「提督?」
「提督!?」
「・・・あぁ、すまない」
おっとあぶねぇ!!一瞬意識なかったわ。ごめんよ加賀
「増築か・・・資材は大丈夫なのか。またの機会でも」
「大丈夫です。すぐ終わるので」
「・・・そうか。しかしな・・・」
「もう妖精とみんなに無線で報告し取り掛かっています」
「・・・」
「提督?」
あぁ、二回目だ。意識が消えかけていたよ。なに、もう発注済みなんですか!?俺の許可は!?権限は??
「もう、取り掛かっているのならば仕方がない。最後までしっかりとやるように」
「ありがとうございます」
もうどうにでもなれよ・・・かわいい子増えるならいいけどさ!というか、艦娘って全員で何人いるんだろうか、後で調べるか
今日は・・・執務の日か・・・沢山あるな!おい!加賀さん・・・居ねぇし!!わかったよ一人でやるよ!!
ーーーーーーーーーーーーーー
side?
「しかし、何故あやつの鎮守府への異動願いがこんなにもあるのだ」
「それは、私たちの中で噂になっていることが原因でしょうか」
「大和よ、その噂とはなにかね?是非とも聞きたい」
「それはですね。こんな私達でもみんな平等に接してくれるのと、優しくしてくれて皆の事を思ってくれるのと可愛がってくれるというのが主な噂ですね。可愛がるのは本当かどうかわかりませんが」
「それと軍神だからか」
「それもありますね」
「私は許可を出せるが、あやつが最終的に決めるからな。それまでは何もできんな」
「そうですね」
「しかし、大和よ。異動願いを出している鎮守府がすべて一緒なのはどう思う」
「酷い待遇を受けているのでしょうか。詳しくは分りません」
「そしてその鎮守府の提督も要らないからと許可を出している。まったく・・・」
「・・・焔さんならきっとどうにかしてくれますよ」
out
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
side?(先日)
〇月〇〇日
今日は司令と商店街に出かけました。いつも通り見世物のように扱われました。正直もうこんな生活は嫌です。私自身なぜ、この国を守っているのか分からなくなりました。
司令が騒いでいると後ろから違う鎮守府の司令さんが声をかけてきました。とってもカッコよかったです。そして、私の方を見て司令に扱いが酷いって注意してくれました。初めての経験です。救世主が現れたと思いました。そしてその人の名は舞鶴の軍神、焔さんでした。こんなにもかっこいい人だったんですね・・・
私は、以前ほかの皆からの噂を聞いていました。なんとも、こんな容姿の私達を気遣い、優しくしてくれて思いやってくれる人が着任し軍神と呼ばれているという事を。そしてその方は目の前にいます。私としても見惚れてしまいました。この方が司令になってくれたらどれだけ幸せなのかと・・・いつか異動してやる。みんなと一緒に。
この事をみんなに話すと希望が出来たかのような表情になりました。嬉しかったです。司令も異動の許可を出してくれました。後はあの方が許可してくれるかどうかです。
out
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
はい~執務終わった・・・もう夕方だよ。飯だ!酒だ!お風呂だ!!何かの間違えで出くわさないかな・・・
「それにしても、今日は静かだったな」
そうなのだ。いつもは駆逐艦の皆が外で楽しそうに遊んでいるんだが今日は誰一人も見ていないのだ。いつも鍛錬している神通と不知火でさえ見てないんだ。何かあるな!?サプライズパーティーか!!??
「食堂へ行くか」
ーーーーーーーーーーーーーーーー
side?
「という訳で、司令官がイチャイチャしたいと呟いていました!!」
「本当なのそれ?」
「曙ちゃん、まさかしたいんですか!?」
「ばばばばっかじゃないの!?クソ提督に興味なんてないわよ!!」
「下手だな」
「天龍、俺もそう思ったぜ」
「そのことが本当なら・・・かなり重大ね」
「なにかあるのか時雨」
「長門さん、こんな僕たちとイチャイチャしたいだなんて」
「確かにあるな・・・」
「でも、チャンスはあるという事でしょう?」
「そうね、掴んで見せるわ」
「そうはさせないっぽい!!!」
『間宮さん居る~?』
「「「「あっ」」」」
out
ーーーーーーーーーーーーーーー
なぜでしょうか。今私焔は食堂に集まっていた皆に睨まれています。私は何かしたのでしょうか。無意識に襲ってしまったのでしょうか。あと、加賀此処にいたのかよ!戻ってこいや!
