不細工でもモテたい   作:駆け出しの一般人

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素人作品なので温かい目で御願い致します。


毎度、誤字脱字の報告ありがとうございます。


25、軍神の誤算

大本営のケバイ奴との衝突事件から紆余曲折あり5日経ったこの日!!今日は・・・あ、名前知らないわ。まぁ、イケメン君と演習の日じゃぁああ!!

 

コンコン

 

「失礼します。提督、呉の提督がお見えになりました。艦隊の皆さんは補給に行ってます」

 

「そうか、通せ」

 

「し、しつれいします・・・」

 

「わざわざご足労ありがとうございます。改めて舞鶴の伊吹と申します。そして・・・」

 

「は、はい!僕は真鶴 律(まなづる りつ)と言います!」

 

なんと、元気な子!しかもいい名前だ。鶴が張っているなんてシャレオツでないか!

 

「・・・良い名前だ」

 

「あ、ありがとうございます」

 

「しかし、大変だったであろう。暫く休憩を挟もう。三時間後のヒトヨンマルマルに行うとするか」

 

「分かりました!!」

 

「大淀、少し席を」

 

「分かりました」

 

ふぅ・・・男同士になったか。

 

「君も大変だろう。周りに女ばかりで」

 

「い、いえ。何とも思っていないです」

 

「そうか。元帥以外の男の提督は君が初めてだ」

 

「え、え、あの僕」

 

「あぁ、今すぐお茶を出そう。待っててくれ」

 

「は、はい」

 

しかし、オドオドしているというか何と言うか・・・落ち着きが無いな

 

「すまない。豪華なおもてなしが出来なくて」

 

「ありがとうございます」

 

「ちゃんと食っているのか?見たところ細すぎるぞ」

 

「はい、しっかり食べてます!」

 

「そうか。何が好きなんだ?」

 

「はい・・・イチゴが」

 

「・・・?え?」

 

~~~~~~~~~~~~~

 

などと互い同性同士話に花が咲いた訳で気づけば昼過ぎ!

 

「昼だし食堂に行こう」

 

「はい!」

 

本当に元気がいいな。会話にも慣れてきている。緊張でオドオドしていたのか~

 

「私はこの牡蠣定食を、真鶴さんは?」

 

「私は・・・パンケーキを」

 

「・・・足りるのか?」

 

「はい、僕は基本甘いもの食べているので」

 

「そ、そうか」

 

俺なら足りないぞ・・・パンケーキ十枚以上はいけるな

 

「それにしてもおいしそうに食べるな」

 

「はい、甘味は最高です!」キラン

 

「!そ、そうか」

 

なぜか今男にドキッとしたんだが・・・まじか俺

 

「艦隊の皆さんは今どこにいるんでしょうか」

 

「そうですね・・・着いたときに別れたのでもしかしたら舞鶴の皆さんと団らんしているかもしれないですね」

 

「時間はまだあるので」

 

「はい!」

 

なにこの子。笑顔眩しいんだけど

 

~~~~~~~~~~~~

はい、演習時間です!!

 

「さて、良い時間になりましたしグラウンドに集合させますか」

 

「はい!」

 

「真鶴さんの艦隊も放送で呼びかけますよ」

 

「ありがとうございます!」

 

ー連絡、ヒトヨンマルマルに行う演習メンバーはグラウンドに集合するようにー

 

「さて、行きますか」

 

「はい!」

 

返事だけ素晴らしいなこの子!!!・・・失礼か

 

集まったな!行くぜ!

 

ふぅ、呉の皆さんと初対面といき・・・ぇ、怖ぃ・・・

 

呉の艦隊「「ギロ」」

 

舞鶴艦隊「「ニコ」」

 

え、なにこの温度差。アフリカとシベリアじゃん!

 

「さて、集まってくれて感謝する。時間まで15分ある。各自準備をして演習場に行ってくれ」

 

「「「はい!!」」

 

やはり、看板を背負っているから緊張感はあるんだな~

 

・・・?真鶴!!!なぜそんなに固まっている!!何を見た!!

 

「真鶴さん!大丈夫か!!」

 

「・・・ハッ!大丈夫です!」

 

「どうした?」

 

「今まで一緒にいたのに見たことのない表情をしていたので・・・」

 

「な、そうか。演習頼むぞ」

 

「は、はい!」

 

しかし、見たことのない顔って・・・歴戦を潜り抜けた戦士のような目だったが・・・

 

え?もう準備できてるって?まじかよ早すぎだろ!

