拝啓 お父さん、お母さん。このたび俺は魔王になりました、助けてください。 作:のろとり
正直、展開が思い付かないためこんな風になりました。
没にして書こうとしても、思い付かないので投稿することにしました。
「オいおいどうしタァ、カかってこいヨォ」
一旦距離を取るか。
後ろに戻ってまだ燃えてるだろうから、彼奴を火の中に放り込むか?
いや、火が効くか分からないし後ろに行くまでに俺が倒される。
なら物理で殴るしかないか。
「……喰らえ」
俺は新・魔王の顔に拳を撃ち込んだ。
何発も、何発も。
だが、新・魔王には効いていないようだ。
それどころか一歩も引いておらず、笑っているように見える。
「……なんだこいつ」
「ン? どドしタァ、ソの程度カァ?」
なんだよ、こいつの強さは……
今までの奴等より格段に強い!
「コのままだと簡単でつまらないナァ……モっと遊んでくれヨォ」
新・魔王はそう言うと、空中に幾つもの切れ目を浮かび上がらせた。
まるでそれは白雲の『
何か出てくるのか?
俺がそう思うと、切れ目が少しずつ開き始めナイフが出てきた。
あれが来るのか……!
「……おいおい」
俺の頬を一本のナイフがかすった。
若干の痛みがあるため、恐らくは傷が出来たのだろう。
なんとか見えたが速すぎる……
「ホらほラァ、サっさと芋虫のように逃げてみろヨォ」
あの野郎……いや、先にこの攻撃をかわすか。
俺は柱に隠れて攻撃をかわそうとしたが……
柱が豆腐感覚で斬れ、ナイフが俺に当たりそうになった。
「……はぁ!?」
おい、あのナイフはなんだよ!
運よく当たらなかったが、隠れても無駄か。
俺は部屋を走り回っていたらナイフが飛んでこなくなった。
「ソうそウゥ、コれ位手応えが無いと面白くないナァ」
こいつ楽しんでやがる。
次に新・魔王は切れ目から一本の刀を出した。
また飛ばしてくるのか?
俺は距離を取り、何時飛ばしてきてもいいように構えた。
が、俺の予想と反して刀はまるで人が使っているかのように俺に襲いかかり始めた。
「……ちぃ!」
さっきのナイフと同等位に速い。
しかもナイフのように攻撃がワンパターンではなく、意思を持っているように動くのも厄介だ。
これは地面に差して動かなくさせるか、叩きつけて折るか。
俺は相手に隙を作らせるため、一度柱の影に隠れた。
だが、ナイフと同じように結末になってしまった……が、
柱だったものの瓦礫が落ちてきて刀を埋めようとした。
そう簡単に倒されるほど刀を弱くなく、落ちてくる瓦礫を切り刻んでいく。
油断したな!
俺は刀が瓦礫を切り刻んでいる間に、刀の背後……持ち手の部分まで接近していた。
後はこれを掴めば……
しかし、持ち手が俺の腹めがけて突撃してきた。
急なことで反応出来なかった俺は、そのまま攻撃を喰らった。
「……ぐっ、はぁ!」
が、持ち手が腹に突撃してきたのでそれを掴んだ。
どんなに速くても
俺は床に刀を叩きつけた。
しかし刀の方が固いため、床にクレーターが出来ただけだった。
だが俺はその叩きつけた刀を踏みつけてバラバラに砕いた。
「……はぁ、はぁ」
全然攻撃してきてないのに、この強さはなんだよ。
一体全体こいつはなんなんだよ。
「……お前、何者だ?」
「オれはこの世界とは違う世界から来タァ……イわば異世界人だナァ」
やはり異世界人か。
てっきり日本人かと思ったが、こんな見た目の日本人は居ないか。
それにしても、戦車や摩訶不思議な技が使える世界に居たのか。
色々と混ざってる世界だな。
「ダが俺はこの世界以外にも多くの世界に行っタァ」
多くの世界……?
ってことは彼処にあった、様々な本はその世界の本。または、新・魔王が書いたものか。
「……お前は今までの世界で何をしてきた?」
テンプレ展開で考えると、恐らくは世界征服だろうが確認だ。
下手したらもっと凶悪な願いがあるかもしれない。
「ソの世界の最強と戦って勝チィ、その世界を滅ぼすことダァ」
やっぱり世界征服と似たようなものか。
それにしても、最強か。
俺は別に最強では無いんだけどな……
「ダけどこの世界はもう飽きタァ……アばヨォ」
新・魔王が視界から消えた。
ど、何処に行った……
次の瞬間、俺の目に入ったのは新・魔王ではなく地面だった。
そうして俺の視界は次第に真っ黒になった。
負けました、助けてください。
本来なら後、二話位引き伸ばそうとしたのに……思い付かなかった。
本編が自分語りをずっとしていると、つまらないので……
後書きで説明します。
【補足】
新・魔王は今まで様々な世界を移動してきた。
これまで、その世界の最強。またはそれに近い者達を倒してきた。
なお、移動にはかなり力を使う上生物は自分しか移動出来ない。
今回のように、ナイフ等の生物では無いものはセーフ。
白雲を作った技術もその世界の一部の物。
そのため、白雲も新・魔王と似たような事が出来る。
そして日本語が出てきたのもそれが理由。
ついでに、戦車や戦闘機も。
幹部の
今まで出てきた雑魚キャラたちは、殆どが新・魔王の洗脳を受けている。
一部は自ら従っている。
今まで野良の魔物を見かけなかったのは、隠れていたため。
または、全員従っているため。
(本当はそこまで考えていない)
【小話】
新・魔王と元・魔王の名前の由来。
新・魔王の方が世界の頂点に立ったため。
『新』と付くようになった。
元・魔王は先代魔王のため。
また、最初は『旧』だったが『元』と間違えて、それ以来ずっとそれで通してきた。
完結後にキャラ設定と裏話の投稿
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両方いる
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両方いらない
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キャラ設定のみいる
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裏話のみいる
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作者に任せる