拝啓 お父さん、お母さん。このたび俺は魔王になりました、助けてください。 作:のろとり
今回はカリスマを意識しました。
圧倒的、力!みたいなのを。
それと、今回は三人称です。
「ふ……ふはは! や、やったぞ!」
刃物の魔物は遠くから、白雲と魔王との戦いの決着を見ていた。
遠くから見ている理由は、自分がやられてしまえば白雲にかけている催眠が解けてしまうためだ。
刃物の魔物は、白雲の鎌が魔王の頭に突き刺さるのを見た。
その瞬間、魔王が動かなくなり地面に倒れたのでもう倒された。または、瀕死の重症だろう。
「元・魔王、今の気分はどうだ?」
刃物の魔物は急いで魔王に近づき、喋り始めた。
最も、かなり遠くから見ていたため、魔王のところに着くまで少し時間がかかったが。
魔王は何も喋らないし、体は動きもしない。
少なくとも脈はあるようなので生きているようだが。
なお、鎌は頭から取ってある。
「ふ、ふはははは!」
刃物の魔物はこれでかなり出世が出来、幹部にも成れるだろうとあまりの笑顔に目を閉じながら高笑いした。
……さて、この世にはこんなことがあるのを皆さん知っているだろうか?
とある王子が高笑いすると返り討ちにあうと。簡単に言うと『調子に乗ると相手にボコボコにされるよ』と言ったところだ。
結論から『フラグ』である。つまりは……
「【……おい】」
その声は低くも、高くもなく普通のトーンだった。
だが、刃物の魔物にはその声は異様に頭に残った。
そして、今まで聞いた声とは何処か違う感覚がした。
何故なら、主人公の意識が無いからである。
刃物の魔物はもしかしてと思い、ゆっくりと目を開ける。
たかが『目を開ける』という行為だけだが、極度のプレッシャーが襲いかかり息も自然と荒くなっていった。
そんなはずは無い。そう思いながら確認すると……
「!?」
「【……まだ決着はついてないのに、満身しやがって】」
元・魔王はまだ生きていた。
そして、何故だか頭のてっぺんに少し長いアホ毛が出来ていた。
「バ、バカな……お、おい死神! こいつをどうにかしろ!」
白雲は、いまだ操られたままで元・魔王に鎌を振りかざした。
元・魔王は特に慌てる様子も無く、鎌を素手で止めた。
「【……中々強いな、幹部級の力があるな】」
「だが」と、元・魔王は言葉を足して……
「【……まだまだだな】」
元・魔王は、掴んだ鎌に力を入れて粉々にした。
そして、白雲に拳を振りかざし気絶させた。
「【……さて】」
元・魔王は刃物の魔物の方に振り向き、手をかざした。
「ひぃ、ひぃい!?」
元・魔王の手のひらから小さな、炎の玉を作り出した。
それは少しずつ、大きくなっていった。
火の玉が直径七メートル程になり、大きくなるのを止めた。
それはまるで、小さな太陽のようなものだった。
刃物の魔物は逃げようとするが、元・魔王から発せられるプレッシャーによって何かに掴まれてるように足が動かなかった。
「【……『サン』】」
そうして、元・魔王の手から勢いよく放たれた。
「」
刃物の魔物は喋る間もなく、姿を消した。
ついでに、地形がボロボロになった。
地形をボロボロにしました、助けてください。
【魔王】
今回、主人公の意識は無かったです。
じゃあ、今回戦っていた奴はいったい誰なんだ……(とぼけ顔)
分かる人は恐らく、分かる……かな?
(伏線張るのが苦手な人)
【サン】
別作品の技。
『異世界転生に特典としてギャグ補正持ってったら最強だった件』より。
……え、そっちの投稿?
ナ、ナニイッテルカワカラナイナー(な、何言ってるか分からないなー)
【シリアスを破壊しようの会】
[たかが『目を開ける』という行為だけだが、極度のプレッシャーが襲いかかり息も自然と荒くなっていった。]
[息も自然と荒くなっていった]
魔王はショタ。
魔王逃げて、超逃げて!
こいつショタコンだ!
完結後にキャラ設定と裏話の投稿
-
両方いる
-
両方いらない
-
キャラ設定のみいる
-
裏話のみいる
-
作者に任せる