「どうしたのだ」
「はい!何でしょうか!お呼びでしょうか?」
まぁ、いいか。悪口を言われているのは慣れている!!ストレスを吐き出すことが重要だ!
「あぁ、お腹が空いたのでな、定食Aを頼む」
「分かりました!」
・・・。みんなに気を使わせてしまっているのかもな。申し訳ない。出来たら執務室で食べるか。あ、もうできたのか!早いな、流石は間宮さん!!
「では、私は執務室で食べる」
「えっ?ここで召し上がらないんですか?」
「あ、あぁ、執務が忙しくてな」
「そ、そうですか・・・ならば仕方ありませんね」
「感謝する」
どうしてでしょうか。何故悲しそうな目を向けるんでしょうか!!焔、分かりません!ついでに、みんなの目も悲しそうだったな。憐れんでいるのか!友達がいないからって!永遠のボッチでいいもん!
~~~~~~~~~~~~~
食った食った~。やはりいつ食べてもおいしいな。あ、使い魔から増築終了の知らせが来た。早くね?まだ六時間しか経っていないよ・・・
「金平糖だ」
やはり使い魔も可愛いなぁ・・・マスコットみたいだな
「五十人分の部屋を確保と・・・しかし、どれだけの艦娘が異動願いを出しているのか」
「元帥に聞くか」
はい、という訳で聞いてきました!!結果は・・・十人でした!!意外と多かった!!嬉しいの・・・か?とりあえず、許可を出して明日来るらしいですね。急なのに対応するなんてどれだけ訓練された子たちなのでしょうか!?焔、楽しみです!
「・・・。風呂入って寝るか」
夕食も済ませたし風呂入って寝よう。うんそうしよう。おやすみ!諸君!
~~~~~~~~~~~~~~~~~
むにゃむにゃ・・・おはようございます。焔です。緊張して早く目が覚めてしまいました。という訳で。二度寝します。
「・・・今何時だ」
「マルナナサンマルです♪」
「・・・そうか」
アッカアァァァアアアン!!!榛名!隣二回目だぞ!あっ、鍵!付けてねぇ!油断したぁぁああ!!!やったか俺!?どうだ息子よ!!俺はやってしまったのか!?!?!
「榛名、何故ここにいる」
「提督が寂しそうだったからです♪」
いや、まぁ?寂しかったけど?正直嬉しいです。ありがとうございます。今回は・・・よし、服を着ているな。よしよし。
「・・・そうか。離れてくれないか。動けん」
「もう少し・・・このままで・・・」
アカン。ワイの息子が警報を鳴らしてるわ。童貞だから慣れんのよ!!許してくれよ!てか、かわいすぎだろ!!!ほっぺ赤くなってるし・・・殺しに来てるのか!?あぶね、鼻血が・・・
「榛名・・・」
「提督は・・・酷いとは思わないんですか」
「なにがだ」
おっと、重たい話になりそうな予感・・・
「私たちの容姿です。正直に言ってください。嘘ついたら分かりますからね」
え、なにこの子。嘘見破れんの!?という事はエロい思考もすべて・・・うわぁぁぁ!!
「そうか。負けたよ。すべて話そう」
「私はみんなと違って価値観がおかしいのだよ。正直君たちが美しく、可愛く見える。逆に、モデルやタレントの奴らが酷いと感じる。何を言っているのか分からないであろう。だがこれが本当だ。だから・・・その、君たちに欲情したりするときもあるんだ・・・」
はい、私提督としての威厳が消えました!ありがとうございました。でも、価値観は本当だからね!?信じてよ!!
「よく分かりませんが。分かりました。つまり提督は榛名たちが恋愛対象なのですね?」
「・・・そうなのか・・・もしれんな?」
なにこの子、怖いこと言ってませんか?眼の光が!無くなっているわ!これってヤンデレ・・・現象か・・・やべ、興奮してきたぁぁあああ!!