 

「わかった。今すぐに行く」

 

「真鶴さん行きますよ」

 

「はい」

 

よし、今回は勝てるのかな・・・?

 

呉 大和改(99) 武蔵改(80) 蒼龍改(70) 飛龍改二(77) 球磨改(69) 陽炎改(75)

 

舞鶴 長門改二(150) 翔鶴改二(80) 瑞鶴改(75) 北上改二(89) 大井改二(88) 木曾改二(87)

 

まじかよ・・・大和型二隻。編成は比較的無難なところか?しかし、俺の方は火力を削りすぎたか!?力比べは長門に頼るしかないな・・・雷装をメインに上げ過ぎたか・・・

 

致し方ない・・・やるしかねぇ!!!というか、長門。最近見ないと思ったらどんだけ練度あげてんじゃ!!!リアルじゃ禿げるぞ!

 

では、お互い指揮で頑張りましょう。

 

大淀の掛け声・・・

 

「両者!始め!!!」

 

イケメン君の力量はいかに!?

 

恐らく、航空機を飛ばしてから砲雷撃戦だな。

 

=航空機の先制攻撃は戦艦中心に、同時に雷巡、空母に向けて先制雷撃を放て=

 

遠目からしか見えないがイケメン君頼もしく指揮しているな・・・先程とは大違いだ。

 

よっしゃ!空母両者中破!!制空権確保!!

 

=提督!次の指示を!=

 

=こちらは火力が乏しい。空母は艦爆を発艦。雷巡は戦艦に向けて魚雷をとにかく撃て=

 

流石は大和型。タフだな。タフネスでも飲んでるのか??

 

しばらく様子見だな

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーー

side舞鶴艦隊

 

「しかし、提督の指示通りに行うとうまくいくものだな」

 

「そうだね~。まぁ、相手もやるようだし気は抜けないね」

 

「チビどもは俺に任せろ」

 

「なっ!翔鶴姉!」

 

「ずい・・かく、ごめん、ね」

 

「翔鶴姉!!!」

 

「小破でないか!!!心配して損したわ!!」

 

out

ーーーーーーーーーーーーーーー

side呉艦隊

 

「してやられましたね」

 

「まさか、航空機と同時に雷撃が来るとは・・・」

 

「空母の皆さんは下がっててください!!」

 

「ごめんなさい・・・」

 

「まだまだ諦めないクマ―!!」

 

「活躍、期待してね!」

 

out

ーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

実質6対4か・・・それにしても仲間思いが強い素晴らしいチームだ。まだまだ俺も勉強が足りんな!!

 

~~~~~~~~~~~~~

 

結果

 

舞鶴 S

 

呉  D

 

いや、まぁ、そうだよね。ごめんねなんか

 

「強いですね!伊吹さんの艦隊は!」

 

「ありがとうございます。いk・・・真鶴さんの艦隊もチームワークがとても素晴らしかったです」

 

「いえいえ、こっちの長門を中破に追い込んだのは初めてで焦りましたよ」

 

「あはは、ありがとございます!」

 

「この後二人で反省会でもしますか?」

 

「はい!是非!!」

 

「では、一応艦隊が万全の状態になってからという事で。補給して入渠してから行いましょう。バケツは自由に使ってもらって構いません。では、ヒトロクマルマルに執務室で」

 

「はい!」

 

反省会はただのお節介焼きが発動したか・・・ぜひ仲良くなって呑みたいものだ

 

執務室で報告書まとめてなにするかな・・・

 

・・・?なにしてるんだ。暁

 

「あ、司令官!!いい所に!!」

 

「何をしてるんだ君たち」

 

「今ちょうど司令官さんの占いをしていたのです!!」

 

「占い?」

 

「今流行っているんだよ」

 

「そうなのか。結果は?」

 

占い流行っているのか?今初めて見たが・・・というかお前らが流行らしているんじゃね?この鎮守府内限定で!

 

「えぇーと、水と女に気を付けろですって!!」

 

「水と女か」

 

「心当たりあるの?」

 

「無いな。ありがとう。気を付けてみるよ」

 

「はいなのです!!」

 

しかし、水と女か・・・水は恐らく酒か。女は、榛名?呉の艦隊の皆か?

 

・・・大和型欲しいわ。

 

~~~~~~~~~~~~

反省会の時間!!!

