拝啓 お父さん、お母さん。このたび俺は魔王になりました、助けてください。 作:のろとり
フフ、フフフ……とうとう投稿できるぜ、この予告編がよぉ!
私が今までに書いた作品のオリキャラ達を選抜してこの章に出てもらいます……オールスターとは。
あくまで「予告」なので1シーンを切り取った程度になりますが、どうぞ楽しんでいってください。
予告編です、助けてください。
緑の惑星、地球。その日本と呼ばれる国の某所。
ある男は椅子に座ったままスマホを弄っていた。
誰かが声を掛けようとしても、男の耳にはイヤホンが繋がれており、呼ばれとしても気付かないだろう。
左手でスマホを持った状態で、右手は止まることを知らないのか、ずっとキーボードを打ち続ける。
その右手はいつまで動き続けるのかそう思った頃、男はスマホを置いた。
「ッあ~! 終わったぁ!」
どうやらずっと打ち続けていた「何か」を終わらすことが出来たようだ。
両手を頭の上にあげて、声を出して伸びをする。
「とうとう完成したぜのろとりさんの続編がよぉ!」
自身を「のろとりさん」と呼ぶ男はガハハと笑い、ニヤニヤと画面を見つめる。
あるものが完成したようで、とても喜んでいるようだ。
「早速これをアップして水を飲むか~」
男は慣れた手付きで画面を操作し、完成したものが人の目に上がる時間を設定する。
『2021年4月1日0時00分』ちょうど今日である。
「っとと、忘れれた忘れれた」
席を立ち何処かへ行こうとした男は駆け足で席に戻り、机に置いたスマホをもう一度持ち、ある文字を変える。
『完結』から『連載』へと…………
「さぁ、止まった歯車が動き出す時間だぜ? また頼むぜ、元・魔王様」
創造者の手によって彼の物語は再び始まる。
あったかもしれない世界線で新たな仲間と共に───。
「……ここは、どこだ」
俺は眩しい光りが顔に当たり目を覚ます。
辺りを見渡すが、そこは俺の知らない場所であった。
見渡す限り竹、竹、竹……俺が先程まで居た場所とはまるっきり違う場所だと分かったが、頭の隅では「そんなことない」と何処か否定していた。
「……太陽だと?」
しかし俺を起こした眩しい光りの正体であった、太陽が本来ならあり得ない事だと現実を見たくなかった。
「太陽を見ただけ」でそう思うのは可笑しいと思うだろう、だが俺の居た世界では太陽は見えないのだ。
つまりはここは…………
「……異世界、なのか」
非現実的な答えだと自分でも思う。
頭が可笑しくなったのかと思うだろうが、俺はそんな出来事を今までに何度も経験したし、実際に俺は異世界に居たのだ。
知らない奴の体に戦いに身を通していたのだ、非現実的だから信じない。なんて考えは俺の中では既に存在していないのだ。
それに…………アイツが俺をこんな場所に放置しておく理由が無い。
「……歩くか」
俺も魔法が使えたらこんな竹林を燃やしたり、空を飛んで何処に居るのか分かるのだろうが、
それはそうと、どうして俺はこんなところに居るのは思い出して見るか。
確か白雲達と新・魔王の城に行って、新・魔王に殺されかけて白雲達が身を呈して俺を守ってくれて、その後は……そうだ、思い出した。
「……殺されたんだ」
せめて一矢報いろうと新・魔王を殴ろうと最後の力を振り絞ったけど、逆に俺が殴られ死んだんだ。
白雲、狼男、雪女、コーラン……そして俺にだけ聞こえるあの謎の声はどうしているのだろうか。
俺と同じようにこの世界に来てるのか、アッチの世界て死にかけてるのか……少なくとも、今の俺には確かめる術が無い。
「……ッ!」
フラフラと竹林を歩いていると、何か物陰が見えた。
敵か……? 新・魔王の手先か、俺の仲間の誰かなのか……ここは念のため、力付くで押さえてから確かめよう。
「……フッ」
「うわ、なんだお前は!」
その人物は俺の接近に驚き、ガッシャンと地面に倒れてジタバタする。
……ん、ガッシャン?
