拝啓 お父さん、お母さん。このたび俺は魔王になりました、助けてください。   作:のろとり

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拝啓 読者様

週三投稿は……キツイです。

今日から『灼眼のシャナ』を読むことにしました。
まだ一巻目の最初の方なので面白いかは、なんとも言えません。


不死身だろ、助けろください。

「【……大丈夫か】」

 

元・魔王は爆風でかなり遠くまで吹き飛ばされたが、アホ毛で飛んできて戻ってきたのだ。

 

「オソカッタナァ」

 

新・魔王が地面に立っており、それを上から見るような形で飛んでいる。

新・魔王の周りにはクレーターや、人一人が無理矢理埋められたような穴があった。

元・魔王はすぐに分かった。あの穴に雷鳴は埋められたのだと。

 

「【……そうか】」

 

元・魔王は特に気にはしなかった。

どちらかと言うと、強力な仲間になると思ったらよく分からない奴(馬鹿)だったので居なくなって安心半分勝てるかどうか不安であった。

 

「アイツが居ナクナッテェ、ヤット戦エルナァ」

 

それもそうだ。

魔王同士の対決なのに、異世界からのやべー奴(馬鹿)に何もかも滅茶苦茶にされたからである。

最も、原因は新・魔王にあるが。

 

「【……そうだな】」

 

元・魔王はアホ毛を回すのを止め、急落下した。

そのまま空中で足を新・魔王に向かって振った。

足からは剣のような鋭さである風圧が新・魔王に襲いかかった。

 

「ヌルイィ、ナマヌルイゾォ」

 

新・魔王は左腕のみで防いだ。

右腕のアームのような指を伸ばした。

伸ばした指がロケットのように発射され、元・魔王に向かって飛んできた。

手には五本の指が無くなったが、すぐに生えてきた。

 

「【……ちぃ!】」

 

元・魔王はもう一度アホ毛を回し、空を飛んでかわした。

しかし飛んでくる指を振り切れない。

元・魔王はアホ毛を回すのを止め、背中から地面に落ちていった。

それについてくるように、指も後を追ってくる。

 

「【…………】」

 

2m、1m……と地面に近づいてきた。

残り数cmと言ったところで、アホ毛を回して地面を滑るようにしてその場を離れた。

指は元・魔王の方に向きを変えようとしたが、指先が地面に当たり爆発。

元・魔王は爆発した瞬間に地面を蹴り、空へ逃げていた。

 

「【……ふむ】」

 

元・魔王はどう反撃しようか悩んでいた。

魔力から考えて、使える魔法は残り数回。物理も殆ど効かない。

それに相手はまだまだ弱ってないので、最大火力をぶちこんでも耐えられる。

一人ならもう詰んでいる状態であった。そう……一人なら。

 

「あああああ!」

 

突如、空から声が聞こえる。

魔王達は気のせいかと思ったが、その声は少しずつ大きくなってくる。

新・魔王はなんだか嫌な予感がした。

しかし、その予感は何か分からなかった。恐怖、孤独、悲しみ、怒り、不安……どれにも当てはまらないからだ。

そして……

 

「なんで空から落ちてくるんだよォ!?」

 

此方が聞きたい。と言いたいだろうが置いておこう。

雷鳴が新・魔王に向かって空から落ちてきた。

原理は分からないが、地中に攻撃された勢いで掘り進んでいたら、光が見えていつの間にか空にワープしていたのだ。

新・魔王は片手で頭を抱えながら、雷鳴を睨んだ。

雷鳴は地面をゴロゴロと転がっていた。

新・魔王が指先からビームを出してくるが、雷鳴は転がりながらすべてかわした。

なお、本人は痛みで周りが見えていないので『攻撃されてる』と分かっていない。

 

「クソォ……クソクソクソクソクソクソクソクソクソガァ!」

 

新・魔王はぶちギレた。

もう世界を支配するとかどうでもよくなった。

考えているのは雷鳴を倒すこと。元・魔王はもう眼中に無かった。

 

なんか恨まれてる、助けてください。 by雷鳴




【悲報】新・魔王、雷鳴絶対殺すマンへ進化。

完結後にキャラ設定と裏話の投稿

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