな。そうか、良い名だ。・・・なんじゃ、そうか!今すぐ解析じゃ!」
「現れたんですね」
「あぁ、忙しくなるから切るぞ!またな!」
「はい」
しかし、元帥は若いのか若くないのか分らんな・・・口調が安定してない!
~~~~~~~~~~~~~~~~~
暫くしてケッコンカッコカリという名で大本営から正式に発表された。効果や条件は俺が伝えた通りだった。てかパクリだな。
発表されてから各地で指輪が出たが条件に達しても発動しないという案件が南から飛び込んできた。もちろん俺にその案件について大本営から問い詰められて大広間で各提督の前で指輪を着けようとしています。
「て、提督!どうしましょ!!間違った事なんて言ってませんよ!」
「分かっている。ならば私達が証明すればいいだけの事」
「え?という事は・・・」
「明石、練度はいくつだ」
「99です」
海に連れて行ってないんだがな・・・なんで練度が高いんだ?修理したりすると上がるんかな?
「そうか。大本営に行くぞ。証明をしに!」
「は、はい!!」
という事で上に戻ると・・・
「着けるぞ。明石」
「は、はひ!!」
明石・・・どれだけ心臓バクバクしてるんだよ!俺までなるだろう!名前からさらに意識するだろう・・・
ピカーン
「「目がぁぁああ」」
勿論、俺は一回食らったので無事だ!あ、明石に伝えてないわ。みんな経験しているんだよね!?
「何をした!」
「指輪を着けました」
「私達もやってみましょう!」
紅月さんお久です・・・あ、大和さんに着けるのですか!
ピカーン
「「目がぁぁ!」」
「大和やったね!!」
「はい!嬉しいです!!」
「元帥殿は・・・もう着けられていましたか」
「あぁ、目がやばかったがな」
指輪の恩恵を受けた者→あれ?弟と南以外恩恵受けてね?
ハッ!!呉に例のイケメンが着任していたのか!!!今度演習申し込みにいこ!!
此処に提督は・・・俺含め8人ですね・・・
あれ?弟君なんで受けてないの?え?
あ、朝潮に着けてたか・・・さてはオメーロリコンだな!捕まるなよ・・・
弟追加っと!
横須賀(元帥)・・・大和
佐世保(紅月)・・・大和
舞鶴(俺!)・・・明石
呉(気になるイケメン)・・・曙
東(弟)・・・朝潮
南・・・翔鶴
西・・・赤城
北・・・金剛
「なぜうちらは発動しないの!!」
「何故って言われても・・・」
南さん・・・言われてもねぇ・・・
「もしかして・・・」
お!弟よ何か思いついたか!!
「艦娘と提督の信頼が必要なのか」
「信頼だと?」
「はい、此処にいるメンバーはいずれも条件を達しています。しかし、達しているのにもかかわらず発動しないのは表面的な理論ではなく内面的、つまり精神状態、ここでは信頼関係や安心感と言ったところが必要なのかもしれません」
「・・・なるほど」
流石弟よ・・・頼りになるぜ。俺より頭いいからな!誇りだぜ!元帥も納得の様子で
「しかし、片方が信頼を寄せていても効果は成り立たず、ましてやその逆も同じかと。あくまでも仮説にすぎませんが・・・」
「そうか、つまり南は信頼関係がなっていないと?」
「そ、そんなこと・・・」
「もしかしたらですね」
「翔鶴、どうなんだ」
「指揮もとてもうまく艦娘一同信頼していますが・・・」
「なるほど。南が信頼していないと・・・」
「うちだって信頼しているよ!」
「ではなぜ・・・発動しない」
元帥怖いですやめてやってください!
しかし、この指輪破壊力パネェわ!
「なるほどな。この指輪が今までの関係を崩すと言っても過言ではないか」
弟、南に追い打ちか?
「どういう事じゃ?」
「今まで平静を装っていても心のどこかで拒絶していたら・・・」
「使えないと?」
「仮説ですが・・・。今まで接してきたのはうわべの関係であり、心から接していない。要は良い人ぶっているだけで、しっかりと見ていない。まぁ、地獄の職場なので仕方ないかと。ここで素晴らしい信頼関係を築けたのは本当にすごい事かと」
ん~、難しいな。あ、翔鶴涙目だな・・・
「翔鶴・・・ごめんね。うち実は心のどこかで嫌ってたかもしれない。いや、嫌ってた時期があった。今でも鮮明に思い出せる。でも、あんたらと居て何故だか楽しくなって一緒に居たいとも思った。でも、一時期嫌ってた時に冷たくしたりとしていたから後ろめたさがあったの。で、一歩踏み込んだ関係になれなくて・・・その、ごめんなさい。翔鶴・・・これからもうちについてきてくれますか?」
「・・・提督・・・はい、もちろんですぅ・・・グスン」
なにこの感動。カメラ・・・あ、大本営の青葉!抜け目ないな!
「指輪を」
「翔鶴、手を出して」
ピカーン
「「目がぁぁああ」」
何回引っかかるん!!もう・・・
「翔鶴!!」
「提督!!!」
「「「やったぁあ」」」
なにこの感動。
「ふむ。おめでとう。二人とも。これからも海を守ってくれ」
「「はい!」」
バーン
ぬおおおお!心臓が!止まったじゃねーか!!
「この指輪使い物にならないじゃないの!!!」
ケバイ奴かあぁぁああああ!ぶっ飛ばすぞぉおお!