俺は不思議な音に疑問を覚え、押さえていた相手を見る。
「離せ、離しやがれ」
「…………」
その体は鉄で出来ていた。
清潔感があると思わせるように真っ白なボディ、長方形のような形で空気を出すはずの所はパカパカと開いてそこから声が聞こえてくる。
「非現実的なことなら慣れてる」と言った俺も、この状況は予想外であった。なぜならその人物……否、人物と言って良いのだろうか。それは
「このクーラー様にそんなことしていいと思ってるのか!」
クーラーだったからである。
今思えば、こいつと出会ってから俺は頭を押さえるようになってしまったのだろう。
これだけでも痛いのに、これからもっとカオスな奴等会うと知ったらこの時の俺はどうしたのだろうか。少なくとも、信じたくないのは確かだ。
「そんなわけないだろ」と思う奴も居るかもしれないが、これは本当である。実際に、これから起こる未来の出来事を見てもらおう。
「魔王様久しぶりだなー」
「……誰だ」
「え、魔王酷くね? 俺だよ俺、雷鳴だよ!」
「……それよりそこのお前が持ってるのはなんだ」
「これ? 火の木の棒。これから家を燃やすのさ」
「変な冗談言うなよ、家がビビって揺れまくってるじゃねーか!」
「……なんで家が自我を持ってんだ」
雷鳴なる
「同じ魔王のヨシミだろ、助けてくれ!」
「魔王、逃げるなよ……さぁ、俺と永遠の愛を誓おうじゃないか!」
「……俺を巻き込むな」
「魔王よ、ここは俺に任せろ逃げろ! 喰らえ勇者『フラッシュ』」
「「「あああああ目がぁぁぁぁ!!」」」
「……何がしたいんだ」
同姓に追われる魔王と、魔王と結婚したい勇者を止めようと光りを放った奴が、自身も目が痛くなり三人揃って地面を転がるバカどもに対してため息を付いたり、
「魔王よ見ててくれ、これが俺の最強能力『身体強化』だ! 喰らえパンチってイテえええ!!」
「おい大丈夫か? 今俺の文房具で応急手当してやる」
「文房具でどうやって治すんだ? ここはこの扇風機様に任せておけ!」
「……頭が痛い」
体が能力に耐えられなくて地面をのたうち回る奴を助けようしているのだが、旗から見れば治す気があるのか怪しい奴等を落ち着かせようとしたり、
「……スライム、お前は癒し役だよ」
「(私としてはそう言われるのは不本意だがね)」
「スライム、見てみろよこの俺の文字戦術を!」
「(何を言っているのだろうか)」
「喰らえブーメランッ! やべ、戻ってきて グヘェ!」
「……アホかな」
唯一の癒しのスライムと戯れていたら、文字を自由自在に操る少年が自爆しているのを見たり、
「ま、魔王様……生きて、いたんだね」
「……白雲、生きていたのか」
「うわ死神だ! 死ねやてめえええ!」
「うわぁ!」
「……止めろお前」
白雲と感動の再開をしたと思いきや、バズーカや炎だして白雲を消滅させようとする名前を止めたり等々……数えてらキリが無いほどのことが待っているのだ。
そして、俺にとって因縁の相手であるアイツも居た。
「ヒサシブリダナァ」
「……その声は、まさか!」
容姿や声は俺の知っているアイツとは似ても似つかなかった。
だがこの喋り方をするのは一人しか心当たりが無い。
「……新・魔王!」
「……俺は、二度と仲間を失わないって決めたんだ」
空を飛んで此方を見下してくる新・魔王を睨み付け、フラフラとしながらも自身の決意を胸に抱く。
【……お前なんかに二度も負けるかよ】
「……だから!」
【……だから!】
「【……今度こそアイツを倒すために力を貸してもらうぞ、
『【第二.五章】カオスオールスター編です、助けてください。 近日投稿予定!』
「って言う嘘でした、ごめんね」
「……は?」
「いやぁ悪いね魔王様。半年以上考えたけど、このカオス空間を書くことは出来なかったよ」
「……俺の出番はないのか?」
「うん、ないね。それと詳しい話はいつ頃かに投稿するおまけで話すよ。それじゃ!」
【簡単な解説】
・この予告に出てくる元・魔王は最初(一章)で持ち主の意識が覚醒せず、新・魔王に殺されている世界線
・そのため魔法を使うことが出来ず、周りを燃やすことも何も出来ない
・雷鳴は本編終了後なので会話が噛み合ってなかったり、元・魔王視点から見ると会ってもないです
【予告に出てきたオリキャラ達の作品】
『拝啓 お父さん、お母さん。このたび俺は魔王になりました、助けてください。』
『文字で戦う少年』
『剣術?魔術?いいえ、最強装武器は文房具です。』
『異世界転生に特典としてギャグ補正持ってったら最強だった件
『魔王「なんか勇者に愛された。逃げていい?」村人「逃げろ」【
『火の木の棒で魔王城を陥落させるようです。』
『俺の能力雑魚過ぎない?』
『もしも日本の夏が異世界に来たら+α』
『自重しないチート人間が怪奇に会いました。』
結論:予告だけで頭が痛くなるメンバー達です