不細工でもモテたい   作:駆け出しの一般人

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素人作品なので温かい目で御願い致します。


26、二つの闇

スヤァ

 

チュンチュン

 

「ん・・・」

 

俺のベッドに抱き枕なんてあったか・・・やわらけぇ・・・

 

最近の枕はしっかりホールドしてくれるのか。なるほど、安眠できる理由の一つか。

 

「おはようございます・・・」

 

耳元で囁かれる甘いボイス・・・目覚まし機能か?とりあえず止めるか・・・

 

ナデナデ

 

「はぁ///伊吹さん・・・」

 

髪の毛のような触り心地。まるで同人の抱き枕カバーがリアルに出てきたようだ。

 

「私・・もう我慢・・出来ませんよ・・はぁはぁ」

 

音声止まらないな。なんでだ?不良品か?

 

ガバッ

 

「ぬお!?」

 

「焔さん・・・いいですよね??」

 

「ちょ、ま、まって!何事!?」

 

「我慢できませんよ・・はぁ・・」

 

「落ち着け!早まるな!朝から早い!!」

 

あ、なんか違くね?

 

「夜・・ならいいのですか」

 

「ダメに決まっているだろう!とりあえず、俺の上から降りるんだ」

 

「えぇ?とは言っても体は正直ですよ??」

 

ん・・・男なら誰でも経験がある生理現象じゃ!!

 

「気のせいだ」

 

「でも「気のせいだ」」

 

「とにかく降りろ。他の人見られたらまずい」

 

「えぇ?私は良いのですよ?相思相愛なので良いじゃないですか!」

 

え?なんて?相思相愛なの?え?

 

「は?何を言ってるんだ。俺はお前を恋愛感情で見たことはない」

 

「昨日・・・責任取ってって言ったらうんって」

 

・・・まさか!寝ぼけて変な返事を!?というか知らぬぞ!

 

まずは俺が落ち着け。

 

「俺は覚えていない。済まないが他を・・・」

 

「なんで・・・なんで!私に優しくしてくれたじゃないの!私好きになっちゃったんだよ!責任取ってよ!」

 

優しくされただけで落ちるか普通!!

 

「い、今の俺では無理なんだ。ごめん」

 

こいつの全身傷・・・もしかして愛を知らずに生きてきたのか優しさも?でも、呉の子たちは・・・優しいはずだ。でもなぜ。異性だから?

 

「逃ガサナイ・・・」

 

「え」

 

「無理ナラ私ノモノニスレバイイ。そうすれば一緒にイラレルデショ?」

 

「あわわわ・・・」

 

・・・ッハ!!電が移った!!!どうする!おい・・・落ち着けお前!!

 

「な、何をする気だ」

 

「なにって・・・私のモノに」

 

カッター持ってんじゃねーよ!!!ライフで受けるか!?死ぬわ!!

 

そのピンクのモコモコパジャマのどっから出したよ!!!マウント取られてるけど相手は女!恐れるに足らない!!手首をつかんで・・・

 

「ぬおおお」

 

「ひゃ!」

 

流石、華奢な体だ。軽い。どこかのヤンデレ艦娘よりな・・・

 

「良いか!よく聞けよ!今の俺は責任とれる覚悟がない!軍人の身だからな!相手を残して先に逝くわけにもいかない!悲しませたくないから。責任とかは終戦してからと決めている。お前はまだ若い!これから先良い人が現れるかもしれない!前を見る希望を捨てるな!俺で留まるな。強く前向きに生きろ。終戦してそれでもいい人が居なかったら俺の所に来い。お前のすべての責任を取ってやる」

 

「・・・はひ」

 

ふぅ・・・勢いで言ったから自分の言葉に責任持つの厳しい・・・

 

ガリッ

 

「ん?」

 

「提督、今の言葉本当ですか?テイトク」

 

「は、榛名さん?」

 

なぜこのタイミングで!!!

 

「起きてこないので、しかもメスの声もして騒がしくて・・・そうですか」

 

「誤解だ」

 

「どこがです!フラグしか立ってないプロポーズでしたよね!!」

 

フラグって・・まさか俺死ぬんじゃね?戦死か!?

 

「誤解だ」

 

「まぁ、いいです。このメスが榛名の邪魔をするのですね」ギロ

 

「はわわ・・・」

 

「榛名落ち着け!これ以上私を落胆させるな!」

 

と、とりあえずまた勢いだわ

 

「て、提督・・・榛名のこと嫌いに・・・」

 

あ、やべ逆効果だ。何言ってるんだ俺!三十秒前の俺死ね!!

 

「提督がキライ?榛名のことを?キライ?」

 

「ち、違うぞぉ~?榛名の事は好きだぞ?部下として」

 

あえて最後をフェードアウトして言っていく!いやぁ、まぁ、嫁として何回かほしいとは思ったけど・・・

 

「へ?本当に?」

 

えぇん!かわいいほしいぃ!あざとい!というか、真鶴さんは!

 

あ、いつもの感じに戻ってるわ・・・とりあえず榛名の気迫に救われたな

 

「提督は・・・好き・・・榛名の事」

 

「部下としてな!」

 

「と、とりあえず!飯食いに行け!!!」

 

「提督!食堂で待ってますね??」

 

「あぁ」

 

ふぅ・・・敵影は無しと。ミッション完了。

 

なんでブサメンの俺がモテるんでしょうかね。なんででしょうか。あ、俺モテてんのか!え!まじ!俺の長年の思いがぁああかなったぁぁあ!!!

 

でもヤンデレなんだよな・・・後で長門か大淀に聞こう

 

「真鶴さん、大丈夫ですか?着替えて朝食にしましょう」

 

「は、はひ・・・」オロオロ

 

何だこの小動物のような感じは・・・保護欲。守りたい・・・

 

あ、昨日の暁の水と女に気を付けろって何だったんだろう。何を予言したんだ?

 

とにかく、なりふり構わず優しくするのやめようかな。ヤンデレを生みかねない。恐らく真鶴さんは異性に優しくされてヤンデレモードに変わったとみるのが妥当か?

 

それと・・・寝言でないように気を付けよう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




誤字脱字がありましたら遠慮なくご指摘ください。

暁の水と女に気を付けよ。という占い。いったい何だったのでしょうか。
前話に答えがあるかもしれませんね。


次回話も宜しくお願い致します。
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