「何してるデース!!榛名ばかりずるいデース!!」
「お姉さま。提督は渡しません」
「What!?」
「表に出ましょう」
「ちょ、榛名?榛名?・・・提督ぅ!!help!!」
あぁ、金剛よ。帰って来いよ。死ぬなよ・・・ヤンデレ榛名も可愛かったな・・・何かに目覚めそうだった。
~~~~~~~~~~~~~~
はい、朝食を食べて執務して。いつも通りの生活でした。もう少しで新入りが来ます!ワクワクドキドキ!どんな子たちが来るのでしょうか!あ、みんなに言ってないわ。どうしよ。まぁ、いいか!
あ、来たな・・・かっこよく決めて行こう!
「ようこそ、舞鶴鎮守府へ。君たちを歓迎する。君たちの事をみんなに伝えていない。後日、挨拶を頼む。まずは、執務室へ来てもらう。着いてくるんだ」
「「「よ、宜しくお願いします!!」
うわぁ~我ながらかっこいい~みんなも程よい緊張をしているな!第一印象は決まったか!?
あ、明石に後で鍵貰いに行こう
~~~~~~~~~~~~
「では、自己紹介を頼む」
「陽炎型一番艦駆逐艦 陽炎です!」
「最上型一番艦重巡洋艦 最上です!以下、姉妹艦の」
「三隈です」
「鈴谷だよ~」
「熊野ですわ!」
「妙高型四番艦重巡洋艦 羽黒です・・・。ごめんなさい・・・」
「利根型一番艦重巡洋艦の利根じゃ!こっちは妹の」
「筑摩と申します」
「白露型駆逐艦五番艦の春雨です」
「駆逐艦島風です!速さなら負けません!」
何人か、胃に来そうなやつらが来たな・・・全員可愛いな!おい!羽黒なんてなんで謝っているのでしょうか!?むしろこっちがキモくてごめんなさい!!鈴谷・・・JK感パネェ!!エロそうだな。島風・・・大丈夫なのかその恰好・・・
というより、陽炎・・・異動できたんだな・・・よかった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
side?
今、私達は緊張しています。少し心残りがありますが。でも、緊張しています!新しい生活が待っているのですから!
あ、司令が見えました。相変わらずのイケメンです。告白したいです。みんなもガチガチに緊張してますね・・・まぁ、私もなのですが・・・
皆に伝えてないって・・・意外とおっちょこちょいなのでしょうか・・・挨拶は後日で・・・秘書艦を付けていないのでしょうか・・・謎がある司令です・・・
とても、優しそうで少し堅いけど鎮守府の雰囲気も良いのできっといい司令です!!
それと、司令はひとりひとり目を合わせ聞いてくれました・・・
out
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「・・・以上がこの鎮守府についてだ」
「何か質問は」
「はい!司令官は私たちの事どう思いますか!?」
やはり・・・来たこの質問!!テンプレ作っておこうかな・・・
「とても、可愛らしいぞ」
「ありがとうございます!!」
「やっぱ、噂通りじゃん」
「噂?」
「なんでもない!」
「・・・そうか。以上だ。みんなに挨拶でもしてくるように」
「「「「はい!」」」
・・・。行ったか。なになに?噂って何!?気になるじゃん!!えぇ!まぁ、いいか。
まだ昼だけどもう疲れたわ・・・昼寝いいっすか?あ、その前に鍵・・・
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
「明石、居るか?」
「なんでしょう!」
「例の鍵だができたか」
「はい、簡単には壊れないですよ!私の特製ですからね!!!」
「質は信用できるな」
「なんですかその言い方!!!」
「冗談だ。ついでに取り付けも頼まれてくれないか?」
「いいですよ!」
~~~
「はい、出来ました。これから何するんですか?ナ二をするんですか?」
「・・・?なぜ二回言った?」
「あぁ・・・なんでもないです」
「そうだな、少し仮眠をするだけだ。いきなり隣にいられたら心臓が持たないのでな」
「そうでしたか!では、おやすみなさい!」
「あぁ、」
これで、やっと俺の安全な睡眠が出来るよ・・・一時間だけ・・・寝よう・・・
俺は、慢心しきっていたんだ・・・
~~~~~~~~~~~~~~
「おはようございます!!」
「・・・」
誤字脱字がありましたら遠慮なくご指摘ください。
次回話も宜しくお願い致します。
口調はwikiを参考にしています。