 

「来てくれて済まないな」

 

「いえいえ、軍神にアドバイスを貰えるのは光栄なことです!!」

 

「そう言われると緊張するな。では、始めよう」

 

「さて、呉の艦隊の皆が今回負けた理由は何だと思う?」

 

「・・・練度の差?でしょうか」

 

「それもあるかもしれないが双方大して差は無かった」

 

「・・・慢心、ですか?」

 

「近からず遠からずか。そうだな。相手が私だったからだ」

 

「?」

 

え?引かれると思ったが逆にはてなになったわ!はず!!

 

「そうだな。固定観念にとらわれ過ぎていたという事だ」

 

「固定観念?」

 

「そうだ。先制攻撃は必ずしも一回ずつフェーズ分けされるとは限らない」

 

「つまり、今までの戦法で戦っていると必ず勝てなくなるという事ですか」

 

おう?こいつまさか頭いいのか!?!?

 

「まぁ、そうだな。皮肉なことに科学技術や軍事技術、戦術は戦争で進歩を遂げる。どちらかが対抗策をとりまたどちらかか相手に有効な策を作り出す」

 

「そうだったんですか。まるでいたちごっこですね」

 

ん?ん?ん?え?え?知らんかったとね!?

 

「そうだ。人間の一番の特性は考えること。知恵を出すことだ」

 

「なるほど」

 

「あぁ、私が軍神と呼ばれるきっかけになったことは知っているか?」

 

「はい、何ともきしゅーという戦法を確立したとかなんとか」

 

きしゅーですか。カッコ悪いですね。奇襲ですよ。元帥に教えておこう

 

「そうだ。その後もコの字型戦法も行った。これは有名ではないがな」

 

「えぇ!知らなかった・・・コの字型戦法ですか」

 

この世界の戦闘レベルはどれくらいなんだ!!コの字型は小学生の喧嘩でも見れるぞ

 

~~~~~~~~~~~~~~

 

「かなり話は逸れたが今までの固定観念を捨てろとは言わないが常にそれに抗う策を考える事が勝利への絶対条件となる」

 

「たくさん勉強になりました!!」

 

「あぁ、いくら艦娘が優秀でも指揮官が無能だったら意味が無い。私達は彼女らの命を預かっているんだ。それを忘れたら指揮を執る資格は無いと思え」

 

「はい!!!」

 

「では、反省会となったのか分らんが終了だ」

 

「ありがとうございます!!!」

 

時刻はヒトハチマルマルだと!?

 

「もうすっかり日も落ちましたね」

 

「はい・・・今日泊まっていきますか?」

 

「えぇ!でもご迷惑じゃ・・・」

 

「いえいえ、もともと大所帯なので7人増えたところで気になりませんよ」

 

「分かりました・・・お言葉に甘えます」

 

「はい、ではご飯にしましょうか」

 

~~~~~~~~~~~~~

 

ふぅ・・・食った食った!

 

「ごちそうさまでした!!」

 

「美味しそうにたべますね」

 

「そ、そうですか・・・?」

 

「はい、とても女らしかったですよ」

 

「・・・」

 

???

 

まぁいいか。あ!報告書まとめてねぇ!!やべ、今すぐやんねーと!

 

「済みません。報告書一部まとめ忘れていたので風呂が艦娘と交代になるまで適当に時間を潰していてください」

 

やべやべ・・・

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

現在の時刻はフタヒトマルマル。

最近俺は思う。俺の顔を見て驚く人が居なくなっている。最初の新鮮な反応が懐かしく思う今日この頃。

 

ん?電気がついているな!イケメン君か!

 

「提督使用中の看板・・・ご丁寧に」

 

やはりイケメン君か~。さて、身分関係なく一人の男として話し合おうじゃないか!!!

 

ヌギヌギ

 

「温まってるかい???」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーー

side?

 

今日は舞鶴の軍神さんと演習をしました!とっても勉強になることを言っていて話を聞いていて楽しかったです・・・でも、一つ誤解が・・・伊吹さんは僕の事を男だと思っているんです!!でも、内気な性格のせいもあり中々言い出せなくて・・・もうこのまま男という設定でいいかな・・・でも、いつかはバレるしどうしよう・・・話し方も僕だからかな?どうしよう・・・

 

ん、艦娘かな?誰かが入ってきけど。まさか・・・伊吹さん!?でも書類をまとめるのは結構時間かかるし・・・入りそびれた艦娘かな!

 

・・・いや違う!!!伊吹さんだ!!!どうしよ!!!