「ノックせんか!!!」
元帥ごもっともです。皆も身構えてますね!弟冷静なのは面白い。
「使えないとは・・・どういうことだ?」
「条件をクリアしても使えないじゃない!嘘教えたのね!」
後にゾロゾロと・・・こいつら過激派か!?いや、そうだ!
つまりここにいるメンツが穏健派ということか。いや、俺と紅月は中立派だから関係ないわ
「嘘ではない」
「じゃぁ、なぜなの!」
「書いてないが互いの信頼関係が必要だ」
「やっぱり嘘なのね!!」
「勘違いするな。信頼関係は前提条件だ。当たり前なんだよ」
南が複雑そうな顔しているのはスルーしておこう・・・
「なっ・・・」
「で?関係はなっているのか?」
元帥怖いです。派閥が違うからってさっきと全然雰囲気が違うじゃないですか!イケメン君もガクブル状態ですよ!!!
「・・・」
「そうか。やはり艦娘を大切に扱ってない連中は目に見えているな。だから・・・いつまでも戦果が増えないんだぞ。轟沈艦を増やしてばかりで」
「黙ってりゃペチャクチャ喋りやがって!!」
え?ケバイ人女だよね?凄くボーイッシュだね・・・というか、元帥タメですけどいいんですか?不敬罪にならないんですかね?
「事実を言ったまでだ。前回の侵攻の時に軍神が言ったことを忘れたのか?待遇を改善すれば侵攻なんぞ恐れるに足らないと」
俺、そんなこと言ったっけ?確かに待遇改善は必要だと言ったが・・・確かケバイ奴ら南方海域を担当していたか
うわ、後ろの奴らこえぇ・・・親衛隊ですわこりゃ完全に
「待遇を良くしても無駄よ。変わらないわ。それに兵器ですから」
こいつ、またか!東と同じことを!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
(あ、こいつ言ったな)by元帥
(言ってしまいましたか)by紅月
(兄さん・・・)by弟
(ヘイ・・・キ)by艦娘一同
(オロオロ)byイケメン君
ーーーーーーーーーーーーーーー
「おい、今何と?」
「え?だから兵器だと」
「本気で言っているのか貴様」
「えぇ、勿論。待遇?そんなの良くしても無駄よ。何回言わせるのよ?」
「何故よくならないんだ?根拠を言え」
「それぐらいわかるでしょ?効率の為よ。海域攻略はスピードが大事なの」
「効率とは具体的に?」
冷静になれ俺、キレるな俺
「捨て艦よ。資材を節約する為に最低限の補給。入渠ね。食事はレーションかしら」
すて、艦だと・・・?元帥が言っていた轟沈艦が増えているのもこれが原因か!
「ほぅ・・・素晴らしい方法だな」
「でしょ??兵器なんてしたがって死ねばいいのよ」
「この世に生まれて簡単に死んでもいい命何てあるものか!!」
「使えないものは捨てるだけ。何が悪いの?」
「何とも思わないのか?命を失うんだぞ!!」
「特に何も?使えないやつが居なくなるだけ」
こいつ・・・救いようがない!
「そうか。一つだけ言ってやる。使えないのは艦娘じゃない。お前の残念な頭だ」
チラ、親衛隊怖いです!どうしましょ!
「調子に乗ってんじゃないわよ!!」
ーーーーーーーーーーーーー
「元帥止めなくても??」by一同
「なに、面白いだろう?見てなさい」by元帥
ーーーーーーーーーーーーーー
なにこの元帥、自由人だな
「調子に乗ってなんかいない。事実を述べたまでだ。艦娘に対しての待遇改善と扱いを変えることをしない限り衝突するだろう」
あ、やば、鬼瓦に豹変!!手を振りかぶって~ターゲットは俺か!顔面ストレートパンチか!?
「流石に手を出されると黙って見るわけにはいきませんね~」
弟・・・かっこよい。
「邪魔しないで!」
「これ以上手を出すと僕、何するか分からないよ?いいの?」
「チッ、まぁいいわ。これで終わりと思わないことね」
弟、目が・・・ガチだったわ。殺しかねないぞ
バタン
「ふぅ・・・行ったか~」
「元帥殿、済みません」
「なに、気にするな。久しぶりに楽しかったぞ」
「はぁ・・・」
「場を乱してしまい済みません。皆さん」
「大丈夫よ」
「過激派どうやったら丸くなるのか・・・それに、伊吹君も何故、そんなに艦娘を思える」
「そうですね。この世に無下に扱っていい命なんてありませんから。ただそれだけです」
まぁ、美人を助けたい一心だったからな!
「さて、解散するか!」
「「「はい」」」
~~~~~~~~~~~~~
はぁ・・・今日は散々な日だったな。紅月さんと話せなかったし・・・
あ、あれはイケメン君では!
「あの、呉の提督ですか?」
「は、はい!!そ、そうです!」
すごくキョドっていますね・・・
「知っているかと思いますが舞鶴の伊吹です」
「は、はい。知っています・・・」
「それで、今度、ぜひうちと演習をと思いまして」
「は、はい!是非お願い致します!!」
人と話すのが苦手なのかな?
「では日程は後日決めましょう。それではお疲れ様です」
「はい!よろしくお願い致します!!!」
凄く中性的な声だったが素晴らしい!華奢な体でちゃんと食っているのか!?今度ご馳走するか!いや、待てよ。宴会となると酒=水となっている俺の鎮守府・・・まぁ、元帥以外の初の同業者だからいいか!!!
裸の付き合いだぜ!!
誤字脱字がありましたら遠慮なくご指摘ください。
次回話も宜しくお願い致します。
感想等、今後の参考にしますので気軽に御願い致します。