拝啓 お父さん、お母さん。このたび俺は魔王になりました、助けてください。 作:のろとり
思い付かぬ……新・魔王戦でやりたいことは大体終わったので、そろそろ結局がつきます(多分)
それと微グロ注意です。
「クタバレェ!」
新・魔王の目から垂れてくる黒い液体が止まった。
その液体からは、ドライアイスのような冷たい空気が出てきた。
それはまるで時間が止まったように感じるが、実際は液体を急激に凍らせ、固体にした。
固体にした液体を糸のように細くし、雷鳴に巻き付けた。
「動けないです、助けてください by雷鳴」
まだ終わらない。
否、終わらすことは出来ない。
「【……ちぃ!】」
元・魔王は雷鳴を助けるため、新・魔王に近づこうとした。
しかし、近づくと、腕に切傷が出来た。
糸は雷鳴を巻き付けている物は見えているが、それ以外にも目に見えない細さで近づいてきた者に傷を負わせるのだ。
「【…………】」
元・魔王は『焼却』で糸を燃やそうと考えたが、止まった。
だだでさえ魔力が少ないのだ。ここで無駄遣いするよりは、雷鳴に任せた方が良いと思った。
それに、この糸は燃やすと爆発するので結局は手が出せないのだ。
「クルシミを味ワエェ!」
新・魔王は雷鳴の左胸めがけて、ラッシュした。千発、二千発と……一瞬の時間だったが、雷鳴は永遠の時間のように感じた。
ラッシュを喰らった雷鳴の左胸は、スポンジに力をかけると沈むように、ゴムのように後ろに伸びていった。
「キカナイのは予想が付イテンダヨォ!」
新・魔王はラッシュを止めた。
そうすると、後ろに伸びていた体が新・魔王めがけて戻ってきた。
新・魔王は戻ってくる左胸を掴み受け止めた。
そして掴んだ左胸に新・魔王の手が体を透けて心臓を掴んだ。
「【……『強制「モウオソイゼェ。ジゴクを味ワエェ!」】」
新・魔王は元・魔王が『強制転送』を雷鳴に使う前に、雷鳴の心臓を掴んだ。そして……
「『デスロール』」
割れ物を扱うかのように、優しく掴んだ。そして、手を心臓から離した。
せして体から手を出して何事も無かったかのように思えた。が……
「……」
雷鳴が突然何も喋らなくなった。体も冷たくなり、息をしていなかった。
新・魔王は『デスロール』と言う魔法を使ったのだ。この魔法は『死』と同等のダメージを肉体と精神に完全に生命活動を停止させるまで、ダメージ。与える攻撃である。
「【……『冷却』】」
元・魔王が地面に穴を開けて、新・魔王の元まで来たのだ。
元・魔王は手から冷気を出しながら新・魔王の足を掴み、一瞬にして凍らせた。
「ヨク考エテイルガァ」
新・魔王は凍っている状態ながらも、右手から炎を出した。その炎は氷を溶かし、糸に燃え移り……
「エイエンにクヤメェ」
大爆発を起こした。新・魔王は爆発が起きる前に、液体を辿って距離を取った。
元・魔王は爆発に巻き込まれ、雷鳴の体も爆発に巻き込まれた。
……、……。
……わ~い、眠いな~♪(誰か笑うかな?)。
完結後にキャラ設定と裏話の投稿
-
両方いる
-
両方いらない
-
キャラ設定のみいる
-
裏話のみいる
-
作者に任せる