拝啓 お父さん、お母さん。このたび俺は魔王になりました、助けてください。   作:のろとり

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拝啓 読者様

この前書きで、よく『読者様』を間違えて『視聴者様』と書きそうになります。
あと、今回も戦闘です。
さぁてさてさて……この先、魔王はどんな道を歩むのか。
考えていないため、誰にも分からない。


よぉ、さっきぶりだな……あっ、攻撃するのやめて!助けてください。

「やっと……ついた」

 

俺は数日ほど歩いて、やっと白雲の言っていた森についた。

これは本当に空を飛べるようにならないと不味いな……

 

「……入るか」

 

俺は森に一歩踏み入れると、地面が凍り足が固まったしまった。

氷か……となると、あいつか?

 

「また来たわね、魔王!」

 

数日前に会った雪女がいた。

懐かしな、俺の数少ない知り合い。

知り合いで思い出したが、魔王の知り合いは生きてるのか?封印された可能性もあるが……

 

「ちょっと、聞いてるのかしら?」

 

雪女が何か言っているがそれはいいか。

封印されているとしたら、復活させたいな。魔王がどんな人物だったのか知りたいからな。

 

「聞きなさい!」

 

あ、雪女のこと忘れていた。

 

「……なんだ」

 

雪女は何も言わずに、氷を飛ばしてきた。

まぁ効かないけどな。俺の体に当たると同時に砕けた。

そうえば、雪女はどうして攻撃してくるんだ?

 

「貴方はた……グゥ!?」

 

雪女は急に片膝をついて、うずくまった。

お、おいどうした!

数秒ほどうずくまったが、何事もなく起き上がった。

変わったと言えば、水色の目が黒紫に。そして、後ろから水色のオーラ?を出してきた。

 

「モクヒョウハッケン、タタキノメセ」

 

雪女は急に片言で喋りだし、拳で殴ってきた。

 

「…………」

 

え、全然痛くない。

こういうパターンだと、操られていて強力な力で圧倒されるんだろ?弱い。

例えるなら、肩揉みから肩たたきに変わったぐらいの威力だ。

ん、操られてる?

俺は近距離で殴ってくる雪女を観察して、一定の動きしかしていないことに気づいた。

 

「……どこかにいるのか」

 

俺は誰か雪女を操っているであろう人物を探した。

何処だ、見当たらない……

魔法か何かで姿を消しているのか、見当たらない。

俺の予想が外れている可能性もあるが……

 

「……フッ」

 

俺は地面に拳を叩きつけた。そうすると、その反動で雪女と『何か』が宙に舞った。

その衝撃で雪女は気絶した。

俺はそられが落ちてくるのを待ち、二つの小さい砂煙が起こるのを確認すると歩き始めた。

 

「…………」

 

片方の砂煙は雪女のものだ。雪女一人なら、砂煙は一つの筈だ。

つまりは……

 

「……そこにいるんだろ」

 

ここにはもう一人隠れている。恐らくは、雪女を操っている奴が。

俺がそう言うと、俺の正面に人形の両手が刃物で出来ている魔物を見つけた。

恐らくは地面に叩きつけられた衝撃で魔法が解けたのだろう。

それにしても、日常生活でかなり支障が出そうな体だな……

 

「バレていたのか、魔王……いや、旧・魔王」

 

旧・魔王?この魔王が封印されている間に新しい魔王が誕生したのか?

まぁ今はいいか。それはそうと、この魔物が雪女を操っていたようだ。

一言もそんなこと言ってない気がするけど、そうだろう。

 

「あの雪女を操っていたのは俺だ。面倒だから俺直々に貴様を殺して、幹部の座についてやらぁ!」

 

普通に白状してくれた!?

魔物は腕の刃物で切り刻んできたが、俺の体には傷一つ付かない。

おぉう……効かないことは分かっていても、刃物で攻撃されるのは怖いな。

 

「チィ! 何で効かねぇんだよ!」

 

俺としては、その刃物が折れないことに不思議だ。

俺は魔物の頭にを押さえて蹴りを繰り出した。

そうすると、魔物はまるでホームランしたかのごとく凄い勢いで何処かへ飛んでいった。

 

「……一件落着だな」

 

それにしても、この噛ませ犬みたいな魔物はなんだったんだ?

おっとと、先に雪女をどうにかするか。

 

なんだか謎がどんどん増えてきました、助けてください。




【今後の課題】
・城を再築

【謎】
・新・魔王とは
・雪女はどうして攻撃してきたのか
・この魔王の詳細

完結後にキャラ設定と裏話の投稿

  • 両方いる
  • 両方いらない
  • キャラ設定のみいる
  • 裏話のみいる
  • 作者に任せる
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