拝啓 お父さん、お母さん。このたび俺は魔王になりました、助けてください。   作:のろとり

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拝啓 読者様

サブタイは誤字ではないです。
早くガ○パンの最終章二話見たい……
(実は最終章の一話見てない人)


助けてください、助けてください。

拝啓 お父さん、お母さん。元気にしていますか?

 

「此方に居たぞ!」

 

俺はとても元気で、今走り回っています。

 

「捕らえるんだぁ!」

 

走らないと捕まるからです。

俺は段ボールに隠れて移動しようとしたが失敗し、右も左も分からないまま逃げている。

途中、何度か行き止まりがあったが全て壁を壊した。

後ろには視界を埋め尽くす程の敵がわんさかと追いかけてきてる。

倒せると思うがかなり面倒なので幹部を探している。

だが……幹部らしき敵。及び部屋が見つからない。

それに追いかけてきてる敵が鬱陶しいな……あ、そうだ!

 

「……ふんっ!」

 

俺は脚を上げて力を入れた。

そうして、床を勢いよく踏みつけた。

そうすると床に亀裂が入り落とし穴が出来た。

俺は床に穴が開く前に身体能力を活かして安全な床に飛び移った。

 

『うぉぉぉぉぉお!?』

 

敵達は落とし穴に落ちずになんとか踏みとどまったが、まだバランスを崩している。

俺はそんな敵達の最後尾まで跳び、軽く敵の背中を押した。

そうするとドミノ倒しのように敵が落とし穴に落ちていった。

 

「……よし」

 

俺はゆっくりと探索を続けようとしたら、日記が落ちているのに気付いた。

さっきの敵の誰かが落としたのか?幹部の情報が載っている可能性があるから見てみるか。

落とし穴から少し離れた適当な部屋に入り、日記を読み始めた。

……あれ、これ日本語だ。

 

 

 

○月○日

 

俺がここに配属されてから一年が立つ。

いつか幹部の座になりたいと思い、ここに来てからトレーニングをしているが中々幹部になれない。

それはそうと、この建物の建造物はとても不思議だ。

俺は100年という時を過ごしてきたがこんなにも発達している物を見るのは初めてだ。

そもそも何で作られているかすら分からない。昔からここにいる奴が言うには『こんくりーと』とやらを使っているらしい。

そんな物聞いたことがない。

 

 

○月■日

 

そうえばここの幹部に一度も会ったことがない。

一応、幹部の部屋があるがただ単に怖いから入っていないだけだ。

もしかしたら何処かですれ違っている可能性があるかもしれない。

 

 

○月▲日

 

昨日、幹部に会ったという奴が居た。

その幹部について聞いてみると『かみ』だと言っていた。

それはそうと第二支部が誰かに潰されたそう。

一体、誰がそんなことを……

あ、そうえば仲間から日記にはこれを付けろと言われてたな。

 

かゆい

うま

 

 

 

日記はここで終わっているな。

それにしても最後がかゆうまって……

まぁいいか。幹部の部屋があって、場所が分かるってことは目印があるのだろう。

それにしても『かみ』か。

俺はそんな奴に勝てるのか?仮に勝てたとしてもその『かみ』より強い魔王がいるんだ。

まぁそれはそれとして、まずは会ってみるか。

そして強かったら逃げて作戦を立てよう。

 

「…………」

 

俺は部屋から出て、幹部がいるであろう部屋を探した。

そうして見つけた。

ついでにこれも日本語だった。

この支部は日本語が流行ってるのか?

 

『かんぷのべや』

 

凄く誤字が酷い!

と、兎に角ここがこの支部の幹部の部屋なのだろう。

俺は周りを警戒しながらゆっくりと扉を開けた。

 

「来たか、元・魔王よ」

 

「…………」

 

部屋の一番奥に仁王立ちしていた。

確かに、こいつが幹部だな。

日記に書いてあることが合っているならコイツは絶対幹部だ。

何故なら……

 

「よくここまで来たな」

 

『紙』だからだ。ペラペラの。

体は全体的に白く、胴体は紙一枚。四肢は細長く丸めた紙で出来ていた。

あぁ……確かに日記には『かみ』と平仮名で書かれてたな。

俺の勘違いかよ……

 

なんか戦う気が無くなりました、助けてください。




というわけで、第一支部のボスは紙でした。
真面目に考えました!

……本当のこと言うとふざけました。
意外性を出そうとした結果です。

あれ、そうえば他にも意外なキャラがいたな。
魔王ショタとか、棒人間とか。

【修正】
言葉が読めないのに、日記等を読めている。
理由 日本語だから。
という理由か付きました。

完結後にキャラ設定と裏話の投稿

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