拝啓 お父さん、お母さん。このたび俺は魔王になりました、助けてください。 作:のろとり
後書きに纏めるの疲れたので、本文を読んでください。
「『アバンストラッシュ』」
オッス、オラのろとり。
最近『ダイの大冒険』にハマっていて『アバンストラッシュ』の練習をしているところだ。
こんなところ誰かに見られたら恥ずかしすぎるからな、この話を見てる諸君だけの秘密にしてくれよ。
「……おい、作者」
「なんか違うよなー、もうちょいこうか」
私は右手に持っている傘を逆手に持ち替え、中腰程度に膝を曲げて正面を向く。
傘を右から左半身側に運び、本来なら刃がある部分を外側に向けて声を出しながら右ななめ上に向かって傘を振った。
「『アバンストラッシュ』」
しかし なにもおこらなかった!
「何故だ、何故出来ない……私がドラクエを殆ど知らないからか? クソっ! ただでさえ、最近ダイ大に出てくる呪文のメラ系とヒャド系とイオ系の名前を覚えたというのに……何処が行けなかったんだ!」
「……お前、アバンの使徒じゃないだろ」
「あ、確かに。教えてくれてありがとう魔王さ、ま……」
のろとりは にげだした!
しかし まわりこまれた!
「忘れてくれ、今あったことを忘れてくれぇ!」
「……それは分かったから早く話していくぞ」
ほい了解。
それで今回話すのは「番外編の色々」だな。
最初に話すのは狼男と雪女についてでいいか、アイツらは二人でセットみたいなところあるし。
「最初の設定だと、アイツらを結婚させようとしてたんだよな」
「……あの二人が結婚、意外だな」
まぁそれやろうとしたけど、まおたすを一から読んでたら「狼男に嫁さん居るやんけ、これで雪女と結婚させるのは嫌だな」ってことで無くなったんだよな。
雪女の腹に子供作らなくて色々と良かった気がするけどな……
「……何故だ?」
考えてもみろ。
元カノの墓で新しい彼女連れてきて「子供が出来た」って報告してるんだぜ? どう考えても修羅場になっちまうだろ。
「……確かにそれは嫌だな」
だろ? 私もちゃんと考えてるのさ。
本音を言うと「NTRや二股とか嫌いだから止めよう」って言う私情が10割だけどな。
「あとあれだな、そうすると雪女が元・魔王を諦めたみたいに見えるからな」
「……好きだったのか?」
「いや、憧れが殆どってところだな」
最初はコーランの恋敵にしようと思ったけど、狼男とのやりとりが好きになったから元・魔王に持っている感情を憧れに変えた。
「……そのせいで攻撃されたけどな」
初期の話じゃねーかよ、それぐらい流せや。
一章の後半辺りまでは何処か不信感持ってただろうけど、二章からは完全に信用されてたじゃんかよ。心のちっせぇ男だなぁ、それぐらい流しやがれ。
「……ロリコン」
「は? テメェの存在消してやろうか」
「……お前も狭いな」
おまいう。
コーランを見習え、コーランを。
アイツは元・魔王が何処かに行って、お前が居たときも迎え入れて雪女も説得したんだぜ? あいつこそ心の広い人物であり、元・魔王の婚約者だろ。
「……誰もそこまでは言ってねぇよ」
《コーランと元・魔王の話》
「じゃあその繋がりでこの二人を話していくぞ」
「……幼馴染み、だな」
そだな。
本編が完結する前からこの二人を幼馴染みにしようと考えてたんだよ。
ただの封印される前の仲間、でも良いんだけど「そんなに経ってるのに魔王様覚えてるのかな……?」って不安になったから特別な存在にしたんだ。
そしてコーランにとって元・魔王は救うことの出来なかった人物だな。
「……救うことの出来なかった人物?」
あぁ、そうだ。
元・魔王は人間……いや、魔物か。魔物不信になってコーランはどうにかしようとしたけど何も出来なくていつからか本名の『マトロア』ではなく『魔王』と呼んで距離をとってしまってたな。
「……初めて本名を知った」
元々は付けない予定だったけど、幼馴染みだけが名前で呼んでるのって良いな。と思ったから急遽名前を付けることにした。
コーランがまた『魔王』としてでなく『幼馴染み』と接することが出来るまでずっと名前で呼べる日を待ってたのかねぇ。
「……後付けか」
雰囲気ぶっ壊すこと言うの止めてくれない?
合ってるけどさぁ、確かに合ってるけど。
「……コーランが『マトロア』と呼ぶのは何時になるんだ?」
さぁね、こればかりは私にも分からん。
ただ……少なくとも、オマエとマトロアの二人と一緒に話せる時が来てからじゃないかな。
いつか訪れると良いよな、助けてください。 by作者
次回は白雲と、ちょっとしたことを話して終わりです。
……………新作、新作かぁ。設定は考えたからあとは書くだけなんだけどなぁ。