 

out

ーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

「ひぇ!」

 

「ひぇ?」

 

「「・・・・」」

 

俺、ガン見なう。

 

白い肌。細い手足。程よく肉付きが良い太もも。そしてヒップ!!!そして・・・胸?推定龍驤といい勝負か。素晴らしいくびれ!そしてアレが・・・ない!!!!

 

※見てから解析まで0.5秒

 

ぬぉおぉっぉおぉおおおおお!!!!女じゃとぉぉぉおぉぉおおお!!!

 

「済まぬ!!」

 

「ご、ごめんなさい!!騙すつもりは!!!」

 

「俺もてっきり男かと!ごめん!」

 

「い、今すぐ上がりますね!!」

 

「待ってください!少し話でもいいですか・・・」

 

どうする俺。女の頼み!聞くしかない!!!

 

「タオル!どうぞ!!」

 

「あ、ありがとうございます・・・いいですよ」

 

「すみま・・・」

 

何だこの女。さっきは湯気で隠れていたがこの傷・・・火傷、切り傷、あざ・・・

 

「変ですよね。こんな女で。僕、醜いですし喋り方変ですし」

 

「・・・」

 

流石に過去の事については聞けるわけがない・・・しかし、見事に服で隠れるように傷が至る所に。恐らく、同級生か親か

 

「何も聞かないんですか?」

 

「・・・。興味が無いと言ったら嘘になるけど人に言う事でもないし話したくないだろうしこれ以上は聞きませんよ。話したくなったら言って下さい。いくらでも耳を貸します」

 

「でも、これだけは言わせてください。よく耐えましたね。真鶴さんは本当にすごいです。こんな境遇に遭ってまでも自分を明るく保つのは本当につらいでしょう。よくわかります。自分もその気持ち知っているので」

 

これしか言えない。俺もやり方は違えど似たような境遇を知っている。

 

「・・え?」

 

あ、やべ口滑らした

 

「伊吹さん、昔・・・虐待に」

 

まぁ、いいや!傍から見ると傷の舐め合いみたいだな

 

「俺の場合は、いじめだったかな」

 

「その見た目でですか?」

 

「あぁ・・・まぁ、そうだね」

 

別の価値観持ってますとか言えねぇ・・・

 

「その、何故伊吹さんはこんな私を見ても平然としているのですか?」

 

「そうですね。女性が好きだからでしょうか。自分を着飾らない方。純粋で真っすぐな人、とにかく人として素晴らしい方だったら何とも思いませんよ。容姿なんて関係ありません」

 

実際、価値観がな・・・でも、一度被害者側の経験を知ったら人なんてどれも同じだ。平等に接して興味がなくなるんだよ。どうでもいいって。自分の周りに壁を自ら作ってしまう。

 

「優しいのですね」

 

「そうでしょうか」

 

「はい!」

 

「やっと笑いましたね」

 

「伊吹さんがいい人で良かったです・・・」

 

「俺はクソですよ」

 

「ふふ、変な人ですね」

 

「とりあえず、風呂入りましょうか」

 

「はい!」

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

「さっぱりしましたね。部屋は執務室の隣にある客室を使ってください」

 

「はい、ありがとうございます。伊吹さんの話とても辛いのに・・・」

 

「真鶴さんの方が辛いですよ。お疲れ様です」

 

~~~~~~~~~~~~~

 

「では、俺は自室で寝ますので。何かあったら起こしてください」

 

「はい、ありがとうございます・・・」

 

「では、おやすみなさい」

 

「おやすみなさい」

 

 

 

まさか、真鶴さんが女だとは・・・そして体の傷。

 

そして、ベッド最高!!ふかふか最高!!!やば、もう眠くなってきた・・・もう寝よう

 

 

スピースピー

 

ガチャ

 

「伊吹さん・・・。伊吹さん」

 

「ん~・・・」

 

「一緒に寝てもいいですか」

 

「ん~・・・」

 

「失礼しますね」

 

「ん~」

 

「初めてです。異性に優しくされたの・・・この気持ちはいったい何なのでしょうか・・・優しくしたという事は好きなんですよね?僕も好きになってしまったので・・・責任、取ってください・・・」

 

「ん~」

 

「・・・フフ」

 

ダキ

 

(自ら抱き着いてくるなんて相思相愛なのでしょうか・・・逃ガシマセンヨ)

 

 

スピースピー

 




誤字脱字がありましたら遠慮なくご指摘ください。

次回話も宜しくお願い致します。
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